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第 65 期事業報告書

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第 65 期事業報告書
第 65 期 事 業 報 告 書
平成16年 4 月1日から平成17年 3 月 31日まで
伊藤ハム株式会社
株主の皆様へ
株主の皆様には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高
配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社第65期の事業概況をご報告するにあたり、ひと言ごあいさつ申し上げます。
当期の日本経済は、輸出の増加や企業収益の回復に伴う設備投資の増加など明るい
材料も見受けられるものの、デフレの続く中で雇用や所得は依然厳しい環境にあり、
個人消費は低迷が続きました。さらに、昨年の4月からの消費税総額表示などにより
販売動向にも大きな影響がありました。
このような厳しい状況の中で当社は、お客様の「信頼・信用」をもっとも大切にし、
「安全・安心」な商品をお届けすることでブランド力を強化してまいりました。また、
社内においては、「マーケティング力の強化」「ローコスト経営」「イノベーションの推
進」をテーマに、お客様第一主義を実践してまいりました。
ハム・ソーセージ部門と調理加工食品部門においては、一人あたりの生産性の向上により、生産コスト及び販売費
の低減に鋭意努力してまいりました。一方、生肉部門においては、トレーサビリティシステム(個体履歴情報管理シ
ステム)の強化とともにバックヤード・ソリューション及び商品のブランド化を推進してまいりました。
この結果、当期(連結)の売上高は5,054億6千1百万円(前年同期比2.6%増)となりました。売上原価は、売
上の増加に伴うもののほか、主原料である豚肉や鶏肉の海外での相場の高騰、さらに副原料と原油価格上昇に伴う副
資材のコストアップ等により前期より、157億6千6百万円増加し、4,024億2千9百万円(前年同期比4.1%増)
となりました。また、消費税総額表示等の影響を受けて、販売単価の下落があり、販売価格の見直しやコストダウン
活動としてIHPS(伊藤ハム・プロダクション・システム)に継続して取り組みましたが、売上総利益率は、1.1%
ダウンして20.4%となりました。販売費及び一般管理費は、前期に比べて2億5千1百万円減少し、984億3千1百
万円(前年同期比0.3%減)となりました。
この結果、営業利益は46億円(前年同期比37.1%減)、経常利益は65億1千万円(前年同期比20.6%減)とな
りました。また、固定資産売却益や受取保険金など29億7千7百万円を特別利益に計上したため、税金等調整前当期
純利益は77億9百万円(前年同期比13.8%増)となり、当期純利益は48億7千2百万円(前年同期比31.8%増)
となりました。
株主の皆様におかれましては、何卒今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2005年 6 月
代表取締役社長 伊藤正視
C O N T E N T S
1
株主の皆様へ
マーケティングリポート(連結)
トップインタビュー
連結財務諸表
個別財務諸表
1
2
3
5
7
財務データ(連結)
トピックス
社会貢献・環境保全活動
株式の状況
会社の概要
9
10
12
13
14
マーケティングリポート(連結)
Marketing Report
ハム・ソーセージ部門
ハム・ソーセージ部門は、それぞれ
のカテゴリーにおいてシェアNo.1を
目指し、ウインナー群では「アルトバ
イエルン」、スライスパックでは「朝の
フレッシュ」を中心に重点商品の集中
販売を実施いたしましたが、消費税総
額表示以降の消費の落ち込みをカバー
するに至りませんでした。また、お客
様の食シーンの変化に対応し、中食・
外食市場を中心に業務用商品の拡販を
図りました。しかし、お中元・お歳暮
ギフトでの不振により、この部門の売
上高は1,274億5千5百万円(前年同
期比1.6%減)となりました。
■ 部門別売上高構成比
調理加工食品ほか部門
20.5%
ハム・ソーセージ部門
25.2%
生肉部門
54.3%
生肉部門
生肉部門は、米国産牛肉の輸入停止
に伴い、自社ブランド牛肉等の拡販と
トレーサビリティシステム(個体履歴
情報管理システム)の充実を最重要課
題とし、新規取引先の拡大に努めまし
た。
販売面では、海外自社牧場にて生産
肥育された「ファイブスタービーフ」
と「ロックデールビーフ」を中心にブ
ランド力強化を図り、積極的な販売を
行いました。また、「国産銘柄牛」や
「黒豚」を中心とした付加価値の高い商
品を軸に営業を展開してまいりました。
お得意先のバックヤード・ソリューシ
ョンに視点を置いた商品提供と販売促
進を進めてまいりました。特に、ロス
率の低減やトレーサビリティに対応す
る小分け商品の提供を行い、お得意先
の商品管理をサポートしてまいりまし
た。さらに、新しい販促ツールとして
3D(三次元映像)を活用した作業マ
ニュアルを開発し、精肉売場でのバッ
クヤード・ソリューションにつながる
提案を積極的に行うなど、売場全体を
サポートしてまいりました。
また、より一層お客様への安全と安
心な商品をご提供していくために、国
産牛肉につきましては預託牛のトレー
サビリティシステム(個体履歴情報管
理システム)を導入するとともに、ホ
ームページ上で国産銘柄牛と海外の当
社オリジナルビーフの生産履歴を開示
してまいりました。
この結果、販売量、金額ともに増加
し、この部門の売上高は2,745億4千
8百万円(前年同期比5.8%増)となり
ました。
調理加工食品ほか部門
調理加工食品は、伸長する可能性の
ある中食・外食市場に向けて、チャネ
ル毎の販売力の強化と、本格チルドピ
ザ「ラ・ピッツァ」や「巨匠の彩」な
ど重点商品の集中販売に取り組みまし
た。さらに、市場成長の見込める量販
店の惣菜・日配部門、業務用市場にお
いてはベンダーやベーカリーなど、部
門・チャネル毎にきめ細かなキッチ
ン・ソリューション型の商品・メニュ
ー提案を強化することにより売上と利
益の拡大を図りました。しかしながら、
米国でのBSE(牛海綿状脳症)の発
生による輸入停止により、「こてっちゃ
ん」の販売を停止し、焼肉商品等の売
上が減少いたしました。
この結果、この部門の売上高は689
億9千2百万円(前年同期比8.5%減)
となりました。
また、医薬品事業、外食事業など、
その他の売上高は、コンビニエンス向
けのベンダー事業会社、高崎デリカフ
ーズ㈱を傘下に納めたことにより、
344億6千5百万円(前年同期比
22.6%増)となり、この部門全体の売
上高は1,034億5千8百万円(前年同
期比0.0%減)となりました。
2
To p I n t e r v i e w
トップインタビュー
Q.
