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SAS によるプログラミングと経済分析1 第一回(4/14)議事録
作成日時:10/04/16 12:15 SAS によるプログラミングと経済分析1 第一回(4/14)議事録 1. プログラムについて ・プログラムする際の注意 プレ演習で作成した 1209.sas のファイルを参照。改行による余白は、見 やすくするためである。そのため、1行あけなくてもプログラムの実行 の際には影響はない。文字については、大文字・小文字どちらでもよい。 セミコロン(;)までが一つのセンテンスである。下図左のようにデー タが欠如している場合には(.)を用いる。 ・ プログラムの見方 [data ex1;]の[ex1]はデータセット名である。 [cards;]以下の身長・体重を表すデータは、1209.sas ファイルでは改行 によって[171□51□167□55□179□66 ]と同じ意味で表されている。こ れは、SAS がデータを[身長 体重 身長 体重 ]と読み込むからである。 つまり、改行は[□=空白]と同じ役割をする。 cards; Infile’ドライブ:¥ファイル名’ 171□51 Infile’D:¥date.txt’ 167□55 179□66 170□. 170□64 ; ※ [□]は空白 Infile’D:¥sas¥data.txt’ 2. SAS について ・ SAS の画面は、エディタ・ログ・アウトプットで構成される。エディタは、 プログラムを書くために使う。ログは、プログラムの進捗状況が表示され、 エラーチェックをするときに使う。アウトプットでは、プログラムを実行 した結果が表示される。 ・ データセットを読み込む場合。上図右参照。データがフォルダの中にある 場合は(¥)を用いて、ファイルを表す。上図右三列目参照。 ・ プログラムがうまく行かなかった時とトラブルシューティング。 その1。データを読み込む際、ドライブをの場所を書き間違える。 「デバイスがオフラインでした」「OBS なし」などがでる。 その2。セミコロンを忘れる。 「構文エラー」などがでる。 その3。Infile のセミコロンを忘れる。 「input が無効なオプションです」などがでる。しかし、この場合 はアウトプットに結果が出てしまう場合がある。それは、前回のデ ータセットが読み込まれているからである。SAS では、新しくデー タを入力する際に、上書きされるようになっているため、データの 入力が失敗したとしても、前回のデータが残っていれば、そのデー タでアウトプットが出てしまうので気をつけること。 3. 次回の予定 データの加工・データの選択・データセットの併合(マージ)など