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Untitled - 島根大学 国際交流センター

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Untitled - 島根大学 国際交流センター
-目 次-
□韓国夏期研修に寄せて
実施報告(引率:教育学部教授
高橋
哲也
先生)・・・・・・・・・ 2
□研修概要
平成22年度韓国夏期研修について・・・・・・・・・・・・・・・・・5
□研修を終えて
参加者レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
□参加者名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
韓国夏期研修に寄せて
実施報告
(引率:教育学部教授
高橋
哲也
先生)
2010 年
韓国・慶尚大学校における夏期研修の実施報告
島根大学教育学部 教授 高橋哲也
韓国の慶尚大学校で実施される夏期研修へ参加するため、8月17日~27日の期間に
学生4名と引率の私が韓国を訪問した。慶尚大学校は島根大学の協定校であり、10日間
の滞在期間中、参加者は韓国の文化や歴史などについて学んだ。今回の研修の特徴は、多
くの韓国学生も一緒にプログラムに参加していることにあった。両大学の学生が直接触れ
合えることが大きなメリットであると云える。以下に、その詳細について記す。
8月17日、米子空港を出発して仁川国際空港に夕方到着した。慶尚大学校より5名の
教職員と、研修に一緒に参加する学生30名による熱烈な歓迎を受けた。その日の夜は歓
迎会を行っていただき、多くの韓国人学生、韓国に留学中の学生、教員たちと知り合うこ
とができた。学生同士が親しくなるのには、あまり時間を要しないようであった。移動は
慶尚大学校の大型バスであった。
8月18日、景福宮見学、仁寺洞ツアーを行った。そこでは、韓国の宮廷文化や、韓国
の現代美術に触れることができた。共に、ソウル市内の名所であり、多くの外国人観光客
もいた。その後、次の研修地である全州へ移動し宿泊した。
8月19日、韓国屋敷村ツアー、伝統的婚礼・茶礼体験、ビビンパ作り体験、風物・仮
面劇体験を行った。今回の研修の特徴は、全体を通して「体験」を重視しているところが
ある。特にこの日の体験は、韓国文化を知る上で非常に有意義であるように感じられた。
伝統的婚礼では、島根大学の学生も自ら韓国の民族衣装を着るなど、日本に居る時とは違
った積極性が感じられた。
8月20日、前日に引き続いて韓国伝統アカデミーにて陶磁器体験を行った。それぞれ
が独自の陶磁器作りに挑戦し、作品を作り上げた。その際、日本の陶磁器との相違などに
ふれることができた。作成した作品は、後日、日本に送っていただいた。その日の夕方、
晋州市に移動した。そこで、各々の学生のホストファミリーと対面し、各自が2日間のホ
ームステイを体験した。
8月23日には慶尚大学校を訪れ、ハ・ウソン総長先生への表敬訪問を行った。一同、
緊張の面持ちであったが、総長の温かい出迎えに感激したようであった。また、両大学の
強い絆を確認できた。その後、韓国語学習、韓国式サウナ体験も経験させていただいた。
8月24日には、慶州市ツアー、仏国寺見学、新羅ミレニアムパーク見学という盛沢山
な企画であった。同市は、日本の京都や奈良に当たるところであり、今回の研修地の中で
も歴史を感じるところであった。8月25日には、大宇造船海洋見学があった。韓国企業
の成長に目を見張るものがあり、力強さも感じることもできた。外島見学ではドラマ「冬
のソナタ」のロケ地も訪問した。
これらの一連の研修を通して、韓国の文化と歴史、さらには韓国企業の姿を学ぶ研修が
行われた。食文化の違い、特に唐辛子の辛さに苦労した者もいたが、初めて目の当たりに
する食材に挑戦する好奇心は旺盛であった。そして参加学生の心に一番に残ったのは、や
はりホームステイ先のホストファミリーや慶尚大学校の学生たちとの交流だったようであ
2
る。最後の修了式・送別会では、別れを惜しむ気持ちが涙となって溢れていた。
この研修で深めた交流の絆が、今後両大学の交流の礎になることを願いつつ一同帰路に
つき、27日に無事帰国した。
3
研
修
概
要
平成22年度韓国夏期研修について
この研修は,本学と交流協定を締結している大韓民国慶尚大学校の協力により実施する
ものです。慶尚大学校は,松江市と姉妹都市の晋州市にある総合大学で,22,000人
の学生が在籍しています。慶尚大学校と島根大学は,1991年の交流協定締結以来,相
互に夏期研修を実施しており今年で18回目を迎えます。慶尚大学校からは今年を含めこ
れまでに257名,本学からは195名の学生が参加しています。
この研修は共通教養科目・総合科目「韓国の文化と風土」,
「韓国の文化と農林業」の授
業として取り扱われます。
1.研修先
ソウル市,全州市,慶州市,慶尚大学校(晋州市):慶尚大学校のプログラムによる。
2.概要
慶尚大学校において,韓国語の初歩を学ぶとともに,文化講座,見学,慶尚大学校学