市場が大きく変化していますが、伊藤ハムの対応は?
社長: 今、食品の市場は「おいしさ」「安全」にこだわって求める層
と低価格志向が強い層に二極分化しています。当社としてはその
どちらの層に対しても、それぞれ対応した商品を出していきます。
特にこれからは、ますます少子高齢化が進むわけですし、また単
身者が増えてくるということもあり、今後は肉やハムなど料理の
素材になるものを売るだけではなく、すぐ食べられるような状態
の「お惣菜」には、ますます力を入れていきます。
Q. 「お惣菜」の強化を具体的に言うと?
社長: まず、従来の調理加工食品を「お惣菜」と「カジュアルフード」に区分し、それぞれに対応した商品
を出していきます。
ご飯のおかずとなる「お惣菜」は、今年「ご飯にあう和風肉惣菜」というコンセプトで「壱番亭」と
いうブランドを作り、まず焼肉が先行していますが、ハンバーグ、とんかつというところでも、一般消
費者向け、業務用と幅広く商品を出していきます。
さらに、「料理のプラモデル」とでも言うべき肉と野菜とソースなどのキット商品にも、今後ますます
力を入れていきます。また、こういう野菜の分野はそれ以外でも色々な展開ができると思っています。
ピザなどの「カジュアルフード」については、一昨年に出して以来一気に30%を越えるシェアを獲得
した「ラ・ピッツァ」シリーズを核に注力します。今後シリーズも広げていきますし、7月からは神戸工
場がフル稼働しますので、生産量も伸ばすことができます。
Q.
ハム・ソーセージが伸び悩んでいますが?
社長: 問題は業界各社の商品が同一・同質化してきて、差別化が価格競争しかないということです。さきほ
ど申しましたように、市場はクオリティを求める層とプライスを求める層に二極分化していますので、
クオリティを求める層には、これは一般消費者向けということになりますが、本物のおいしさの追求と
3
身体にやさしい商品を提供します。
また、プライスに関しては、工場の集約化と物流の合理化を進めることで生産性を向上させ、さらに
工程国際分業を取り入れることでコスト削減に努めています。これにより、特にプライスが求められる
業務用市場にも、低価格商品を提供することで対応していきます。
一方、既存商品においても、昨年から当社は「おいしさアップ」に取り組んでいます。その一環とし
て、東京・大阪の主婦モニターの方々で作った「もっとおいしくコミュニティ」において、試食した商
品の批評をしていただくことで、味を改善するというような取り組みもしています。
要するに、市場の二極分化に対して、クオリティ、プライス、既存商品という3つのコアでしっかり対
応していきます。
Q.
その他の部門については?
社長: まずミート部門については、バックヤードソリューションというテーマのもと、具体的には新規取引
先拡大による取引量拡大とトレーサビリティを活用したブランド強化に努めます。
もともと当社は「ロックデールビーフ」「ファイブスタービーフ」などの豪州やニュージーランドにお
ける自社ブランド牛肉と、日本一のシェアを持つ鹿児島県産「純粋鹿児島黒豚」という強いブランドを
持っていますが、こういう強みをさらに強化することはもちろん、アメリカで「アルトポーク」という
自社ポークの新ブランドを立ち上げます。こういう自社ブランドには、トレーサビリティのシステムを
活用し、生産から携わっていることでの強みを発揮します。
また、豪州とニュージーランドの自社ブランド牛については、売り先は日本や現地だけではなく、ア
ジアを中心とした海外にも目を向けています。
その他の部門では、ニュージーランドの世界一のチーズメーカーであるフォンテラ社との提携も具体
的に動き始めますし、順調です。
Q.
