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ネットスーパーv8 09300356.key
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1
事業規模にかかわらず 安く、早く、広く ネットスーパーを開店
受注システムの構築から、商品の配送までをワンストップでサポート
「ネットスーパー」ソリューション
スーパー各社は、業績を拡大する手段としてネットスーパー
事業に取り組み始めている。
ただ、資金力がある大手はともかく、中堅スーパーでは受注
システム構築や配送車両にかかるコストの負担は重く進出は
容易ではない。ヤマトグループは、システム構築から商品配
送まで、一貫して事業をサポートする「ネットスーパーサポー
トサービス」を始めた。スーパーのみならず、ホームセン
ター、ドラッグストア、商店街などでも活用できるソリュー
ションだ。
(取材・編集 日経BPコンサルティング)
初期投資125万円、月々15万円でネットスーパー開店
受注システムから配送までをワンストップで
インターネット経由で注文を受け付けて、消費者の手元に商品を配送するネットスーパー事業。現在、大手スーパーを中心に
参入が相次いでいる。ただ、中堅スーパーがネットスーパーを始めようとすると、注文システムの開発、配送網の整備などに
投資がかかり過ぎて難しいという問題に直面する。
!
受注システムを自社で開発しようとすれば、数百万円からの投資が必要。配送も自社で車と人員を用意すれば、配送量に関
係なく固定費が発生する。
さらに保有する車で配達できる品数には限りがあるため販売機会の損失も生じる。
!
これに対し、ヤマトグループは、ヤマトシステム開発が注文システムをASP(ソフトの期間貸し)で提供し、ヤマト運輸が宅
急便インフラを活用して配送を請け負うワンストップのネットスーパーサポート事業「ネットスーパーサポートサービス」を
展開している。
!
このサービスを利用した場合、ネットスーパーの開業に必要なシステムの初期投資額は125万円ほどで済み、準備期間も2∼
3カ月しかかからない。注文システムを提供する会社はほかにもたくさんあるが、一番大変な配送までフォローできるのはヤ
マトグループならではだ。基本的なランニングコストは月15万円程度のASP使用料金と、発送量に応じた配送料金だけ。配
達個数の上限もない。このように、グループ全体でサポートする点がヤマトグループの強みだ。
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事業規模にかかわらず 安く、早く、広く ネットスーパーを開店
受注システムの構築から、商品の配送までをワンストップでサポート
スーパーを利用できなかった顧客層を開拓できる
「ネットスーパー」ソリューション
約600万人の“買い物困難者”もターゲットに
ネットスーパー事業は2000年頃、参入企業が増えた時期があったが、当時のインターネット活用状況では利用は伸びず、そ
の後下火になった。しかし、数年前から大手スーパーを中心に取り組む企業が再び増え始めている。
!
その理由として、インターネットの利用者層がさらに拡大し、ネットを通じた買い物が急速に普及したという環境の変化があ
る。それに、デフレの進展や出店競争の激化による リアル 店舗の売り上げの伸び悩みに加え、自治体による大型郊外店の規
制によって出店そのものが難しくなってきたというスーパー業界の事情が重なった。
!
さらに今後は、 買い物困難者 による利用も見込める。経済産業省が全国で約600万人と推計しており、その潜在需要は決し
て小さくない。また、 リアル 店舗の営業時間に買い物できない、共働き世帯などの30代から50代の利用も期待できる。実
際、現状のネットスーパー利用者は30∼50代が中心だ。ネットスーパーを開業すれば、高齢者に加え、時間的な制約などで
スーパーを利用できなかった客層にアプローチできる。
!
こうしたネットスーパーの対象顧客は今後増加していくと考えられ、少しでも早く開業して、囲い込みを始めることが、ほか
のスーパーとの競争に勝つ重要な施策となる。
ネットスーパー1店で県内をカバーし商圏を拡大
店舗の周囲半径2∼3kmから、半径30kmの商圏へ
新しい客層の開拓に加えて、商圏の拡大がヤマトグループの「ネットスーパーサービス」を活用した場合に生まれる大きなメ
リットだ。最近のネットスーパーは、専用拠点を設けず既存の大型店舗を拠点とする傾向にある。注文に応じて店員が店頭
で商品をピッキングして、バックヤードで梱包・出荷するのだ。大手スーパー運営のネットスーパーの場合、その方法で、店
舗の周囲半径2∼3kmを専用のチャーター便で配達しているケースが多い。これでは、 リアル 店舗の利用客と重なるので、
商圏の広さは変わらない。
しかし、「ネットスーパーサポートサービス」なら、宅急便を使うので配達範囲が広く、店舗から半径10∼30kmまでカバー
できる。 リアル 店舗のない地域からも注文をとることができ、広域商圏のビジネスへ発展させることが可能となる。
!
2010年末時点、ヤマトグループのASP(ソフトの期間貸し)を導入してネットスーパー事業を展開することを決めているスー
パーは全国で28社。そのうち既に16社が営業を開始しているが、そのほとんどが、品揃えが充実している主力店などの1店
舗をネットスーパーの拠点とし、県内全域など広範囲をカバー。これまでカバーできていなかった地域からの注文にも対応し
ている。
!
