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2016 年 11 月号 フォーラムだより
2016 年 11 月号 フォーラムだより Good things are always just around the bend. 良いことはいつもすぐ近くまで来ている 自立学習教室 あんどぅフォーラム ピグマリオン横浜南教室 ~平成 28 年 11 月 10 日発行~ HP:http://www.andu-forum.com ☎:045-241-1854 ●「ことばの学校」ホームページに掲載されました● 10 月号で、すでに本文を紹介しましたが、次のように紹介されました。ことばの学 校のホームページをぜひ見てください。http://kotobanogakko.com/ 今年の夏休み。 ことばの学校で本を読んで、読書感想文が書けたお友だちの作品を ご紹介します。 塾名:自立学習教室 あんどぅフォーラム(神奈川県横浜市) 小 2 男子 N・K くんの作品「カブトムシのなつ」を読んで 小 3 男子 S・N くんの作品「たから島」を読んで 小 4 女子 T・T さんの作品「いたずらまじょ子とのろわれた小学校」を読んで 小 4 男子 A・S さんの作品「わかったさんのアップルパイ」を読んで 小 4 女子 H・O さんの作品「ココロ屋」を読んで ●アクティブラーニング● 脳を動かす学び その1-序章― 9 月に入ってから何度か、突然お教室をお休みにして、ご迷惑をおかけしています。 年度末までの休塾予定日や、冬期講習の中で、振替をしていただく予定です。塾報で お知らせしますので、見逃さないよう、ご注意ください。もちろん、塾生たちにも直 接伝えます。 大学入試改革へ向かう道が、いよいよ動き出しています。それに伴って、塾業界で も勉強会のラッシュです。25 年以上前からハーバード大学で、アクティブラーニン グを進めていて、日本にも「㈱アクテイブラーニング」と言う会社を立ち上げ、ユニ ークな活動を推進している羽根 拓也氏 のわかりやすい・実現可能と思えるお話や、 日本青少年育協会のアクティブラーニング実践フォーラムで、京都大学溝上氏の基調 講演や、すでに研究のはじまっている団体の実践報告、桐蔭学園での実践報告など、 貴重な機会に恵まれ、少しづつ、来年度からの授業変革を考えています。もう少しま とまったら、学んだことをシェアしていきたいと思っています。お楽しみに!? ●基礎から始める思考力問題● その 6「慌てず、騒がず、穏やかに」 ――親子で楽しく学習し、考えるきっかけをつかみましょうーー 今月から年長さんからの「どんぐりクラブの良質な算数問題」も登場させます。 この問題は次のような意図のもとに作成されています。親子で一緒に楽しんで取 り組んでください。日常生活そのものが工夫や発見の連続となり、良い成長のサ イクルに入っていくきっかけになるように。 ・長い文章を理解するときは、一文ずつ処理すればいいということを発見する ・一文ずつ絵図にし、それを見ながら考えることの力を確認する ・自分で考えるとはどういうことか」 「誰かに教えられるのを待つのではなく、 自分で考えるのは楽しい」ということを発見させる ■人間は生まれてから 12 歳までの間に、 「9 歳までに具象思考」 「12 歳までに抽 象思考ができ、大人と同じ思考力をもつようになる」という成長のプログラムを もっています。 しかしながら、最近の子供を取り巻く環境は、子供が「目の前で具体的にものを 動かして自分のペースで考える」機会を、驚くほど奪ってしまっているのです。 たとえば、ほんの 30 年ほど前までは、子供は、弟や妹がうまれて忙しい母親の かわりに、お掃除やお買い物など、ありとあらゆる家事にも参加するのが普通だ ったように思います。 「母親の代わりに買い物に行き、お肉屋さんで 100 グラム単位でお肉を買い、 1000 円札からお釣りをもらう」 「母親が八百屋さんで、お店の人と値段の交渉を するのを、毎日耳から聴いている」 「学校の帰りに駄菓子屋さんで買い物をし、10 回ごとにクジをひく」 (おばちゃんにアメの数をごまかされないように、目を見張 って一緒に数える)など、日常生活の中でも「考えざるをえない」状況が、今よ りももっと多かったと思います。 ■効率ばかり優先される今の時代は、 「読み・書き・計算」のプリントだけではな く、せめて実体験をする代わりに、絵図を書いてイメージしてみて、考えること をたくさん経験することが大切なのだと思います。 2MX01> 月 日( ) ハムハムがチュ−チューの家まで行くのに 80 分かかります。今日、ハムハムは漫画 の本を借りにチュ−チューの家に午後1時 10分に着くように家を出るつもりです。 では、ハムハムは何時何分までに自分の家を出ればいいでしょう。 この問題は「論理的な思考を要求する問題」で、時間の計算の意味を正確に理 解しているかなど、様々な計算の意味を 1 問の中で確認できる問題です。 ●未来はファンタスティック!● 1、 「10 年以内に、お百姓さんは田んぼに足をはこばなくても、米作ができるよう になります」(株)KUBOTA が種まき、水やり、稲刈り、農薬散布等、すべてを 農業機械が行うと発表しました。日本の農業の未来は?革命的ですよね。 2、2025 年までに完璧な自動翻訳、通訳が可能になるようです。英語だけでなく、 韓国語、中国語、フランス語も OK。日本のグローバル化、英語教育はどうなるの でしょうか。 3、4,5 年以内に高速道路、及び一般道路でも、運転手がいらない自動運転の世界 が現実化されます。交通事故、渋滞は減少するのでしょうか。 4、上空を飛ぶドローンは物を配る以外に火災や交通事故という異変を自動的に知 らせるシステムも近々完成されます。 5、AI(人工知能)が世界トップ級の囲碁棋士を倒しましたが、医療分野でも難し い治療に貢献できる領域を広げるようです。等々。 AI、ドローン、ロボット、VR(仮想現実)。これら、進化のスピードを上げる最先 端テクノロジーは私達をどのような社会に連れていってくれるのでしょう。変化は まだスタートしたばかりですが、まさに「次は何が出てくるのか」です。1970 年 代前半、一人の青年が、当時マクドナルドの社長藤田氏と面談。その時の会話。 「こ れからの成長分野は何?」 「インフォメーション」。この青年はソフトバンクの孫正 義社長。素晴らしい「先見の明」と「実行力」ですね。 今日まで人手を必要とされる仕事は、ほとんど機械化されました。今後は知的な仕 事も約 50%が 10 年以内に AI とロボット等に代替可能になるようです。銀行の窓 口業務、タクシーの運転手等は消えそうですが、AI は人と人との微妙なコミュニケ ーションはできませんので、企画力、交渉力、コミュニケーション能力に秀でたリ ーダーシップは必要とされます。職業では介護士、美容師、カウンセラー、保育士、 漫画家、外科医、ソムリエ、雑誌編集者、コピーライター等は今後も不必要になら ないでしょう。人間と AI は競争ではなく、協働が大切で、居心地の良い社会を作 ってもらいたいです。 セブンイレブンの鈴木敏文氏は「未来の変化を予測して、仮説を立てて、今をどう するかを考えることは大切です」と語られています。若い人々にとって変化の激し い時代、未来予測は難しいかもしれませんが、10 年先、20 年先どのような社会 になるのか。興味を持って、注意深く観察することが必要です。 10 年以降は何が起きるか、たぶん予想できないことが起こるでしょう。社会の 風景が大きく変化していくことは、それなりの覚悟や心の準備が求められます。で も SF の世界が現実味を帯びる時代をどのように生きるか、興味が湧きます。後 20 ~30 年は長生きして、ファンタスティックな世界を楽しみたいものです。 子どもたちと、またお母様方ともこの話しの続きをしてみたい気がしています。 ★11 月・12 月の予定★ 日 月 6 13 20 27 7 14 21 28 火 1 8 15 22 29 11 月 水 2 9 16 23 30 木 3 10 17 24 11 月は変則 金 4 11 18 25 土 5 12 19 26 木曜3週、それ以外は4週 (年間各曜日42週に調整) 日 月 火 4 5 6 11 12 13 18 19 20 25 26 27 12 月 水 木 1 7 8 14 15 21 22 28 29 金 2 9 16 23 30 土 3 10 17 24 31 ●11 月・12 月フリーデーは、申し訳ありませんが、それぞれ 28 日・12 日のそれぞれ 1 日のみです。申し込みをしてください。申し込みがない時は閉塾になることもあります。 10/22(土)の変更による休塾は 3/25(土)<春期講習中>に振り替えます。 11/ 3(木)の変更による休塾は 3/23(木)<春期講習前の休塾日>に振り替えます。 ●10/30(日)予定の 秋の理科実験教室は 12 月 23 日(金)に延期になりました。 13:00~17:00 の予定 クリスマスにちなんでの、蜜蝋つくりに変更します。 ● 冬期講習は 12/26(月)~29(木)1/4(水)~7(土)の 8 日間です。 ●12月保護者面談 12/1(木)~7(水)の一週間を予定しています。日頃の様子や、 語彙力診断テスト(9月実施)の結果報告、個人別帳票をお渡しいたします。 Aテスト:推定語彙量診断/ Bテスト:学年語彙力診断/C テスト:分野別語彙力診断 Dテスト:読書速度診断 /の 4 種類のテストを通して各自の語彙力を診断しています。 昨年『ことばの学校』を始めて、授業内で、試験的に読書を進めてきました。漢検・音読・教 科書ワークで手いっぱいで、読書が出来ないこともあったようですが、何よりも驚いたのはこ の 1 年間で、語彙数が一番多い人で 9100 語、少ない人で、2100 語増えているというこ とです。日常生活だけでは語彙は増えません。意図的に読書の時間を確保したいと思います。 、