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PICK UP
滋賀にゆかりある器楽や声楽の腕を磨く数々の若手演奏家たち。その精鋭の中から見事オーディションで
滋賀にゆかりある器楽や声楽の腕を磨く数々
の若手 演奏家たち。その精鋭の中から見事オーディションで
びわ湖ホールで初のソロリサイタルを開催する。プロを目指す新進のアーティストたちが
選ばれた2名が、びわ湖ホールで初のソロリサ
サイタル
ルを開催する。プロを目指す新進のアーティストたちが
意気込みを語ってくれた。
「
「幼い頃からずっ
と びわ湖ホール が好きでした」
」
と語り、
と語
語り、
2013年と15年の『ラ・フォル・ジュルネびわ湖』にも
参加
にも参加
した経歴をもつ。
「自分の好きな曲だけを弾けるコンサートはめったにない
機 会です。とにかく楽しみたいと思っています」
と堀内さ
ん。ファーストリサイタルでは、憧れの舞台であるびわ湖
ホールで初めてソロで演奏するだけに、期待感で胸を躍ら
せている。
演奏する曲目としてまっ先に選んだのは、シューベルト
のヴァイオリンソナタ イ長調 D.574。
「今の自分にぴっ
たりと馴染んでくる、一番ハマっている作曲家です」。
その他に、イザイ、チャイコフスキーなども演奏する。
ヴァ
イオリンならではの高音が醸し出す華やかさと繊細さを、自
分らしい演奏で表現したいと考える。異なる系統の作曲
家を選んだ理由には
「より多くの方々にクラシックをもっと
身近に感じていただきたい」
との想いから。そして、自らが
楽しむことでヴァイオリンが持つ魅力も感じて欲しいと、心
を込めて演奏する。
PROFILE
1996年生まれ。大津市出身。滋賀県立石山高等学校音楽科卒業。現在、
東京藝術大学音楽学部二回生。3歳よりヴァイオリンを始める。第66回、
第67回全日本学生音楽コンクール 大阪大会入選、第14回日本演奏家コ
ンクール第3位、第34回アゼリア推薦新人演奏会 出演、2015飛騨河合
音楽コンクール 第2位併せて河合賞（一位なし）、第63回TIAA全日本クラ
シック音楽コンサート 優秀賞、クオリア音楽フェスティバル第6回オーディ
ション コンサーティスト部門大賞 ほか多数受賞。これまでにヴァイオリンを
中谷 真美、池川 章子、ジェラール・プーレ各氏、現在、玉井 菜採氏に師
事。室内楽を山田 百子、大友 肇各氏に師事。
公演情報
湖国新進アーティストによる演奏会
ザ・ファーストリサイタル2016
ファーストリサイタルに応募したきっかけは、恩師からの
ファース
「これまでお世話になった先生方
こんな言葉からだった。
が『あなたの演奏をまた聴きたいわ』
と言ってくださっていた
切
デ ションを受けま
受
んです。それで思い切ってオーディ
した。今
回は、とてもいいチャンスをいただいたと思います」
と笑う
椴山さん。
普段、演奏する時に心掛けていることは、曲の内容に
沿った演奏をすること。それは役者が役柄によって演技を
変えることと似ているのだという。椴山さんが選んだ作曲
家は、モーツァルトとリスト。
「モーツァルトは、喜怒哀楽の
表し方が豊かなのでどちらかと言えば無邪気なイメージの
曲を、一方のリストでは、甘いメロディで大人の色気を感じ
させるものを選びました」。活躍した時代も曲調も全く異な
る魅力を放つ作曲家だが、今の自身を表現するにはしっく
りときたのだという。
リサイタルに先だって
「先生方には 少しは大人になりま
した という私をお伝えしたいです。ホールに足を運んでく
ださるお客様には、ピアノは大きくて派手なイメージが強い
ですが、弾き方によっては大 胆さや繊 細さなど様々な表
現ができる楽器なので、率直に
『音楽っていいな』
と感じて
いただけたら嬉しいです」
と話している。
PROFILE
1993年生まれ。彦根市出身。滋賀県立石山高等学校音楽科卒業。現在、
京都市立芸術大学音楽学部三回生。3歳よりピアノを始める。第62回全
日本学生音楽コンクール ピアノ部門 中学の部 大阪大会入選。第16回
「万里の長城杯」国際音楽コンクール ピアノ部門 大学の部 第2位。第2
回寝屋川市アルカスピアノコンクール デュオ1台4手部門 グランプリ ほか
多数受賞。これまでにピアノを船橋 美穂、坂井 千春、野原 みどり各氏、
デュオを河野 美砂子氏に師事。
自由席〔一般〕1,000円、
〔 18歳以下〕500円
料金／ ※当日各500円増
［問合せ］滋賀文化元気室
日時／ 3月27日（日）14：30開演（14：00開場）
TEL.077-522-8369
会場／滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホール FAX.077-522-9647