長野県内で発生した悪質な特殊詐欺による被害事例（PDF

関東財務局長野財務事務所
長野県内で発生した悪質な特殊詐欺による被害事例
１．振り込め詐欺などの金融犯罪
【長野県内で発生した事例】
〇息子を装う男から「携帯電話を落として番
号が変わった」と電話があった。後日、「友達
と株を購入した。今日中に支払わなければな
らない」と連絡があり都内で弁護士助手を名
乗る男に現金を手渡した。その後も「会社の
金を使い込んだ」などと言われて、複数回に
わたり上京し、同じ男に現金を手渡した。
北信地域 80代女性
1400万円の被害
関東財務局長野財務事務所
２．振り込め詐欺などに関する金融犯罪
〇携帯電話に「サイト利用料金滞納者に対
する調査会社」からメールが届いた。連絡を
すると「退会手続きをしていないため延滞料
金が発生、運営会社が訴訟手続きを進めて
いる」などと言われ和解のための弁護士費
用を要求されたため、レターパックで現金を
送った。数日後にも「別のサイトにも延滞料
金が発生している」と現金を求められた。
北信地域 20代女性
400万円の被害
〇低金利での融資を勧誘するファックスが
届き融資を申し込んだところ、事務手数料や
融資手数料などを要求され、複数回にわた
り指定された銀行口座に振り込んだ。
北信地域 50代男性
270万円の被害
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３．振り込め詐欺などに関する金融犯罪
〇市役所職員を名乗る男から「貰いすぎた医療
費を返還する。振り込む口座を教えてほしい」と
電話があった。その後、金融機関職員を名乗る男
から電話があり、コンビニエンスストアのＡＴＭで
男の指示に従い操作したところ、自身の口座から
別の口座への振込手続きをさせられていた。
中信地域 70代女性
99万円の被害
重要
関東財務局長野財務事務所
４．未公開株等の金融商品などに関する金融犯罪
〇証券会社社員を名乗る男から「封筒が届いたら連絡が欲しい」と電話があり、翌日別の会社名が書かれた定期預金勧誘のパンフレットが
届いた。その後パンフレットに書かれた会社の社員から「年45％の利益が出る」などと電話があり、さらに別の証券会社や銀行の社員をか
たる男からも「封筒を譲ってほしい」などと複数回にわたって連絡があったためその預金に興味を持ち、レターパックで現金を送ってしまった。
北信地域 80代女性 500万円の被害
関東財務局長野財務事務所
〇私募債購入を勧めるパンフレットが届き、購入の仲介会社社員を名乗る男から「債券購入希望者に名義を貸してほしい」と電話があった。
依頼どおりに申込書を送ると債券発行会社から「名義人と支払人が違う。インサイダー取引になり逮捕される」などと現金を要求され、債券
発行会社社員を名乗る男に現金を手渡した。
北信地域 60代女性
2300万円の被害
関東財務局長野財務事務所
〇弁護士を名乗る男から「詐欺事件の調査をしている。
被害者の中にあなたの名前がある」と電話があった。過
去に未公開株購入の詐欺被害にあったことを話すと「被
害額を返す。返金には手数料が必要」と言われ複数回
にわたりレターパックで現金を送った。
北信地域 70代男性
780万円の被害
詐欺集団は業者等を装い、手を替え品を替え、
あなたに偽の儲け話を持ちかけてきます。 こ
のような勧誘には十分ご注意下さい。
《相談窓口》
関東財務局 長野財務事務所 理財課
（平日９時～１７時）
０２６－２３４－５１２５
※イラスト・漫画等については金融庁作成の
「基礎から学べる金融ガイド 身につけよう金融知識」
「実例で学ぶ「未公開株」等被害にあわないためのガイドブック」
の画像を使用してます。