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質量販売におけるガス漏洩事故
事故事例研究 消費設備<ゴムホース> 質量販売におけるガス漏洩事故 事故後の措置・再発防止対策 再発防止索(引き渡し時における考察) ▼ガス設備を消費者に引き渡す前に、ガス漏えい等がないことを確認する必要があります。 この確認を終えてから消費者に引き渡す様にしましょう。 ▼引き渡しの前に、ガス等に不慣れな消費者が不用意に準備作業に関与したりすると、 作業の手順が乱れたり、確認が疎かになり、事故に繋がることになるので注意が必要 です。 ▼重要なのは、「消費者」自身の安全意識とそれに伴う行動です。 このため、質量販売を行うにあたっては、予め消費者に、基本的な安全確認の重要性 を確実に周知していく必要があります。そのための「消費者にお願いすべき事項」をま とめたリーフレットも用意されていますので是非、ご活用ください。 屋外やイベント会場で LPガスを使用するお客さまへ ガスの漏えい・爆発は、周囲を巻き込み 重大な事故となる可能性があります。 容器の取り扱いについてしっかり確認 しましょう! 容器バルブの誤開放 に注意しましょう! 容器バルブの誤開放が、ガス漏 れ事 故 の 大きな 原 因になって います。使用する際はガス器具 と正しく接続されていることを 確認しましょう。 LPガス販売店による消費設備 調査にご協力をお願いします。 LPガス販売店には容器や 調整器を含めて、お使いの ガスの使用後や使っていな い容器はバルブが完全に閉 まっているか必ず確認して ください。 接続部分の に注意しましょう! ゴムホースや調 整 器 の 接 続 部 しょう。またホースを取り外す時 には容器バルブの閉め忘れにご 注意ください。 ガス容器や器具の近くには 可燃物を置かないでください。 ガス容器の近くで火災が起こった場合、容器 が過熱し被害が拡大するおそれがあります。 時計と同じ 右回しです。 容器は転倒しないよう 固定しましょう! 容器が転倒すると、バルブや調 整器の接続部分が破損し、ガス が漏れるおそれがあります。転 倒しないよう鎖等でしっかり固 定しましょう。 CO中毒にご注意ください。 車内等の密閉された空間でストーブ等の 燃焼器を使用すると、CO中毒事故に至る 危険があります。 ガス器具を調査する義務が 課せられています。LPガス の購入時や定期調査時に はご協力をお願いします。 ◎万一に備えて消火器を準備しましょう。 リーフレット(http://www.lpgpro.go.jp/guest/pamphlet/pdf/22.pdf) 再発防止索(設備面からの考察) ▼ホースバンドを使用する。 ▼ヒューズガス栓を使用する。 ゴムホースをホースエンドの赤い線まで挿入すること 質量販売におけるポイント 質量販売において、消費者自身が所有する「調整器」の期限管理や「ゴムホース」の状態もあわせて確認 するようにしましょう。 ▼劣化で固くなっていたり、ひび割れや、焼け焦げしているゴムホースは、 ガス漏れの原因になりますので交換しましょう。 ▼ゴムホースを接続する際は、ホースバンドを 用いてしっかり固定します。 ▼三又を使った接続は、正しい燃焼を阻害しますので、消費者自身で三又を使用 しないように周知を徹底しましょう。法令で使用を避けることが規定されてい ます。 通達(規則関係) 第27条(周知の内容)関係 前各号に掲げるもののほか、液化石油ガスによる災害の発生の防止に関し必要な事項 (1)三又(消費者が三又を知らない場合には、三又の現物を呈示する等により消費者に三又の認識 を持たせること。)の使用を避けること。 質量販売におけるポイント ▼2つの燃焼器を使用する場合には、調整器の出口に「2口ヒューズガス栓」を用い、例えば、画面のよう な方法で接続すると良いでしょう。 質量販売における周知 販売時点では把握できない事項を周知活動で消費者に啓発することも大切です。 ▼容器バルブの誤開放に注意しましょう! 容器バルブの誤開放が、ガス漏れ事故の大きな原因になっています。 使用する際はガス器具と正しく接続されていることを確認しましょう。 ▼接続部の”ゆるみ”に注意しましょう! ゴムホースや調整器の接続部分に”ゆるみ”がないか確認しましょう。 またホースを取り外す時には容器バルブの閉め忘れにご注意ください。 ユル ユル グラ グラ ▼容器は転倒しないよう固定しましょう。 容器が転倒すると、バルブや調整器の接続部分が破損し、ガスが漏れる おそれがあります。 転倒しないよう鎖等でしっかり固定しましょう。 ▼ガスの使用後や使っていない容器は、バルブが完全に閉まっているか必ず 確認してもらうよう周知してください。 時計と同じ 右回しです。 ▼閉め切った「車内」で、燃焼器を使うと、CO中毒の危険性があることを理解してもらいましょう。 Copyright(C)2014 Nuclear and Industrial Safety Agency All Rights Reserved.