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第四世代言語のSAS(Statistical Analysis System)によるプログラミング
授業科目名(英語名称) 必修の区分 単位数 官庁統計分析 (Analysis on Public Statistics) ※ 4 講 師 名 周防 節雄 講義目的 及び 到達目標 所 属 学術情報館 オフィスアワー・場所 ※ 開 講 年 次 2∼4年・前期 連 絡 先 ※ 第四世代言語のSAS(Statistical Analysis System)によるプログラミング技法 とデータ解析手法を修得する。単に統計の理論的な理解に留まらず、毎回、 SAS を利用 して、 統計 的意味 を実 感する こ とによ り、将来、コンピュー タを使って、官庁統計をはじめとする経済統計データを分析する基礎能力を習得 する。卒業論文作成の際にデータ解析の必要性が生じた場合にはすぐに対 応できるレベルを目指す。 Ⅰ 講義内容 毎回配布するレジュメに沿って講義を進め、実際に SAS によるプログラ ミング実習を行う。その際に前提となる必要最小限のコンピュータリテラシに ついても、受講生のレベルに対応して講義をする。 講義内容 授業計画 テキスト 参考文献 成績評価 の 基 準 履修上の注意 履修要件 備 考 Ⅱ 授業計画 1回目 講義内容概説および SAS の紹介 2回目 SAS 利用に必要な最低限のコンピュータ知識を解説。 3∼8回目 SAS 言語の基本プログラミング技法の修得 9回目 エクセルファイルを CSV ファイル に変換して、SAS データセッ トを作成する方法の解説と実習。 10 回目 理解度の確認のための模擬テスト 11 回目 模擬テストの正解プログラムの解説。 12∼13 回目 first 変数、last 変数、retain 文の使用方法解説 14∼15 回目 sum 文の使用方法解説 16 回目 set 文、merge 文によるデータセッ トの併合方法 17 回目 array 文の使用方法解説 18∼23 回目 SAS プログラミングの演習問題をする。 (失業率の国際比較、日本の人口ピラミッド描画など、日本や外 国の統計局のホームページからデータをダウンロードして使 用) 24∼29 回目 gini 係数を計算、かつ、ロレン ツ曲線を描く SAS プログラ ムの作成。 30 回目 コンピュータを使用して期末テスト テキストは使わず、毎回レジュメを配布する。 参考文献は適宜、指示する。 講義中に行う実習と、数回のプログラミングテストの成績を総合的に評価する。 講義の際に、教授側から学生側への一方的な知識の受け売りはしないで、受講生 の積極的な講義への参加を要求する。 講義内容の連続性から欠席するとその後の講義の理解に支障をきたすため、欠席 の多い受講生は履修登録をその時点で事実上削除することもある。 上記の授業計画の内容を念頭に置いているが、受講生のバックグラウンド や受講動機を考慮して、講義内容にはある程度柔軟に対応するつもりであ る。 ※本学の配布資料を参照してください。