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第3学期がスムーズにスタートしました。 <巳年のお話「蛇が蛙をたべる
保護者、地域の皆様へ 平成25年 1月 8日 34号 郡山市立東芳小学校( TEL024-944-2848・ 7899) 発行者 古川 光一朗 第3学期がスムーズにスタートしました。 新 年 明 け ま し て お め で と う ご ざ い ま す 。 第3 学期 は、5 1日 間 です。6年生は、中学校進学をひかえ、他の学年は、進級を ひかえています。進級・進学のためには、出席日数や成績が 考慮されます。3学期は、短い学期です。それぞれの学年で しっかりと学習内容を身に付けることが大切です。かぜなど にかからないようにして目標をしっかりと持って取り組んで 欲しいと思います。3学期は、なわとび大会やスキー教室。 そして、6年生から下級生にいろんなことを引き継ぐ大事な 期 間 で す 。 あ い さ つ や 集 団 登 校 ・ 縦 割 り 清 掃 な ど 東 芳 小 学 校 の大 切 な 伝 統 を 伝 え て 創立 130 周年を迎えていきたいと思います。 2013 年 が スター トし まし た。 今年は 巳年 にな りま す。 蛇に 関す るお話 をします。 <巳年のお話「蛇が蛙をたべるわけ」> 福娘童話集(大分県の民話より) むかしむかし、神さまが世界中の生き物を作りましたが、まだどの生き物に何を食べさせる のか決めていませんでした。生き物たちは何を食べていいのかわからないので、お腹がペコペ コです。そこで生き物たちは、神さまのところへ行って、 「神さま。早く食べ物を決めてください」と、お願いをしました。 すると、神さまが 、「明日の朝、みんなの食べ物を決めてやるから集まるように」 と、おふれを出しました。喜んだ生き物たちは、夜の明けるのを待って神さまのところへ出か けました。さて、ヘビがノロノロとはっていると、後ろからカエルがやって来て言いました。 「なんだなんだ、長い体で地べたをノロノロと。もう少しはやく進めないのかね」 「そんな事言っても、お腹が空いて力が出ないんだよ」 ヘビが、力のない声で言いました。 「ふん。そんな事じゃ、昼になってしまうぞ。まあ、お前は後からやって来て、おれさまの お尻でもなめるんだな」 カエルはヘビをバカにして、ピョンピョンと飛んで行きました。 生き物がみんな集まると、神さまは生き物を次々に呼び出して、それぞれの食べ物を決めて いきました。 「お前は、草を食べるがよい 」「お前は、花のミツを食べるよい 」「お前は、魚を食べるよい」 でも、カエルは、なかなか呼ばれません。 怒ったカエルは、神さまの前に飛び出して言いました。 「早く、おれさまの食べ物を決めてくださいよ!おれさまが、一番先にやって来たのですよ」 神さまは、うるさいカエルをジロリと見て言いました。 「よし、お前は、虫を食べるがよい」 「えっ? わたしの食べ物は虫ですか!」カエルは、ガッカリです。 それでも食べ物が決まったので帰ろうとすると、神さまが言いました。 「待て。お前にはもう少し言う事がある。お前はここへ来る時、ヘビをバカにしてお尻でもな めろと言ったであろう」 「まあ、確かに。でもそれは、ヘビの奴があまりにもノロマですから 。」 「 いいわけはよろしい 。望み通り 、これからはヘビにお前のお尻をなめてもらう事にしよう 。」 「とっ、とんでもない!」 カエルはビックリして反対しましたが、神さまは許してくれません。 その時からヘビはカエルを見つけると、すぐにお尻から飲み込んでしまうそうです。 * 神様は、よく見ていますね。だれも見ていないからと身勝手なことをしていると 後でとんでもないことになってしまいますね。そういえば、二本松市にある霞ヶ城 のところに「戒石銘」という石碑にも「上天難欺 」(天<神>をあざむくことは、 むずかしい)とあります。今年もよろしくお願いいたします。 -1-