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第66期(2014年度)ビジネスレポート
G r a n d C u b e Business Repor t グランキューブ ビジネスレポート 2014 . 4 .1 ― 2015 . 3 . 31 Top Message お客様のニーズに合わせて、国際会議から国内の各種会議、 平素より、弊社事業にご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 弊社は、大阪府から大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)の指 展示会、イベントなど様々な催しが行われております。 「キューブくん」 状況を株主の皆様のみならず、広く府民の皆様に知っていただくことを 目的とし、昨年よりグランキューブビジネスレポート(年次報告書)を 発刊しており、2回目の発行を迎えることになりました。 私たちは、大阪府立国際会議場を世界の人・モノ・情報が行き交う総合 交流施設として運営し、大阪の発展と国際化に貢献してまいります。 2.私たちは、お客様の立場で行動し、信頼を勝ち取ります。 3.私たちは、世界からお客様をお迎えします。 ただいております。なかでも、当国際会議場の設置目的のひとつである国際会議の開催は650件 を超え、海外からは22万人を超える方々をお迎えいたしました。その間に蓄積された実績とノウ 4.私たちは、お客様に最適なサービスを提供するため、建物・設備機器 を大切にします。 ハウを活かし、お客様の目線に立った施設サービスの提供を心掛けてまいりました。 5.私たちは、自己の育成を図り、チャレンジします。 6.私たちは、チームワークを大切にします。 7.私たちは、社会のルールを守り市民の一員としての責務を果たします。 当社は ICCA(国際会議協会)に加盟しております。 3 営業の概況 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 5 財務諸表 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 6 施設概要 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 7 2014年度の主な催事 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 9 >>>>>>>>>>>>>>>>> 11 これからも引き続き、お客様をはじめ株主の皆様、関係各位のご期待に十分お応えできますよ う、信頼とご満足のいただける会議場運営を通じて、さらなる大阪の発展と国際化に貢献してま いります。 皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 2015年6月 企業データ 決算レポート >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 等々について、全社一丸となって経営努力をしてまいる所存であります。 トピックス 2 2014年度の主な催事 社長メッセージ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 弊社といたしましては、当期の結果を踏まえ、今一度、当国際会議場の設置目的であります「国 際会議等の誘致・開催を通じて、大阪の産業振興や地域活性化に貢献すること」という開業時の 原点に立ち返り、 ・国際会議をはじめ国内会議、行事等の誘致の積極的な推進と施設稼働率の向上 ・安心・安全なサービスの提供によるお客様満足度の向上 ・競争力の向上とご利用者の安全・快適のための施設・設備の改修、機能向上 施設概要 Contents さて当期(2014年度)は、大阪府から2018年までの5年間にわたり当国際会議場の指定管理 をいただき、新生大阪国際会議場として総合交流施設のリーディングカンパニーを目指した初年 度でありました。経営目標である国際会議の誘致、施設の適切な維持管理と機能向上、お客様の 満足度の向上などにつきましては、一定の成果を得ることができましたが、施設稼働率の低下と それに伴う利用料収入が減少する結果となりました。 財務諸表 8.私たちは、地球環境の保全に取り組みます。 トピックス~お客様に喜んでいただくために~ 営業の概況 当国際会議場は、大阪・中之島に第一級のコンベンション施設として 2000年に開業して以来、今日まで15年にわたり、国内外から多くのお客様にご利用いただきま した。会議・展示会を含めた催事開催件数は27,000件を超え、延べ1,400万人の方々にご利用い 1.私たちは、お客様の安全・安心を追求し続けます。 