...

部長会議報告書

by user

on
Category: Documents
23

views

Report

Comments

Transcript

部長会議報告書
平成25年5月21日開催の部長会議の報告をします。
部長会議報告書
平成 25 年5月 21 日
3階第2会議室9:15~
1.課題・議題等提案
総務部 <詳細 別紙 総務部議題・課題等提案参照>
1)インターネット選挙運動への対応について
・7 月に予定されている参議院選挙からインターネット等を利用した選挙運動が解禁される
こととなった。
①現状
・現行の公職選挙法では、インターネット等を利用した選挙運動用文書図画の頒布につい
て、法定外の違法な文書図画の頒布として禁止されている。
・今回の改正は、政見や個人演説会の案内、演説や活動の様子を撮影した動画など、選挙
に関し必要な情報を随時ウェブサイトや電子メール等で提供できるようにする。
②課題と対策
・選挙事務従事者については、インターネット選挙運動に関して配信される手段や電子メ
ールの送信先の把握について、研修などにより十分な理解を深める必要がある。
・桑名市選挙管理委員会において執行される選挙については、候補者への防止策の周知や
市ホームページの選挙管理員会情報に正当な URL へのリンクを貼るなどの対応が考えら
れる。
③今後の方針
・平成 25 年7月 21 日 参議院議員選挙、また、平成 26 年 11 月 市議会議員選挙が予定を
されている。
・今後これらの選挙に向けて、県などで行われる研修会や各種資料を活用し、選挙管理委
員会書記のスキルアップを図り、問い合わせ等に対応できるようにする。
・インターネット選挙運動に関する広報及び周知方法を検討し、関係者に十分な説明が出
来るようスキルアップ及び対応手法の確立を図る。
・まずは、7 月の参議院選挙投開票事務の適正な実施に向けて職員の協力をお願いする。
2) 「個人住民税の均等割税率の特例」
(復興税)と「みえ森と緑の県民税」について
①「個人住民税の均等割税率の特例」
(復興税)について
・緊急に地方公共団体が実施する防災のための施策に要する費用の財源を確保するため、
臨時の措置として、個人市民税及び個人県民税の均等割税率について、来年度(平成 26
年度)から税率の特例が適用され、標準税率が引上げられる。
・税率・税制等については、 個人市民税及び個人県民税の均等割額をそれぞれ 500 円増額
になり、合計で 1,000 円の増額となる。
・適用期間は平成 26 年度から平成 35 年度までの 10 年間となる。
・桑名市への影響額は、平成 24 年度当初課税ベースで試算すると、単年度課税額で均等割
の納税義務者数 68,000 人×500 円=3,400 万円となり、増税の適用期間 10 年間で 3
億4千万円程度となる。
1
②「みえ森と緑の県民税」について
・三重県では、従来の森林対策に加え、
「災害に強い森林づくり」と「県民全体で森林を支
える社会づくり」を進めるための「みえ森と緑の県民税条例」が平成 26 年度から施行さ
れる。
・税率・税制等については、個人で県民税均等割が課税されている方については年額 1,000
円、法人で年額 法人県民税均等割額の 10%相当額(2,000~80,000 円)となる。
・導入時期は、平成 26 年4月1日
・桑名市への影響額としては、個人分として年額 6,800 万円程度(課税対象:約 68,000 人)
、
法人分としては、年額 1,400 万円程度(平年度)を見込んでいる。
・個人住民税の均等割額については、現行の県民税・市民税合計額 4,000 円から復興税、
みえ森と緑の県民税を加算すると、平成 26 年度からは 6,000 円となる。
③新税に伴う課題と今後の方針
・国は復興増税分として今年1月から所得税額の2.1%を「復興特別所得税」として課して
おり、平成26年度は、この住民税均等割による復興税や「みえ森と緑の県民税」の導入
に加え、消費税も増税される。
・今後、スムーズな納税に繋げるため、税の目的、制度、使途などを示し、市民の理解を
得る必要がある。
・県の行う交付金に関する事業の担当課においては、新たな森林対策に対する事業実施に
取り組んでいただくようお願いをする。
3) 自治体クラウド共同調達の現状
①現状
・インターネットの技術を利用し、サーバーをインターネット上に置くことでシステム保
守など運用面での負担軽減を図るクラウドコンピューティングが急速に進行している。
・また、情報システムの共同化を複数の地方公共団体が一体となって進めることにより、
経費の節減が図れることから、県下 19 市町において共同調達に向けての取り組みを行っ
ている。
・平成 24 年度までに導入システムの仕様書案は完成し各ベンダーに共同調達、単独調達、
従来システムが比較できる見積りを依頼しており、見積りをもとに、各市町は今年7月
までに参加意思の最終報告を行う。
・桑名市のシステム稼働時期としては、平成 16 年度の合併を機に導入したシステムが5年
ごとの更新を経て、本来平成 26 年度が更新時期となるが、共同調達の準備期間が必要と
の判断から更新を2年延長し、平成 28 年度より稼働を予定している。
②課題
・現在参加の意思を示している市町の数(19 市町)を前提としての費用対効果の検討を行
っている。
・基本パッケージソフトウエアの標準機能で現業務がまかなえるか、人口規模の違う自治
体と、どこまでシステムを共同化できるかなど、今後の仕様のすり合わせが重要となる。
・ネットワーク環境においては、多数の市町が同時にアクセスするため、回線の容量不足
が懸念されるため、事前に十分な調査を行うとともに回線の複線化の検討も必要となる。
③今後の方針
・コスト的なメリットを十分検証しながら、共同調達による自治体クラウド導入を引き続
き検討していく。
2
・異なるシステムを使っている他市町と運用手順等の調整も予想されるが、円滑なシステ
ム移行ができるよう調整をしていく。
・所属長も含め、庁内の意思統一が重要となるため、今後も業務仕様等の検討に各原課担
当者・所属長のご協力をお願いする。
・また、庁内検討組織(28 名構成)で作業部会ごとに、他市町との業務仕様等の詳細を検
討し基本計画等を策定していくことについても、ご協力をお願いする。
2.その他
1)桑名市公有財産台帳システム整備事業のご協力のお願いについて(総務部)
・公有財産台帳、建物共済台帳(保険台帳)及び所管課の資料をもとに土地及び建物に関す
る市有財産の洗い出し、建物の現地調査を行った。
・洗い出した市有財産について、各所管課において建物を精査していただいたところである
が、未提出の部署におかれては、速やかに提出していただくようお願いをする。
・前回の建物に引き続き、今回は土地の精査をお願いする。
・時期は、6 月 10 日~7 月 20 日を予定し、内容については、土地の使用目的・売却の可能性
の判断・土地の管理部署となる。
・事前に説明会を実施するため、担当職員の出席についてご配慮をお願いしたい。
2)桑名市スマート・エネルギー構想について(経済環境部)
・桑名市スマート・エネルギー構想について、当初の計画どおりに本編及びダイジェスト版
の策定が完成した。
・ダイジェスト版については、環境政策課・多度総合支所・長島総合支所・各地区市民セン
ターに置き希望者に配布する。
・広報くわなの 6 月 1 日号に環境月間として特集記事にこの内容も含めて掲載する予定であ
る。
・今後は、構想の基本方針及び構想の基本理念(4つの柱)に基づいて、環境エネルギー政
策を進めていくため、各部局のご協力をお願いする。
3
Fly UP