当期の見通しはどうですか。
社長: 平成17年3月期に苦しんだ原料高は少なくとも当期も上半期は続きますし、見込みもそういうことを
織り込んで厳しく見ていますが、来年度が仕上げとなる3ヵ年計画の目標数字は変えておりません。原料
高もいつまでも続かないでしょうし、市場マーケットの激しい変化に対応するという点では、当社は体
制、インフラが整ってきていますし、我々の一人当りの生産を上げながら、商品にも色々とメリハリを
つけ、むしろさらなるスピードを上げて変化に対応していきます。
当社は企業ブランドも大事にし、企業価値を高めることに努めていき、株主の皆様の期待に応えられ
るように頑張ります。
4
連 結 財 務 諸 表
貸 借 対 照 表
(単位:百万円)
科 目
( 資 産 の 部 )
動
資
産
1
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
有
価
証
券
2
た な 卸 資 産
繰 延 税 金 資 産
短 期 貸 付 金
その他の流動資産
貸 倒 引 当 金
固
定
資
産
3 有 形 固 定 資 産
建 物 及 び 構 築 物
機械装置及び運搬具
工 具 器 具 備 品
生
物
土
地
建 設 仮 勘 定
無 形 固 定 資 産
連 結 調 整 勘 定
その他の無形固定資産
ソフトウェア仮勘定
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
長 期 貸 付 金
長 期 前 払 費 用
繰 延 税 金 資 産
その他の投資その他の資産
貸 倒 引 当 金
資 産 合 計
当連結会計年度 前連結会計年度
(平成17年3月31日現在)
(平成16年3月31日現在)
128,967
24,299
52,018
―
48,836
1,773
148
2,310
418
108,898
67,834
26,434
17,764
1,259
95
22,021
257
1,476
172
1,303
―
39,587
26,717
2,574
256
549
10,632
1,142
237,865
124,223
28,943
49,725
20
42,503
1,484
191
1,775
420
105,177
64,865
26,106
16,078
1,323
54
20,968
333
1,257
65
865
326
39,054
26,040
2,121
291
636
11,553
1,588
229,400
流
△
△
△
△
当連結会計年度 前連結会計年度
科 目
( 負 債 の 部 )
動
負
債
支払手形及び買掛金
短 期 借 入 金
一年以内返済予定の長期借入金
4
一年以内償還予定の社債
5
未
払
金
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
繰 延 税 金 負 債
賞 与 引 当 金
その他の流動負債
固
定
負
債
4
社
債
長 期 借 入 金
繰 延 税 金 負 債
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
その他の固定負債
負 債 合 計
(少数株主持分)
少 数 株 主 持 分
( 資 本 の 部 )
資
本
金
資 本 剰 余 金
利 益 剰 余 金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
自
己
株
式
資 本 合 計
負債、少数株主持分及び資本合計
(平成17年3月31日現在)
(平成16年3月31日現在)
86,623
42,656
9,197
1,193
10,000
15,836
1,308
332
45
2,884
3,168
24,924
5,000
14,617
2,267
2,057
802
180
111,547
70,991
37,959
8,545
1,146
―
14,551
1,524
740
55
2,991
3,477
35,024
15,000
15,545
710
2,491
801
474
106,016
474
453
22,415
24,020
75,510
5,148
473
777
125,843
237,865
22,415
24,020
72,305
5,869
918
762
122,930
229,400
流
△
△
△
△
ポイント
5
1
現金及び預金
譲渡性預金:3,000百万円減
4
社債
一年以内償還予定の社債へ振替:10,000百万円
2
たな卸資産
製品・商品:4,900百万円
原 材 料:1,711百万円
5
3
有形固定資産
神戸工場新設:2,979百万円
未払金
神戸工場新設:2,979百万円
損 益 計 算 書
キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
科 目
売
上
高
売
上
原
価
2 売
上
総
利
益
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営 業 外 収 益
受
取
利
息
受 取 配 当 金
賃
貸
料
持分法による投資利益
そ
の
他
営 業 外 費 用
支
払
利
息
不 動 産 費 用
そ
の
他
経
常
利
益
特
別
利
益
固 定 資 産 売 却 益
投資有価証券売却益
厚生年金基金代行返上益
3
受 取 保 険 金
そ
の
他
特
別
損
失
固 定 資 産 売 却 損
固 定 資 産 除 却 損
投資有価証券売却損
投資有価証券評価損
固 定 資 産 評 価 損
貸倒引当金繰入額
適格退職年金終了損
特 別 退 職 金
そ
の
他
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 利 益
当
期
純
利
益
1
(単位:百万円)
当連結会計年度 前連結会計年度
1 日から
平成15年4月 1 日から
( 平成16年4月
平成17年3月31日まで ) ( 平成16年3月31日まで )
505,461
402,429
103,032
98,431
4,600
3,368
128
179
605
