山田 和人 氏 - データライブ株式会社

2009年(平成21年) 4月 21日(火曜日)
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企業
故障知らず、サポートも充実 中古サーバ/PC 活用
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イ ン タ ビュ ー
コスト削減の期待。故障やサポートの心配は？
いまや企業においてＩＴ投資は欠かせない。しかし、厳しい経済状況に
直面する今日、コスト削減を通じた経営体力の向上は喫緊の課題。
ＩＴ投
資とコスト削減という、一見矛盾する課題を両立できる手段として、リユ
ース（中古）サーバ／ＰＣの活用は考えられないだろうか？　特に一台数
十万円もするサーバ本体、あるいは関連機器一式を揃えるのに要する費用
は安くなく、担当者にとって悩みの種だ。しかしリユースサーバを導入す
限定のキャンペーンサイ
トの運営や、ＡＳＰサー
ビスの提供を目的とした
問い合わせが増えてい
る」と 話 す。
「短 期 間 の
使用では新品サーバ導入
バが新品かどうかは重要
ビス利用者にとってサー
に踏み切りづらいし、サ
れば、コストを画期的に抑えることも可能になる。
とは言え一方で、故障の問題やサポートに関する不安があるのも現状だ。 イト訪問者やＡＳＰサー
販売サイト「リユースＰＣ」
「リユースサーバ．
ＮＥＴ」を運営する、デー
タライブ株式会社（東京・千代田）の山田和人社長に聞いた。
ではない。サーバが安定
リユースサーバ／ＰＣ ステスト、および通常負 充実したサポートも特 して動作できることが重
４月 21 日∼６月 30 日の期間中、メルマガに登録して
アンケートに答えると、《サーバ購入日よりハードデ
ィスク「１年間保証」》または《サーバ・ネットワーク
機器 表示価格から「5％OFF」》のどちらかを選んで
受けられるキャンペーンを実施中だ
（先着200 名限定）。
詳細はこちら → http://www.reuseserver.net/cp/
コストが数十万円は節約 はニーズや予算
はり故障しないか気にな べる。
はできない」としながら
も「新しく作るより、既
にあるものを利用する方
が、資源消費が少ないこ
ともある。捨てられるＰ
Ｃやサーバを見て思うの
は『もったいない』とい
うこと」と語る。低消費
電力化や仮想化に加えて、
リユースもグリーンＩＴ
の有力な手法になるかも
しれない。
場も存在するが、日本で 普及するには国内にも市
はリースアップしたサー 場 が で き る こ と が 重 要。
されずに廃棄されている」 ス会社、そして我々リユ
はシステム開発業務だっ 技術力を背景に、中古の 者の協力が不可欠」と語
実を通じてリユースサー
バの信頼を一層高め、国
内 市 場 を 作 り 上 げ た い、
と山田氏は考える。
最後に山田氏は「今後
はＩＴ機器の『リユース
フル』な活用が広がるだ
ろ う」と 展 望 を 語 っ た。
ができる上、何より高ス リユースサーバ／ＰＣを
して、それでもＮＴなど 性を感じたという。山田 ザのニーズに応えること いる今日、目的に応じて
乗り越えたリユース機器 に つ い て 山 田 氏 は、
「従 いソフトを使い続ける必 「ネ ッ ト ワ ー ク の 太 さ ペックな機器をむざむざ 選択することは、業務効
同社のリユースサーバ の方が、動作は安定して 来はテスト環境を安価で 要がある場合に、リユー が１０ＢＡＳＥ ３の頃 廃棄せずに済む ―
山田 率を損なわずにコストと
と答える。
と ほ と ん ど 変 わ ら な い」「新 品 時 代 に 初 期 不 良 を リユースサーバの需要 の旧いＯＳでしか動かな 氏は語る。
それ以外の故障率は新品 合が出るくらい」と語る。う。
ＨＤＤ、次 に 電 源 だ が、 い。まれに配送時の不具 場合などに重宝するだろ ーカーで保証期間が終了 にリユースサーバの可能 ば、経費を抑えたいユー 性能が飛躍的に向上して
サーバで一番壊れるのは いているが、まず壊れな 緊急時の代替機が欲しい か 使 え な い 場 合 だ。
