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アドバンテック WinCE WebAccess
アドバンテック WinCE WebAccess ブラウザ・ベースHMI/SCADA ソフトウェア 特徴 通常のWebブラウザを使って遠隔地からイントラネットやインター ネットによるシステムの表示、制御、設定 リアルタイムの履歴トレンド シリアル、イーサネット、独自通信によるプログラマブル・コントローラ (PLC)およびI/Oシステムとの通信 Vectorベースのグラフィックをサポート オープンな標準プログラミングTCLスクリプトの使用 事前定義スケジュール(時間、日付、休日)に基づく設備管理 充実したアラーム機能 AutoCAD DXFのインポート BMP, JPEG, GIFのインポート 製品紹介 アドバンテックのWinCE WebAccessはヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)および監視制御とデータ収集(SCADA)向けのフルWebブラウザ・ベース のソフトウェア・パッケージです。いきいきとしたグラフィック表示、 リアルタイム・データ、コントローラ、 トレンド、アラーム、ログといった従来のHMIおよび SCADAソフトウェア・パッケージのすべての機能が通常のWebブラウザで使用できます。WebAccessは標準のインターネット・アーキテクチャに完全に基 づいています。その基本コンポーネントには以下が含まれます: 1. SCADAノード: シリアル、イーサネット、または独自通信でオートメーション装置とリアルタイムに通信して、装置を制御します。SCADAノードは通信ドライ バ(Modbus、PLC、I/Oシステム)、 リアルタイムの履歴トレンドを含む監視制御およびデータ収集機能を提供できます。また、アラームやイベントの監視や 記録もできます。さらに、独自のランタイム・データベースや多数のグラフィックを備えています。 2. プロジェクト・ノード: WebAccess用の開発プラットフォームで、すべてのシステム設定とプロジェクト開発はプロジェクト・ノード上で実行されます。 プロジ ェクト・ノードはすべてのクライアントおよびSCADAノードが接続するためのWebサーバです。 3. クライアント: Internet Explorer Webブラウザ内のActiveXコントロールを使って、SCADAノードの監視と制御を同時に行うことができます。 クライアントは SCADAノードのアドレスを入手するためだけにプロジェクト・ノードに接続します。その後、 クライアントはTCP/IPネットワーク接続から独自の通信を使っ てSCADAノードと直接通信します。データはダイナミックに更新されるグラフィックでリアルタイムに表示されるので、ユーザーはアラーム記録でリアルタ イムの履歴トレンドを監視できます。また、ユーザーはアラームを認識して、セットポイントやステータスなどのデータを変更できます。 仕様 Webブラウザ・クライアントによる監視と制御 標準のWebブラウザを使って、産業、製造、 プロセス、ビルなどのオートメーシ ョン・システムで使用されているオートメーション装置の監視および制御がで きます。データはフルモーション・アニメーションを使ってダイナミックに更新 されるグラフィックでリアルタイムにユーザーに表示されます。 パワフルなリモート診断およびメンテナンス機能 て迅速にインターネットで転送できます。 また、WebAccessはユーザー・イン タフェースの自己適応型調整テクノロジーを採用しているので、モニタのスク リーン比をどのように調整しても、すべてのユーザー・インタフェースを画面 上に確実に表示されることを確保します。画面の解像度を上げると、ディスプ レイのパフォーマンスもそれに伴って改善されます。 BMP、JPEG、GIFのインポート WebAccessはVectorベースのグラフィック以外に、最も一般的なBMP、JPEG、 GIFのビットマップ形式ファイルにも対応しているので、ユーザーはこれらの 画像を拡大または縮小して、 アニメーションを設定できます。WebAccessはア ニメーション画像のライブラリも内蔵しています。 WebAccessを競合製品と異ならせるユニークな機能は、エンジニアリング・ プロジェクト、設定、 グラフィック構築(DRAW)、ソフトウェア管理(ダウンロ ード、スタート、 リスタートのリモート・ノード)がすべて標準のWebブラウザ を使って実行されるということです。 トラブルシューティングが必要な場合、 オペレータがどこにいても、標準のインターネットを使ってシステムを操作 できます。