生との交流を通じて韓国の文化・社会・歴史などに触れ,日韓両国の相互理解を深めま
す。
3.研修内容
(1)韓国語,韓国の自然及び文化等研修講義
事前研修での初歩韓国語及び慶尚大学校での韓国文化等に関する講義
(2)名所旧跡,各施設見学等
ソウル
文化遺産,市内見学
(3)ホームステイ
2泊3日のホームステイ体験
仁川
(4)大学宿舎滞在
大学内にあるゲストハウスに滞在
(5)韓国料理,歓迎・終了パーティ
韓国の伝統料理などを体験
全州
慶州
晋州(慶尚南道)
5
4.研修日程
8 月17 日(火)~8 月 27日(金)
日
8 月 17 日
(火)
8 月 18 日
(水)
8 月 19 日
(木)
8 月 20 日
(金)
8 月 21 日
(土)
8 月 22 日
(日)
8 月 23 日
(月)
時間
1130
1200-1300
1300-1500
1500-1640
1700-1800
1800-1830
1830-1900
1900-2100
21000900-0930
0930-1130
1200-1330
1330-1430
1430-1730
1730-1800
1800-1900
19000800-0900
0900-1100
1100-1300
1300-1500
1500-1700
1730-1830
1830-1930
19300800-0900
0900-0930
0930-1130
1200-1400
1400-1500
1500-1700
1700-1730
1730-1800
1800-1930
1930-
20000900-0910
0930-1100
1100-1200
1200-1300
1300-1330
1330-1730
1730-1900
1900-1930
内容
島根大学国際交流課集合
移動(島根大学→米子空港)
搭乗手続き・出国手続き
移動(米子空港→仁川空港)
移動(仁川空港→ソウル)
チェックイン後,休憩
オリエンテーション
歓迎式
自由時間,宿泊
移動(ホテル→景福宮)
景福宮 見学
昼食
仁寺洞ツアー
移動(仁寺洞 →全州 韓国伝統
文化アカデミー)
休憩
夕食
自由時間,韓国屋敷 宿泊体験
起床,朝食
オリエンテーション,韓国屋敷村ツアー
伝統的婚礼,茶礼 体験
ビビンパ作り 体験
風物,仮面劇 体験
特別講義(ハングル理解)
夕食
宿泊(韓国屋敷 宿泊体験)
起床,朝食
移動
陶磁器 体験
昼食,休憩
漢方 体験
移動(全州→慶尚大学校)
BTL 寄宿舎 チェックイン後,休憩
移動( BTL 寄宿舎 )
夕食,ホストファミリー対面式
ホームステイ先へ
ホームステイ
ホームステイ
短期研修生 BTL 寄宿舎 到着
総長表敬訪問
特別講義(韓国語講座)
学内見学
昼食
移動(大学→韓国式サウナ施設)
韓国式サウナ 体験
夕食
移動(韓国式サウナ施設→大学)
宿泊
6
備考
公用車
飛行機 OZ163
慶尚大学校バス
場所:羅州(ナジュ)食堂
場所:羅州(ナジュ)食堂
場所:インターネット・モーテル
場所:全州 韓国伝統文化アカデミー
体験場所:伝統文化センター
場所:全州 韓国伝統文化アカデミー
場所:本部5階
ホストファミリー同行
場所:接見室
場所:南明館 105 号室
E-Z,BTL,図書館
場所:学生食堂
大型バス
場所:イェダンチャムスックル・ランド
場所:イェダンチャムスックル・ランド
場所:BTL 寄宿舎
日
8 月 24 日
(火)
8 月 25 日
(水)
8 月 26 日
(木)
8 月 27 日
(金)
時間
0700-0800
0800-1030
1030-1230
1230-1330
1330-1400
1400-1500
1500-1700
1700-1730
1730-1800
1800-1900
1900-2100
0800-0900
0900-1030
1030-1130
1130-1200
1200-1300
1300-1330
1330-1600
1600-1730
1800-2000
0800-0900
0900-0930
1000-1340
0630-0730
0730-0930
0930-1100
1130-1230
内容
備考
起床,朝食
移動(晋州→慶州)
慶州市ツアー(大陵苑,鶏林,雁鴨寺)
昼食
移動(博物館→仏国寺)
仏国寺見学
移動(仏国寺→ミレニアムパーク)
新羅ミレニアムパーク 見学
移動(ミレニアムパーク→食堂)
夕食
移動(慶州→大学)
宿泊
朝食(学生食堂)
移動(大学→大宇造船海洋)
大宇造船海洋 見学
移動(大宇造船海洋→食堂)
昼食
移動(食堂→乗船場)
外島 見学
移動(外島→大学)
終了式,送別会
宿泊
朝食(学生食堂)
移動(大学→晋州高速バスターミナル)
移動(晋州高速バスターミナル
→ソウル高速バスターミナル)
移動(高速バスターミナル駅
→梨泰院(イテウォン)駅)
ホテルチェックイン後,自由行動
宿泊
移動(ソウル→仁川空港)
搭乗手続き・出国手続き
移動(仁川空港→米子空港)
移動(米子空港→島根大学)
大学到着後解散
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場所:BTL 寄宿舎