1,705
750
1,459
918
126
414
6,510
2,977
1,008
84
―
1,775
108
1,778
210
1,044
―
288
―
230
―
―
4
7,709
1,034
1,748
54
4,872
当連結会計年度 前連結会計年度
1 日から
平成15年4月 1 日から
( 平成16年4月
平成17年3月31日まで ) ( 平成16年3月31日まで )
科 目
492,660
386,663
105,997
98,682
7,315
2,287
110
179
613
615
767
1,398
855
196
346
8,204
6,548
277
430
5,809
―
30
7,976
686
1,335
49
169
1,100
6
1,247
3,290
91
6,776
2,424
586
67
3,697
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
7,709
6,776
減
6,362
6,682
価
償
却
費
引 当 金 の 増 減
△
1,007
△
2,148
資 産 負 債 の 増 減
△
7,010
△
2,155
法 人 税 等 の 支 払
△
1,495
△
2,090
そ
△
受取利息配当・支払利息
の
他
193
営業活動によるキャッシュ・フロー
115
947
1,926
3,804
9,107
投資活動によるキャッシュ・フロー
固 定 資 産 の 増 減
△
4,948
投資有価証券の増減
△
44
貸 付 金 の 増 減
△
409
△
811
48
△
28
△
5,354
△
4,853
借 入 金 の 増 減
△
1,258
自己株式の取得による支出
△
15
△
739
配 当 金 の 支 払 額
そ
の
他
投資活動によるキャッシュ・フロー
△
5,239
1,226
財務活動によるキャッシュ・フロー
148
△
1,675
△
1,689
財務活動によるキャッシュ・フロー
△
2,949
△
2,280
現金及び現金同等物に係る換算差額
△
20
△
62
現金及び現金同等物の増減額
△
4,520
1,910
現金及び現金同等物期首残高
28,618
26,707
現金及び現金同等物期末残高
24,098
28,618
ポイント
1
売上高
生肉部門:14,956百万円増収
3
受取保険金
九州工場火災による保険金収入
2
売上総利益
売上総利益率:1.1ポイント減
6
個 別 財 務 諸 表
貸 借 対 照 表
(単位:百万円)
科 目
資 産 の 部 )
動
資
産
現
金
・
預
金
受
取
手
形
売
掛
金
有
価
証
券
製
品
・
商
品
原
材
料
仕
掛
品
貯
蔵
品
前
払
費
用
未
収
収
益
短
期
貸
付
金
繰 延 税 金 資 産
そ の 他 の 流 動 資 産
貸
倒
引
当
金
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機
械
装
置
車
輌
運
搬
具
工 具 器 具 備 品
土
地
無 形 固 定 資 産
ソフトウェアその他
投 資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証 券
子
会
社
株
式
長
期
貸
付
金
長 期 前 払 費 用
その他の投資その他の資産
貸
倒
引
当
金
資
産
合
計
当 期
前 期
科 目
(平成17年3月31日現在) (平成16年3月31日現在)
(
流
7
前 期
(
102,872
16,593
297
52,623
―
18,771
10,803
314
415
186
79
873
924
1,071
△
81
104,929
48,161
16,082
1,073
13,285
24
1,047
16,649
1,077
1,077
55,689
20,776
12,543
14,850
89
12,277
△ 4,847
207,801
100,703
20,172
371
49,093
20
17,936
9,121
275
727
181
55
1,215
659
1,053
△
180
101,962
45,467
15,814
993
11,703
33
1,098
15,823
986
986
55,508
22,224
12,437
13,189
105
12,276
△ 4,725
202,665
流
固
資
資
利
株
自
資
負
負 債 の 部 )
動
負
債
支
払
手
形
買
掛
金
1年以内返済予定の長期借入金
1年以内償還予定の社債
未
払
金
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
賞
与
引
当
金
そ の 他 の 流 動 負 債
定
負
債
社
債
長
期
借
入
金
繰 延 税 金 負 債
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
そ の 他 の 固 定 負 債
負
債
合
計
( 資 本 の 部 )
本
金
本 剰 余 金
資
本
準
備
金
益 剰 余 金
利
益
準
備
金
任
意
積
立
金
特 別 償 却 準 備 金
固定資産圧縮積立金
別 途 積 立 金
当 期 未 処 分 利 益
式等評価差額金
己
株
式
本
合
計
債及び資本合計
当 期
(平成17年3月31日現在) (平成16年3月31日現在)
65,388
750
38,013
612
10,000
12,153
725
55
1,400
1,677
20,904
5,000
12,861
2,195
196
501
150
86,293
49,995
783
33,559
612
―
11,138
290
59
1,480
2,071
30,349
15,000
13,474
654
222
583
414
80,345
22,415
24,020
24,020
70,762
5,603
57,264
8
1,955
55,300
7,893
5,087
△
777
121,507
207,801
22,415