OICC WAY 決算レポート 定管理をいただき、お客様が安心でかつ快適にご利用いただくことを基 本に、安全で適切な施設運営に努めてまいりました。こうした取り組み マスコットキャラクター 経 営 理 念 社長メッセージ 社長メッセージ グランキューブ大阪では、 株式会社大阪国際会議場 代表取締役社長 株式データ 企業データ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 13 株式データ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 14 1 2 社長メッセージ 決算レポート Statement of Accounts 事業の経過及び成果 2012.3月期 2013.3月期 2014.3月期 第65期 第66期 (当期) 高(千円) 1,607,380 1,664,712 1,616,981 1,665,834 益(千円) 260,799 251,487 271,486 △222,419 益(千円) 144,085 152,632 618 △221,426 1株当たり当期純利益 ( 円 ) 120.35 128.07 0.51 △185.79 期 別 区 分 売 上 経 当 常 期 利 純 利 第63期 第64期 2015.3月期 総 資 産(千円) 5,472,892 5,505,783 5,478,438 5,815,789 純 資 産(千円) 4,499,922 4,676,134 4,664,905 4,429,100 1株当たり純資産 ( 円 ) 3,775.80 3,923.66 3,914.23 3,716.37 売上高 (単位:千円) 300,000 1,665,834 1,664,712 (単位:千円) 260,799 251,487 財務諸表 1,700,000 経常利益 営業の概況 271,486 200,000 1,650,000 1,600,000 100,000 1,616,981 1,607,380 0 △100,000 施設概要 1,550,000 △200,000 △222,419 0 第63期 第64期 第65期 当期純利益 第66期 (当期) (単位:千円) 300,000 △300,000 第63期 第64期 第65期 1株当たり当期純利益 第66期 (当期) 2014年度の主な催事 (単位:円) 200 144,085 120.35 152,632 1,000 128.07 100 1 618 トピックス 0.51 0 0 企業データ △221,426 △300,000 第63期 第64期 第65期 第66期 (当期) △200 第63期 第64期 第65期 △185.79 第66期 (当期) 株式データ 3 財産及び損益の状況の推移 決算レポート 当期における当社の事業領域におきましては、国際的なMICEの誘致競争が激化する中で、MICE誘致 活動における我が国の地位が相対的に低下しつつあります。このため、国では国家戦略として一昨年6月 に「日本再興戦略」 、 「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」を策定し、様々な取り組みを行 っております。 一方、東京一極集中による大阪経済の地盤沈下や、ここ数年来、全国の主要都市間で展開される国際 会議の誘致競争、全国主要施設との催事の開催競争が行われる中で、大阪では、オリックス劇場やフェ スティバルホールのリニューアルオープン、立地条件のよいコングレコンベンションセンター(グランフ ロント大阪内)の開業、コンベンションルームを備えた新設ビルの建設や貸会議室の増加などにより、府 域内での競合他施設との競争が激化しつつあります。 このような経営環境のもと、当社は、大阪府から大阪府立国際会議場の指定管理者(期間は2014年度 ~2018年度の5年間)の指定をいただき、 「大阪府立国際会議場管理運営業務契約書」に基づき、国際会 議の誘致開催をはじめとして、様々な会議・催事の誘致に向けた積極的な営業活動を展開するとともに、 施設の安全かつ適切な管理・運営に努めてまいりました。 当期に開催された国際会議は、 「第57回日本糖尿病学会年次学術集会」や「日米数理生物学会合同大会」 等、合わせて35件ありました。特に 「第57回日本糖尿病学会年次学術集会」 は大型国際医学会として、 リーガロイヤルホテルや堂島リバーフォーラム等中之島地区と連携しての開催でありました。 一方、国内の会議は、「第53回日本網膜硝子体学会総会・第31回日本眼循環学会合同学会」 をはじめ、 「第40回日本PTA近畿ブロック研究会 大阪市大会」 等、学会から企業・団体の会議・行事など、様々 な催事にご利用いただきました。