Page 1 ITER中性粒子ビーム試験施設 高電圧電源機器の輸送 仕様書

ITER中陛粒子ビーム試験施設用
高電圧電源機器の輸送
仕様書
平成28年5月
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
那珂核融合研究所
ITERプロジェクト部
NB加熱開発グループ
目次
2
件名
2
目的及び概要.
2
作業内容.
契約範囲
輸送品仕様,
輸送区間及び取り合い、
名
作業期間及び納期
輸送作業
9
業務に必要な資格等
支給品及び貸与品
11
提出書類..........
12
検収条件.........
13
適用法規
14
特記事項.
15
安全管理_
16
グリーン購入法の推進..............
17
協議事項...........
7
10
23334555667
2345678
1
8
(PROFROMA PACKING LIST)
別添表一2 RFXにおける量研機構調達品の仮置きりスト
別添図一I RefNO.25 DCF T飢kbody 輸送図面
別添図一2 RefNO.26 DCF Base plate &upperP即e1 輸送図面
別添図一3 RefNO.42 Bushingtank 輸送図面
別添図一4 RefNO.58 Transformertank 輸送図面
別添図一5 輸送機器のRFXサイNこおける仮置き場所
別添図一6 Transformertank設置場所
8
別添表一11TER中性粒子ビーム試験施設用高電圧電源の輸送品りスト
1.件名
ITER中性粒子ビーム試験施設用高電圧電源機器の輸送
2.目的及び概要
量子科学技術研究開発機構(以下「量研機構」ど■。)は、1TER に参加する日本の国内機関(以
下「JADA」という。)として、1TER プラズマの加熱を助ける電源構造物の調達を担当し、これら電源構
造物の製作を行っている。これらの機器は、イタリア・パドバのコンソノレツィオRFX研究所(以下喰FXJ
という。)に建設中のITER中性粒子入射装置実機試験施設まで輸送され、そこで組み込まれ、試験さ
れる。
本仕様書は、これら直流フィルター①CF)、1MV 絶縁トランス及びそれらの架台、備品、組立治具
類を日本からRFXに輸送する役務に関する仕様を定めたものである。
3.作業内容
(1)日立製作所国分工場内指定場所にて車上受けし、積出港まで内陸輸送する。
(2)積出港にて輸出通関後船積みし、イタリアの荷揚港まで海上輸送する。
(3)イタリアの荷揚港にて水切り・輸入通関後、RFXまで内陸輸送し、RFXサイト内指定場所に荷降
し,、る。
44
契約範囲
1 契約範囲内
(1)輸出通関手続き:税関に当該製品の内容について説明等が必要な場合には、量研機構は協
カ,、るものと,、る。
(2)陸上輸送:監督官庁への通行許可申請、並びに道路輸送時の障害物移動等の作業が必要な
場合はそれらも本仕様に含むものとする。
・日本国内輸送旧立製作所国分工場 積出港
・イタリア国内輸送:荷揚港 RFX
(3)海上輸送
・日本(積出港) イタリア荷揚港
(4)RFXサイト内指定場所における荷降し
(5)輸送保険:オールリスク条件、及び第三者損害請求権利放棄特別約款付き保険に加入す
ること。また、特約条項については、修理のために製造国等へ輸送する費用特約、事故によっ
て残存物取片付費用や廃棄費用が発生した際の費用担保特約、事故により貨物の検査が必
要な際の検査費用を補償する特約を付保するものとする。輸送品の価格(EXW)は、約
275,000,000円である。
4.2 契約範囲外
(1)梱包作業
(2)開梱作業
(3)輸入通関手続き
受注者は輸入者が指定する輸入通関業者と連携し作業にあたること。支援出来る範囲で協力
すること。
5.輸送品仕様
輸送品は、別添表一1の通りとし、輸送物量は以下の通りである。
・重量約 380 t
・体積約 1,90o m'
・フレートトン約 1,90O FT
これらの輸送量は、輸送物の製作図面から設計した輸送計画段階のものであり、出荷前の最終輸
送梱包は微変するものである。
参考として、表一1のRef. NO.25、26、42、認の輸送図面を別添図・1 別添図・4 に示す。
なお、いずれの輸送品も以下の点に留意すること。
・精密機器であること。
・天地無用とする。
詳細は協議の上決定するものとする。
6
輸送区間及び取り合い、申告者名
自
至
<日本>
<イタリア>
〒316-8501
Consorzio RFX
茨城県日立市国分町 1丁艮1-1
C/OArea de11a Ricerca delcNR
株式会社日立製作所国分工場
Corso stati uniti,4
35020 padova
国分工場内指定場所にて車上受け
RFX内指定場所に荷降ろしする
輸出者:量研機構
輸入者:1TER機構(フランス)
荷送人:量研機構
荷受人:量研機構(代理としてRFX研究所)
フ.作業期間及び納期
(1)作業期問
機器の発送は、2016年7月中旬から開始し2016年9月末までにRFXに到着とする。発送日は、
受注後、直ちに伝えるものとする。
また、量研機構が実施する検収作業(各機器の開梱、及び健全性の確認)は、機器到着後約2
週間を想定しており、それに合わせて納期を定めるものとする。
(2)納期
2016年10月31日綱)
(3)輸送回数
全量一括輸送が望ましいが、当該製品を最適に輸送する為に船積回数を複数回に分けて(輸
送手段を変えて)作業してもよい。その場合は事前に量研機構に申し入れること。
