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ハルモニーコール演奏曲目(バッハ・ドイツ語作品)の逐語訳
ハルモニーコール演奏曲目(バッハ・ドイツ語作品)の逐語訳 この逐語訳は現在までハルモニーコールの演奏会で取り上げた曲目および現在練習して いる曲目に対するもので団員に配布したものです。個々の曲の理解に少しでもお役にたて れば幸いです。利用にあたっての注意点を下記します。 1.ドイツ語の1つ1つの単語が何を意味しているのかを理解するのが歌う上で一番大切 であると考え、各単語の下に訳をつけてみました。英語のbeやhaveに相当する ドイツ語の助動詞sein,haben や the,aに相当するder,ein の冠詞類など訳をつけてないものもあります。 2.括弧内はある程度ドイツ語の文法の判る方を対象とした注釈です。その他訳者なりの 解釈の説明を加えております。 3.不完全な点も多々あると思いますのでお気づきのことや疑問点ありましたらお知らせ ください。 4.個人的な利用は構いませんが、合唱団として利用される場合(印刷配布など)には必 ず事前にハルモニーコールまでご連絡ください。 <曲目> BWV245 「ヨハネ受難曲 全曲」 2011年1月 ハルモニーコール (作成者 ハルモニーコール 山田 武) Johannes-Passion BWV245 Erster Teil(ヨハネ受難曲第1部合唱曲対訳) 1 Chorus Herr, 合唱 (詩篇第8編の翻案) unser Herrscher, 主よ 私達の dessen Ruhm 支配者よ その 名声は in allen Landen herrlich ist ! に すべての 国々 輝いて Zeig uns durch deine 示せ 私達に よって daß du, ことを 貴方が いる Passion, 貴方の 受難に der wahre Gottessohn, 本当の zu aller Zeit, auch に すべての 時 また 神の御子よ in der größten において verherrlicht worden Niedrigkeit, 最大の 低さ bist. 讃美されている(受動形の現在完了) (慨訳)主よ 私達の支配者よ その名声がすべての国々に輝いている方よ 私達に貴方の受難を通して示してください 真の神の子である 貴方が いかなる時にも低さの極みにあっても 誉め讃えられてきたことを 2b 2d Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 Jesum von Nazareth ! イエスを からの ナザレ(地名) 第18章 第5節) (慨訳)ナザレ(出身の)のイエスを 3. O Choral große Lieb’, おお 偉大な die コラール (J.ヘールマン作 受難曲コラール 第7節) dich 愛よ o Lieb’ ohn’ おお 愛よ のない gebracht auf (愛が) 貴方を もたらした Ich lebte mit der Welt 私は 生きた ともに この世と und du 上に mußt そして 貴方は なければならなかった diese alle Maße Marterstraße ! この in 中に 拷問の道の Lust 快楽 leiden ! 苦しむ あらゆる 尺度 und と Freuden, 歓びの (概訳)おお偉大なる愛よ おお計り知れない愛よ 貴方にこのような拷問の道をとらせた愛よ 私は快楽と歓喜のうちにこの世を過ごしました そして貴方は苦しまなければなりませんでした 5. Choral Dein Will コラール (M.ルター作 Vater unser im Himmelreich 第4節) gescheh, Herr Gott, 貴方の 意思が 行われるように auf Erden wie 上に 地 Gib uns 与えよ im 天国 in 忍耐を Leidenszeit, の中で in ある 同時に Himmelreich. Geduld gehorsam sein 従順で 主なる 神よ ように における 私達に zugleich において 苦悩の時 Lieb und 愛 と wehr und steur 防げ そして 制御せよ すべての 肉体 Leid; 苦悩 allem Fleisch und と Blut, 血を das wider deinen Willen tut ! それが 反して 貴方の (概訳)貴方の意思が 意思に 行う 主なる神よ 同時に行われますように この地上でも天国と同じように 苦難の時に私達に忍耐を与えてください 愛と苦悩にあっても従順でいられますように すべての肉と血を制して防いでください 貴方の意思に反して何も行われませんように 11. Choral Wer コラール(P.ゲールハルト作“ O Welt, sieh hier dein Leben 3,4 節) hat dich so geshlagen, mein Heil, und dich 誰が(現在完了)貴方を so 打った übel zugericht ? ひどく 傷めた wie wir 私の救い主よ Du bist 私達の子供たち 私 と des 罪は das dich (関係代名詞) 貴方を Missetaten weißt 知る (関係代名詞) die ように haben 小さい粒 dir schläget, und das betrübte 打つ Sünder, 一人の 罪びと (関係代名詞)(現在完了)貴方に 海にある das Elend, ein 苦しみ du nicht. 