24,020
24,020
70,854
5,603
57,632
13
2,318
55,300
7,618
5,791
△
762
122,320
202,665
損 益 計 算 書
利
益
処
分
(単位:百万円)
科 目
営
営
営
営
営
経
特
特
業 収 益
売
上
高
業 費 用
売
上
原
価
販売費及び一般管理費
業 利 益
業 外 収 益
受取利息及び配当金
その他の営業外収益
業 外 費 用
支
払
利
息
その他の営業外費用
常 利 益
別 利 益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
厚生年金基金代行返上益
受 取 保 険 金
その他の特別利益
別 損 失
固定資産売却損
固定資産除却損
固定資産評価損
投資有価証券売却損
投資有価証券評価損
貸倒引当金繰入額
適格退職年金終了損
特 別 退 職 金
その他の特別損失
税 引 前 当 期 純 利 益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
益
前 期 繰 越 利 益
当 期 未 処 分 利 益
(単位:円)
当 期
前 期
1 日から
平成15年4月 1 日から
( 平成16年4月
平成17年3月31日まで ) ( 平成16年3月31日まで )
422,292
422,292
420,992
376,371
44,620
1,299
3,312
766
2,546
2,035
459
1,575
2,576
2,866
1,003
84
―
1,775
2
1,959
206
698
―
―
360
689
―
―
4
3,483
142
1,766
1,574
6,318
7,893
412,619
412,619
408,557
362,742
45,815
4,061
3,226
694
2,532
2,125
466
1,659
5,162
5,113
179
430
4,327
―
176
6,638
680
1,262
1,100
49
165
214
1,247
1,800
119
3,637
791
856
1,990
5,628
7,618
科 目
当
期
未
処
当 期
分
利
益
7,893,599,858
前 期
7,618,122,054
特別償却準備金取崩額
3,448,285
5,075,172
固定資産圧縮積立金取崩額
143,327,364
415,231,213
8,040,375,507
8,038,428,439
金
1,667,003,848
1,667,242,640
固 定 資 産 圧 縮 積 立 金
1,474,311,090
52,263,148
次
4,899,060,569
6,318,922,651
計
これを次のとおり処分します。
株
主
配
当
(1株につき 8円)
期
繰
越
利
益
8
財 務 デ ー タ ( 連 結 )
売上高
経常利益/売上高経常利益率
(百万円)
当期純利益
(百万円)
600,000
500,000 465,639
473,891
492,660
505,461
(%)
(百万円)
14,000
4.0
7,000
12,000
3.5
6,000
3.0
5,000
2.5
4,000
2.0
3,000
1.5
2,000
1.0
1,000
10,000
4,872
400,000
8,204
3,697
8,000
6,510
300,000
6,000
4,980
1.7
200,000
1.3
4,000
2,278
100,000
1.1
312
2,000
0.5
△707
0
0.5
0
第63期
第62期
第64期
0
第65期
(平成14年3月期) (平成15年3月期) (平成16年3月期) (平成17年3月期)
第62期
総資産/ROA
(%)
300,000
235,362
219,382
229,400
第64期
第65期
0
△1,000
160,000
7
140,000
237,865
(%)
120,002
6
120,000
117,771
122,930
第63期
(円)
7
600
6
500
125,843
5
570.15
589.86
559.71
100,000
3.7
100,000
4
80,000
400
25
20
17.59
3
60,000
2
2
40,000
1
1
20,000
0
0
300
15
200
10
3
3.1
2.8
2.2
603.93 (円)
30
4
3.9
150,000
第65期
23.38
200,000
5
第64期
1株当り純資産額/1株当り当期純利益
(百万円)
8
第62期
(平成14年3月期) (平成15年3月期) (平成16年3月期) (平成17年3月期)
株主資本/ROE
(百万円)
250,000
第63期
(平成14年3月期) (平成15年3月期) (平成16年3月期) (平成17年3月期)
50,000
0
0.3
5
100
1.49
0
0
0.9
0
第62期
第63期
第64期
第65期
(平成14年3月期) (平成15年3月期) (平成16年3月期) (平成17年3月期)
9
△0.6
第62期
第63期
第64期
第65期
(平成14年3月期) (平成15年3月期) (平成16年3月期) (平成17年3月期)
△1
△3.32
第62期
第63期
第64期
第65期
(平成14年3月期) (平成15年3月期) (平成16年3月期) (平成17年3月期)
△5
トピックス
T O P I C S
「お惣菜の強化」に大きな戦力−神戸工場が竣工
重要な経営施策のひとつである「お惣菜の強化」を目的とし、創業工場があった神戸
市の東灘区六甲アイランド内に、3月25日、惣菜専用工場として神戸工場が竣工しまし
た。神戸工場は敷地面積9,999.05m2、延床面積9,564.67m2の2階建ての工場で、1
階では「チキンナゲット」や「チキンボンボン」などのチキン惣菜を、2階では「ラ・ピ
ッツァ」や「ピザトースト」、「シチューパイ」などのカジュアルフードを製造します。
チキン惣菜とカジュアルフードの生産能力はそれぞれ月500tですが、初年度の生産量は
