Comments
Description
Transcript
英語文献講読12
科目コード/科目名 (Course Code / Course その他/英語文献講読12 (Intensive English Reading 12) Title) テーマ/サブタイトル等 (Theme / Subtitle) グローバリゼーションを人類学から読み解く 担当者名 (Instructor) 学期 (Semester) 宮内 洋平(MIYAUCHI YOHEI) 科目ナンバリング (Course Number) 備考 (Notes) 単位 (Credit) 秋学期(Fall Semester) 2単位(2 Credits) 言語 (Language) 2010年度以降入学者のみ履修可 授業の目標(Course Objectives) グローバリゼーションに関連する主要概念を取り上げた文化人類学の英語基本文献を講読し, 英文読解力の 向上を目指すととも に, 現代思想の潮流をおさえることで、 世界で生じている同時代史的事象をラディカルな視点で捉える力を 養う。 授業の内容(Course Contents) ノルウェーの人類学者、 トーマス・H・エリクセンのGlobalization: The Key Concepts (2007) を分担して 輪読する。 担当者が要旨を報告した後、 全員で議論をし、 内容理解を深め る。 授業計画(Course Schedule) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 授業ガイダンス・分担決め 今日のグローバリゼーション 脱埋め込み: 距離、 抽象的な世界、 貨幣、 ナショナリズム 加速化: 時間-空間圧縮、 メディア、 同時性 標準化: グローバル・モダニティ、 マックワールド、 人権 相関性: ネットワーク社会、 グローバル・ガバナンス、 翻訳、 送金、 サッカー 移動: 国際移民、 観光、 難民、 ノスタルジア 混合: ハイブリディティ、 クレオール化、 ワールド・ミュージック 脆弱性: リスク、 気候変動、 専門家システム、 「テロとの闘い」 再埋め込み: アイデンティティ・ポリティクス、 先住 民、 ディアスポラ、 信用 新自由主義と生政治 グローバルな法、 ローカルな秩序 グローバリゼーションと暴力 まとめ 準備学習(Preparation for Class) 担当者は担当部分の要旨をまとめた 「レジュメ」 を準備して発表に備える。 担当部分以外もしっかりと事前 に読みこみ、 疑問点を洗い出しておく。 テキスト (下記) を購入しておくこと。 成績評価方法・基準(Evaluation) 発表内容(40%)/授業時における討論への参加(35%)/出席(25%) テキスト(Textbooks) Thomas Hylland Eriksen Globalization: The Key Concepts (Berg Publishers [Bloomsbury Publishing] 2007 9781845205249) 《ペーパーバック版か電子版 (Amazon Kindle版) のどちらかを各人の好みで選択し 購入してください。 2014年出版の2nd editionではありませんので注意してください。 》 参考文献(Readings) アルジュン・アパドゥライ 『グローバリゼーションと暴力:マイノリティの恐怖』 (世界思想社 2010 9784790714552) アイファ・オング 『《アジア》、 例外としての新自由主義』 (作品社 2013 9784861824449) デヴィッド・ハーヴェイ 『新自由主義:その歴史的展開と現在』 (作品社 2007 9784861821066) シグムント・バウマン 『グローバリゼーション:人間への影響』 (法政大学出版局 2010 9784588603150) その他、 授業時に適宜紹介する。 その他(HP等)(Others(e.g.HP)) この科目は高度な内容を含む英語文献を精読するので、 履修には申請基準を設けている。 登録方法は履修要 項58ページを見るこ と。 注意事項(Notice)