広域商圏というメリットを生かせば、品揃えの拡大による顧客満足度の向上も期待できる。特色ある商品を取り扱いたいと
思っても、狭い商圏ではそれほど数が売れないので廃棄ロスが怖くて二の足を踏んでしまうスーパーが多いが、広域商圏なら
まとまった数が売れるので取り扱える。
!
例えば地方物産展などをネットスーパーで開催し、その地域では普段買えない商品を売れば、顧客の注目を集められる。ヤマ
トグループではそうした地域商品の仕入れ先の紹介も請け負う。さらに「Web出荷コントロールサービス」を併用すれば、
注文が入ってから地方の販売会社に発送指示を出して宅急便ネットワークで配送するので、仕入れのリスクもなくなる。
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事業規模にかかわらず 安く、早く、広く ネットスーパーを開店
受注システムの構築から、商品の配送までをワンストップでサポート
ホームセンター、ドラッグストア、商店街でも
「ネットスーパー」ソリューション
スーパー、デパ地下、道の駅の先にある可能性
現在は、全国チェーンから地方の中堅チェーンまで幅広く、スーパーを中心に採用を働きかけているヤマトグループのネット
スーパーサポートサービスだが、既に、デパ地下や道の駅など別の業態でも利用が始まっている。
!
ネットで受注を受け、実店舗でピッキングして、素早く広域に配送するというシステムが生かせる業態はほかにもたくさんあ
る。具体的にはデパ地下、道の駅に加え、ドラッグストア、ホームセンター、家電量販店などだ。さらに、地方の商店街活性
化のために、商店街全体で活用してもらうという提案もヤマトグループでは検討している。
運用ノウハウや決済サービスまでワンストップで提供
ヤマトグループのネットスーパーは、9時と13時の1日2回、注文を締め切る。9∼13時に入った注文は15時までに梱包して、
当日18時以降に届けることが可能だ。13時から翌朝9時までの注文は、11時までに梱包を済ませて配送網に乗せ、14時以
降に届ける。ネットスーパーへの注文が一番多いのは21時から24時。深夜に翌日必要な食材を考えて注文して、翌日の配送
時間を指定して受け取るというユーザーが多いためだ。配送地域が狭いネットスーパーでは注文の締め切りを1日4回にして
いるところもあるが、こうしたデータから、締め切りの回数を多くするよりも配送エリアを広くするメリットの方が、ネッ
トスーパー事業の拡大に貢献できること考えられる。さらに、ネットスーパー運営支援システムや配送代行だけでなく、運用
ノウハウや決済サービスまで提供できる点も「ネットスーパーサポートサービス」の強みだ。例えば、店舗でピッキングした
商品を仕分けして一時保管しておくバックヤードの整備やレイアウトといったアドバイス。あるいは生鮮品、冷蔵品、冷凍品
を温度管理し安全に配送する梱包資材の提供などを行う。決済も、代金引き換え、クレジットカード決済、電子マネーなど
多様な手段に対応する。
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「ネットスーパー」ソリューション
買い物困難者 対策にコールセンターやネコピットを活用
スーパーへ行けない高齢者にも利便性を提供
ネットスーパーは 買い物困難者 を救う有効な手段の1つだが、現段階では大きな問題
がある。 買い物困難者 の代表的な存在である高齢者は、パソコンを持っていない、使
いこなせないなどの理由でネットスーパーを利用できないケースがあることだ。
!
この問題について、ヤマトグループでは2つの対応策を用意している。1つは、グループ
内でコールセンターを用意して電話やファクスでの注文を受け付けること。オプション
サービスで別料金となるが、スーパーが独自にコールセンターを持つより格段にローコ
ストに抑えることができる。
!
もう1つは全国に約4,000カ所あるヤマト運輸の宅急便センターに設置した宅急便送り
状発行端末「ネコピット」を活用することだ。メニューに配達区域内のネットスーパー
の注文受け付けを加え、タッチパネルの操作で簡単に商品が購入できるようにした。こ
れによって、ヤマト運輸の宅急便センターまで来てもらえれば、パソコンが使えなくて
もネットスーパーが利用できるようになった。「ネットスーパーサポートサービス」で
ネットスーパーを立ち上げる場合、エリア内の消費者が、宅急便センターの「ネコピッ
ト」からも注文できるようになる。これも、スーパーにとっては魅力だ。さらにヤマト
グループは、宅急便センターにまでも来られない高齢者などに向けて、「ネコピット」
の社外設置も開始している。
!
集会所や高齢者が多い集合住宅、老人ホーム、保育園などに設置して利用状況を調べて
いる。こうした端末が普及すれば、高齢者でも簡単にネットスーパーを活用できるよう
になるだろう。
!
(掲載内容は取材時のものです)
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ネコピットは宅急便センターだけ
でなく、集会所などでの社外設置
の実験もスタート
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