年6,500tを予定しています。
神戸工場の特徴は、A伊藤ハム初の惣菜専用として建てられた工場であること。B製
造から包装まで連続ラインであり、また最新鋭の機械を設置したことで省人化も図られ、
高い生産性を持つこと。C「開かれた工場」として工場見学用通路を備え、プレゼンル
ームや商談ルームも充実させていること。の3点です。
神戸工場の外観
「ラ・ピッツァ」シリーズが優秀ヒット賞を受賞
2月22日、東京都内において、日本食糧新聞社制定の平成16年度(第23回)「食品ヒット大賞」受賞式
が開催され、「ラ・ピッツァ」シリーズが、チルド食品・フローズン食品部門において、優秀ヒット賞を受
賞しました。
この賞は、昭和57年に日本食糧新聞創刊40周年を記念して設けられたもので、毎年1回、前年度の食品
界においてもっともヒットした製品を、全国100社を超えるモニター企業からの推薦により選考し表彰す
るものです。なお、前回の第22回ヒット大賞においても、当社は「ポールウインナー」がロングセラー賞
を受賞しています。
「ラ・ピッツァ」は、発売以来、製法・おいしさにこだわった本格チルドピザとして、初年度は10億円
の売上であったものが、2年目の昨年度は45億円の売上になるほどの大型商品になりましたが、売上の伸
「ラ・ピッツァ」
張だけではなく、チルドピザの市場そのものを拡大させたということで、高い評価を受けています。
シリーズ
今回の受賞は、「ラ・ピッツァ」が市場で果たした役割を評価されての受賞ですが、当社は「アルトバイ
エルンピッツァ」の投入でさらにメニューの充実を図っており、今後も「ラ・ピッツァ」シリーズの売上の拡大を図っていきます。
チーズ輸出量世界No.1のフォンテラグループと独占販売契約を締結
ニュージーランドの乳業グローバル企業であるフォンテラグループのニュージーランドミルク社(以
下NZM社)と、1月31日、コンシューマーチーズに関して独占販売契約を締結し、同社の業務用製品
とともに日本市場に提供することとなりました。当社は、NZM社の中核企業で小売・業務用のチーズ
を製造するメインランド社の乳製品を、
「メインランド」ブランドとして輸入・販売します。
今回の契約で当社が販売するのは、日本でも消費が増加しているナチュラルタイプのチーズですが、
原料となるミルクは、「地球の箱舟」と称される自然の恵みが豊穣なニュージーランドの大地で、遺伝
子組み換え、農薬等を使用しない自然の牧草だけで育まれた健康な乳牛からのみ搾乳したものです。そ
のミルクから作られるチーズは、天然素材を生かした安心・安全な原料と、伝統的な技術製法と高度な
品質管理が生む芳醇でコクのある逸品として、世界中から愛され信頼されています。
「自然を食べよう」をテーマにこのたび販売を開始するメインランド社のナチュラルチーズが、日本
のチーズ文化に新たな色添えを加えると確信しています。
フォンテラグループと調印
10
トピックス
T O P I C S
世界トップレベルの超高圧加圧装置を導入し、より高い安全性を追求
約6,000気圧という世界トップレベルの加圧能力を持つ、スペイン・ニコラス社製の超高圧加圧装置を
導入し、品質を損なうことなく保存性を高めることに成功した「超高圧処理食品」を発売しました。
「超高圧処理食品」の第1弾は、無塩せき商品のシリーズの「いきいき家族」シリーズ3アイテムです。
低添加物志向が高まり、発色剤を使用しない無塩せきハム・ソーセージに対する市場
の要望が多くなっていますが、通常品に比べると賞味期間が短くなることが課題でし
た。そこで、従来の加熱から包装という工程の後に超高圧処理を加えることで、通常
のハム・ソーセージと同様の賞味期間を設定することができるようになりました。
今後他の商品への導入も検討中ですが、市場における認知度が低い「超高圧処理食
品」への理解を深めていただくため、超高圧処理済みの商品には「超高圧殺菌識別マ
ーク」をパッケージに貼付します。
「いきいき家族」
安全・安心へ積極的な取り組み
グループ会社のサンキョーミート㈱において、RFID(無線ICタグ)技術を利用した豚個体生産履歴
管理システムを活用し、
「生産情報公表豚肉JAS規格」
(特定JAS)認定を、12月3日に取得しました。
この無線ICタグを利用して情報を管理する手法での特定JAS認定は、国内で初となります。サンキョ
ーミートは生産情報公表牛肉JAS規格認定も既に取得しており、同一の施設において牛肉・豚肉の生
産情報公表JASにおける認定生産行程管理者・認定小分け業者の認証を取得したことも国内で初とな
ります。今回導入したのはサンキョーミート・ファーム事業ユニットであり、「鹿児島黒豚」の生産を
対象とし、11月に同社の農場にシステムを実地導入しました。RFIDシステムによる生産管理とは、
黒豚1頭ごとに耳にICタグ(以下IC耳標)を取り付け、個体についての情報を1頭ごとに管理するも
のです。
また、ニュージーランドにおける関連会社であるファイブスタービーフ社は、12月28日に、ニュ
ージーランドで初めて、特定JASの認証を取得しました。ファイブスタービーフ社は1990年に当社
の直営として設立され、ニュージーランドで唯一の大規模フィードロットにおいて肉牛を生産してい
ます。特定JAS牛の出荷頭数は、当初は出荷頭数の約13%ですが、その後は市場の需要にあわせ増
黒豚の耳につけたICタグ
やし、3年後には年間約8,800頭と全出荷頭数の約50%の出荷を目指しています。
なお、特定JASの情報については、当社のホームページ上の「安全・安心システム」(http://www.itoham.jp/farm/anzen/
index.html)において公開しています。
伊藤ハムは、安心しておいしい牛・豚肉を召し上がっていただけるよう、これからもお客様のニーズにお応えしていきます。
“もっとおいしく”なって、リニューアル
当社の商品をもっとおいしくすることを目的として、味覚に自信のある東西15名ずつの主
婦で構成された「もっとおいしくコミュニティ」が、昨年11月からスタートしました。
「もっとおいしくコミュニティ」は、お客様の代表である主婦モニターの方々に、当社商品
