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『神様がくれた贈り物 』
島本町立第一中学校 ● 新垣さんってすごい強い人だなあと思いました。私だったらきっと、憎しみを感謝に変 校長 持田 学 えるなんてことないと思います。あの賛美歌との出会い、牧師さんとの出会いがなかった 3年 学年グループ ら、今の新垣さんはどうなっていたんだろうと思いました。コンサートの時の新垣さんの 平成27年 2月17日 笑顔がすごく楽しそうで、生きているうちに何かと出会い、その何かが人生を変えてくれ るなんてことあるんだなあと思いました。私も、私を産んでくれたお母さんとお父さんに 学年道徳 感想文集 『神様がくれた贈り物 あらがき 感謝して、“オンリーワン”…人と比べずに自分を磨いていきたいです。(A組) ● ていると言っていて、人って変わることができるんだなと思いました。牧師さんと出会っ つとむ ~ テノール歌手 新垣 勉 さん の生き方を通して ~』 』 すごく辛い人生を歩んできたんだなと思いました。でも、新垣さんは、今とても感謝し たことも、新垣さんの人生の中でとてもよかったと思うけれど、私は祖母に育てられたこ とが一番よかったんじゃないかと思いました。新垣さんが牧師さんと出会うまでの人生を 戦後の沖縄に米兵を父に日本人を母に生まれるが、生後まもなく助産師のミスで劇薬 一緒に歩んでくれたのは祖母だし、見捨てないでくれたのも祖母だから、と私は思いまし を点眼され失明。その後、両親が離婚し、父親は帰国、母親は再婚したため、母方の祖 た。失明させられて、助産師さんをうらんで、両親をうらんで・・・でもそんな新垣さん 母に育てられる。その後自らの境遇を絶望し「将来は両親を殺害して自分も死ぬ」と考 を変えることができた祖母や牧師さんや周りの人の力はすごいなと思いました。新垣さん えたり、井戸へ飛び込み自殺を図ろうとしたりする。14歳で祖母を亡くし、天涯孤独 は周りの人たちにとても恵まれていると私は思いました。(A組) の身となる。しかし、ラジオから流れてきた賛美歌をきっかけに教会にいき、ある牧師 と出会うことによって人生を生きなおす勇気と希望を得、声楽家と牧師をめざす。大学 ● 在学中にボイストレーナーに「君の声は日本人にはないラテン系の素晴らしい響きをし 新垣さんは親への憎しみや殺意があったと言っていたけれど、感謝の気持ちへと変わっ ていたのが、すごいです。目には見えていないけれど、自分のことや周りのことや生き方 ている」と賞賛された。その際自分の出生について語ると、 「辛い体験だったと思うが、 がはっきりと見えている人だなと思いました。改めて、歌は色んな経験や人生を歩んでき 同時にそれはプレゼントであり、感謝すべきものでもあるのだよ」と言われ、その言葉 た人が気持ちをこめて人に伝えられるんだなと思いました。(B組) で両親を恨む気持ちが癒えたという。 現在、各地でコンサート活動等を行なっており、澄んだ歌声と逆境を乗り越えた半生、 ● 「私は体が楽器みたいなものです。名前が“アラガッキ”というくらいですから」など 少しのことでくじけている自分がばからしく感じた。新垣さんの生き方を見ているだけ で何か勇気をもらえたと思う。新垣さんの両親への恨みや憎しみは仕方がないと思う。だ ダジャレも含むユーモアに富んだ語り口などが人々の共感を呼んでいる。 けど、牧師さんに出会って、あんなにも考え方が変わるなんて、やっぱり人との出会いが その後、両親の離別、父の帰国等あり祖母の許で成長。 心を動かすんだなと思った。私も人と出会って、人を幸せにする、人に何かを伝えられる 14 歳、祖母亡き後、天涯孤独となる。 ● 自分を人と比べてはいけないということが分かりました。私も、つい人と比べてしまい、 ような人になりたいと思った。(B組) そして勝手に一喜一憂しています。でも人と違うことは当たり前で、落 ち込んだり、喜んだりする必要はないのだと新垣勉さんから学びました。 ● いろいろ厳しいことがあったにもかかわらず、しっか 自分は自分で、人は人、どんなに努力しても他人のようにはなれない。 り自分の生き方を見つけ、人を笑顔にさせることができ 私は世界にたった一人の自分を大切にしていきたいです。(A組) る新垣さんは、すごくかっこよかったです。(B組) ● 失明、親の離婚、祖母の死など、本当に辛いことばかりだなと思いました。でも、そん なことばかりの人生でも一つは必ずいいことがあるんだと感じました。あきらめなければ 絶対にいいことがあると教えられた気がしました。私もこれから辛いことはたくさんある と思います。でも、絶対にあきらめたくはないと思いました。(C組) ● 新垣さんは悪いくじをたくさんひいたと言ったけれど、最後に「神様からの贈り物」と 思えるようになったのは、牧師さんや音楽の先生、祖母など、素敵な人と出会えたからじ ゃないかと思いました。自分自身を見つめて、ありのままの自分で生きていきたいと思い ます。 (C組) ● 人にはそれぞれの生き方があると思いました。考え方も生き方もそれぞれだと思います が、それでも感謝して生きていくことは同じだと思いました。(C組) ● 色んな人との出会いで人はあそこまで変われるんだと思った。たくさんの苦難を乗り越 えて前向きになれるのはすごいと思った。これから生きていく中で出会う人たちや家族に 感謝の気持ちを忘れずに生きていこうと思った。(D組) ● 僕は新垣さんの話を聞いて、どんなに不幸から始まっても、いつか何かきっかけがある だけで、その人の考え方、人生の歩み方が変わるんだなあと思いました。もし、自分も何 か不幸なことがあっても、必ずどこかで幸運に変わると思いながら頑張っていきたいです。 (D組) ● コンプレックスがたくさんあったとしても、 「自分は自分だけで、自分しかできない見方 や人生があるんだ」と思えてうれしくなったし、とても感動した。(D組) ● 失明や両親の離婚でつらかった時期を乗り越えて今生き ているのはすごい事だと思いました。私もつらいことがある と生きている意味もないし、自分には価値もないって、つい 思ってしまいます。これからつらいことがあっても、この話 を思い出して頑張っていきたいです。(D組)