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2013-6 13033 資生堂、 ヨーロッパでの販売開始から 50 周年 1963 年
2013-6 13033 資生堂、 ヨーロッパでの販売開始から 50 周年 1963 年、イタリアで販売開始し、欧州全域で 1 万店超で販売展開中 1963 年、イタリア市場に参入した資生堂は、今年で「ヨーロッパでの販売開始 50 周年」 を迎えました。 資生堂の海外展開は、今から 55 年前の 1957 年の台湾にまで遡ります。その後はアジ ア各地域へ販売エリアを拡大する一方、ハワイに合弁会社を設立(62 年)、翌 63 年には最 初の欧州市場としてイタリアで販売を開始しました。68 年、イタリアを現地法人化した後も、 フランス、ドイツ(ともに 80 年)などに販売エリアを拡大、90 年代後半には東ヨーロッパでも 展開を開始、「ハイクオリティ、ハイイメージ、ハイサービス」をマーケティングのポリシーとし て欧州で販売を開始してから、今年で 50 周年を迎えました。 今日、取扱店数は、欧州全体で 51 カ国、10,000 店以上にのぼり、「化粧品の本場」であ る欧州(※)での売上は、当社の海外売上の 26%を占めるまでになりました。 また、当社の強みであるスキンケアカテゴリーにおいては、イタリア、ドイツなどでトップシ ェアを取るなど、日本というオリジンを大切にしつつも、独自の存在感を放っています。 (※)売上セグメントにおける「欧州」は、中東、アフリカを含む 今日の欧州事業 海外向け商品や海外工場もなく、日本で企画・製造された商品を輸出販売するところか ら始まった当社の海外事業も、イタリア進出の翌年に発売された香水「Zen」を手始めに、 海外の方の嗜好を反映した独自のマーケティングを開始しました。 今日では、グローバルブランド「SHISEIDO」はもとより、在仏子会社「Beauté Prestige International」が展開する「Issey Miyake」などのデザイナーズフレグランス、「Carita」や 「Decléor」といったフランス発のサロン事業、米国発の「Nars」や「Bare Escentuals 社」の 「bare Minerals」など、グループ傘下のさまざまな商材を、異なったチャネルや価格帯でマ ルチブランド展開をしています。 90 年代以降はフランスに工場や研究開発拠点も設置するなど、欧州での事業展開は、 当社のグローバル化に大きく貢献しています。 ○資生堂「欧州 50 周年」の歴史(主なもの) 年 できごと 1963 年 イタリアで販売開始(50 周年) 1968 年 イタリアに現地法人設立(45 周年) 1980 年 フランス、ドイツに現地法人設立、販売開始 1986 年 イギリスで販売開始 フランスのサロン Carita(カリタ)買収 1990 年 デザイナーズフレグランスの製造販売会社 Beauté Prestige International(ボー テプレステージインターナショナル)設立。(主なブランド Issey Miyake など) 1991 年 欧州初の工場としてフランスにジアン工場竣工 1992 年 パリに直営フレグランスブティック Les Salons du Palais Royal Shiseido(レ サロ ン デュ パレロワイヤル シセイドー)開店 1997 年 パリにて企業文化展「PARIS-TOKYO-PARIS 1897-1997 LA BEAUTE」開催 東欧(クロアチア、チェコ、ハンガリーなど)で販売開始 1999 年 フランスにバル・ド・ロワール工場竣工 ロシアで販売開始(2007 年現地法人設立) 2000 年 フランスの Laboratory Decléor(ラボラトワール・デクレオール)を買収。 同社工場も取得。 2009 年 ギリシャ(1991 年販売開始)にて合弁会社設立(2010 年営業開始) 2010 年 フランス販売開始 30 周年を記念して、パリでウィンドウ・ディスプレイ展開催 2011 年 トルコ(1996 年販売開始)に合弁会社設立(2012 年営業開始) 2013 年 欧州販売開始 50 周年。欧州 51 カ国、1 万店以上で販売中。 世界では日本を含め世界で 89 の国・地域で販売中。