場所:本部5階
場所:BTL 寄宿舎
高速バス
地下鉄
※高速バスターミナル駅(3号線)から
薬水(ヤクス)駅に移動。そこで6号線
に乗り換え,梨泰院(イテウォン)駅に
移動する。
イ テウォン
場所:梨泰院クラウンホテル
トップツアー手配のバス
飛行機 OZ164
公用車
5.単位の認定等
この海外研修に参加すると,共通教養科目・総合科目のうち次の単位が認定されます。
授業科目:①HE10041「韓国の文化と風土」 2単位(平成16年度以降入学生)
②H040061「韓国の文化と風土」 2単位(平成14,15年度入学生)
③H040041「韓国の文化と農林業」 2単位(平成13年度以前入学生)
成績評価:評価は事前指導等の参加状況,研修への取り組みや,その達成度を総合的に
判断して行います。
6.事前指導,オリエンテーション
この研修の参加者は,事前指導及びオリエンテーションを受けなければなりません。
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研修を終えて(参加者レポート)
韓国研修レポート
韓国と日本の食事とそのマナーの違い
E094115 猪口 真央
ソウルに着いた夜に食べる食事は、歓迎会ということもあるので、伝統料理がたくさん
並んでいるような豪華なイメージを持っていた。しかし、実際はホテルの横の小さな食堂
のようなところで歓迎会は行われ、私の目の前に並んでいたのは、プルコギが入った大き
な鍋が1つと4種類のキムチだけであった。
「鍋はご飯と一緒に食べて。」と当然のように
言われたが、歓迎会のような人をもてなす席は正式な場だというようなイメージを持って
いた私は、その差に驚いた。しかし、初めての韓国で緊張していた私にとっては、今回の
歓迎会のあまり飾らない雰囲気によって緊張感が解けた。狭い空間で、隣の人と腕がぶつ
かり合いながら食べる食事も楽しいと感じた。プルコギ鍋の味は、日本で食べるプルコギ
とは異なり、尐々味付けが濃く、辛みも強かった。また、肉だけではなくたくさんの野菜
も入っていたので、とてもヘルシーなプルコギであった。
3日目の昼には、ビビンパを作る体験をした。私はビビンパが大好きで、家でも作る事
がよくあるので、説明を聞かなくても・・・と思っていた。しかし、本来のビビンパの作
り方の説明を聞くと、私が日本で食べていたのはビビンパではないのではないかと思うほ
ど、その作り方にはこだわりがあった。まず、材料をものすごく丁寧に切るということで
ある。全ての材料の大きさ・形を統一するぐらいに丁寧に下ごしらえをするのは、見た目
を重視するだけではなく、混ぜた時の食べやすさを考えているのではないかと考えた。ま
た、下ごしらえした材料を全て別々に炒めることにも驚いた。これは、食べる前にまずは
色で楽しめるようにという意味が込められているそうだ。最後に、ナツメの実を花の形に
細工して飾り付けることも、見た目を楽しむためである。実際に完成したビビンパは、食
べるのがもったいないほど美しく見え、更においしそうに見えた。時間はかかるが、食事
には見た目の良さも大きく関わっているのだということを実感した。
夜に初めて食べたサムゲタンは、その有様にも食べ方にも驚いた。まず、一人分のサム
ゲタンには鳥が1羽まるまるつかってあり、その鳥は首と足がないだけで、見た目ですぐ
に鳥を想像できるほどの形であった。鳥の中には、米のほかに豆が入っているのだが、そ
れを食べるために、鍋の中で鳥の肉を豪快に割き、小皿に取り出さなければならない。箸
だけを使って、鳥の肉を割くことは、私にとってとても難しいことであったが、韓国の学
生は自分の分の作業をてきぱきとこなし、その上私の分の肉を食べやすいように割いてく
れた。鍋の中にはにんにくがまるごと入っていたり、高麗人参のエキスが使用されていた
りすることから、サムゲタンが日本のうなぎに相当する食べ物だというのは事実だと思っ
た。
2泊のホームステイでは、お母さんが毎食韓国の伝統料理を作ってくださった。チゲに
も様々な種類があること、キムチの味付けは家系で受け継がれることなど、料理にまつわ
る話もたくさんしてくださった。特に、チャプチェという春雨と野菜の炒め物はとてもお
いしく、一瞬で私の大好物となったので、作り方を教えていただいて、日本に帰ってから
も自分で作って食べられるようにした。サムギョプサルは、床に新聞紙をひいて肉をその
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場で焼きながら、家族みんなで床に座って食べた。最初はそのような食べ方に戸惑いを感
じたが、
「テーブルのような壁がないから、こうして食べたほうが仲良くなれるでしょう?」
というお母さんの言葉に感動した。マナーうんぬんではなく、私を精一杯もてなしてくれ
ている家族の雰囲気がとても嬉かった。また、韓国人は「食べること」に関してはお金を
惜しまない傾向があることも教えてくれ、出された食事をたくさん食べることで、食事を
作ってくれた人への感謝の気持ちを表すことができるのだという話も教えてくれた。その
