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到達目標 ・介護場面における倫理的課題について理解し、尊厳を支える
授業コード・科目名 担当教員 単位数 配当年次 期間 到達目標 授業の概要・目的 授業の計画 FX04A 介護従事者の倫理 中村 純子 1 講義・演習の別 講義 1 必修・選択の別 必修 2014年度 前期 ・介護場面における倫理的課題について理解し、尊厳を支えるための専門職としての倫理観を持った行 動について説明ができる。 ・利用者の人権の基本原理を理解して、各法律を介護実践の視点で説明できる。 ・介護は、人の生活に大きく関わるので、人間の尊厳の守り手としてプライバシーを保護できる。 介護の倫理について、介護福祉士の倫理綱領、権利擁護、プライバシーの保護、説明と同意などから、 人としてのあり様、介護福祉士として求められる姿勢について講義する。介護従事者の倫理、在宅・施 設の場で求められる倫理とは何かを具体例を提示しながら理解を深められるように授業する。 1.介護福祉士を取り巻く状況 ・介護問題の背景と介護福祉士制度 介護問題と介護福祉士制度の制定の経緯 予習 p2~4までを読み家族形態の変化について調べておく 復習 介護問題の背景と制度創設までの経緯をまとめておく 2.求められる介護福祉士像 ・「2015年の高齢者介護」に向けたケアモデルの転換 求められる介護福祉士像の明確化 予習 p4~8まで読み高齢者の尊厳についてまとめておく 復習 求められる介護福祉士像になるために自分たちの資格取得時の養成目 標の到達についてまとめ理解する事 3.社会福祉士及び介護福祉士法 ・法の制定および改正法の成立 ・法の概要 予習 p9~13まで読み自分たちを支える法的根拠についてまとめる事 復習 心身の状況に応じた介護について考えをまとめておく事 4.社会福祉士及び介護福祉士法に関する諸規定 ・介護福祉士資格の養成課程 ・介護福祉士の登録者数の推移 予習 p13~17まで読み自分たちが学んでいる教育内容を確認しておく 復習 自分たちが守るべき義務規定についてまとめ理解しておく 5.介護における専門職能団体の活動 ・専門職団体が持つ役割 ・専門職能団体としての日本介護福祉士会(ゲストティチャー) 予習 p18~27まで読み介護人材のキャリアパスのしくみについて考えをまとめておく事 復習介護のキャリアパスと研修制度についてまとめ自分が今後どのようにキャリアアップしていくか具 体的にイメージしてまとめる 6.介護福祉士の倫理、介護実践における倫理 ・介護に携わる人が持つべき職業倫理 ・「介護の倫理」の実践と利用者の人権擁護 予習 p29~35まで読み我々の人間としての倫理をまとめる 復習 倫理判断のポイントについて事例を上げながらまとめる 7.プライバシーの保護と介護の倫理 ・高齢者虐待と生命倫理 予習 p35~38まで読み利用者の人権やプライバシーに配慮した介護とはどのようなものであるかま とめる 復習 高齢者虐待防止法についてまとめ事例を通してその視点についてまとめておく 8.日本介護福祉会倫理綱領 ・介護福祉としての倫理の必要性 ・日本介護福祉士会倫理綱領 予習 p39~44まで読み日本介護福祉士会倫理綱領を参考にして介護福祉士に関わる倫理綱領を理 解できるようにしておく 復習 なぜ職業倫理や生命倫理の視点が介護実践に必要なのかまとめておく 新・介護福祉士養成講座 4 介護の基本Ⅱ 中央法規出版 使用テキスト 参考書 成績評価の方法・割合 ・修了試験 60% ・受講態度 40% 授業に集中し説明をしっかり聞いている様子がある 質問・問いかけに真剣に考える様子 ノートをとり、他の課題等を行っていないか 欠席-2点 遅刻・早退-1点(公欠等は対象とならない) 特記事項 オフィスアワー 毎週水曜日の5コマ目