8
輸送作業
住)本件の輸送に先立ち、輸送計画書を作成するものとする。その際、輸送品の物量から適切な輸
送車両を選定するとともに、車両重量や高さ等を考慮した輸送経路を選定し、それらの結果が
輸送計画書に反映されていること。また、積出港及び荷揚港での保管期間中はシート掛けを実
施すること。実施する貨物の選定は別途協議とする。
(2)陸上輸送において、法規制上必要な手続き、輸送備も本仕様に含むものとする。なお、RFX
内における搬入通路の確保、路面の補強及び仮置き場所の養生は本仕様外とする。
(3)海上輸送における船籍指定、船齢指定及びフラッグ指定はない。
(4)本件の輸送において必要となる監督官庁への通行許可申請手続きや折衝等は、量研機構
担当者と協議のうえ、受注者が行うものとする。
本作業において、発注者である量研機構の現地支援が必要となった際は、協議の上、量研機
構職員を現地へ派遣する。本作業に掛かる日本国内・イタリア国内の必要手続き・必要書類に
ついてはあらかじめ精査し、事前に量研機構に提出すること。
(5)本件の輸出通関手続き(輸出通関費、荷役料等含む)、陸送手続き等は受注者が代行するも
のとする。
注D輸出通関手続きに必要な該非判定書、インボイス、パッキングリスト等の通関書類は、量
研機構から提供する。輸送品りストは本仕様書添付の通り。
注2)量子科学技術研究開発機構の日本輸出入者標準コードは「現在取得申請中」である。
注3)イタリア輸入申告時の免税対応に関する書類等は、量研機構を通じて輸入者:1TER機
構が準備・対応する。
注4)輸入通関手続きは輸入者:1TER機構が手配する。
注5)輸出品において、その内部に米国からの輸入品を使っている場合は、量研機構にて、E
AR規制に基づく手続きを実施する。
注6)出荷品に対する該非判定書は出荷前に量研機構が発行する。尚、輸出該当品値/L 品)
がある場合にはライセンスの取得をした後に輸出申告するものとする。
(6)輸送品は、出荷前に輸送品の重心、りフティングポイント、ラッシングポイントを提示する。
(フ)衝撃を特に嫌う輸送品にはショックインジケータ(ラベルタイプまたは3軸検出器)を添付する。
添付作業は量研機構にて実施し、添付したものを引き渡す。ショックインジケータの破損を発見
した場合は、その状況を写真撮影し速やかに量研機構担当者に連絡すること。
(8)RFXに到着後、各輸送品をそれぞれ指定された場所に荷降ろしするものとする。その際、必要
となる機材調達や準備作業等(移動式クレーンや吊り具など)も本仕様に含まれるものと,、る。
ただし、RFX構内搬入通路の確保、仮置き場所の養生及び輸送品の開梱作業は本仕様外と
する。なお、現地での荷降ろし作業については、事前に、現地作業要領書を作成すること。
(9)荷降ろし場所は、RFX構内に設けられた量研機構調達機器の仮置き場所とする。
別添表一2 に仮置きりストを、別添図・5 に仮置き場所を示す、。
ただし、 Transformertank(表一1,REF NO.58)については、仮置きではなく別添図・6 に示,一場
所に設置すること。
RFX所有の天井クレーン等を使用する場合は、事前にRFXに対し使用許可申請を行うこと。
(10)RFXにおける荷降ろし後の確認は、量研機構の立会いのもと、貨物個数確認＼外観検査を行
うこと。また、開梱しないで確認できるショックインジケータについても確認を行うものとする。これ
らの作業は量研機構の立会いのもと受注者が実施すること。
9.業務に必要な資格等
(1)通関士
(2)移動式クレーン及び天井クレーン運転士免許等
日本国内での作業は、当該免許所持者が行うこと。イタリア国内作業については、イタリアの免
許所有者が行うこと。
(3)玉掛作業者免許等
日本国内での作業は、当該免許所持者が行うこと。イタリア国内作業については、イタリアの免
許所有者が行うこと。)
(4)その他、輸出入、輸送作業に関して必要な資格
10.支給品及び貸与品
(1)支給品
なし
(2)貸与品
なし
11.提出書類
(1)以下の書類を提出するものとする。いずれの書類も標準的な形式(Msword、MSExce1 等)で
作成し、印刷媒体とCD・R/Dゆ・R 等を用いた電子媒体の両方で納入するものとする。その際、
電子媒体にはオリジナルのファイルの他にPDF 出力も添付すること。
提出書類一覧
NO
1
2
提出書類
全体工程表
(英語版も提出のこと)
体制表
(従事者名、連絡先含む)
(英語版も提出のこと)
輸送計画書
(英語版も提出のこど
提出時期
提出方法
部数
確認
契約後速やかに
(変更が生じた場合は
その都度)
印刷媒体及び電
子媒体
3部
要
2部
不要
3部
要
2部
不要
輸送予定日の1ケ月前
(監督官庁折衝後に修
正が必要となった場合
はその都度)
4 1作業実施報告書
作業実施後速やかに
7
8
9
10
発行後速やかに
委任又は下請届
(量研機構指定様式)
現地作業要領書
(英語版も提出のこと)
現地作業体制表
(英語版も提出のこと)
作業日報
(陸上輸送作業、現地荷降
ろし作業日報)
(英語版も提出のこと)
作業開始の2週間前
当該日の翌日
打合せ議事録
打合せ後1週間以内
印刷媒体
印刷媒体及び電
子媒体
現地における荷降ろし
作業開始1ケ月前
要要要
-D 6
(監督官庁折衝の報告書
含む)
(英語版も提出のこと)
輸出許可通知書
1部
1式
3部
2部
不要
印刷媒体
1部
不要
電子媒体※
3部
要