これにより、メンテナンス作業の効率が飛躍的に向上でき、メン テナンス費用も削減できます。 WebAccessの環境はAutoCADの環境に類似しているので、AutoCADに精通 しているエンジニアは短時間でWebAccessを使いこなせるようになります。 DXF形式のファイルをWebAccessにインポートすることもできます。ユーザー はインポートしたデータを編集して、アニメーション設定を決定できます。 Vectorベースのグラフィック TCLを使用したスクリプト WebAccessはVectorベースのグラフィックに対応しています。Vectorベースの グラフィックはファイル・サイズが小さく、短時間でダウンロード可能という特 徴を備えています。Vectorベースのグラフィックは数学的アルゴリズムを使っ て画像を保存するので、そのファイル・サイズはビットマップ・グラフィックよ りもはるかに小さくなります。 したがって、Vectorベースのグラフィックは極め ビル・オートメーション・システム AutoCAD DXFのインポート WebAccessのスクリプトはオープンな標準プログラミング言語のTCLスクリ プトを使用しているので、ユーザーはカスタマイズしたアクション、計算、報 告を開発できます。 WinCE WebAccess スケジューラ 対応I/Oドライバ スケジューラは時間と日付のセットポイントのステータスを制御および変更 できます。 ライト、 ファン、HVACなどの装置は、時間、曜日、日付を設定してオ ン/オフを切り換えられます。スケジューラはプロセス管理や製造分野でも 使用されます。上記のスケジュール設定はすべてインターネットを通して遠 隔地から変更できます。 データ・ログとリアルタイム/履歴トレンド アドバンテックのWinCE WebAccessは50のタグを記録できます。コンパク トフラッシュの空き容量が不足しないように注意してください。それぞれの タグはSCADAノードの個別のファイルに記録されるので、ユーザーは履歴 トレンドからリアルタイム・データと過去のデータを確認できます。また、他 のタグの履歴を削除せずに新しいタグを履歴トレンドの表示に追加できま す。さらに、ユーザーはリアルタイムの履歴トレンド表示の背景、色、種類を 設定できます。 アラーム それぞれのタグには多数のアラーム・タイプが付属しています。 したがって、 特別なプログラムは必要なく、必要なのはそれぞれのタグのアラーム・タイプ (HH、H、L、LL、DEV、ROC)を設定することだけです。アナログ・タグのアラー ムはDeadbandにも対応しています。WebAccessはアラーム・フィルタ、アラ ーム・グレート、アラームの分類、アラームの履歴、アラーム値のオンライン 調整といった機能を備えています。 レシピ機能 レシピはオペレータやユーザーに多数の設定値を容易に変更できる手段 を提供します。 Modicon Modbusシリアル/イーサネット Siemens S7-300/400イーサネット Echelon iLON 100/500/600 (SOAP/XML) Allen-Bradley SLC 500シリアル Omron Cシリーズ・シリアル ADAM-4000シリーズ ADAM-5000シリーズ ADAM-6000シリーズ その他(詳細はアドバンテックにお問い合わせください。) カスタマイズされた機能ツールボックス ユーザーは標準のICONファイルまたはBBNファイルを使って、機能ツール ボックスをカスタマイズできます。BBNファイルはグラフィック・ツールを使 って作成できます。 アドバンテックのソリューション アドバンテックはSCADAノードとして、WebView-660、WebView-1261、 WebLink-2170を提供しています。上記の3製品を購入すると、プログラミン グ・ツールを含むCDを入手できます。 したがって、ユーザーは自分のPC(プ ロジェクト・ノード)でアプリケーションを開発してから、インターネット、イ ントラネット、またはLANを使ってアプリケーションをSCADAノードにダウ ンロードできます。アプリケーションがSCADAノード上で起動している場合 は、同じネットワークを使って他のコンピュータ(クライアント)上のアプリ ケーションの監視および制御ができます。アドバンテックが提供する3種類 のSCADAノード・ハードウェアは、アドバンテックのBAS-2520、BAS-2514、 BAS-2014、BAS-2020、BAS-4022T、ADAM-4000シリーズ、ADAM-5000シリ ーズ、ADAM-6000シリーズ、およびPLCに接続できます。全体の構造は上の 図に表示されている通りです。 Online Download www.advantech.com/products