また、展示会、イベント系では、毎年恒例となっている「伝統と創意 ~第68回日本書芸院展」や、「第53回大阪府吹奏楽コンクール」 をはじめ、メーカーや商社による展示 商談会、在阪の大学や各種学校の入学式・卒業式等が開催され、興行系におきましても国内外を問わず 多くの人気アーティストによるコンサートが開催されるなど、幅広い用途にご利用いただきました。 8月には中之島西部地域の活性化を目的とした 「中之島なつまつり2014」 が1階プラザで開催され、 周辺地域の賑わいづくりに貢献いたしました。 しかし、1~2月に行いましたメインホール大修繕に伴う閉鎖に加え、新規大卒採用活動期間の変更、 企業会議等の減少や縮小傾向などにより、当期の施設の運営状況は、催事(国際会議を含む)開催件数 は1,448件(前期比59件の減)、施設稼働率63.2%(前期比9.6ポイントの減)、来館者数948千人(前期 比51千人の減)となりました。 その結果、当期の売上高は、施設利用収入1,365,177千円(前期比136,890千円の減) 、レストラン の改装休業に伴い売上管理手数料収入84,289千円(前期比29,471千円の減) 、これに平成26年4月に大 阪府との間で締結した 「土地賃貸借契約」 による受取地代215,412千円を加え、合計1,665,834千円(前 期比48,853千円の増)となりました。 一方、営業費用では、業務委託契約の見直しにより委託費382,901千円(前期比33,762千円の減) 、 受付業務を直接雇用から業務委託に切り替えたことなどにより人件費248,659千円(前期比7,548千 円の減)等が減少した反面、ガスコージェネレーションシステムの分解整備等により修繕費101,679 千円(前期比51,505千円の増)、電気代単価増により水道光熱費295,189千円(前期比18,345千円の 増)、ホームページリニューアルやWeb広告等による広報活動の強化等により広告宣伝費21,763千円 (前期比11,820千円の増)等が増加いたしました。また今期からの指定管理契約により大阪府納付金を 700,000千円(前期比498,120千円の増) 、施設・設備等の機能向上を図るための機能強化費75,352千 円を計上したことにより、営業費用は合計1,931,765千円(前期比546,287千円の増)となりました。 その結果、営業損失は265,930千円(前期は231,503千円の営業利益)となり、これに営業外収支 43,512千円(前期比3,528千円の増)を加えた経常損失は222,419千円(前期は271,486千円の経常 利益)となり、法人税等を控除した結果、当期純損失は221,426千円(前期は618千円の当期純利益) となりました。 損益の推移 4 財務諸表 Review of Operations Financial Statements 営業成績の内訳 (単位:千円) 期 別 項 目 設 利 用 収 入 第64期 第65期 第66期(当期) 1,485,170 1,548,588 1,502,068 1,365,177 ( 施 設 利 用 ) ( 1,107,448) ( 備 品 利 用 ) ( 車 ) ( 1,137,633) ( 1,103,134) ( 987,228) 242,172) ( 278,117) ( 249,251) ( 235,389) ( 35,306) ( 33,799) ( 31,637) ( 28,293) ( テ ナ ン ト ) ( 44,614) ( 41,488) ( 43,730) ( 45,700) ( キ ャ ン セ ル ) ( 15,583) ( 13,071) ( 25,686) ( 21,800) の ( 40,045) ( 44,478) ( 48,629) ( ( ( 駐 そ 場 他 ) 売 上 管 理 手 数 料 収 入 取 地 代 収 113,210 113,760 84,289 ― ― ― 215,412 入 そ の 他 の 営 業 収 入 合 計 3,617 2,713 1,151 954 1,607,380 1,664,712 1,616,981 1,665,834 科 目 動 現 資 産 及 び 金 預 2,216,983 買 63 1,489 1,458 49 60 1,304 47,038 未 貯 蔵 品 6,709 未 用 3,286 未 払 事 払 消 前 未 払 収 費 還 未 付 法 人 収 税 収 等 12,228 未 益 8,607 前 未 収 金 1,879 預 そ の 他 263 賞 金 △ 3,358 そ 貸 固 倒 引 定 当 産 3,522,150 有 形 固 定 資 産 資 128,122 退 物 368 長 品 5,971 繰 地 121,783 建 具、 器 具 及 び 備 フ ト ェ 加 入 の 投 資 有 長 1,000 国内会議 価 期 証 預 31 第63期 計1,670件 第64期 計1,630件 28 35 引 当 の 負 職 付 期 税 23,894 等 