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P5[PDF: 2.60 MB]
(様式3-5)
【技術提案書】
5!!県立新ホールの建築計画、及び動線計画の考え方-その2:劇場について
創造力を刺激する革新性/芸術創造都市・横浜の拠点をつくる
1)革新的演出を生み出すTOTAL THEATER
アダプタブル!フロア!システム
・客席1列ごとに上下に可動
・段床は急勾配 緩勾配 フラット 逆勾配へと変化
・全ての客席椅子は容易に着脱、移動可能
客席前部を覆うフライタワーと
可動型フロントサイド客席タワー
・演目ごとに緞帳ラインが設定可能
・プロセニアム幅の可変調整と、最適な照明基地の確保
・自由な舞台エリアを実現
劇場の基本形式
可変型前舞台天井
プロセニアム形
1300席
!
フライタワー
客席前部までを覆う
後舞台パイプグリッド
2階レベルに
調整室を設置
2間角スパンの組立舞台床
・奈落からの仕込み・登退場が可能
・客席段床の変化とあわせて多様な舞台設営が可能
均質な吊物機構
・15cm間隔で多数並び、ユニバーサルに利用できる
手引バトン+移動可能な動索モーター
・演目の多様性に対応してすべてのバトンが電動となる
・ムービングライトを基本照明として計画
仕込み作業の安全と効率化をはかる
可変型前舞台天井
・プロセニアム前の天井高さを適切に調整
・豊かな初期反射音により、肉声が歯切れ良く響く
2)凝縮した親密な「鑑賞空間」
垂直にバルコニーを積み上げた多層空間
・劇場幅を極力抑え、空間の緊張感を確保
塔状ブロックに分節されたバルコニー ・平土間を囲む人の壁を適度に分節することで
垂直な空間秩序を強調
コンパクトな鑑賞スペース ・椅子背板の厚みを適切に抑えて平均視距離を圧縮し、
舞台との親密感を高める
劇場の可変形式
自由に幕位置の変わる吊物機構
15cmピッチの手引バトン+
移動可能な動索モーター/
照明給電システム
視距離25m
二重ガラス天井
+遮光パネル
プロセニアム上枠
昇降可能
PH=9m
断面イメージ
アダプタブル!フロア!システム 客席勾配を自由に設定
遮音可動壁
奥行9間の後舞台
組立舞台床 2間角スパン
アルミトラス
綱元
全面落下防止ネット付
急勾配演劇形
900席
囲まれ感が強調された,迫力が伝わる劇場空間
緩勾配花道形
800席
花道だけでなく客席のどこでも登退場口になる
小劇場形
650席
舞台内アリーナ形
400席 1000席
3方囲み、4方囲み舞台を自由に設定
周囲に楽屋スペースを設置
大道具迫り
1階搬入口とつながる
倉庫
9間角の基本主舞台
視距離25m
4層の客席がとりまく
一体感のある空間
基本PW=9間
オーケストラピット
サイズ・深さは自由に設定
基本ティーザーW=8間
プロセニアム横枠
幅を自由に設定できる
可動型フロントサイド客席タワー
空気浮上式で必要な場所に移動
袖舞台
十分な広さを確保
客席前部まで舞台がとりまく
楽器庫
舞台を客席の中に張出させて、より凝縮された
急勾配の空間
備品庫
平面イメージ
フルオープン形式
自然光
3)舞台芸術の基本をふまえた劇場
プロセニアム型/アリーナ型などの基本演劇形式を包摂
・オペラ、ミュージカルから小規模の演劇公演まで
理想的な上演空間をつくる
他劇場との共同制作を容易にする
・同規模の客席、舞台形式をとることで円滑な
共同制作が可能
・劇場ネットワークの中から新しい人材が生まれる
前舞台天井
塔状ブロックを成す客席
組立舞台床
アダプタブル
フロア!システム
フロントサイド
客席タワー
アトリウムとつながる
壮大なイベントスペース
客席を取り外し、勾配を
逆につくる
4)ステージプラザに開き、つながる客席空間
平土間客席を逆勾配にし、階段状広場をつくる
・1階から舞台までが連続した空間となる
・施設全体を利用した演劇、大イベントスペース等
劇場の新しい可能性を開く
客席上部より自然光を導入
二重ガラス天井+遮光パネル
を用い、完全な遮光と遮音
可動部分
固定部分
全てが柔軟な構造
新しい芸術の可能性を開くTOTAL!THEATER
劇場幅を抑え、密度を高めた鑑賞空間
観客の心の震えが舞台と一体になる
舞台芸術見本市の例
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