貴方は(否定詞) die sich wie Körnlein finden Sandes an dem Meer, 砂の 悲惨を 私の von について 悪事 Ich, ich und meine Sünden, 私は nicht 貴方は である 本当に(否定詞) und unsre Kinder, のように 私達 と ja mit Plagen 貴方を と共に そして 悲しい 見つかる erreget 引き起こした Marterheer. 責め具の大群を (概訳)私の救い主よ 誰が貴方をそれほどひどく打ち 苦しませ 痛めたのでしょうか 貴方は私達や私達の子のような罪人ではありません 貴方は悪事に無知なのです 私が この私と まるで海辺の砂粒のような(無数にある)私の罪とが 貴方に 貴方を打ちくだく悲惨な状態を 12b Chorus Bist また無数のひどい責め苦を もたらしたのです 合唱 (ヨハネによる福音書 du nicht seiner お前は(否定詞) 第18章 第25節) Jünger einer ? 彼の 弟子の ひとり (慨訳)お前は彼(イエス)の弟子のひとりではないのか? 14. Choral Petrus, コラール (P.シュトックマン作 Jesu Leiden Pein und Tod 10節) der nicht ペトロは(関係代名詞) der doch auf 彼は しかし Jesu, 思い返さない 時に 彼の ein‘ ernsten Blick の上に 真剣な blicke mich auch イエスよ まなざしを 私に wenn denkt zurück, seinen Gott verneinet, も an, wenn 向けて 時に してしまった 否認する bitterlichen weinet. まなざし 痛く・ひどく ich Böses hab getan, 私が 悪事を 神を 泣く ich nicht will 私が rühre 後悔しようとしない mein Gewissen ! 揺り動かせ 私の büßen; 良心を (概訳)ペトロは 思い返すことなく 自分の神を否認する 彼はしかし 厳かなまなざしにあって 激しく泣く イエスよ 私にもまなざしを向けてください 私が悔い改めないときに 私が悪事を行ってしまったときには 私の良心を揺り動かしてください Johannes-Passion BWV245 Zweiter Teil(ヨハネ受難曲第2部)合唱曲対訳 15. Choral Christus, コラール (M.ヴァイセ作 der Christus, der uns selig macht 第4節) uns selig macht, kein Bös’ (nicht ein) 悪事を キリストは(関係代名詞)私達を 幸せに する der ward für uns in 彼は(受動過去)私達のために geführt 導かれ hat begangen, der Nacht 夜中に als ein Dieb として 一人の泥棒 für gottlose Leut und fälschlich ために 神のない 人々の 誤って wie gefangen, 捕えられた verklaget, 訴えられた verlacht, verhöhnt und verspeit, 嘲られ 唾を吐きかけられた ように まさに 罵倒され 犯した denn die Schrift saget. 聖書が言う (概訳)私達に至福を与えてくださるキリストは 何一つ悪いことを犯してません 彼は 私達の代わりに 夜中に泥棒のように捕らえられ 神を持たない人々の前に引き出され 偽りの告発をされ 嘲笑され罵倒され 唾を吐きかけられた まさに聖書が伝えているように 16b Chorus Wäre 合唱 (ヨハネによる福音書 dieser nicht ein Übeltäter, だったら この人が(否定詞) wir hätten 第18章 第30節) dir 一人の 悪事を働く者 ihn nicht überantwortet. 私達は しただろう 貴方に 彼を (否定詞) 引き渡す (慨訳)こいつが悪者でなかったなら 俺達は貴方に奴を引き渡すことはしなかっただろう 16d Chorus Wir 私達は 合唱 (ヨハネによる福音書 dürfen niemand 許されている 第18章 第31節) töten. 誰一人(否定詞) 殺す (慨訳)私達はだれひとり殺すことを許されていません。 17. Choral コラール(J.ヘルマン作 受難節コラール 第8,9節) Ach großer König, groß ああ 偉大なる 王よ 偉大である zu allen Zeiten, いかなる時にも wie kann どのように ich gnugsam できる 私は 十分に diese Treu ausbreiten ? この 信義を 伝え広める Keins Menschen Herze mag indes ausdenken, was dir zu schenken. (否定冠詞)人間の 心も できる その間に Ich kann’s mit meinen 私は できる それに もって 私の womit Sinnen 思い doch dein Erbarmen zu 何をもって けれど Wie 思い付く 貴方の kann ich dir 如何に 出来る 私は 慈悲を 一体 (否定詞) 達する vergleichen. 