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有限会社 日本テック - エコアクション21

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有限会社 日本テック - エコアクション21
ECO ACTION 21
環境活動レポート
2014年度
(2014年4月~2015年3月)
発行日: 2015年 5月 30日
有限会社 日本テック
1.
事業の概要
1)
会社及び代表者名
会社名
有限会社 日本テック
代表者名 大浦 文孝
2)
所在地
熊本県玉名市岱明町古閑431
Tel: 0968-66-8550
3)
環境管理責任者氏名及び担当者連絡先
環境管理責任者
古屋 健次
担当者
古屋 健次
連絡先
E-mail: [email protected]
Tel: 0968-66-8550
Fax: 0968-66-8551
4)
事業の内容
自動車用プラスチック製品の成形・検査および包装
5)
事業の規模
資本金
300万円 従業員数 12人(代表者を含む)
事業年度 毎年3月末決算
沿革
1988年(平成元年)2月15日会社創立
玉名郡長洲町にて営業開始
2005年(平成18年)2月、現在地に移転
6)
延床面積 537.9㎡
7)
主要製品 販売量
53,813,443 個(2014年度実績)
(生産量)
2.
環境方針
環境方針
基本理念
有限会社日本テックは、環境マネジメントシステムを確立し、実行し継続的に改善を行って
地域及び地球への負荷を削減して、社員一丸となり環境保全活動に取り組みます。
行動指針
1. 我社の事業活動、プラスチック成形加工が環境に与える負荷を明確にします。
2. 環境負荷及び取組みの自己チェックに基づき、環境目標を設定し、定期的に
見直しを行います。
3. 我社の事業活動に関連する法規制及び地域条例を、遵守します。
4. 事業活動に伴う環境負荷について、下記の負荷削減に取り組みます。
(1) 地球温暖化防止のために、CO2排出量の削減
(2) 省エネ、省資源、節水活動の推進
(3) 廃棄物の減量化及び再生利用の推進
(4) プラスチック材料の使用量(購入量)の削減
(5) 製品不良率の低減による品質向上と環境貢献
5. 設備、資材のグリーン商品の購入に努めます。
6. 定例ミーティングを通じて、本方針を全従業員に周知するとともに、従業員の
環境保全の重要性に対する自覚と意識の向上を図ります。
7. 我社の環境方針は、要求に応じ開示するとともに、地域住民の皆様との環境
コミュニケーションに取り組みます。
2015年 5月 30日
有限会社日本テック
代表取締役社長
大浦 文孝
3.環境活動実施体制
代 表 者 大浦 文孝
環境経営の最高責任者
品質会議(主催:熊本工機様)
品質環境会議(主催:当社)
環境管理責任者
古屋健次
環境経営システム構築・運用責任者
EA21事務局
白谷幸江・小宮ゆかり
部門責任者
生産・品質管理部
製造部
総務経理部
古屋健次
野﨑信宏
飯塚由里
<取組み項目別主担当者>
取組み項目
電気使用量の削減
ガソリン使用量の削減
灯油使用量の削減
廃棄物排出量の削減
水使用量の削減
グリーン調達
化学物質・産業廃棄物管理
会社周辺の清掃
主担当者
米井
野﨑
飯塚
小宮
東
白谷
古屋
古屋・野﨑
関係者全員
取組みに関係する者は
全員が活動に協力する。
○環境方針の理解
○創意工夫による改善提案
○問題点の部門責任者への報告
<役割・責任>
代 表 者
環境管理責任者
EA21事務局
部 門 責 任 者
①環境方針の制定・従業員への周知
②環境目標・環境活動計画の承認
③環境経営システムの評価・全般的な見直し(年1回)
④環境管理責任者・事務局の任命
①環境経営システムの構築・運用
②環境経営システムの運用実績の代表者への報告(1,4,7,10月)
③環境文書の承認
④環境目標・環境活動計画の作成
⑤環境目標・環境活動計画の進捗確認と修正の指示
⑥環境情報の外部への連絡
⑦是正と予防措置の実施
⑧環境教育・訓練の計画と実施
⑨緊急事態発生時の対応
①環境活動の全社的推進
②環境目標・環境活動計画の作成
③環境目標・環境活動計画の進捗審議(1,4,7,10月)
④環境データの集計・取りまとめ
⑤環境文書発行・管理実務
①部門の環境活動の推進
②内部コミュニケーションの管理
③緊急事態の準備および対応実務
4
環境目標とその実績
(1)当社の事業活動のうち、環境に影響のある以下の項目を環境目標として設定し実行した。