話を聞いてからは、遠慮をせず出された食事をたくさん食べることを心がけた。
学生食堂の食事は、島根大学とは異なるバイキング式で、量を自分で調節して食べるこ
と出来た。キムチは毎食用意してあるので、もしそれがなければとても不自然に思われる
ようになっていた。
食事の際のマナーは日本と異なっていることがたくさんある。日本では女性があぐらを
かいて食事をすることは良いとされていないが、韓国ではあぐらが基本姿勢である。私が
正座をしていると、なぜそんなにかしこまった座り方をしているのかと尋ねられ、正座は
反省しているときにだけすればいいとからかわれたぐらいだった。また、箸とスプーンを
両手にもって食べる人の姿が多く見られ、箸とスプーンをもちかえる時間が惜しいほど食
事に熱中しているようだった。だから、韓国の方は食事の時間がとても短いと感じた。「日
本人は食べるのが遅い」としばしば言われていたが、食事しながら話を弾ませる習慣があ
る日本人とは異なり、韓国の方は「食べる」ことと「談笑する」ことを分けているように
見えた。
今回の研修で食事に注目して考察をしたが、韓国では皆でひとつのものをつつきあって
食事をするスタイルがほとんどであった。スープに関して言えば、それ専用のスプーンは
なく、自分のスプーンで汁をすくい、そのスプーンをまた汁に浸けるということを繰り返
す。他にも同じような例はたくさんあり、このようなマナーを初めて知った私はとても驚
いたし、すぐには慣れることはできなかったが、次第にそれが普通のこととなっていた。
それには、初対面の人でも何者かということは気にせず、まずは食事を通して仲を深めよ
うとする韓国の方の心理が見えたことが大きく関わっている。親しくない人と同じ鍋を食
べるのは苦手だというような心理が日本人にはあるが、何も知らないうちからそのような
壁を作るのではなく、食事の席で同じものを口にすることで相手を受け入れようとする韓
国の方の姿勢はとても素敵だと思った。10 日という短期間の中で、人見知りをする私が韓
国の学生に対して家族のように心を許せたのは、そのような大らかな姿勢で私を受け止め
てくれたからだと思う。食事を通して、初対面の人との仲を深めることが出来たのは初め
ての経験であったが、マナーの違いはあっても、食事の席で人間関係をつくっていくのは
可能であると実感した。
11
韓国研修レポート
韓国と日本の違い・韓国の特徴
A091010
小島一晃
・韓国と日本の違い
[食事のマナーの違い]
韓国と日本の違いを挙げる上で、日常生活の中で一番大きな違いがあるものは、食事のマ
ナーの違いのように思われる。
まず、韓国では皿を持ち上げて食べてはいけない。日本でも厳格な雰囲気の所では茶碗を
持ち上げて食べたりしないが、韓国では常に皿を持ち上げて食べてはマナー上良くない。
また、お酒を飲む時も儒教の関係上、目上の人の方に体を向けながら飲んではいけなく、
体をひねるなどして、飲むたびに目上の人に体を向けないようにしてから飲む。
それ以外は、いただきます(チャルモッケスムニダ)をいった後も、目上の人が箸をつ
けてから食べる。
また、ご飯やスープはスプーン(スッカラ)で、おかずは箸(チョッカラ)で食べる。
マナーとは関係無いが、おかずは無料で自由におかわりができる。
しかし、今回の研修中に食べた所では、十分なくらい最初におかずが出たのでおかわりは
一度もしなかった。
出てくるご飯の量が多いためか、ご飯を残す事自体については特にマナー上悪いというわ
けではなさそうだった。
また、お酒に関すると、目上の人の方に体を向けながら飲んではいけない他に、食事以
外の握手や物を渡すなど基本的な事でもそうだが、お酒を注ぐ時に片手で注ぐのではなく
片手の肘辺りにもう一方の手を添えてお酒を注ぐ。
韓国では人に対して片手で何かをするという事は基本的に無いと感じた。
もう一方の手を添える場所は多尐の差はあるが常に両手で相手をする。
これは近年減ってきたそうだが、友人間でも両手で行うべきだという考えも強い。特に大
人は。
確かに、人を相手にするとき、片手でなく両手で相手をする方が礼儀としていいと思う。
酒に関しては日本でも目上の人に酒を注ぐ際、両手で注ぐので似ている気がする。
また、お酒は韓国では相手のコップの中のお酒が全部無くなってから注ぐのがマナー。
↑おかずの種類が多かった店
↑ホームステイで頂いたおかず
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[韓国の料理の特徴]
韓国料理といってすぐ思うのが、キムチと肉ではないだろうか。
今回の研修中には、とにかく肉を良く食べた。特に、プルコギをよく食べた。
本当においしかった。食事の内容に関しては他の人がレポートで書くかもしれないが、食
べた中でも僕が純粋に肉としておいしかったのは、カルビスープ。お勧めだ。僕以外の人
も美味しがっていた。
韓国では、食事の組み合わせとして
マッコリとチヂミ、焼酎とサムギョプサル、ビールとチキンと言われているらしい。
特に雨とマッコリは連想されるものらしく、雨が降った日には「マッコリとチヂミ食べに
いこうか」という言葉も出るらしい。