比較する 貴方の 愛の行為を im Werk erstatten ? 仕事で (概訳)ああ偉大なる王よ いついかなる時にあっても偉大である御方よ どうすれば この信義を十分に伝えることができるのでしょうか 人の心は誰一人何を貴方に捧げるべきか思い付きません 私は自分の思いだけでは そこに至ることはできません 一体何をもって 貴方の慈悲と比べることができるのでしょうか どうすれば 貴方の愛の行為に報いることができるのでしょうか 18b Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 第18章 第40節) Nicht diesen, sondern Barrabam ! (否定詞) この人を ではなく バラバを (慨訳)この男ではなくバラバを(釈放せよ) 21b Chorus Sei 合唱 (ヨハネによる福音書 gegrüßet, lieber ようこそ(挨拶を受けなさい) 愛する 第19章 第3節) Jüdenkönig ! ユダヤ人の王よ (慨訳)ようよう ユダヤ人の王様 21d Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 Kreuzige, kreuzige ! 十字架にかけろ 十字架につけろ (慨訳)十字架にかけろ はりつけだ 贈る nicht erreichen, denn deine Liebestaten 貴方に 何を 貴方に 第19章 第6節) 弁済する 21f Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 Wir haben ein Gesetz, und 私達は 持つ denn er 1つの法律を hat なぜなら 彼は(現在完了形) nach dem Gesetz (and) sich 第19章 第7節) よれば この法律に selbst sterben; (should) 彼は 死ぬ zu Gottes Sohn gemacht. 自分自身を に (慨訳)私達は1つの法律を持っています soll er 神の 息子 為した この法律によれば彼は死ぬべきなのです なぜなら彼は自分自身を神の子としたのですから 22. Choral コラール(C.H.ポステル作 受難節コラール) Durch dein Gefängnis, によって 貴方の 投獄 Gottes Sohn, muß uns 神の die Freiheit kommen; (must) 私達に 息子よ 自由が 来る Dein Kerker ist der Gnadenthron, die Freistatt aller Frommen; (is) 貴方の牢獄は denn 恵の gingst du 玉座 奴隷状態 unsre Knechtschaft 違いない 私達の すべての 信者の nicht die Knechtschaft ein, なぜなら なった 貴方が (否定詞) müßt 避難所 奴隷状態は 入る ewig sein. 永遠に ある (概訳)貴方の囚われによって 神の子である方よ 私達に自由が訪れるのに違いありません 貴方の牢獄は 恩寵の玉座となり すべての信徒の避難所となるものです なぜなら貴方が奴隷の身にならなかったら私達の奴隷の身は永遠に続くでしょうから 23b. Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 Lässest du diesen los, so bist (let) 貴方が この男を 放つ denn wer sich (so) (be) 第19章 第12節) du des Kaisers Freund 貴方は zum Könige machet, der なぜなら (who) 自らを 王様に 為す 皇帝の 友達 その人は(be) 反する なぜなら自らを王とする者は そいつは 皇帝に背く者ですから 片付けろ 失せろ 合唱 (ヨハネによる福音書 mit dem, こいつを 第19章 第15節) kreuzige ihn ! 十字架にかけろ 彼を (慨訳)どけろ この男を片付けろ 奴を十字架に掛けろ (否定詞) ist wider den Kaiser. (慨訳)貴方がこの男を釈放するなら 貴方は皇帝の味方ではありません 23d. Chorus Weg, weg nicht; 皇帝に 23f. Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 Wir keinen haben 私達は 持つ König 第19章 第15節) denn (否定不定冠詞) 王様 den Kaiser. 除いて 皇帝を (慨訳)私達には皇帝以外に王様はいません 24. Aria (Basso) + Chorus バスのアリア+合唱 Eilt, ihr 急げ お前達 eilt -- wohin ? -- nach Golgatha ! Nehmet an des Glaubens Flügel, 急げ angefochtnen Seelen, geht 悩める 魂よ どこへ aus euren 行け から ゴルゴダへ Marterhöhlen, お前達の 着けよ 拷問の洞穴 信仰の 翼を -- wohin ? -- zum Kreuzeshügel, eure Wohlfahrt blüht allda ! flieht 逃げよ どこへ 十字架の丘へ お前達の 幸福は 咲く そこで (慨訳)急ぎなさい お前達悩める魂よ 行きなさい お前達を責め苦しめる洞穴から 急ぎなさい ―どこへ― ゴルゴダへ 逃げなさい ―どこへ― 十字架の丘へ お前達の幸せは 25b. Chorus Schreibe 書け 合唱 (ヨハネによる福音書 nicht: der Jüden (否定詞) sondern ユダヤ人の daß er そうではなく (that) 彼が Ich bin der 私は である 信仰の翼をまとって そこで花開くのだ 第19章 第21節) König, 王様 gesaget habe: 言った Jüden ユダヤ人の König. 