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ちょっとの工夫で虫歯予防! ∼おやつ編∼
ちょっとの工夫で虫歯予防! ∼おやつ編∼ ★歯への影響は?? お口の中は普通、中性に保とうとされます。 脱灰・・・食事をすると、その食べ物に含まれている糖質をもとにプラーク(歯垢)が作られます。 そのプラークの中の細菌が酸を出すため、お口の中が酸性になり歯の表面が溶け始めてしまいます。 再石灰化・・・唾液や歯磨きでプラークや酸を洗い流して清潔な状態を保てば、再び中性に保つことが出来ま す。そして唾液中のカルシウムやリンが取り込まれます。 <1日のお口の中の変化> 臨界pH5.5(歯が溶け出す境界:ピンク色のライン)より下がると歯が溶けていきます。 食事やおやつの時間、量が決まっていれば酸によって歯が溶ける時間は少なくなります。 しかしダラダラ食べ続けると・・・中性の状態に戻る時間が少なくなり、酸性の状態が長く続きます。 つまりその間中、歯は酸にさらされ、ムシ歯になりやすくなってしまいます! <ダラダラ食べ続けたときのお口の中の変化> たとえ量が少なくても、食事の合間に砂糖が多く入ったおやつなどをダラダラと食べる習慣があると ムシ歯になりやすい環境になってしまいます。 また、寝ている間は唾液の量が減るため、酸やプラークを洗い流してくれません。就寝前に夜食をと って歯磨きをせず寝てしまうと、その間中、歯は溶け続けている事になります。 イラスト:ライオンホームページより抜粋 →裏へ続きます ★身体への影響は?? <味覚の形成異常> 離乳前後から小学生頃までの間は、味覚を育てる大切な学習時期です。 薄味の食習慣は、それぞれの味を低濃度で識別する敏感な味覚を育てます。 逆に、その時期に甘いものを覚えてしまうと、甘みに慣れてしまい、さらに濃い甘さのものをほしが ってしまいます。 お子さんにとって『間食=お菓子』ではありません。 3度の食事でとれない栄養を補う『第4の食事』なのです。 十分おなかがすいてから与えれば食生活に良いリズムもつくれます。 ★今日から始めましょう! ◎ ◎ ◎ ダラダラ食べずに、時間と量を決める 自分で判断できるようになるまでは大人が管理してあげましょう 1回量の目安:プリン1個(150kcal) いちご4個とアイス1/2カップ(150kcal) 食べたら歯を磨く習慣をつける 糖分の少ないものを選ぶ 花王ホームページより抜粋 アメやキャラメルなど、砂糖が多く歯に長い時間残るものは特にムシ歯になる危険性が高くなります。