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記者発表資料 徳島県ホームページ作成システムの無償公開

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記者発表資料 徳島県ホームページ作成システムの無償公開
記者発表
月日(曜日)
担当課(室)
電話
担当者
平成21年7月21日(火)
情報システム課
2145
滝課長
徳島県ホームページ
徳島県ホームページ作成
ホームページ作成システム
作成システムの
システムの無償
公開について
公開について
ジョールリのロゴ
1. 経緯
(1) 徳島県ホームページを再構築するにあたり、島根県がオープンソース(無償で使用したり改
変したりできるソフトウエア)として公開している「島根県CMS」(*)をベースに開発を進めてき
ました。
(2) もともと「島根県CMS」がGPL(*)によりオープンソースとして公開されていたため、改修後の徳
島県版もGPLとして公開する必要がありました。そこで、この新しいホームページ作成システ
ムを徳島県発のオープンソースとして平成21年度末に公開します。
2. 公開する
公開する目的
する目的
(1) 徳島県はこれまで他の自治体の提供するシステムを無償で利用してきましたが、今度は無
償で他の自治体に提供することができます。
(長崎県から総務事務システム、島根県からホームページ用CMSの提供を受けています。)
(2) 他の自治体などで利用されることにより、地場企業のビジネスチャンスが増えます。また、地
場企業の技術力を全国に示すことができます。
3. 徳島県ホームページ
徳島県ホームページ作成
ホームページ作成システム
作成システムの
システムの特徴
(1) ふりがなや文字の大きさや色など、高齢者や障害者が使いやすいサイトの基準であるJIS
X8341-3を満たす機能を標準装備しています。
(2) 汎用的なCMSであるDrupalなどに比べて、都道府県サイトのように、多数の更新担当者が
毎日更新作業を行うようなウェブサイトの制作・運用に最適なCMSです。
(3) 数万ページ程度のサイトを問題なく作成、運用できます。(現在の県HPは約6千ページ)
(4) アドレス表記が平易になり、パンフレット等にリンク先を記載することが簡単になります。
現在の表記
:http://www.pref.tokushima.jp/generaladmin.nsf/topics/6DB56523800080AF4?opendocument
新しい表記
:http://www.pref.tokushima.jp/bunya/shouhisha/
(5) 携帯電話向けのページが自動で作成できます。
(*)CMS(
(Content Management System)
)
(*)
ホームページを構成する文字や画像などを統合・体系的に管理
し、インターネットへの配信など必要な処理を行うシステム。
(*) GPL(
(GNU General Public License)
)
オープンソースの公開ライセンス形態のひとつ。GPLライセンス
のプログラムを改変して頒布する場合は無償で公開しなければ
ならない。
Tokushima Prefectural Government
4. 徳島県CMS
徳島県CMS(
CMS(基盤部分)
基盤部分)の名称を
名称を「Joruri」
Joruri」とし、
とし、ロゴを
ロゴを作成
(1) Japan Originated Ruby
Rubyby-based RESTful and Integrated CMS
(日本から生み出され、ルビーをベースにし、REST機能を多用した、統合されたCMS)
人形浄瑠璃の三人遣いのように、すばらしいホームページを裏で支えるという意味を込めて
います。
(2) 上記の名称及びロゴ(右上参照)を商標登録します。
(3) 「Joruri」を公開し、サポートするためのウェブサイトをインターネットに開設します。
5. 公開スケジュール
公開スケジュール
(1) 平成21年7月
商標登録申請・ドメイン申請
(2) 平成21年10月
徳島県新ホームページ公開
(3) 平成22年3月
「Joruri」の公開
6. 徳島県OSS
徳島県OSS勉強会
OSS勉強会(*)
(1) 日時 8月20日(木) 13:30~16:30
(2) 場所 四国大学交流プラザ5階フォーラムホール
(3) 内容 講演及びパネルディスカッション
(徳島県ホームページ作成システムの開発と今後の展望)
(4) 対象者 OSSに関心のある県内IT関連企業、学術機関、個人等
(*) 徳島県OSS勉強会
勉強会
徳島県
県内におけるオープンソースソフトウエアの普及を目指して産学
官で構成。平成19年10月設立。これまでに4回勉強会を開催し
ている。
Tokushima Prefectural Government
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