の試食、意見交換をしていただくことで商品の改良につなげる試みで、集まった意見を参考に、
既存の商品をよりおいしい商品にリニューアルする仕組みです。グレード
アップしたとご承認いただいた商品には、リニューアルして発売する際、
「もっとおいしくコミュニティ」ロゴマークを商品パッケージに貼付します。
リニューアル第一弾として、3月1日から、「あらびきグルメウインナー」
「チーズイン」「ポークビッツ」が、“もっとおいしく”なってリニューアル
しています。
11
「もっとおいしくコミュニティ」
伊藤ハムの
社会貢献・環境保全活動
2003年4月から設置した、社会貢献推進委員会を中心に、地球環境への配慮と、地域社会と
の共生を目指して、社会貢献活動に取り組んでいます。
【2004年度の主な活動内容】
★自然環境保護活動
・水辺のクリーンアップ活動
全国の海岸や河川などの清掃・環境保護活動に参加。
関西では「クリーンアップin須磨」・「クリーンアップin甲子園浜」、関東では「ふなばし三番瀬
クリーンアップ」に継続的に参加し、また新規に、東北の「伊豆沼・内沼クリーンキャンペーン」、
中部の「梅田川ふれあいクリーン作戦」に参加しました。
・森林保全活動「こうべ森の学校」を支援
六甲山の森づくりを、市民・企業・行政の協働で推進する森林保全ボランティア活動「こうべ森
「こうべ森の学校」の看板
の学校」の活動資金提供や、社員ボランティアの派遣を行いました。
★募金活動
・ユニセフ募金活動
世界の恵まれない子供たちのために、日本ユニセフ協会に、伊藤ハムグループの全国270ヶ所の事業所で募金活動を行い、同額を
会社が拠出するマッチングギフト方式により募金を寄付しました。
また、全国で展開されるユニセフの「ハンドインハンド募金」の活動に賛同し募金活動のお手伝いをしました。
・自然災害募金
昨年多発した自然災害の中でも大規模な災害に対して、全国の事業所で募金活動を行いました。
スマトラ沖地震に対する募金活動に賛同し寄付をしました。
★ボランティア活動支援
従業員の社会貢献(ボランティア)に対する意識向上を図るために、各地区での「ボランティアセミナー」の開催や、毎年9月と
10月をより積極的な社会貢献活動参加を目的とした「伊藤ハム社会貢献推進期間」と定め、全国の事業所で社会貢献活動に取り組
みました。また、日頃従業員が行っている顕著な社会貢献活動に対し、
「社会貢献表彰」を実施しました。
★地域社会貢献活動
自然災害の被害を受けた被災者の生活援助を目的として、当社製品/義援金を寄付しました。
新潟・福島豪雨、福井豪雨
新潟中越地震、九州西方沖地震
台風10号・15号・16号・18号・21号・22号・23号の被災地
<ISO14001認証取得状況> 2005年5月現在
ISO14001認証取得
地球環境に配慮した事業活動を行うため、環境マネジメントの国際規格である
ISO14001を認証取得しています。伊藤ハムの生産工場ではすべて認証取得を
完了し、関連会社3社、海外生産拠点2ヵ所も認証取得しています。
「社会・環境報告書」の発行
これまで発行してきた「環境報告書」の社会的側面の記述を
充実させ、2005年版ではタイトルを「社会・環境報告書」
に変更しました。「社会・環境報告書」では、環境保全活動
や社会活動についての情報を開示しています。
「2005年社会・環境報告書」は2005年6月に発行しまし
た。当社ホームページ(http:www.itoham.co.jp)「環境保
全活動の取り組み」から資料請求していただけます。
サイト名
西
宮
工
場
東
京
工
場
豊
橋
工
場
六
甲
工
場
九
州
工
場
船
橋
工
場
サ ン キ ョ ー ミ ー ト ñ
伊 藤 ハ ム 物 流 ñ
伊藤ハムデイリーñ東北工場
ロックデールビーフ社
ファイブスタービーフ社
取得年月
2000年 2月
2000年 9月
2000年11月
2001年10月
2002年 2月
2003年 5月
2002年 3月
2004年 3月
2004年 5月
2000年 3月
2001年 1月
12
株 式 の 状 況
(平成17年3月31日現在)
■ 所有者別株式分布状況
外国法人等
10,013,195株
(4.76%)
株式の総数
会社が発行する株式の総数
342,013,000株
発行済株式総数
210,482,533株
株主数
個人・その他
48,360,103株
(22.98%)
22,317名
その他法人
54,175,800株
(25.74%)
大株主
持株数(千株)議決権比率(%)
日本トラスティ・サービス
信託銀行株式会社
(信託口)
21,523
10.4
日 本 マ ス タ ー ト ラ ス ト
信託銀行株式会社
(信託口)
16,479
7.9
財 団 法 人 伊藤記念財団
12,000
5.8
藤 栄 商 事 株 式 会 社
10,005
4.8
一
8,251
4.0
三 菱 商 事 株 式 会 社
7,656
3.7
丸 紅 株 式 会 社
7,099
3.4
伊
証券会社
473,089株
(0.22%)
藤
研
金融機関
97,460,346株
(46.30%)
■ 所有株数別株式分布状況
1,000株以上
35,508,249株
(16.87%)
1,000株未満
323,671株
(0.15%)
1,000,000株以上
146,202,197株
(69.46%)
50,000株以上
28,448,416株
(13.52%)
■ 株価・売買高推移
(円)
800
株価
700
600
500
400
(円)
25,000
(千株)
20,000
20,000
15,000
日経平均株価
15,000
売買高
10,000
10,000
5,000
0
平成13年
13
平成14年
平成15年
平成16年
平成17年
5,000
会 社 の 概 要
社
名
(平成17年3月31日現在)
伊藤ハム株式会社
取締役および監査役、執行役員
代表取締役会長
伊
藤
研
一
執
行
役
員
田
中
仁
孝
代表取締役社長
伊
藤
正
視
執
行
役
員
伊
原
和
已
専務取締役兼執行役員
河
西
力
執
行
役
員
宮
川
隆
一
常務取締役兼執行役員
石
田
成
雄
執