11,560 金 403,891 金 3,257 金 12,922 他 3,052 113,993 引 未 延 700,062 債 給 当 金 払 税 金 債 負 合 主 権 366 資 他 51 利 3,385,434 利 券 2,716,365 そ 1,200 債 34,459 計 資 1,386,689 本 本 益 剰 益 の 金 650,000 別 差 入 保 証 金 3,000 繰 保 険 積 立 金 16,069 余 準 他 利 途 越 自 第65期 計1,507件 第66期(当期) 計1,448件 純 「日米数理生物学会合同大阪大会」にて 資 備 益 剰 己 3,760,653 金 130,560 金 3,630,092 金 3,200,000 余 金 430,092 式 △ 4,110 立 益 600,000 金 余 剰 積 利 第64期 第65期 第66期 (当期) 株 79.9 72.8 68.4 62.7 イベントホール ② 82.7 89.6 87.5 86.3 10 ③ 81.5 84.4 84.8 73.0 81.4 82.3 80.2 74.0 58.7 63.4 64.6 55.7 68.4 72.2 72.8 63.2 記 議 平 室 均(①~③) 館 平 ④ 均(①~④) (注)上記稼働率は年間24日のメンテナンス日を控除して算出しております。 損益計算書 5,815,789 差 産 証 券 額 金 合 72,556 計 4,429,100 負 債 及 び 純 資 産 合 計 5,815,789 科 目 上 売 原 上 売 費 総 及 営 び 第66期 (当期) 数 115万2千人 101万9千人 99万9千人 94万8千人 うち海外からの来館者数 8千人 8千人 1万2千人 1万3千人 当 法 費 税、 人 住 税 期 民 期 税 等 純 29,069 費 236,861 失 265,930 37,489 他 6,026 4 4 失 純 及 43,516 息 他 損 当 1,694,904 失 用 の 常 前 1,665,834 価 益 の 引 高 び 調 損 事 222,419 失 業 整 損 222,419 税 420 額 △ 1,413 失 株式データ 第65期 収 外 そ 人 理 利 業 税 管 外 そ 第64期 般 取 営 第63期 一 損 業 受 区 分 損 業 営 法 金 額 上 売 販 (単位:千円) (2014年4月1日から2015年3月31日まで) 売 経 者 計 価 価 (注)記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。 来館者数の推移 館 合 資 72,556 有 企業データ ① 会 他 トピックス メ イ ン ホ ー ル 階 の 4,356,543 金 2014年度の主な催事 (単位:%) 産 78,334 金 純 資 産 の 部 株 評 国際会議 第63期 その他の会議室 5 税 7,050 金 施設概要 29 区 分 来 費 り 与 そ 施設の稼働率状況 全 所 107,004 用 評 価 ・ 換 算 差 額 等 (注)国際会議の件数はJNTO(日本政府観光局)基準にて掲記しております。JNTO基準とは、①主催者が国際機関・国際団体または国家機関・国 内団体(民間企業を除く)、②参加者総数が50名以上、③参加国が日本を含む3カ国以上を満たす会議であります。 上 業 受 負 8,175 100 0 費 払 定 ア 投資その他の資産 金 払 8,593 ウ 話 固 1,272,695 掛 金 そ 興行 展示会 債 財務諸表 1,500 50 56 1,373 負 掛 電 78 50 動 売 ソ 102 流 金 無 形 固 定 資 産 2,000 金 額 負 債 の 部 2,293,638 土 (単位:件) 科 目 資 産 の 部 流 工 催事利用状況 金 額 営業の概況 受 46,766) 118,592 (単位:千円) (2015年3月31日現在) 決算レポート 施 第63期 貸借対照表 社長メッセージ 営業の概況 △ 993 221,426 (注)記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。 