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今、何の病気が流行しているか!
今 、何 の病 気 が流 行 している か! 【感染症発生動向調査事業から】 平成24年8月6日(月)~8月12日(日)〔平成24年第32週〕の感染症発生状況 第32週で患者報告数の多かった疾病は、1)ヘルパンギーナ 2)感染性胃腸炎 3)手足口病でした。 ヘルパンギーナは定点当たり4.50人と前週(7.16)より患者報告数は減少しましたが、宮前区と多摩区では流行発生警報基準値(定点当たり6.0人)を超えて いるため、引き続き注意が必要です。 感染性胃腸炎は定点当たり3.53人と前週(3.97)より患者報告数は減少し、ほぼ例年並みのレベルで推移しています。 風しんの届出が2件、腸管出血性大腸菌感染症の届出が2件(①推定感染経路:不明、推定感染地域:日本 ②推定感染経路:経口、推定感染地域:北海道)ありました。 第32週報告数第1位 10 ( 人 食中毒警報発令中~家庭での予防方法~ ヘルパンギーナ発生状況(3年間) 12 夏は気温や湿度が高くなり、細菌による食中毒が起こりやすくなります。 食品に「食中毒菌」が付着しても肉眼では分からない上、食品中で「食中毒 菌」が増えても、臭いや味、色などが変わらないことも多くあります。 食品の取扱いに十分注意して、食中毒を防ぎましょう。 22 年 定 8 点 当 6 た り 4 23 年 24 年 ) 2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 週 1月 30 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 ・ 調理前や他の作業にうつる ときは、必ず手を洗いまし ょう。 ・ 食材を保管するとき、特に 肉や魚は汁が漏れないよう に注意しましょう。 感染性胃腸炎発生状況(3年間) 第32週報告数第2位 22 年 ( 人 25 23 年 定 20 点 15 当 た 10 り 5 24 年 ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 飲食店だけでなく、家庭でも食中毒は発生します。家庭での食中毒を防ぐには、 食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」を実践することが 大切です。 ・ 食品の中心部までしっか 週 ・ 購入した食品は、家に帰っ たらすぐに冷凍冷蔵庫に保 管しましょう。 ・ 冷蔵庫は 10℃以下、冷凍庫 は-15℃以下に保ちましょ う。 ・ 作った料理を長時間室温に 放置せず、温かい料理は温 ・ 包丁やまな板は肉用、魚用、 かいうちに、冷たい料理は 野菜用に分けましょう。 冷たいうちに食べるように ・ ふきんやタオルは清潔なも しましょう。 のを用意しましょう。 り加熱しましょう。 (中心部分の温度が 75℃で 1 分間が目安) ・ 生肉や魚を切った包丁や まな板はよく洗って消毒 をしましょう。 発行 川崎市健康福祉局健康安全室・衛生研究所・各区保健福祉センター(保健所) (問い合わせ先) 044-200-2412