また、日本に比べスープの種類が多い気がした。チゲがあるからかもしれない。
納豆チゲで、韓国でも納豆を食べられてなんだか嬉しかった。スープの中に入っているの
で風味は違った。
また、今回はビビンバの調理体験をした。綺麗に食材を配置するのは難しかったが、同
じ色の食材をできるだけ反対側に配置するそうだ。
僕はサムゲタンが今回の研修で一番食べたかったものだったが、肉を分けて食べるのが
中々食べるのが難しかった。韓国学生の話によると、同じサムゲタンでもやはり店によっ
て差があるらしく、鳥の肉が柔らかいのが美味しいらしい。確かにその方が食べやすい。
今度韓国に行ったときは是非ともその学生お勧めの店のサムゲタンを食べてみたい。
それで思い出したが、韓国ではチキンなど、肉を箸で分けてから食べるのが普通のよう
だ。肉にかぶりついたりしたのは見たことがないし、基本的にしないようだ。
また、韓国は酒の種類が尐ない気がした。
まず韓国にはチュウハイが無い。向こうで飲んだのはマッコリも偶に飲んだが、基本的に
ビールと焼酎だけ。焼酎といっても、日本の焼酎とは違い、むしろ日本酒に近い気がした。
焼酎の味も日本に比べ、味の種類が尐ないようにも感じた。
また、ビールも日本で売られているビールとは味が違った。日本の物より苦味が尐なく感
じた。ビールの名前は「Max」や「Cass」や「hite」といった製品名だった。
日本のビールの方が美味しいという声も聞いた。
先生が作ったビビンバ→
←カルビスープ
13
[韓国の特徴の一つ]
韓国と聞いて連想するうちの一つに、多色な国というイメージもあると思う。
韓国では、亓方色というものがあり、
中央が黄、東が青、西が白、南が赤、北が黒といった色がある。
今回僕たちは様々な体験をさせて頂いたが、礼装体験の時にこの亓方色の話を聞いた。
その教えてくれた人も礼装にどう関係があるかは分からないが、色々な所で亓方色が使わ
れる事があるらしい。
確かに、韓国で有名な大極模様でも赤・青・黄が使われている。
この色を見ると信号を思い出すが、この亓色はどの国の人間にとっても基本的な亓色なの
かもしれない。
ただ、亓方色の中に緑が存在しないのが何だか残念だった。
もっとも、緑は黄と青の中間色らしい。しかし、「光の三原色」(赤・緑・青)を考えると
含まれて欲しかったが、亓方色は「色の三原色」
(シアン・マゼンダ・イエロー)の考えが
元に作られたように考えられる。
ビビンバも亓方色につながってないかな?と思ったりした。
また違う点では、学生から学費の話を聞くと大学の学費が全然違う!と感じた。
日本の学費は高い。細かい事は忘れてしまったが、同じ国立でも多分年間20万以上差が
あったと思う。
そして今回行った慶尚大学は韓国で3番目に広いと言われている大学だったが、広いだけ
でなく綺麗だった。本当に広大。学生数も多いのだろうが、寮の数も多く学内にあった。
今回は学内見学の際に、English only zone の寮と図書館を見せて頂いたが、凄かった。
その寮には、英語で店や病院など様々なシュチュエーションを体験できるセットが置かれ
ていたり、図書館ではパソコンで授業を聞ける場所があったり…、もっとも図書館は今回
行ったときは夏休み中だったので空いていたが、授業が始まると人が沢山いて混むらしい。
特にテスト前の人の数はすごいらしい。
また、韓国では大学の事を、大学校と呼び、学部の事を大学と呼ぶらしい。
←礼装体験
14
[韓国語の特徴]
まず、韓国語と日本語の違いを挙げると、日本語はひらがな、カナ、漢字が常用されて
いるが、韓国語はハングルのみが常用されている。
日本語と韓国語は文法が非常に似ているが、この違いが韓国の人は日本語の習得に手こず
るらしい。特に漢字が大変らしい。確かに普通に会話はできるけど、メールで漢字がある
と難しいという韓国の友人(夏季研修で島根大学に来た人)もいる。
今回の韓国研修中に受けた韓国語についての授業でも漢字が韓国ではあまり親しまれてい
ないといっていた。しかし、学生から聞いた話によると最近では小学生の頃から漢字の勉
強をしている人も増えているらしい。
また、日本では人の名前を呼ぶ際、苗字で呼ぶことが多いが、韓国では下の名前で呼ぶ。
韓国で日本のように、苗字だけで呼ぶのはタブーであり、例えばキム・ジュンという名前
の人がいるとするとジュンさんや、キムジュンさんと呼ぶのはいいが、キムさんと呼んで
はいけない。
韓国人の苗字は「金」
「李」
「朴」の三つで約 70%を占めているらしい。
そのため、苗字では人の判別が困難となる。
1973 年に韓国で初めて慶尚大学が日本語教育を始めたらしい。
また、漢字もハングルで読めるので、僕の名前のハングル読みも教えてもらった。
「小 島
一 晃」で「ソ ド
イル ファン」と呼ぶらしい。
今回見に行った「外島」が「チェド」と呼ぶのでなるほど、と思った。
そもそも、ハングルは世宗(大王)がそれまで会話上でしかなかった言葉に文字をあて
て作ったといわれており、訓民正音(ハングル創生の原本)の作成を命じたことによって
作られた。
これも韓国研修中の授業で習ったが、ハングルの基本子音字「ㄱ/ㅅ/,ㄴ/ㅁなど」はその言