6 社長メッセージ 施設概要 Overview of Facility 決算レポート 特別会議場 施設内容 その他会議室 収容人数データ 最大2,754人までの収容が可能な大規模ホール 名称 ▼エンド ステージ形態 2分割利用 大ホール 小ホール ▼フラット ▼センター 27m 27m 27m 27m 27m 奥行 19m 15m 4m 35m 21m 1階席のみ 1,706 1,200 328 1,200 1,528 1・2階席 2,754 2,248 2,248 2,576 面積(㎡) 天井高(m) サイズ(m) シアター形式 スクール形式 口の字 特別会議場 393 4.6~16.8 直径22.4 414 198 馬蹄形 80 1201 52 3.0 7.1×7.3 50 27 24 1202 221 4.5 16.3×13.5 220 108 72 804 64 3.0 8.2×7.8 60 36 30 財務諸表 幅 ステージ サイズ 客席数 全体利用 営業の概況 メインホール 施設概要 まいどおおきに 大阪国際会議場食堂 Self-Service Restaurant “Maido Ookini Osaka Kokusai Kaigijo Shokudo” イベントホール ・床面積2,600㎡(2分割、3分割利用が可能) ・床荷量:1t/㎡ ・天井高:9.4m 利用面積 2,600㎡ 分割による面積例 1,930㎡ 1,500㎡ 1,260㎡ 1,100㎡ 830㎡ 670㎡ 1001~ 1003 1,010 7.7 25.5×40.3 1,044 570 ― 1001~ 1002 366 7.7 25.2×14.4 378 216 102 1001 183 7.7 12.6×14.4 177 123 66 1002 183 7.7 12.6×14.4 180 126 66 1003 541 7.7 25.5×21.9 540 288 126 1005 101 3.0 6.9×14.5 160 63 42 1009 289 3.0 156×18.4 260 162 84 株式データ 全体利用 面積(㎡) 天井高(m) サイズ(m) シアター形式 スクール形式 口の字 企業データ 施設内容 トピックス 名称 ・展示会 ・会議 ・イベント ・レセプション 7 1001~1003号室 10階会議室 収容人数データ 利用用途 分割形態 2014年度の主な催事 OIC CAFE 8 社長メッセージ 2014年度の主な催事 The Main Special Event of 2014 第57回日本糖尿病学会年次学術集会 2014年5月22日(木)~24日(土) /全館 琴伝流大正琴 第11回大阪大会 大正琴誕生100年、1,470名が思い思いに演奏 ~ジャンルを超えた63曲~ 「糖尿病とともに生きる ~夢から実践へ~」をメインテーマに掲げ、14,000 名を超える医師・メディカルスタッフの方々にご参加いただき、開催いたしま した。糖尿病学研究をさらに発展させるための「夢」と、糖尿病を持つ患者さ んの人生をいかに豊かに過ごしていただくかという「実践」に関し、全国各地 から集まった参加者が発表・議論を行いました。3題の特別講演、2題の会長特 別企画、27題のシンポジウム、6題のControversy、2,755題の一般演題はい ずれも満員で、立ち見も出る大盛況でした。本会の参加者が、明日からの診療・ 研究に邁進する勇気を得て現場に戻られたとしたら、主催者としてこれ以上の 喜びはありません。 (大阪医科大学 内科学 Ⅰ 教授 花房 俊昭様) 琴伝流大正琴発足40周年を迎えた2014年、第11回大阪大会を開催いたしま した。琴伝流の歩みは、大正琴アンサンブルを世に広げ、愛好者の多くが音の ハーモニーを楽しむようになり、さらにその音楽性も深くレベルの高い演奏が 全国各地で奏でられてきました。タイプライターをヒントに発明され、ギター・ ピアノ・和箏の長所を兼ね備えた近代楽器・大正琴ですが、今回の発表会では 大阪を始め関西2府5県から63チーム(教室)の会員がそれぞれの曲を披露、10時 から17時まで大正琴の演奏を楽しみました。ジャンルも、演歌・童謡・ポップ ス・ジャズ・クラシック…と様々な曲を、出演者も5歳から90歳まで幅広い年 齢層の会員が出演しました。(琴伝流大正琴) 第35回動物臨床医学会記念年次大会 現代を代表する書家の作品を、会派を超えて一堂に 獣医師、動物看護師、学生及び、市民を対象に毎年開催 OsakaPrix全国クラシックバレエ・コンペティション2015 日米共催で、 数理モデルによって生物現象を理解する数理生物学の発展を目指す 2014年度に行われた主なコンサート 5月 2014年7月2日 (水) ~3日 (木) /イベントホール 6月 7月 8月 9月 10月 ・KAT-TUN LIVE TOUR 2014 come Here 2014/7/17~18 ・遊助 コンサートツアー2014 ”あの…最高の出会いを一緒につくりたいんですケド。” 