(2)2015年度以降の3ヶ年の環境目標については、2014年度を基準年として新たに設定した。
環 境 目 標
2015年 5月30日作成
項目
1.二酸化炭素排出量の削減
2014年度 2014年度
(目標)
(実績)
環境目標
達成率
単位 【評価】 2015年度 2016年度 2017年度
408,591
422,263
kgCO2
103%
【×】
418,040
(-1%)
413,818
(-2%)
409,595
(-3%)
635,869
656,754
kwh
103%
【×】
650,186
(-1%)
643,619
(-2%)
637,051
(-3%)
1-2.ガソリン使用量の削減
5,441
5,521
L
101%
【×】
5,466
(-1%)
5,411
(-2%)
5,355
(-3%)
1-3. 軽油使用量の削減
1,951
2,221
L
114%
【×】
2,198
(-1%)
2,176
(-2%)
2,154
(-3%)
1-4.灯油使用量の削減
677
676
L
100%
【○】
669
(-1%)
662
(-2%)
655
(-3%)
2.廃棄物・廃プラの再生利用率
(排出量の削減)
98.5
98.6
%
100.1%
【○】
98.7%
98.8%
98.9%
2-1.廃プラスチック排出量
の削減(再生利用)
1,794
1,780
kg
99.2%
【○】
1,736
(-2.5%)
1,691
(-5%)
1,647
(-7.5%)
2-2.段ボール排出量の削減
386
384
kg
99.5%
【○】
380
(-1%)
376
(-2%)
372
(-3%)
3.製品不良率の削減
0.29
0.30
%
103.4%
【×】
0.30
(-0.01%)
0.28
(-0.02%)
0.26
(-0.03%)
1-1.電気使用量の削減
※水使用量については地下水使用で測定不可の為、節水活動に努める。
※グリーン製品購入については事務用品(用紙・文具類)を対象として90%程度 達成しているので
これを維持していく。
※CO2排出量で電気使用量のCO2排出係数は九州電力=2012年度0.612(kg-CO2/kWh)を使用
◆2014年顧客要望による、納品箇所が 1箇所増え、合計 2箇所と成り、軽油、ガソリン使用量の増加と
なったことと生産量の増加等により電力使用量の増となった為
二酸化炭素排出量は目標から3%増となり、未達となった。
◆製品不良率の削減では生産量の増加、他社生産品を当社にて検査・出荷を行っている品番が増えた
事により製品不良率にも影響が出た。
◆材料使用量は再生利用により新材量が減少したことにより、2013年比率 約97%となって
2014年度は材料使用料の削減が出来た為、廃棄物・廃プラスチック排出量の削減目標を達成できた。
5.環境活動計画
環境方針及び環境目標を達成する為に下記の環境活動を設定し、取り組んでいます。
項 目
担当
米井・東
米井・西本
白谷
電気使用量の削減
具 体 的 な 活 動
昼休みの消灯
使用時以外のトイレ、会議室等の消灯
OA機器の退社時の電源オフ
米井・前本
温度設定(夏28C゜冬21C゜)徹底
前本・橋本
空調機フィルタ-の定期的清掃 (年3回 4月.8月.12月)
白谷・東
日よけ、ブラインドによる室温上昇防止(夏季)
野﨑
使用しない製造機器類の電源遮断
橋本・西本
使用しない電気機器類の電源遮断
小宮
節電ステッカ-表示の徹底
ガソリン使用量の削減
野﨑
アイドリングストップの推進
軽油使用量の削減
野﨑
経済運転の推進(急発進、急停車の禁止)
自動車燃費の向上
野﨑
タイヤの空気圧チエック (1月.4月.7月.10月)
野﨑
車別燃費・総合燃費の実績把握(記録ノートを各車に設置)
飯塚
極端に気温の低いとき以外には暖房器具の使用を控える。
小宮
社内情報のペ-パレス化(メ-ル、掲示等の活用)
小宮
両面コピ-、裏紙使用の推進
米井・前本
ゴミ,段ボール等の分別の徹底
古屋・野﨑
製品不良率低減のための改善活動
灯油使用量の削減
廃棄物排出量の削減
野﨑
東
節水(水使用量の削減)
小宮
東
グリ-ン製品の購入
化学物質管理
地域社会との調和
粉砕品や廃プラスチックの分別リサイクル推進
節水の推進
節水ステッカ-表示の徹底
水洗タンク(トイレ)での手洗い推進
白谷
エコマ-ク、グリ-ンマ-ク表示製品の購入推進
白谷
再生紙の購入推進
白谷
リサイクル製品の購入推進
白谷
詰め替え可能な製品の購入推進
古屋
使用している薬品名の表示
古屋
保管場所固定、管理者の表示