行
役
員
武
市
高
志
藤
四
朗
本 社 事 務 所
〒663-8586 兵庫県西宮市高畑町4番27号
常務取締役兼執行役員
山
田
信
一
執
行
役
員
伊
電
話
0120-188-617(通話料無料)
取締役兼執行役員
能
勢
稔
執
行
役
員
森 日出夫
創
業
昭和3年4月
取締役兼執行役員
藤
山
俊
行
執
行
役
員
石
井
隆
取締役兼執行役員
川
野
二
治
執
行
役
員
田
中
知
設
立
昭和23年6月29日
取締役兼執行役員
二
宮
孝
司
金
224億1,504万円
取
資
従
本
業
員
数
主要な事業内容
役
平
山
悟
取締役兼執行役員
岩
本
信
剛
常 勤 監 査 役
林
義
雄
食肉加工品(ハム・ソーセージ、調理加工食
常 勤 監 査 役
小
林
隆
夫
品、その他)、食肉などの製造販売を主な事
監
査
役
堅 正 憲一郎
監
査
役
岡
2,111名
業活動としています。
主要な事業所
締
本
忍
東京事務所(東京都目黒区)
西宮工場(兵庫県西宮市)
東京工場(千葉県柏市)
豊橋工場(愛知県豊橋市)
九州工場(佐賀県三養基郡基山町)
(注)監査役のうち、小林隆夫氏、堅正憲一郎氏及び岡本 忍氏は、株式会
社の監査等に関する商法の特例に関する法律第18条第 1 項に定める
社外監査役であります。
株主メモ
決算期
配当金受領株主確定日
定時株主総会
名義書換代理人
同事務取扱場所
(お問い合わせ先)
同取次所
3月31日
3月31日
6月中
東京都千代田区丸の内1丁目4番3号 UFJ信託銀行株式会社
〒541-8502 大阪市中央区伏見町3丁目6番3号
UFJ信託銀行株式会社 大阪支店証券代行部
電話 0120-094-777(通話料無料)
UFJ信託銀行株式会社 全国本支店
野村證券株式会社 全国本支店
○株式関係のお手続き用紙のご請求は、次のUFJ信託銀行の電話およびインターネットでも
24時間承っております。
公告掲載新聞
上場証券取引所
電話(通話料無料) 0120-244-479(本店証券代行部)
0120-684-479(大阪支店証券代行部)
インターネットホームページ http://www.ufjtrustbank.co.jp/
日本経済新聞
大阪・東京
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14
こ
と
で
す
。
を
し
っ
か
り
食
べ
る
こ
と
が
高
齢
化
社
会
で
は
い
か
に
大
事
か
と
い
う
体
力
が
な
い
と
体
は
消
耗
し
、
病
気
に
負
け
て
し
ま
い
ま
す
か
ら
、
肉
ま
す
。
昔
の
結
核
と
同
じ
で
、
感
染
症
と
闘
う
に
は
体
力
が
い
り
ま
す
。
す
。
年
を
取
る
と
、
人
間
は
肺
炎
な
ど
感
染
症
を
起
こ
し
や
す
く
な
り
い
い
ん
だ
、
と
い
う
風
潮
が
あ
り
ま
す
が
、
根
拠
の
な
い
思
い
込
み
で
一
般
的
に
は
年
を
取
る
と
淡
白
な
も
の
を
好
み
、
ま
た
そ
れ
が
体
に
ら
れ
て
い
る
の
だ
と
言
え
ま
す
。
ど
の
よ
う
に
変
え
て
自
分
の
人
生
に
役
立
た
せ
る
か
は
、
各
人
に
任
せ
食
べ
も
の
、
あ
る
い
は
、
そ
の
成
分
は
素
材
に
過
ぎ
ず
、
そ
の
素
材
を
質
を
変
え
、
物
質
が
心
を
変
え
る
の
で
す
。
こ
の
よ
う
に
考
え
る
と
、
性
を
高
め
、
量
を
増
や
し
て
元
気
に
な
り
ま
す
。
つ
ま
り
、
思
い
が
物
脳
内
で
ト
リ
プ
ト
フ
ァ
ン
か
ら
セ
ロ
ト
ニ
ン
へ
変
化
さ
せ
る
酵
素
の
活
率
の
良
い
補
給
は
肉
を
食
べ
る
こ
と
で
す
。
楽
し
い
思
い
が
あ
る
と
、
ら
れ
ま
す
が
、
私
達
の
体
で
は
作
る
こ
と
が
で
き
ま
せ
ん
。
唯
一
、
効
せ
る
神
経
伝
達
物
質
で
、
必
須
ア
ミ
ノ
酸
の
ト
リ
プ
ト
フ
ァ
ン
か
ら
作
酸
に
関
係
し
て
い
ま
す
。
例
え
ば
、
セ
ロ
ト
ニ
ン
は
、
精
神
を
安
定
さ
一
方
、
我
々
に
喜
び
を
感
じ
さ
せ
る
脳
の
機
能
は
、
多
く
の
ア
ミ
ノ
な
り
ま
し
た
。
ー
ル
そ
の
も
の
を
悪
い
と
決
め
つ
け
る
の
は
正
し
い
考
え
方
で
は
な
く
に
つ
い
て
は
、
最
近
に
な
っ
て
相
当
考
え
方
が
変
わ
り
、
コ
レ
ス
テ
ロ
り
重
要
な
要
因
は
、
脳
の
栄
養
失
調
に
あ
り
ま
す
。
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
ー
ル
で
き
な
く
な
る
わ
け
で
す
。
う
つ
病
と
か
引
き
こ
も
り
の
、
か
な
か
り
ま
し
た
。
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
が
低
い
と
、
脳
の
働
き
が
コ
ン
ト
ロ
血
液
を
調
べ
て
み
る
と
、
血
中
の
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
が
低
い
こ
と
が
わ
す
ぐ
に
キ
レ
る
子
、
あ
る
い
は
注
意
欠
陥
、
多
動
性
障
害
の
子
供
の
い
と
思
い
ま
す
。
な
ど
は
、
﹁
心
の
病
い
﹂
と
し
て
、
し
っ
か
り
と
捉
え
な
け
れ
ば
い
け
な
て
い
る
陰
鬱
な
事
件
、
引
き
こ
も
り
、
う
つ
病
、
そ
し
て
自
殺
の
急
増
成
熟
社
会
、
あ
る
い
は
、
飽
食
の
時
代
と
言
わ
れ
る
昨
今
、
頻
発
し
食
と
健
康
エ
ッ
セ
イ
寄
稿
浜
松
医
科
大
高学
名
田誉
明教
授
和
Fly UP