2014/8/23~24 2014/9/6~7 ・NMB48 4th Anniversary Live 2014/10/12~14 ・TOKIO 20th Anniversary LIVE Tour HEART 2014/10/19 ・松山千春Concert Tour 2014『あの日の僕等』 2014/11/10~11 ・Masayuki Suzuki taste of Martini tour 2014 ~Step1.2.3~ 2014/11/18 株式データ 11月 ・氷室京介KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY -NAKED2014/5/5~6 ・TUBE LIVE AROUND 2014 2014/5/10~11 ・松山千春コンサート・ツアー2014「生きて」 2014/5/19~20 企業データ 今回は「Human Centric Innovation」をテーマに掲げ、進化するICTの力で 「人」を支援することでイノベーションの創出を加速し、お客様のビジネスや 様々な社会課題の解決に役立つセミナーや展示デモを実施いたしました。近未 来の運転支援技術や最先端のテクノロジーなどをご紹介させていただき、参加 者の方からも大変好評をいただきました。 これからも、ICTの力で皆様の経営やビジネスの成功に貢献していくと共に安 全で豊かな社会を実現して参りたいと考えております。 (富士通株式会社 富士通フォーラム2014事務局) 15年間、関係者から高い評価を得て開催されてきましたOsakaPrixクラシッ クバレエ・コンクールが、この度、募集エリアを関西限定から日本全国へと拡 大し、タイトルも「全国クラシックバレエ・コンペティション」としてリニュー アルしました。開催部門も、小学3年〜5年を対象にした「ジュニア第3部」を 新設し、年齢差の少ない、より公正さを増したコンクールとなっています。2月 21-22日はジュニア各部の予選、3月21日はジュニア各部の準決選とシニアの 部予選、そして22日は全部門の決選と表彰式などが開催されました。(産経新 聞開発株式会社 事業部 桃井 睦幸様) トピックス 富士通が主催する最大級のイベント 大阪では過去最高3,400名を超えるお客様がご参加 今回より関西大会から全国大会へ 2014年度の主な催事 2014年7月28日から8月1日まで、中国と韓国の数理生物学会の後援を受け、 アメリカ・ヨーロッパやアジア各国を含む28カ国から242名、国内から296 名の参加者を得て、日本数理生物学会とSociety for Mathematical Biology (SMB)との合同大会が大阪国際会議場で開催されました。重定南奈子先生に よるAkira Okubo賞受賞講演を初めとする11名の招待講演者による基調講演 の他、世界各国の研究者の提案による69の企画シンポジウム、38の一般口頭発 表のセッション及び65のポスター発表があり、最先端のテーマに関する優れた 講演と活発な議論に会場は大いに盛り上がりました。日本で初めて開催された SMBとの合同大会で、海外の優れた研究者との交流の機会を提供し、日本とア ジアの多くの若手研究者に大きな刺激を与え、数理生物学の一層の発展の礎を 築くことができました。 (日米数理生物学会合同大会/大阪2014組織委員会 委員長 難波 利幸様) 2015年2月21日 (土) ~22日 (日) 、 3月21日 (土) ~22日 (日) /メインホール 施設概要 The Joint Annual Meeting of the Japanese Society for Mathematical Biology and the Society for Mathematical 2014年7月28日 (月) ~8月1日 (金) /10階会議室他 Biology(JSMB/SMB Osaka 2014)日米数理生物学会合同大阪大会 財務諸表 今回は第35回の記念大会となりました。 当学会は現場の獣医師が明日からの臨床に生かせる知識を得ることが出来る 場を提供することにより、臨床獣医学の向上を目指しています。基礎獣医学か ら最先端医療まで幅広い分野を網羅した学会を目指して開催して参りました。 今回の市民公開特別講演には、小泉純一郎氏(元内閣総理大臣)を迎え、 「日本 の歩むべき道」をタイトルにご講演いただき、大ホールは多くの聴講者で埋め つくされ大盛況でした。 また、当学会では、展示会場も2フロアーに設け、201社による展示会場は大 いに盛り上がりました。 次回の第36回大会は、2015年11月20日 (金)~22日 (日)に開催致します。 多くの方々のご参加をお待ちしております。(動物臨床医学会) 今回も3階のイベントホールを使用し、第42回展を開催しました。 文化勲章受章者、日本芸術院会員を含む現代書壇巨匠・現代書壇代表の作品 89点をはじめ、関西2府5県・中国4県・四国4県在住作家の計1,098点を展示。 1,000点を超える書作品が、2,600㎡のフロアに並ぶ光景は圧巻です。 当展覧会のサブタイトルに<会派を超えて一堂に>と掲げている通り、会派 やジャンルにとらわれず、漢字・かな・調和体(近代詩文書) ・小字数(大字書) ・ 篆刻と、様々な書体の作品を鑑賞できます。 毎年5月下旬の木曜日から日曜日の4日間、入場無料で公開しています。 (公益財団法人 全国書美術振興会 事務局長 坂本 敏史様) 富士通フォーラム2014 2014年11月14日 (金) ~16日 (日) /全館 営業の概況 2014年5月29日 (木) ~6月1日 (日) /イベントホール 決算レポート 「糖尿病とともに生きる ~夢から実践へ~」 第42回「日本の書展」関西展 9 2014年7月23日 (水) /メインホール 10 社長メッセージ トピックス~お客様に喜んでいただくために~ Topics 施設・設備の改修・機能向上 ▲ ▲ ▲ ビジネスコーナーの設置 来場されるお客様がパソコン・インターネットを メインホールの座席番号プレートをアルファベット大文字のみの表示 とし、また大きくしたプレートを座席背板2か所へ設置しました。 従来のプレートは、大文字・小文字が混在しており、また背板上部の みの設置であったため、特に高齢者のお客様から読みにくいとの声が数 多く寄せられていましたが、この不便を改善いたしました。 ▲ ▲ ▲ 2015年度以降もお客様の安全・安心へのさらなる取組を進めてまいります。 無料でご利用いただけるよう、2階OIC CAFE横に ビジネスコーナーを設置いたしました。 1 お客様ニーズの把握 当国際会議場では従来より無料でご利用頂けるWi-Fiをご用意していますが、スマートフォンやタブ レットの普及に備え、アクセスポイントを強化いたしました。 礼拝室(Prayer Room)の設置 お客様へのアンケートを充実させるほか、お客様の質問や問合せを集約し、館内に従事する全従業 員が内容を共有することで、さらなるサービス向上に努めます。また、寄せられたアンケート内容と それに基づくサービス改善内容を広く、ホームページ等を通じ開示します。 2 お客様ニーズに応じたサービスの提供 当国際会議場をご利用いただくにあたり必要な各届出書類の様式をホームページで提供するなど、 お客様の手続きの簡素化を図ります。また、飲食施設におきましては、定期的にメニューやサービス お迎えしております。イスラム教徒の方々が安心し 内容に関する検証を通じ、お客様ニーズに基づく提供に努めるとともに、1階プラザへのオープンカフ て国際会議等に参加していただけるよう、11階に ェ等の設置による昼食等の提供など、施設をご利用いただく皆様のみならず近隣の方々も含め、利用 礼拝室を設置いたしました。 しやすさ・親しみやすさの向上に努めます。 財務諸表 当国際会議場は海外から来場されるお客様を多数 授乳室の設置 営業の概況 無線LANの強化 決算レポート 014年度にはお客様に安全・快適にご利用いただくため、次のリニューアル 2 を行いました。 高齢者にも見やすいメインホール座席番号の改善 3 機能向上のためのリニューアル 照明設備の一部にLEDを設置 施設概要 LED照明を10階ホワイエ等に設置し、省エネと長寿命化を推進します。 プロジェクターの更新 最新鋭の高性能なプロジェクターを導入し、より明るく、より見やすく、より鮮明な映像を提供い たします。 ちゃん連れのお母さんが安心してご利用いただけるよう、4階に授乳室を設置いたしました。 テーブルとベンチを配置した憩いの広場を設置いたしました。 2014年度には以下の取り組みを行いました。 中之島なつまつり2014の開催 トピックス お客様のみならず、近隣の方々にも緑豊かな木陰のプラザステージ裏でくつろいでいただけるよう、 地域社会との共生 ▲ ▲ ▲ プラザステージ裏に憩いの広場設置 2014年度の主な催事 近年、女性の社会進出により多数の女性のお客様に当国際会議場をご利用いただいております。赤 その他にも、安全・快適にご利用いただくため、機能向上に努めてまいります。 昨年8月28日、当国際会議場1階プラザで「中之島なつまつり2014」が 開催されました。この催しは、中之島及びその周辺で働く人、暮らす人が 企業データ 一体となって、盆踊り等日本の伝統行事を通じて新たな交流の機会を創る とともに、中之島西部地域の魅力向上と活性化を目的として2013年から 開催されているものです。当日は、河内屋菊水丸さんの新聞(しんもん) 株式データ 流河内音頭の節で多くの皆さんが盆踊りをエンジョイされていました。さ らに20店舗を超える夜店が出店し、延べ6500人のお客様が、夏の宵のひ と時を存分にお楽しみいただきました。 2015年度以降も、この「中之島なつまつり」の開催を通じ、地域社会 11 の発展に貢献してまいります。 12 株式データ Enterprise Data Stock Data 会社概要 商 号 資 従 本 業 所 員 在 株式会社 大阪国際会議場 (英文社名 Osaka International Convention Center Corp.) 