葉を発音するときの舌や喉や口の形を元にして作られたそうだ。
また、ハングルにも陽と陰があり、これにより、同じ意味の言葉でも相手に与える印象が
違うそうだ。ゆえに、メールなどで使うハングルにも注意しなければいけないなと思った。
陽・陰に関しては、日本で売られている韓国語に関する本を読めば書いてある。
しかし、意外にも韓国学生は同じ意味で違う言葉で相手に与える印象が違う事は知ってい
ても、ハングルに陽と陰があることは知らなかったようだった。
15
[韓国のインターネット上の言葉]
日本ではインターネット上の文字として、
「それ面白いww」のように「(笑)」を「w」として書いたりするが、韓国でも文字は違
うが同じ意味のものがあった。基本的に略字。それらの例を挙げる。
・韓国語の「ㅋとㅎ」が日本語の「w」。つまり(笑)。ㅋとㅎの二つがあるが、大差はな
く、単にキーボードの位置が近いかららしい。日本と同じ用に、文章の後にwwwのよう
に、複数付く。むしろ日本より付く数は多く感じた。
・韓国語の「ㅇㅇ」が日本語の「うん(うん)
」。
「ㅇ」は正しくは「응」。これの敬語は「네」
。
・
「ㅇㅋ」が「OK」の意味。正しくは「그래그래」。
・これは顔文字だが、日本と同じく(T_T)が「泣き」を表す。
()や_が無い場合もある。
・
「헉」が「驚き」を表す。
・
「ㄱㄱ」が「行こう行こう」を表す。
[韓国で購入したDVD]
韓国で購入したDVDを日本に持って帰ってから、テレビやパソコンで見ようとしたら、
「リージョン(地域)異常」と出て見れなかった…。パソコン内のソフトのリージョン設
定を日本から韓国に変えたら見れたが、変更は 4 回までしかできないので、気をつけない
といけないと思った。
[韓国のラーメン]
韓国のラーメンはインスタントのみ。
故に日本にきたら、ラーメンを食べたいという人がいた。
[大学の違い]
慶尚大学は国立だが、夏休みに English only zone(寮)で授業参加者を募集をするなどし
てお金を稼いだりしている。尐なくとも島根大学よりお金を持っていそうだった。
考えてみれば日本の大学は企業との関係はあっても大学自体が商売するのは生協など以外
あまり無い気がする。叩かれ易いのかもしれない。広い土地も必要かもしれないが、慶尚
大学は日本の大学以上に色々試している印象を受けた。
16
[よく使った言葉]
今回の韓国研修でよく使った、または行くならば知っておきたい言葉をいくつか挙げてお
きたいと思う。
・
「안녕하세요」
(アンニョンハセヨ)=「こんにちは」。これは言わずと知れて必須だろう。
・
「감사합니다」
(カムサハムニダ)=「ありがとうございます」
。これも必須。
・
「잘 먹겠습니다」
(チャル
モッケスムニダ)=「いただきます」
・
「잘 먹었습니다」
(チャル
モゴッスムニダ)=「ごちそうさまでした」
・
「처음 뵙겠습니다」
(チョウム ペッケッスムニダ)=「はじめまして」
・
「만나서 반갑습니다」
(マンナソ パンガプスムニダ)=「会えて嬉しいです」
・
「잘 부탁합니다」
(チャル
ブタッカムニダ)=「よろしくお願いします」
・
「또 만나요」
(ト マンナヨ)=「また会いましょう」
・
「괜찮아요」
(クェンチャナヨ)=「大丈夫です」
・
「하나 둘 셋」
(ハナ トゥル セッ)=「1 2
3」 写真を撮る時によく使った。
・
「
(아주) 맛있어요」
(
(アジュ) マシッソヨ)=「(とっても)おいしい」
・
「이것은 얼마에요?」
(イゴスン オルマエヨ?)=「これはいくらですか?」
・
「이것을 주세요」
(イゴスル チュセヨ)=「これをください」
あとは、自己紹介と数字の韓国語を知っておくと便利、値段を聞いても数字が分からなか
ったらどうしようもない。他にも知っておいた方がいい言葉は多いが特に多く使ったのを
今回挙げてみた。あやまる時の言葉とかも知っておいたほうがいい。
「旅の指差し会話長 mini 韓国」
(鈴木深良 著)680 円が便利だった。
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[その他の違い]
日本と異なり韓国では、車の運転席と通行方向が逆。
刺身も日本と違う。白身が多いのかな、と思った。
ビールもペットボトルで売っている。日本の物より発泡していないのだろうか。
日本では見ない、裾が長いTシャツを発見。女性用。
違いではないが、韓国の歴史的な建物を見ると、沖縄の歴史的な建物を思い出した。
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[感想]
まず、このレポートに関して、ハングルを打つと行間隔が何故か大きくなってしまいまし
た。その点は、ご了承ください。
正直、今回の韓国研修で学んだ事はレポートに書ききれないと思う。
そもそも、この研修で一番良かった事とは韓国の人達との交流だと思うからです。
今回色んな所に行かせて頂き、多くの事を体験させて頂いて、韓国の文化や生活の一部
を尐しは知れたと思います。
このプログラムの為に動いてくれた方々に大変感謝いたします。