野崎
作業中の安全確保
全員
地域の清掃活動への参加
6.環境活動計画の取り組み結果と評価及び次年度の取組み内容
内容
取り組み内容
昼休みの消灯
使用時以外のトイレ、会議室等の消灯
二
OA機器の退社時の電源オフ
酸
温度設定(夏28C゜冬21C゜)徹底
電気使用量の削減
化
空調機フィルタ-の定期的清掃 (年3回 4月.8月.12月)
炭
日よけ、ブラインドによる室温上昇防止(夏季)
素
排
使用しない機械、製造機器の電源遮断
出
節電表示の徹底
量
ガソリン使用量の削減 アイドリングストップの推進
の
軽油使用量の削減
経済運転の推進(急発進、急停車の禁止)
削
自動車燃費の向上
タイヤの空気圧チエック (1月.4月.7月.10月)
減
車別燃費・総合燃費の実績把握。
灯油使用量の削減
極端に気温の低いとき以外には暖房器具はつけない。
廃 可燃ゴミ排出量の削減 社内情報のペ-パレス化(メ-ル、掲示等の活用)
棄
両面コピ-、裏紙使用の推進
物
不燃ゴミ排出量の削減 ゴミの分別の徹底、排出量の測定
削
排
減
出 廃棄物排出量の削減 製品不良率低減のための改善活動
量
粉砕品や廃プラスチックのリサイクル推進
の 段ボールのリサイクル 段ボールのリサイクル推進
手洗い時、洗い物等の節水励行
節水(水使用量の削減)
節水ステッカ-表示
水洗タンク(トイレ)での手洗い推進
エコマ-ク、グリ-ンマ-ク表示製品の購入推進
再生紙の購入推進
グリ-ン製品の購入
リサイクル製品の購入推進
詰め替え可能な製品の購入推進
使用している薬品名の表示
化学物質管理
保管場所固定、管理者の表示
作業中の安全確保
地域社会との調和
地域の清掃活動への参加
評価
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
結果の評価・今後の方向性(次年度の取組内容)
電気の消灯は作業者の意識が定着して、守れている。
OA機器はスリープモードを設定して、節電をしている。
冷暖房の設定も決めた温度を守る事が出来た。
次年度も継続していく。
事務所の西側窓に日よけのカーテンを設置したことにより今後の成果が期待
できる。 他の箇所についても検討していく。
使用しない製造機器はヒーター電源を落とす様にし、節電している。今後も継
続して実施していく。
エコドライブについての意識も高まっており、継続して実施していく。
守られており、今後も継続していく。
重要度に応じて、再生紙を使用する様にした。
不要となったコピー用紙は両面を使用するか、メモ用紙として使用している。
定期的な品質環境会議を通じ、不良品削減に努めていく。(1回/月)
節水は意識して実行されているので徹底して継続していきたい。
ELV適合品の使用やエコマ-ク、グリ-ンマ-ク表示製品の購入推進も出来
る限りされている。今後も引き続き推進していきたい。
それぞれの取組は守られて実施されている。
地域の清掃活動に社員全員で参加。年2回(春・秋)定期的に開催されるので、
継続して参加していく。
7.環境関連法規等への違反、環境苦情・訴訟等の有無
当社の環境関連法規等は次のものが該当します。
・廃棄物処理法及び玉名市条例
・騒音規制法
・ELV(欧州基準で顧客要求)
・消防法
・フロン排出抑制法
・家電リサイクル法
・小型家電リサイクル法
・グリーン購入法
・浄化槽法
上記を取りまとめ年度末に順守評価しています。
法律違反の有無
訴訟の有無
結果
無し
無し
・過去6年間の関係当局からの指摘も無し。
・環境に関する周辺住民の方からの苦情等もない。
・今後も環境関連法規へのコンプライアンス遵守を会社経営の優先事項と位置づけ、
地域に愛され、自然と共生できる、環境に優しい会社となることを目指していく。
8.代表者による全体の評価と見直し
・今年度は前年度比でCO2削減目標が未達成となっていますが、主な原因は生産増と
運送距離の増加に伴うもので、原因ははっきりしている。
・生産量や運送量の増減は顧客要望により変化する事は今後も想定される為
産廃、廃プラスチック、製品不良率の削減がCO2削減に繋がると考え徹底していきたい。
・今年度は産廃、廃プラスチック等の削減は目標を達成できているので
社員全体の意識が高まっている結果だと思われ、今後も引き続き継続していきたい。
・尚、環境目標は年度毎に見直しており、環境方針、システムの変更は特に無いと判断します。
2015年5月30日
代表取締役社長
大浦 文孝
以上
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