王様 (慨訳) 「ユダヤ人の王」とは書かないでください そうではなく 「彼は『私はユダヤ人の王』」と言った」と書いてください 26. Choral コラール (V.ヘルベルガー 作) In meines Herzens Grunde, dein Nam 中に 私の 心の funkelt all Zeit きらめく 全ての 時間 基底の 貴方の und Stunde, と 時刻 名前 drauf und Kreuz と 十字架 allein だけが kann ich fröhlich sein. その上に できる 私は 喜ぶ・楽しむ Erschein mir in 現れよ 私に dem Bilde zu 絵・像の中に wie du, Herr Christ, so (how) 貴方が キリストよ (so) 主 Trost ために in 慰めの meiner Not, 私の苦悩の中で milde dich hast geblut‘ zu 穏やかに 貴方を 血を流した Tod ! 死ぬまで (慨訳)私の心の奥底には 貴方の名前と十字架だけが いついかなる時にも きらめいています そのために私は 喜びにあふれていられるのです 苦悩の中にいる 私の慰めのために どうか御姿を現わしてください 貴方は 主キリストよ 27b. Chorus 合唱 (ヨハネによる福音書 Lasset uns den (let us) sondern いかに穏やかに血を流して死に至ったことか nicht (den Rock) darum 第19章 第24節) zerteilen, (否定詞) losen, 分ける wes er sein そうではなく そのために くじを引く 誰のもの それが (慨訳)それ(下着)は分けないでおこう 28. Choral コラール alles wohl 彼は 取った 全てを in 良く acht in 注意 彼の なお 思った der darauf ohn 死ね その上に 神 Leid, und なしに すべての 苦悩 一人の 後見人を und Menschen liebe, および 人間を dich 愛せ nicht betrübe ! そして お前を(否定詞) 悲しめる (慨訳)彼(イエス)は最期の時にもすべてのことに気を配られた ご自身の母をなおも心配して 彼女に後見人を定められた おお人間よ 正しいことをしなさい 神と人とを愛しなさい 苦悩をすべて捨てて死に 時刻 ein‘ Vormunde. 置いた 彼女に 正義を alles 最後の ihr O Mensch, mache Richtigkeit, Gott 為せ letzten Stunde において noch bedacht, setzt Stirb べきか その代わりに誰のものにするかくじ引きをしよう seine Mutter おー 人間よ ある (R.シュトックマン作 受難節コラール) Er nahm 母を soll. 悲しみを残さないようにしなさい 32. Aria (Basso) + Choral バスのアリア + コラール Mein teurer Heiland, laß dich fragen, 私の 大切な 救い主よ せよ お前に 質問する Jesu, der du イエスよ(関係代名詞) da du なぜなら あなたは warest あなたは nunmehr nun ohn 生きる さあ (sein の過去形) 死んだ ans Kreuz geschlagen 今や Lebst tot, 十字架に 打ちつけられた Ende なしに 終り und selbst gesagt: Es ist vollbracht, bin ich vom Sterben frei gemacht? そして自ら in 言った 成し遂げられた 私は 死から 解放されるのか der letzten Todesnot nirgend mich hinwende において 最後の 死の苦しみ どこにも 私を 向ける Kann ich durch deine Pein und Sterben das Himmelreich ererben? 出来る 私は によって 貴方の痛みと死 天国を 相続する Ist aller Welt Erlösung da ? ある 全世界の als zu 以外に 救済は dir, そこに der mich versühnt, o あなた(関係代名詞) )私を 購(あがな)う du おお lieber あなた 愛する Herre ! 