2 出生 （1）出生数・出生率 平成 17 年の出生数は 5,697 人で、前年の

２ 出生
（１）出生数・出生率
平成 17 年の出生数は 5,697 人で、前年の 6,104 人から 407 人減少し、
出生率（人口千対）は 7.7 で、前年の 8.2 を 0.5 下回った。昭和 22 年～
昭和 24 年（第一次ベビーブーム）の出生率は 35.0 前後と高かったが、
昭和 25 年から急激に下降していった。その後一時回復するものの、昭和
41 年の「ひのえうま」前後の特殊な動きを除いて緩やかな減少傾向が続
いた。昭和 46 年からの第２次ベビーブームでわずかに回復し、その後は
減少傾向が続いたが、平成 16 年は過去最低であった平成 15 年の 8.1 を
0.4 下回っている（図１）
。
図１ 出生率の年次推移
40
出 35
生
30
率
25
人 20
口 15
千
10
対
5
0
島根県
全国
（
）
S2224 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 H1 ３ ５ 7 9 11 13 15 17
出生数を母の年齢(5 歳階級)別にみると、15 歳～19 歳、45 歳～49 歳で前年
から増加した。（表２）
表２
母の年齢
総数
母の年齢（５歳階級）別にみた出生数
出生数
平成 14 年
対前年増減
平成 15 年 平成 16 年 平成 17 年
15 年－14 年
16 年－15 年
17 年－16 年
△ 407
6,318
6,092
6,104
5,697
△ 226
12
～14 歳
-
2
-
-
-
-
15～19
114
105
94
104
△ 9
△ 11
10
20～24
984
923
894
780
△ 61
△ 29
△ 114
25～29
2,453
2,276
2,204
2,006
△ 177
△ 72
△ 198
30～34
1,974
1,985
2,066
1,987
11
81
△ 79
35～39
705
712
732
721
7
20
△ 11
40～44
83
85
112
96
2
27
△ 16
45～49
3
4
2
3
1
△ 2
1
50 歳以上
2
-
-
-
△ 2
-
-
-
（２）合計特殊出生率
平成 17 年の合計特殊出生率は 1.40 であった。全国と比較すると、昭和
50 年以降一貫して島根県のほうが上回っており、順位は全国 9 位である(図
２)。
なお、合計特殊出生率の算定の基礎となる年齢 5 歳階級別女子人口につ
いては、平成 12 年は日本人人口（国勢調査）、平成 13 年から平成 17 年ま
では総人口（総務省推計）であるため、単純にそのまま比較することはで
きない。
図２
合計特殊出生率の年次推移
2.5
2
合
計
特 1.5
殊
出 1
生
率
0.5
島根
全国
0
昭35 40 45 50 55 60 61 62 63 平元 2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17
年齢階級別にみると、各階級で下降しており、35 歳～39 歳のみ同じ値と
なっている。（図３）
図３
年齢階級別合計特殊出生率の年次推移
2.50
20～24歳
25～29歳
30～34歳
35～39歳
2.00
合計
合
計
1.50
特
殊
出
1.00
生
率
0.50
0.00
S41 43 45 47 49 51 53 55 57 59 61 63 H2 4
6
8 10 12 14 16