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第16号 2014年(平成26)

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第16号 2014年(平成26)
Sakura no Seibo
Lifelong Study Center
2014(平成 26)年 9 月 22 日発行
編集・発行 桜の聖母生涯学習センター
第 16 号
ごきげんよう!
「読書の秋!」、「学びの季節」です。
これから「何か」を始めようとする方、今までの学びをさらに深めようとする方、皆様の学び
への意欲もますます「秋空のように高まってくるのでは」…と生涯学習センタースタッフ一同、
大いに期待しております。
生涯学習センターも東日本大震災の影響により、受講生数は減少しており、今まで以上に厳し
い経営環境となっております。
しかし、桜の聖母生涯学習センターは、地域における生涯学習の拠点として歴史を刻んできた
という自負と、地域に必要とされる「学びの場」として皆様に愛され育てられてきたという感謝
を胸に、これからも皆様のご要望にお答えできるよう健全なセンターの運営に努めていく所存で
す。そのために「今!」、スタッフ一同が智恵を絞って、廉価で充実した講座の開発はもとより、
講座の新しいあり方、センターの効率的な運営等の改善に取り組んでおります。
受講生の皆様には、できる限りサービスが低下しないように努めてまいります。スタッフの勤
務体制の変更など、今までとは違った形での対応となってきております。
「サービスが悪くなった!」、「対応が不親切!」と思われるかも知れません。
しかし、私たちは、地域の皆様に「生涯にわたって質の高い学びの場」を提供し続け、受講生
の皆様が学びの中に生きる喜びを見出せるよう努めていきます。
何卒、生涯学習センターの取り組みをご理解いただき、多くの「講座」を
受講していただきたく心よりお願い申し上げます。
最後に、皆様のご健康とお幸せを心よりお祈り申し上げます。
センター長
講座番号 538
講座番号 539
遠藤修司
講座番号 538
講座番号 525
講座番号 520
「食欲の秋」
、
「みのりの秋」、さわやかな秋
のひと時を、桜の聖母生涯学習センターで
学びませんか?
講座番号 457
★準備物
昼食、水筒、筆記用具、雨具
あれば双眼鏡
★服装
長袖長ズボン、歩きやすい靴
帽子
来年の講座に向けて池田先生にお話を伺いました。
パリのモンパルナス駅から列車で1時間 15 分。ボースの沃野の中心に位置
するシャルトルは、中世の街並みと世界遺産に登録された大聖堂を誇る、フ
ランスでも屈指の美しい都市である。市街の東に流れるユール川のほとりに
は水車小屋の跡が残り、通りの名は織物業や皮革業で栄えた時代を偲ばせる。
そこから見上げる中世の街並みの頂点に、聖母に捧げる素晴らしい大聖堂が
そびえ立つ。ロマネスクとゴシックの様式が調和した壮麗な建築。預言者や
諸聖人の姿を刻んだ円柱が縁取る三つの扉口。信仰の核心を表現する浮彫で
飾られたタンパン。荘厳な空気に包まれた内部に入ると、聖なる物語を描い
た無数のステンドグラスの輝きが旅人を包み込む。司教座教会であり聖母巡
礼の聖地でもあるこの大聖堂は、フランスが生み出した最も豊かで最も奥深
い芸術遺産なのである。講座では、シャルトルの旧市街と大聖堂を最新の映
像で巡り、その信仰と美の世界を堪能したい。
津田和加子先生へ
拝啓 突然の手紙に驚かれていると思いますが、私は今年 2 月まで生涯学習センターの管理栄養
士国家試験準備コースでお世話になりました E.K と申します。
その節は大変お世話になりました。おかげ様で、今年 3 月の国家試験に、無事合格することが
できました。それも全て、津田先生はじめ、講師の先生方のおかげだと感謝しております。
本当にありがとうございました。今後は資格を生かせる仕事をしたいと思っているので、日々、勉
強の毎日です。
津田先生も、お体に気を付けて多くの管理栄養士を養成していって下さい。
本当にありがとうございました。
敬具
(E.K さんより)
桜の聖母生涯学習センターで、「小学生のための感想文教室」を担当していただいてい
る成田先生にお話を伺いました。いつも丁寧でやさしい先生にはリピーターの方も多い
です。秋には手紙の魅力についてご担当いただきますので、どうぞご参加ください。
むかし、神奈川県の小学校に通う一人の女の子がいました。やせっぽち
で手足ばかりがひょろひょろと長く、しゃべるのが苦手だったので「ガイ
ジン」と呼ばれからかわれていました。身体が弱くて病気ばかりしていた
ので、ますますひとりぼっちの時間が増えていきました。しかし、お休み
の多い女の子のところへ担任の先生がお見舞いに来ては「本」を届けてく
れるようになってから女の子には「本」という大切な友だちができたので
す。それから50年の月日が流れて、その女の子は感想文教室の先生にな
りました。そうです。これは今、偉そうに感想文教室を担当している私の
小さなころのお話。もうやせっぽちでもなければ「ガイジン」のようでも
ありません。でも、心の中にはその頃の「学校に行かれずさみしかった気
持ち」や「本が届けられるたびに感じたわくわくした気持ち」がそのまま残っています。
私も感想文を書いて大好きな先生からほめられたことが、その後の大きな希望につながってい
きました。ほめることは叱ることより簡単そうに思えますが、実はとても難しいこと。ほめるこ
とによってその人のこれからの生き方をずっと見守ることになる責任が生じるからだと思いま
す。また、ほめてくれる人は誰でもよいわけではないでしょう。自分のことを理解してくれる人
であり、尊敬できるところがなければその賛辞は意味のないものになってしまいます。「この人
にほめられてうれしいと思ってもらえる人間になりたい。」そういう思いを抱きながら、また来
年のこの時期まで私も努力を重ねたいと思います。あふれる思いを懸命に伝えようとする子ども
たちの気持ちをこれからも精一杯応援するために。
私たちは、おいしい食べ物をいただいた時、小さな幸せを感じ
ます。友人やお客様との団欒であったなら、尚の事幸せは倍増し
ます。今回は、広島発『共楽堂』の「ひとつぶのマスカット」を
ご紹介いたしましょう。フルーツ王国である福島に住んでいる者
にとっては、果物は、生でいただくのが一番と承知しております
が、今回のおすすめは、ほんのり甘く薄いおもちでコーティング
【編集者のヒトコト】
日ごとに秋の深まりを感じるこの
頃です。センターでは一日で学べ
る手軽な講座を沢山ご用意しまし
た。トレッキングよし、TOEIC に
挑戦するのもよし、秋の夜長、誰
かに手書きの手紙を書くもよし、
秋にはいろいろな楽しみ方があり
ます。どうぞ皆様、秋を満喫して
ください。(い)
されたマスカットのお菓子です。生とは違った洗練された一品で
す。ひとつひとつ丁寧に包んである瑞々しいお菓子が顔を出した
瞬間、あまりの美しさに驚きます。旬のひとつぶを上品な求肥で
手包みしたこのお菓子は、まさしく期間限定の美味しさで、猛暑
のひと時幸せにしてくれました。(お)
この冊子は「わんパグ」作者の許可をもら
ってイラストを利用しています。
http://www5.ocn.ne.jp/~wanpagu/
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