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3学年演劇ワークショップ報告
4月23日(1~4組)
・視聴覚室
5月
平成26年5月10日
7日(5~8組)
5,6時間目(13:10~15:00)
講師:わたなべなおこさん
「演劇ワークショップとは…演劇体験・デパ地下で試食するようなものですぅ~」
こんな言葉から自己紹介してくれた講師「なおこさん」小柄だけど、大きな声で全身を使いお話しています。もうワー
クショップは既に始まっていました。
最初、子供たちはお喋りばかりでやる気あるのかと心配でしたが…
いざ、じゃんけんゲームが始まるとリーダーの指示に従い、素早く行動します。面白いくらい真面目に…
仲間探しゲームでは、自分から声をあげアピールし、人の声に耳を傾け同じ仲間を見つけます。
最後のジェスチャーゲームでは、5~6人のチームに分かれ、それぞれに“お題”が与えられます。10分程の打ち
合わせのあと、皆の前で披露します。
セリフがないので、その特徴をつかみ演技しています。オリンピックチームは、表彰台の上でメダルを噛んでみたり、
餅つきチームは、臼に見立てた子の腕の中に、餅になりきった子が入り、皆でつきます。笑いと拍手の嵐です。
・F1AB教室
講師:林成彦さん
剣道場
講師:田上豊さん
まず、自己紹介。アイウエオ順や身長順、グループ名簿順など・・輪になった子ども達が、いろいろなメンバーと隣り
合わせになるよう、声を交わせるよう、じゃんけん、鬼ごっこ、フルーツバスケット・・等々どんどん隣りが代わってい
きます。楽しい遊びに、子ども達の緊張感もほぐれていくのがわかり、声が出始めたのを見計らうかのように、講師の先
生から次々と指示が飛びます。
F1AB教室では、ロープで囲った仮の「舞台」で、舞台上での表現を模索させていました。5~7 名のグループで、台
詞ごとに「主役」を考え、入れ換えて、人数分の場面を作っていきます。同じ台詞でも、場面や立ち位置、言い方、言う
人物によって、全く違う場面が目に浮かんでくるようでした。
剣道場では、空白欄のある台本を、3人グループにひとつ、渡されます。 思い思いの台詞を考えて記入した後、自分
達が考えたものとは全く別の台本が、シャッフルして渡されます。 他の人が考えた台詞を、想像力を働かせて、自分な
りに解釈し、演じていく・・・五感をフルに使って、体験させて頂いていました。
どちらの講座も、相手の思いを想像し、自分の言葉として発した時、違和感、同感、反発・・・子ども達の中に、不思
議な感覚と連帯感が生まれていったように感じました。
初めは私語も多く、他人の演技や台詞を楽しむ余裕がなさそうだった子ども達。そんな彼らが、最後には、食い入るよ
うに、他のグループの演技に観入り、笑ったり、拍手したりしていました。
間にウィキッドの観劇もはさみ、さらに演技とは、演劇とは・・・言葉にはしにくいですが、確かに何かを感じたので
はないかと思わされる二日間でした。
・柔道場
講師:田中圭介さん
輪になって名前順・背の順で並び換えをした後、言葉もジェスチャー無し!で誕生日順に並び替えた後、自由に歩き回
りながら、指示されたら急いで、3・7人組、血液型やお気に入りのお店などで仲間を作っていきましたが、そこには、
友情や裏切りの場面が…好きなスポーツでは、言葉を使わずに仲間を作り、そのスポーツを体で表現しました。
次に6、7人班で輪になり、次の人の名前+似合う色や名前+似合う職業を交代でコールしていくゲームで、名前も知
らないメンバーもいる中、短い時間で相手を観察しコミュニケーションを深めていきました。
今度は3秒で、お花見や、朝の中央線の形作り、班の中の距離がだんだん近くなっていくのを感じました。
ここからは、本格的に演劇に入っていきます。まずは10秒で結婚式のシーンを作り、講師の方がマイクを向け、役に
なりきってインタビュー形式でひとことずつコメントです。次は同様にお葬式のシーン。同じ場面なのに、班ごとに個性
があって面白かったです。
その後は、結婚式やお葬式のシーンを3コマ漫画の真ん中の用に位置付けて、前後の場面を考えて、セリフ付きで発表。
これは、台本の前後を想像して、コミュニケーションをとりながら演劇を作りあげていく作業で、発表は笑いありサスペ
ンスありでとても盛り上がって、ワークショップは終わりとなりました。
前2学年常任委員
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