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SAS9.3 (R2011b) 統計パッケージ

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SAS9.3 (R2011b) 統計パッケージ
SAS9.3 (R2011b) 統計パッケージ
利用可能プロダクト
Base/SAS
SAS プログラミング環境のデータアクセス,管理,分析,プレゼンテーションを制御するための基本
ソフト
SAS/STAT
回帰分析,分散分析,多変量解析,クラスター分析,カテゴリカルデータ解析,生存時間解析などの
データ解析
SAS/GRAPH
True Color で多彩なチャート,プロット,マップを作成します。作成したグラフを使っての対話的な
操作によるドリルダウンなど、検索的な分析やアレンジも可能にする。
作成可能なグラフ散布図,円グラフ,箱ひげ図,棒グラフ(単純,分割,3Dブロック,円柱)
,領
域プロット,折れ線グラフ,曲線プロット,バブルプロット,ドーナツチャート,等高線プロット,
レーダーチャート,タイルチャート,KPI チャート(スライダ,ブレットグラフ,スピードメータ,ダ
イアル,信号など)
カレンダーチャート,風配図,マップ
SAS/ETS
時系列データの統計解析と経済のシステムを連立方程式によるモデリングが行えるプロダクトです。
SAS/IML
行列演算を線形代数に近い表現で会話的に行える対話型行列演算型のプロダクトです。このプログラ
ムは、一般粗行列、固有値分解、FFT、QP(2 次計画)、時系列モデリング手法等が処理できます。
SAS/IML は、ファイルの入出力、条件判断、反復、モジュールを備えた対話型行列演算言語です。
【利用可能ホスト】
ホスト名
malt1 (malt1.hucc.hokudai.ac.jp)
利用条件
学内利用者
【SAS グループ登録方法】
・SAS を利用する場合は利用者番号のグループ登録が必要です。
登録は本センター北館ページ(https://www.hucc.hokudai.ac.jp/) → ポータルページ(Portal Page) →
大型計算機システム利用 → 計算サービス → SAS 利用変更 → 利用変更のプルダウンで「SAS を利
用する」を選択し、
【実行】をクリックします。再度確認画面が表示されますので、また、
【実行】をク
リックします。
group 登録を行わないで sas を起動した場合「/usr/local/sas:許可がありません」と表示されます。
その際にはグループ登録をしてください。
SAS group 登録を確認するには、id コマンドで確認できます。
例 % id
<Enter>
uid=xxx(利用者番号) gid=xxx(利用者番号) 所属グループ=306(sas)
(所属グループ=306(sas)と表示があれば SAS の group に登録済です)
・アプリケーションサーバ malt1~3 では日本語文字コードが UTF-8 対応になっております。
SAS については日本語文字コードが EUC 対応のため日本語を含んでいる場合はファイルを EUC で
実行を行ってください。
【SAS 起動コマンド】
X Window 環境から sas ディスプレイマネージャ(GUI モード)で起動
% sas
<Enter>
X Window 環境から英語版 sas ディスプレイマネージャ(GUI モード)で起動
% sase
<Enter>
キャラクタ端末から sas インタラクティブラインモード(CUI モード)で起動
% sas -nodms
<Enter>
インタラクティブモードセッションを終了するには " endsas; " を入力します。
キャラクタ端末から sas インタラクティブ(CUI モード)で実行(バッチモード)
% sas ファイル名.sas <Enter>
キャラクタ端末から sas インタラクティブ(CUI モード)をバックグラウンドで実行
%sas ファイル名.sas & <Enter>
CUI モード起動時に NEWS 記事の表示を省略したい場合は、"-nonews"オプションを付加して実行
% sas -nodms -nonews
<Enter>
コマンドモード終了するには " endsas; " を入力します。
または、Cntl-C の後に T を応答して終了することもできます。
バッチモードで実行
% sas ファイル名.sas
<Enter>
実行結果としてカレントディレクトリにリストファイル".lst"と実行ログファイル".log"のファイルが
作成されます。
【接続方法】
<Windows 端末からブラウザを利用して malt1 に接続する方法>
・情報基盤センター(北館)トップページ ⇒「ブラウザからアプリケーションサーバの利用」をクリック
し利用者番号とパスワードを入力します。
次にアプリケーション利用タブを選択 ⇒ サーバにはmalt1 を選択 ⇒ X エミュレートボタンをク
リックします。
VNC 画面上部メニューバーのアプリケーションからアクセサリ ⇒ GNOME 端末を選択します。
・終了のしかた
sas を終了
⇒
GNOME 端末から exit コマンで終了します。
VNC 画面上部メニューのシステム ⇒ 利用者番号のログアウトを選択します。
ログアウトをしますかダイアログからログアウトクリック ⇒ 画面右上の ×(閉じる)をクリックし
て閉じます。
アプリケーションサービス画面 ⇒ ログアウトボタンをクリック ⇒ ログアウトします。OK ボタ
ンをクリック ⇒ ログイン画面を×(閉じる)をクリックして終了です。
REALVNC 画面が残っている場合は ×(閉じる)をクリックして閉じてください。
・<参考>ファイル転送ソフト
WinScp(ssh 対応フリーソフト)
,FileZilla(ssh 対応フリーソフト)など
※フリーソフトについては自己責任にて利用をおこなってください。
<Mac 端末から malt1 に接続する方法>
・X Window Systm(X11)を起動します。
ssh -X 利用者番号@malt1.hucc.hokudai.ac.jp
<Enter>
オプション
-X
X のポート・フォーワーデイングを有効にする。
リモート・マシンの X アプリケーションを実行できるようにします。
・<参考>ファイル転送ソフト
FUGU(ssh 対応フリーソフト)
,FileZilla(ssh 対応フリーソフト)など
※フリーソフトについては自己責任にて利用をおこなってください。
<Linux 端末から malt1 に接続する方法>
kterm を起動します。
ssh -X 利用者番号@malt1.hucc.hokudai.ac.jp
オプション
-X
<Enter>
X のポート・フォーワーデイングを有効にする。
リモート・マシンの X アプリケーションを実行できるようにする。
【日本語文字コード変換方法】
日本語文字コードを変換するには、nkf コマンドを利用します。
nkf
オプション
ファイル [>出力ファイル]
オプション一覧
-e
: EUC コードを出力
-s
: Shift-JIS コードを出力
-w
: UTF-8 コードを出力
-Lu
: unix 改行形式(LF)に変換
-Lw
: windows 改行形式(CRLF)に変換
-Lm
: Mac 改行形式(CR)に変換
-g
: 自動判別の結果を表示
【サンプルプログラム】
サンプルプログラムは以下のディレクトリにあります。( )内はファイル容量です
/usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/base
(8.5MB)
/usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/ets
(3.8MB)
/usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/graph (2.4MB)
/usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/iml
(0.7MB)
/usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/inttech (0.3MB)
/usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/stat
(5.5MB)
<サンプルプログラムをコピーする方法>
・samples のすべてをコピーする場合
%cp -r /usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples
.
・samples の base のみコピーする場合
% cp -r /usr/local/sas/SASFoundation/9.3/samples/base
.
【オンラインヘルプ】
ウィンドウ上部の「Help」から参照できます。
【メーカーリンク】
SAS9.3 と SAS 分析プロダクト 12.1 の新機能(PDF)
http://support.sas.com/documentation/whatsnew/93translated/whatsnew_ja.pdf
http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/platform/sas9/index.html
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