また、このプログラムを通じて知り合った韓国の学生にも大変感謝したいです。
僕たちの為に晩の事まで考えて本当に色んな所に連れて行ってくれました。
楽しいときを過ごせました。それもみんなのお陰だと強く思います。
僕は今回の夏季研修(慶尚大学から島根大学にくる、島根大学から慶尚大学にいく)を通
じて初めて韓国の方と話をしました。
僕が韓国に興味を持ったのが今年の 6 月くらいだからでしょう。
そもそも、僕が韓国に興味をもったキッカケはバイト先の先輩お勧めのドラマを見た事で
した。ドラマの内容も本当に良かったですが、最終回やメイキング映像で役者だけでなく、
裏でドラマを作っている人の姿が多く映っている事や、役者のヒューマンパワーみたいな
のがその映像から伝わってきたからです。その最終回やメイキング映像の日本との違いが
最初のキッカケでした。あと純粋にドラマが面白かったのでいつか韓国に行ってみたいと
思っていました。その時に丁度今回の機会があったので、韓国を尐しでも知ろうと参加費
は高かったですが、貯めていたバイト代を使い切り行こうと決断しました。
また、恐らく3回生の夏には専門をやっていて行けないだろうなどを考え、この時期のこ
の企画でしか大学生活中に行けない!と思いました。一回生の時に行けばよかった…。
その点では、一緒に行った一回生の男子学生が羨ましいです。
楽しさと感謝の気持ちは伝え切れません。
日本に帰ってきて大学に帰る途中、先生に僕は「人生で一番良い経験でした」と言いまし
た。タイ・ラオスへの車椅子ボランティアを含め、海外はこれで二回目ですが、それ以外
に今まで何かしら体験的なものは恐らく人並み以上にしてきましたが、今までこのセリフ
は言ったことがありません。今まで学ぶ事は多かったですが、傷つくことも多かったり…。
そもそも良い経験の定義や比較など分からないですが、これからお金も持つだろうし、将
来もっと良い経験をするかもしれません。
しかし、大学2回生のこの時期、今の自分にこの経験があった事が、これから先の自分
のさらなる良き経験に繋がると思いました。そういう意味で一番良い経験と言いたいです。
だからこそ、今回の経験が人生で一番良い経験だったと言い続けられるように未来の自
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分に向かって毎日を頑張って生きていきたい、そう強く思えました。日本語や韓国語や英
語を話す韓国や他の学生との交流は、僕が僕自身の夢により励む強い刺激になりました。
ただの観光にならず、本当に良かったと思います。
감사합니다.
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夏期韓国研修レポート ~Global Friendship Program~
E074203 松南祐美
今回の研修旅行で感じたこと
○良かった点
今回初めて島根大学の学生と慶尚大学の学生、留学生とが一緒になって活動するプログ
ラムで、最初は日本語が話せない学生と仲良くなれるか心配だったけれど、私より年下の
多くの学生のみなさんが本当に優しく接してくれました。たくさんの人と交流ができて本
当によかったです。日本に帰った今も、メール交換をしています。一生の友達を作ること
ができました。たくさんの人と触れ合えたこと、これが一番の良かった点です。ホームス
ティでは、家族の方が私のためにいろいろなところに連れていってくれました。また、慶
尚大学の先生にもよくしてもらいました。みなさんと別れる時が本当に悲しかったです。
恥ずかしながらも、我慢できずに大号泣してしまいました・・。
(日本語案内の学生は、大
学で日本語を勉強している学生だけでなくいろいろな専攻の学生がいました。ほとんどの
学生のみなさんは、日本のドラマや音楽などをネットで多く見て、日本語を覚えたそうで
す。とても流暢な日本語に驚きました。なので、研修中は韓国語を話すという心配はいり
ませんでした。
)
研修中にたくさんの体験をすることができました。伝統的婚礼ではチマチョゴリも着せ
てもらいましたし、仮面劇も体験できました。みんなの前だったので恥ずかしかったです
が。一番私が気に入ったのは、チムチルバンというサウナです。男子学生も楽しんでいま
した。たくさん汗をかいてすごく気持ちよかったです。でもその汗はベタベタしません。
私は日本のサウナはあまり我慢できないのですが、チムチルバンは我慢できました。サウ
ナの後のサムギョプサルもすごくおいしかったです。あのチムチルバンは来年も続けて下
さい!普通の旅行では体験できないことをこの研修で体験できて大満足しました。
最後に韓国料理がとってもおいしかったです。最高でした。韓国料理に全く飽きること
がありませんでした。研修中はお腹も下すことなく、体調もよかったです。私の体は韓国
にあってるな~と実感しました。25日にバイキングに行ったのですが、私は今まで食べ
ていた韓国料理が正直恋しかったです。高橋先生や男子学生は、若干韓国料理に飽きてい
たらしく、バイキングをおいしそうに食べていました。でも、改めて考えるとそういう人
のためにバイキングがあってもいいかもしれません。一番おいしかったのは、やっぱり焼
