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カーシェアリングプロジェクト
早稲田大学浅野研究室プロジェクト説明 カーシェアリングプロジェクト プロジェクト説明資料「カーシェアリング」 担当:M2 石山、田川 ・カーシェアリングの概要 M1 岡島、大谷 ・当研究室の取り組み B4 永井、小野、牧野 ・今後の方針 カーシェアリングプロジェクト 2001年10月 車両2台、会員28名 交通エコモ財団の支援を受け三鷹市において ガソリン車によるカーシェアリング社会実験開始 カーシェアリングの概要 2002年1月 カーシェアリングとは? 社会実験終了 カーシェアリングとは、少数の自動車を多数の人で 2003年2月 共同利用する会員制のレンタカーシステムです。 日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、スイスやド イツ、アメリカなどの海外では、既に定着している国 車両1台、会員15名 民間レンタカー会社の協力のもと三鷹市において カーシェアリング事業を開始 当研究室のカーシェアリングの経緯 事業概要 車両は、日産ブルーバードシルフィ(1500cc)の 1 台 もあります。 カーシェアリングには以下の図のように利点が多く、 で運営しておりましたが、2004 年 11 月より、スズキ 自動車依存から生じる都市交通問題への対処する新し ワゴンR(660cc)を加えて、2 台で運営しております。 い交通体系として、当研究室ではカーシェアリングに 予約方法はインターネットと電話予約の2通りです。 注目しています。 現在の活動内容 カーシェアリングプロジェクトの研究目標は、日本 カーシェアリングの利点 会員 予約 貸出し 確認 管理 カーシェアリングの概念 事業者 □利用者にとっては駐車場 における普及の可能性を探ることです。そのための条 代、税金、維持管理費等の個 件や、ノウハウの蓄積が現在の主な活動です。 人負担が軽くなる 具体的には、走行記録簿から稼動状況や、利用目的を □社会的には 読み取り、毎月の収支計算から事業性の検討をします。 車の絶対数が減ることで、渋 また、会員の方にアンケートに協力していただき、意 滞の緩和、排気ガスの減少、 見をうかがっています。 駐車スペースの有効活用 カーシェアリング普及の問題点 カーシェアリングは、日本ではまだまだ新しい考え その他にも、カーシェアリングの導入を考えている マンション管理理事会の方などと話し合い、導入の可 能性について意見交換を行っています。 方です。そのため、普及のためのバックグラウンドは まだ整備されておりません。例えば、法律面において 今後の方針 は、カーシェアリング事業についての法律というもの 浅野研究室としては、今後カーシェアリング事業に は整備されておらず、レンタカー事業として登録しな おけるデータの収集の継続とさらなる規模の拡大を考 くてはなりません。そのため、レンタカーと同様に貸 えております。 し渡し時の対面による人物確認などが義務付けられ、 さらには、都心集合住宅におけるカーシェアリングの 無人の貸渡しが困難になっています。また、運営のノ 導入について、可能性やニーズの把握など、研究を進 ウハウもまだまだ不足していると言えます。 めていこうと考えております。 当研究室の取り組み 参考文献 これまでの経緯 ・ 「自動車共同利用社会実験調査報告書∼三鷹市をケーススタ 当研究室での、カーシェアリングの取り組みは、2001 年に交通エコモ財団に案が採用され、社会実験を行っ た事から、スタートいたしました。そのノウハウを基 に、2003 年 2 月より、民間レンタカー会社と提携し、 事業を開始しました。 ディとして∼」 早稲田大学浅野県有室(2002) ・ 「カーシェアリング導入に関する実証的研究」 池内順平、早稲田大学浅野研究室修士論文(2003) ・カーシェアリング普及推進協議会 http://www.carsharenet.org/