「メ いくサーバに接するうち 値を与えることができれ の造語。サーバやＰＣの
覚える人は多い。しかし スサーバをご利用いただ 最短で翌日納品も可能だ。ョンが旧いサーバ上でし いでスペックが向上して バ／ＰＣ」として付加価 ｆｕ ｌ＝「役立つ」の意）
スと聞いて故障の不安を 上の企業に当社のリユー 同社のリユースサーバは る。重要なアプリケーシ てきたが、目を見張る勢 クを施し「リユースサー スとユースフル（ｕｓｅ
は「確かに中古、リユー 山田氏は「既に二百社以 間 か か る 場 合 も あ る が、 ればならないニーズもあ ジニアとして業務に携っ りメンテナンスとチェッ リユースフルとはリユー
こうした疑問に山田氏 始めた同社だが、
は万が一にでも避けたい。サーバの販売を
うサーバであれば、故障 月よりリユース
る。特に重要な役割を担 二〇〇七年八
ＩＴ機器の〝リユ ースフル〟活用を
しリユースと聞けば、や まなサーバが選
できる計算になる。しか に応じてさまざ
同等能で新品価格の１／４以下も
一台あたりのイニシャル スサーバもあり、ユーザ 品サーバでは納期に数週 リユースサーバでなけ た。山田氏もサーバエン サーバ／ＰＣでもしっか る山田氏。サポートの充
に四分の一以下の値段だ。る。ＨＤＤなしのリユー こともできる。また、新 は考える。
万円前後で手に入る。実 ツ毎の動作確認も実施す 証をオプションで付ける を持っている、と山田氏 データライブの出発点 システム開発で培った ースサーバ取扱業者の三
リユースサーバなら一〇 ちろん、分解清掃やパー ＨＤＤを配送する年間保 境でも活用できる潜在力
以上するが、同等性能の Ｄのセクタチェックはも 故障時に翌日到着で代替 リユースサーバは本番環 ■システム開発から出発 バがきちんと価値付けも それにはメーカー、リー
型サーバは一台四○万円 だけが出荷される。ＨＤ 障頻度が高いＨＤＤには、構成を取ることが可能な
る。例えば新品のラック これをクリアしたサーバ 等品と交換するほか、故 て い る」
。低 予 算 で 冗 長 在は心強い。
やはり価格の安さに尽き ランニングテストを受け、内なら、動作不良品は同 その条件を十分に満たし ってリユースサーバの存 国ではリユースサーバ市 バ の 認 知 が ま だ ま だ で、
導入の一番のメリットは、荷状態で九六時間の連続 徴だ。購入から一ヶ月以 要で、リユースサーバは 資に余裕のない企業にと んだ、と感じる（笑）。米 「現 在 は リ ユ ー ス サ ー
メルマガ登録キャンペーン実施中
は全数、高負荷状態で一 いると感じる」と評価す 構築するなどのニーズが スサーバが役に立つ」と からサーバを扱ってきた 氏は「当初からエコが念 資源を節約する有効な手
山田 和人 氏
やまだ・かずひと
静岡県出身。名古屋大学工学部卒業。ネットワークエンジニ
アとして修行するかたわら、事業協同組合設立事業に参画す
るなど、経営者として独立を意識。2003 年システム開発会社
として有限会社を設立、代表取締役に。2005 年社名をデータ
ライブ株式会社に変更。2006 年リユースＰＣ販売事業開始。
2007 年リユースサーバ事業開始。経験と分析に基づくビジョ
ンを語るその口調は明朗ながら熱意も垣間見せた
－
（http://www.reusepc.net/）
データライブが運営する中古 PC 販売サイト。法
人取引にも対応し、まとまった台数の見積もり、
発送手配、納品、領収書発行までスムーズ。PC
の入れ替え時には高価買取りも実施する
（http://www.reuseserver.net/）
リユースサーバ .net
サーバは何て素晴らしい 力が低いので単純に比較 智子）
こちらのサイトでは国内外主要ベンダの中古∼
新品・新古サーバを取扱う。利用目的や予算に
合わせて探せる
Ｔが当たり前の今時の 今の新品サーバは消費電 （斉 藤 円 華、写 真＝更 科
定時間作動させるストレ るユーザもいるという。 主だったが、最近は期間 山田氏は語るが、設備投 ので、１０００ＢＡＳＥ 頭にあった訳ではないし、段と言えるのではないか。
データライブ株式会社
代表取締役社長
－
リユースＰＣ