(電子メーノレ可)
Ⅱその他量研機構が必要とその都度決定
不要
する書類
※月間工程表、週間工程表及び打合せ議事録については、印刷媒体による提出を省略することができる。
その場合には、電子メールにより量研機構担当者に電子ファイルを提出することをもって完了とする。ただ
し、内容に対して量研機構の了解を得るとともに、必要な場合は修正すること。
(2)確認方法
提出書類の「確認」は次の方法で行う。
量研機構は、承認のために提出された図書を受領したときは、期限日を記載した受領印を押
印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、承認しない場合には修正を指示し、修正
等を指示しないときは、承認したものとする。
(3)提出場所
量研機構核融合エネルギー研究開発部門
那珂核融合研究所 ITERプロジェクト部 NB加熱開発グループ
ただし、イタリア国内における作業についての提出書類は、量研機構の出張者、または事前に
定められた代理人に提出しても良いものとする。
12.検収条件
本仕様に定める作業が完了したことの確認及び提出図書の確認をもって、当該作業の検収を実施
する。
13.適用法規
受注者は関係する法規など(政令、省令、及び告示を含む)に基づいて行うものとする。
①労働基準法
②労働安全衛生法
③消防法
④クレーン等安全規則
⑤道路法
⑥道路交通法
⑦関税法
⑧関税定率法
⑨外国為替及び外国貿易法
aの輸出貿易管理令
(1D 那珂核融合研究所内諸規程
(12)イタリア国内における関係法令規則
(13)その他関係する法規
14.特記事項
(1)受注者は量研機構が量子科学技術に関する研究・開発を行う機関であるため、高い技術力及
び高い信頼性を社会的に求められていることを認識し、量研機構の規程等を遵守し安全性に配
慮し業務を遂行しうる能力を有する者を従事させること。
(2)受注者は業務を実施することにより取得した当該業務及び作業に関する各データ、技術情報、
成果その他のすべての資料及び情報を量研機構の施設外に持ち出して発表もしくは公開し、ま
たは特定の第三者に対価をうけ、もしくは無償で提供することはできない。ただし、あらかじめ書
面により量研機構の承認を受けた場合はこの限りではない。
15
安全管理
(1)作業計画にあたっては、十分な現場調査を行い、綿密かつ無理のない工程を組むこと。また、
労働安全対策等の準備を行い、作業の安全確保を最優先としつつ、迅速な進捗を図ること。
(2)受注者は、本契約に伴う一切の作業遂行及び安全確保に係る労基法、労安法その他法令上
の責任並びに作業従事者の規律・秩序及び風紀の維持に関する責任を負うこと。
(3)受注者は、作業着手前に量研機構と安全について十分に打合せを行うこと。また、作業の
安全について指摘を受けた場合は、速やかに改善すること。
(4)作業期間中は常に整理整頓を心掛け、安全及び衛生面に十分留意すること。
(5)受注者は異常事態等が発生した場合、量研機構の指示に従い行動するものとする。また、
地震等が発生した場合に備えて避難方法や避難経路を作業者全員に周知すること。
(6)受注者は作業実施前に本作業のりスクァセスメントを実施すること。また、量研機構の指示が
あった場合、その内容を周知すること。
(フ)受注者は、非常時連絡体制表を作成し作業場所に掲示すること。また、その内容を作業者全
員に周知すること。
(8)受注者は作業の実施にあたっては関係法令等を遵守するとともに、量研機構担当者と十分
な打合せを行い実施すること。
(9)受注者は、イタリア国内における作業の実施にあたってはイタリアの関係法令等を遵守して行う
こと。
16.グリーン購入法の推進
(1)本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適
用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。
(2)本仕様書に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める
除氏類」の基準を満たしたものであること。
17.協議事項
本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、
量研機構と協議のうぇ、その決定に従うものとする。
また、悪天候など不慮の事態が発生した場合についても同様とする。
以上
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山殴じ
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山殴じ
山匠m
山匠m
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山匠Φ
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山終じ
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山優m
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山匠m
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山匠m
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