立 昭和33年8月9日(Aug9.1958) 金 6億円(授権資本金 10億円) 数 18名 地 〒530-0005 大阪市北区中之島5丁目3番51号 TEL: (06) 4803-5555 (代) 主要な事業内容 (2015年3月31日現在) ●発行可能株式総数 ●大株主 2,000,000株 株 主 名 % 株式会社三菱東京UFJ銀行 34 2.85 株式会社三井住友銀行 28 2.36 日立造船株式会社 28 2.35 株式会社みずほ銀行 24 2.01 関西電力株式会社 23 1.95 株式会社りそな銀行 22 1.85 4. 旅行業法に基づく旅行業 株式会社クボタ 20 1.69 1958年8月 パナソニック株式会社 20 1.68 新日鐵住金株式会社 18 1.52 ●株主数 262名 (自己名義株式保有の当社を含む) 大阪国際貿易センターが開設。 我が国初の総合商品常設展示場・催し物会場として現在地にオープン。その後 35か年にわたり、輸出向け商品の常設展示、紹介事業を通じて、大阪の産業貿 易振興に貢献。 1994年6月 当社が新たに建設される府立国際会議場の管理運営を受託することに決定。 1998年9月 商号を、株式会社大阪国際会議場に変更。 2000年4月 大阪府立国際会議場がオープン。 開業以来現在まで15年にわたり、大阪府立国際会議場の管理運営を受託。 2006年4月 指定管理者制度が導入され、当社が指定管理者として当国際会議場の管理運営業 務を実施。 2008年6月 G8サミット財務大臣会合が開催。 2014年4月 新たに2018年度までの5年間、当社が指定管理者として、当国際会議場の管理 運営業務を開始。 区 分 政府及び 地方公共団体 金融機関 証券会社 その他の法人 外国法人等 (うち個人) 個人・その他 合 計 株主数 1名 15名 2名 223名 0名 21名 262名 所有株式数 600,000株 133,340株 4,000株 442,840株 0株 19,820株 1,200,000株 発行済株式総数 に対する割合 50.0% 11.1% 0.3% 36.9% 0.0% 1.7% 100.0% 2014年度の主な催事 府立国際会議場の建設が決定。 現在地に、新たに第一級の国際会議が可能なコンベンション施設を府立で建設す ることを、府、市、関経連及び大商の四者合意。 ●所有者別状況 施設概要 1994年1月 (注)持株比率は発行済株式総数から自己株式数を除いて算出しております。 財務諸表 1960年4月 株式会社大阪国際貿易センター設立。(当社の前身) 大阪国際貿易センターを建設・管理運営するため、大阪府及び関西経済界の共同 出資による第三セクター。 営業の概況 50.34 3.大阪府立国際会議場の会議施設及び展示場並びにこれらに附帯する施設、設備機器、備品等の賃 貸及び管理運営並びに駐車場、飲食店の管理運営 (注)自己株式8,220株は「個人・その他」に含まれております。 ●所有株数別状況 区 分 500千株以上 100千株以上 50千株以上 10千株以上 5千株以上 1千株以上 1千株未満 合 計 株主数 1名 0名 0名 15名 13名 94名 139名 262名 株主総数に 対する割合 0.4% 0.0% 0.0% 5.7% 5.0% 35.9% 53.0% 100.0% 所有株式数 600,000株 0株 0株 287,540株 85,520株 194,080株 32,860株 1,200,000株 (2015年3月31日現在) 山 喜 久 取 締 役 大 竹 伸 一 常勤監査役 𠮷 野 孝 義 専務取締役 中 西 優 取 締 役 小 西 禎 一 監 査 役 岡 村 裕 常務取締役 栗 田 隆 弘 取 締 役 佐 藤 茂 雄 監 査 役 蔭 山 秀 一 取 締 役 井 上 礼 之 取 締 役 古 川 実 監 査 役 内 藤 碩 昭 取 締 役 大 江 桂 子 取 締 役 松 下 幸 正 株式データ 秋 企業データ 代表取締役社長 トピックス 13 持株比率 600 2. 内外商品等の見本市及び展示会の企画、誘致及び開催 役 員 千株 大阪府 ●発行済株式総数 1,200,000株 (うち、自己株式数 8,220株) 1. 国際会議及び国内会議並びに文化、学術、芸術等各種催物の企画、誘致及び開催 会 社 の 沿 革 持 株 数 決算レポート 設 株式の状況 (2015年3月31日現在) 社長メッセージ 企業データ 14 発行 OSAKA INTERNATIONAL CONVENTION CENTER CORP. 〒530-0005 大阪市北区中之島5丁目3番51号 Tel.06 (4803) 5555 (代表) Fax.06 (4803) 5620 OSAKA INTERNATIONAL CONVENTION CENTER CORP. 5-3-51 NAKANOSHIMA, KITAKU, OSAKA, 530-0005, JAPAN Phone:06(4803)5555 Fax:06(4803)5620 http://www.gco.co.jp/