主よ Du kannst vor Schmerzen zwar nichts sagen; あなたはできる 苦痛のあまり 勿論 何も 言う Gib mir nur, was du verdient, 与えよ だけを (what) 貴方が 私に 稼ぐ doch neigest du das Haupt und sprichst stillschweigend: ja. しかし 傾ける あなたは 首を そして言う mehr ich nicht begehre ! それ以上は 私は(否定詞) 切望する 黙って (yes) (慨訳)私の大切な救い主よ 質問させてください あなたは いまや 十字架に打ちつけられ イエスよ あなたは亡くなられたが そして自ら「成し遂げられた」と言われた いまや終りのない生命を得ています 私はそれ故死から解放されたのでしょうか いまわの死の苦しみの中にあっても 私はあなたの苦しみと死によって 天国を どこにも私を向かせることはありません 果して引き継ぐことができるのでしょうか 私をあがなってくださるあなた以外には 世界全体の救済はそこにあるのでしょうか おお愛する主よ あなたに相応しいもの あなたは苦しみのあまり言葉は出せないが だけを私に与えてください 首を傾げて無言のうちに言う「そうだ」と それ以上は私は望みません 37. Choral コラール O (M.ヴァイセ作 hilf, Christe, Gottes おお助けよ キリストよ daß wir dir 神の stets ように 私達が 貴方に 常に deinen Tod und 貴方の 死 dafür, Sohn, durch dein 御子よ untertan all 従順である そして その und 避ける fruchtbarlich bedenken, 実りあるものと schwach, 貧しい そして 苦しみ Untugend meiden, すべての 不正を 原因を wiewohl arm bitter Leiden, によって 貴方の 厳しい sein Ursach そのために いかに 受難節コラール) 弱い 思う dir Dankopfer schenken! 貴方に 感謝の捧げものを 贈る (慨訳)おお 助けてください キリストよ 神の御子よ 貴方の苛酷な受難を通して 私達が貴方に常に従順であり あらゆる不正から免れるように 貴方の死とそれに至った原因を 実りあるものと考えるように そのために どんなに貧しく弱くとも 貴方に感謝の供物を捧げられるように 39. Chor 合唱 Ruht wohl, ihr 休め 貴方がた 聖なる die 良く ich nun weiter それを 私は 今や ruht wohl 休め heiligen Gebeine, 良く 更に und そして nicht und bringt ferner keine Not und そして 私に zur Ruh! 私を 休息に bestimmet ist そして その後は (否定冠詞) 苦難 開く auch mich 持って行け また 貴方がたに macht mir beweine, (否定詞) 嘆く Das Grab, so euch そのお墓は 遺体よ 定められた umschließt, 取り囲む den Himmel auf 天国を (分離動詞 aufmachen) schließt die Hölle zu. 閉じる 地獄を (分離動詞 zuschließen) (慨訳)安らかにお休みなさい 聖なる遺骸よ 私はもう嘆きません 安らかにお休みなさい そして 私も安息に導いてください 御遺骸に定められ もはや苦しみを何一つ含まない 御墓は 私のために 天国を開き 地獄を閉ざします 40. Choral コラール (1569年 M.シャリング作詞 Ach Herr, laß dein ああ させよ 主よ am lieb Engelein 貴方の 愛する 天使をして letzten End die Seele mein 最後の 終わりに in 魂を Abrahams Schoß アブラハムの den 私の tragen, 懐に 運ぶ Leib in seim 肉体を Schlafkämmerlein 彼の 小さい寝室に gar sanft ohn 全く 優しく なしに 幾つもの einge Qual und Pein 苦悩 そして 痛み ruhn bis am jüngsten Tage ! 休む まで 最後の審判の Alsdenn vom その後 daß 死 日 erwecke mich, 目覚めせよ 私を meine Augen sehen dich ように 私の in Tod から 定旋律 作曲者不明) 両目が 見る 貴方を aller Freud, o Gottes すべての 喜びに Sohn, おお 神の 御子よ mein Heiland und Genadenthron ! 私の 救い主 そして Herr Jesu Christ, 主 イエス キリストよ ich will dich 恵の玉座よ erhöre mich, 聞き届けよ 私を erhöre mich, 聞き届けよ 私を preisen ewiglich ! 私は したい 貴方を 誉める 永遠に (慨訳)ああ 主よ 貴方の愛する天使を遣わして この世の最後に アブラハムの懐の元に運んでください 私の身体を 私の魂を 彼の小さな寝室で 真に安らかに 何の苦悩も痛みもなしに 最後の審判の日まで 休ませてください その日には 私を死から目覚めさせ この目で貴方が見られるようにしてください 喜びに充ち溢れて おお神の御子よ 私の救い主にして恩寵の玉座に居られる方よ 主イエス・キリストよ 私に耳を傾けてください 私の祈りを聞き届けてください 私は 貴方を 誉め讃えます 永遠に (2011年1月 山田 武 作成)