Comments
Description
Transcript
平成 28 年度 催し物のご案内 青森県近代文学館
スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。 平成 28 年度 催し物のご案内 青森県近代文学館 あらかじめ御了承ください。 企画展示室 特別展 児童文学者 三上強二寄贈資料展 青函を旅した文人たち 鈴木喜代春 昨年急逝した三上強二は戦後、県立図書 青函を旅した石川啄木・宮沢賢治・島崎藤 館に 30 年勤務し県内外の文化人と交流 村・与謝野晶子ら著名な文人たちが青森・ しました。生前当館にご寄贈下さった資 函館の文学に与えた影響に迫ります。 料を多数展示します。 【文学講座】13:15~16:30〈要申込〉 【日曜講座】5 月 15 日(日) ①7 月 24 日(日) 14:00~15:00〈申込不要〉 4月 29 日(金・祝) →5月 25 日(水) 4月 10 日(日)まで 青森県俳句懇話会 【日曜講座】14:00~15:00〈申込不要〉 青森県俳句懇話会より寄贈とな 平成 29 年 2 月 25 日(土) →5月 24 日(水) 平成 28 年 4月 「3.11 文学館か らのメッセージ」 る多数の資料をご紹介します。 9 月 11 日(日) 7 月 9 日(土) →9月 22 日(木・祝) 馬場のぼるから 三上強二に 贈られた色紙 共同企画 寄贈資料展 ②8 月 21 日(日) 全国文学館協議会 3月 1 日(水) →3月 31 日(金) 平成 29 年 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 長期休館 11/ 24~12/22 常設展示室(エクステンド常設展示) 葛西善蔵 私小説の神様と呼ばれた男 5 月 29日(日)まで 太宰治・石坂洋次郎 佐藤紅緑・福士幸次郎 6 月 3 日(金) → 11 月 23 日(水・祝) 12 月 23 日(金・祝) → 平成 29 年 5 月下旬 日曜午後の朗読会(いずれも日曜日の 13 時 30 分~14 時。申込不要。詳しくは裏面を御覧ください。) 休館日:毎月第4木曜日(9 月のみ第5木曜日) 、5/30~6/2、11/24~12/22、12/29~2017/1/3 6月3日(金) ℡017-739-2575 青森県近代文学館 青森県近代文学館 日曜午後の朗読会 朗読会とは? 当館解説員が、青森県を代表する作家と その作品を、わかりやすく解説いたします。 明るいロビーのソファに腰をおろし、 朗読と解説に耳をかたむけ過ごす30分。 おとなのための特別なおはなし会です。 鈴木喜代春」1/30 ▼ 企画展「児童文学者 4/10 第 2 回 5月1日(日) 第 3 回 6 月5日(日) 鈴木喜代春 「白い河」 葛西善蔵 「子をつれて」 太宰治① 「人間失格」 大正末期から敗戦までを、青森県の 「私小説の神様」と呼ばれた善蔵の描く、 太宰治の代表作であり、彼の人生が 貧農の子供を中心に書いた大作。 子を連れさまよう父の物語。 にじみ出た作品。これを読み、 企画展「児童文学者 鈴木喜代春」と合わせてどうぞ。 エクステンド常設展示「葛西善蔵」と合わせてどうぞ。 「自分のことが書かれている」と共感する人は多い。 第 4 回 7月 10(日) 第 5 回 7月 31 日(日) 第 6 回 8月7日(日) 太宰治② 「皮膚と心」 ハーン(作)白木茂(訳)「耳なし芳一の話」 石坂洋次郎 「婦人靴」 「だって、女には、一日一日が 怪談で涼みましょう。有名なこのお話に、改めて触れ 見栄を張り雑誌に嘘の投稿をした「又吉」。 全部ですもの。」(本文より) てみませんか。ハーンは小泉八雲の本名。 手紙をくれた女の子と会うようになるが……。 太宰の描く、女性目線の物語。 訳者は本県出身の児童文学者であり翻訳家。 洋次郎特有の爽やかでユーモラスな作品。 第 7 回 8 月 28 日(日) 第 8 回 9月 18 日(日) 第 9 回 10 月 23 日(日) 秋田雨雀 『白鳥の国』より 三浦哲郎 「帰郷」 今官一 「海の百合」 「永遠の子供」のために童話を 芥川賞作品「忍ぶ川」の続編で、 海に臨む別荘に住む「私」は、毎夜、 書き続けた雨雀。作品に込められた 三浦の経験を元に描かれた。 誰かを待つ戦争未亡人。(巻末解説より) メッセージに大人ははっとさせられます。 夫婦の瑞々しい会話が魅力。 異端・孤高の作家が紡ぐ、女性の繊細な心模様。 特別展「青函を旅した文人たち」7/9 ▼ 第 1 回 4月 10 日(日) 9/22 青森県近代文学館 平成 28 年度 日曜午後の朗読会 ―おとなのためのものがたり― 2階 近代文学館企画展示室前ロビーにて 午後1時30分~午後2時 参加無料 スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。 第 10 回 11 月 20 日(日) 北畠八穂 「すきまからきたキリスト」 盲目の友にグレープジュースの色を伝えたい 主人公。2人の少女の美しい冬の物語。 第 11 回 12 月 25 日(日) 佐藤紅緑 「あん火」 心底愛でる養女の結婚により、 次第に疲弊していく老人の物語。 青森の強いなまり言葉をお楽しみ下さい。