肉です。ホームスティ先で食べたサムギョプサルもおいしくて忘れられません。お腹いっ
ぱい食べても安いので、本当に最高でした。
○できたら改善してほしい点
ホームスティ先の情報を事前に教えてもらいたかったです。事前に知っておけば、お土
産ももっときちんと選んであげたのにと思います。
韓国語の授業(慶尚大学での)がちょっとおもしろくなかったです。もっと興味のある
内容にしてほしかったです。
どうにもならないかもしれませんが、天候が暑すぎて野外での活動が正直きつかったで
す。暑すぎて見学を諦めてしまったのもあります。
たくさん書きましたが、今後の韓国研修に役立ててもらえれば光栄です。
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韓国と日本の共通点
S101093 日之藏悠也
以前第二外国語の授業で渡しは韓国と日本の違いについて発表したことがあったが、そ
の時に先生に「違う国なんだから違いがあるのは当たり前。むしろ同じところを探したほ
うがおもしろい。
」といわれたことある。
そこで今回の韓国研修のレポートのテーマは「韓国と日本の共通点」にしたいと思う
まず一日目だがこの日はほとんどが移動で特に述べることはないが強いていうなら仁川空
港の雰囲気は日本の羽田空港と似ているように思えた。
二日目は景福宮というところに行きそこを見学した。
そしてここでは沖縄の首里城に似ているなという印象を受けた。
建物の色遣いやシーサーのような置物など似ている点が多くみられた。
この日はほかにも仁寺洞という韓国の伝統的なものが残っている場所にいったがここでは
とくに共通点はみられなかった。
三日目は韓国の伝統的な婚礼、茶礼、そして太鼓や仮面劇を体験した。
伝統的婚礼は服装などどことなく沖縄ににているなと思った。
そして仮面劇は日本の獅子舞に似ていた。
だが茶礼や太鼓などは韓国独自のものだった。
四日目は陶磁器を作り。その後は高速バスに乗りホームステイに行った。
陶磁器は日本のものとほとんど違いはないように感じられた。
高速バスも日本と違いはなかった。だがテーマからそれるが面白いと思ったことがあるの
で紹介したい。日本人は尐なくとも私はバスに乗ったとき後ろに人が座っていたら座席を
倒さないが韓国人は傾ける傾向があるということだ。国民性の違いが見えた気がした。
亓日目はホームステイなのでテーマからは逸れるがあったことを述べたいと思う。
わたしのホームステイ先は農家だったので、ちょうど島根県のような景色の場所でした。
そして家族構成は父、母、長女、長男、次女という家族でした。ほんとにいいご家族でし
た。
私は四日目の夜に到着したのでその日はすぐ寝て、次の日に兄弟たちとお寺に行ってきま
した。その移動中に驚いたことが韓国のタクシーはとても安かったということです。
さらに行ったお寺はまた沖縄の首里城に似ており、韓国と沖縄のつながりを個人的に調べ
てみたくなりました。
六日目は慶尚大学へ戻る日で大学から遠いこともあってこの日は畑や牧場をみてホームス
テイは終わりました。
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この日感じたことは畑や牧場は日本と全く違いがなく、これは共通点の一つだということ
です。
そしてこの日は大学の寮に泊めてもらいましたがとてもきれいでホテルのような印象を受
けました。
七日目は学内見学と韓国式サウナを体験した。
慶尚大学は敷地から建物まですべてが大きいという印象だった。
韓国式サウナはいろいろな暑さの部屋があり楽しめた。共通点は下靴の管理方法が日本の
温泉と同じだったことだ。
八日目は仏国寺と新羅ミレニアムパークに行った。
仏国寺も首里城に多々似ている点があった。
新羅ミレニアムパークはテーマパークで日本の映画村と似ていた。
九日目は外島を見に行った。
外島は冬のそなたのロケ地でカップルが多くみられた。
十日目はソウルに移動して明洞に遊びに行った。
明洞は大阪の道頓堀によくにた雰囲気で活気のある街だった。
以上が私が研修プログラムを終えて感じた共通点などである。
非常に面白いプログラムだったので機会があればまた参加したい。
23
参加者名簿
カナ
name
氏名
ハングル表記
イノグチ
1
猪口
真央
コジマ
2
小島
マオ
松南
カズアキ
一晃
ユミ
祐美
引率
日之蔵
Matsunami Yumi
ユウヤ
悠也
哲也
テツヤ
Hinokura Yuya
学校教育課程
男
2
生物資源科学部
生物科学科
女
4
教育学部
学校教育課程
男
1
総合理工学部
物質科学科
教育学部
教授
男
타카하시 테쓰야
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学科・専攻
教育学部
히노쿠라 유우야
Takahashi Tetsuya
学部
2
마쓰나미 유미
タカハシ
高橋
Kojima Kazuaki
学年
女
고지마 카주아키
ヒノクラ
4
Inoguchi Mao
이노구치 마오
マツナミ
3
性別
島根大学学術国際部国際交流課
2010年12月24日 発行
25
Fly UP