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スウェーデン語(「暁の風」)の発音
スウェーデン語(「暁の風」)の発音 =これであなたもノーベル賞講演ができる!= *スウェーデン語の文字と発音の関係は、はっきりいってややこしいです(涙)。 単語ごとに読み方を覚えたほうが早いでしょう。 [珍しい文字] ä: ドイツ語と同じ ö: ドイツ語と同じ å: 普通の「お」です [注意する発音] *歌では、全ての子音をはっきり発音します。 dj, lj : 最初のd, j は読みません o : 「お」の時と「う」の時があります [全訳] 私がお前を見た時 そうだ、私はお前を見ていた。お前は鳥の翼のように 繰り返し羽ばたいていた、窓の外の光を目指して。 しかしいまだにお前はここにしっかりと捕らえられている、 緑溢れる木々の放つ光からは閉ざされたまま。 お前は束縛から逃れ出ることを望む、しかしお前は記憶の中に 閉ざされている、記憶の家の中にがっちりと。 私の手はお前の羽のまわりに重くのしかかっている、 お前の羽は光を求めて燃え盛っている。 そんなふうに、私はお前が捕らえられ護られているのを見たのだ、 お前は望んでいるのだ、お前の羽のため息が 自由な空気の中に、風のように浮かぶことを。 もちろん私は分かっている、それがただ夢の中のことであるのを。 夜になれば、お前は私を恋求め、私の風となる。 朝が来る、そして羽のため息のなかで、 暁の光の中で、私の喜びは吹きわたる。 For Naniwa Choraliers, Yutaka Maekawa 2001(C). *「暁の風」は、ウップサラ大学(スウェーデン)の創立500年記念としてOrphei Dränger に捧げられた作品である(1976年)。 [発音と逐語訳] När jag såg dig ∼時 私が 見た お前を Ja, jag har sett dig: som en fågelvinge ヤー ヤーグ ハル セット ディーグ ソム エン フォーゲルヴィンゲ そうだ、私は 見ていた お前を: それは ∼で 鳥の羽 som slår och slår mot fönstrets ljusa rymd. ソム スロール オック スロール ムート フェーンストレッツ ユーサ リュームド それは 打つ そして 打つ ∼に向かって 窓の 光の 空間 Och ändå var du fångad djupt härinne, オック エンドー ヴァル ドゥー フォーンガド ユープト ヘリンネ しかし まだ ∼だ お前は 捕らえられている しっかりと ここに utstängd från trädens sommargröna ljus. ウトシュテングド フロン トレーデンス ソンマルグレーナ ユース 閉ざされている ∼から 木 夏の緑なす 光 Du ville ut ur sveket, och mitt minne ドゥ ヴィッレ ウット ウル スヴェケット オック ミット ミンネ お前は 望む 外で ∼から 束縛、 しかし ∼の中に 記憶 band dig allt hårdare i minnets hus. バンド ディグ アルト ホールダレ イ ミンネッツ フス 閉ざされている お前は 完全に しっかりと ∼に 記憶の 家 Och mina händer slöt sig om din vinge オック ミナ ヘンデー スレート シグ オム ディン ヴィンゲ そして 私の 手は 鈍く (再帰) ∼のまわりで お前の 羽 och dina vingar sveddes av mitt ljus. オック ディナ ヴィンガル スヴッデス アヴ ミット ユース そして お前の 羽は 燃えている ∼の中で 光 For Naniwa Choraliers, Yutaka Maekawa 2001(C). Så har jag sett dig fångad och bevarad: ソー ハル ヤーグ セット ディーグ フォンガド オック ベヴァラド そのように (助動詞) 私は 見た お前を 捕らえられ そして 保護されている du som vill låta dina vingars sus ドゥー ソム ヴィル ロータ ディーナ ヴィンガルス スース お前は ∼のように 望む 響くことを お前の 羽の ため息が sväna i luftens frihet som en vind. スヴェーナ イ ルーフテンス フリーヘト ソム エン ヴィンド 浮かぶ ∼に 空気 自由な ∼のように ∼にある 風 Jag vet ju att det var i drömmen bara. ヤーグ ヴェト ユー アット デット ヴァル イ ドレンメン バラ 私は 知っている もちろん (関代) それは ∼だ ∼の中の 夢 のみ En natt var du min saknad och min vind. エン ナット ヴァル ドゥ ミン サークナド オック ミン ヴィンド ∼に 夜 ∼だ お前は 私の 恋しみ そして 私の 風 Morgonen kom, och i ett sus av vingar モルゴーネン コム オック イ エット スース アヴ ヴィンガル 朝が やって来る、 そして ∼の中で (冠詞) ため息 ∼の 羽 blåstes min glädje ut i gryningsljus. ブローステス ミン グレーイェ ウト イ グリューニングスユース (風が)吹く 私の 喜び 外で ∼の中で 暁の光 For Naniwa Choraliers, Yutaka Maekawa 2001(C).