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(2012年度後期試験問題(1) / 109KB)
要 解答用別紙 不要 担当者 田嶋信雄 科目名 国際政治史 成 城 大 学 試験用紙 学籍番号 学部 配当 年 クラス番号 評点 氏名 組 法学部 3-4年 - 1. 参照不可 設問Ⅰ 以下の問いに記号で答えよ(各5点×10問=50点)。 1)1940年5月、ドイツ軍はドーバー海峡の港町ダンケルクに英仏軍を追い詰めたが、それ以上攻撃しなかった(「ダンケルクの謎」)。それは何故か。以下の中から正しい ものを選んで記号で答えよ。 イ)イギリス海軍がドーバー海峡の制海権を握っていたから。 ロ)英仏軍の装備と士気がドイツ軍を上回っていたから。 ハ)ヒトラーがイギリス軍の殲滅を欲しなかったから。 ニ)ドイツ国防軍内に英仏に呼応する勢力がいたから。 ホ)天候が悪く、攻撃に適さなかったから。 2)1940年6月にフランスを打倒したあと、ドイツはイギリスを軍事的・外交的に屈服させるため、いくつかの計画を検討した。以下のうち、これに当てはまらないものを選び、 記号で答えよ イ)イギリス本土爆撃作戦 ロ)イギリス本土上陸作戦 ハ)スカンディナヴィア半島に対する軍事行動 ニ)ジブラルタル攻撃作戦(「フェリックス作戦」) ホ)日独伊三国同盟の締結 3)1940年7月31日、ヒトラーは以下のように情勢判断した。 「イギリスの希望はロシアとアメリカである。もしロシアへの希望が潰えれば、アメリカの希望も潰え去る。なぜならロシアが脱落すれば、東アジアにおける日本の価値が 飛躍的に高まるからである」。 ここからヒトラーは、「ロシアは日本に向けられた英米の( 3 ) である」と主張した。空欄( 3 )の中にはどのような語句が入るか。以下のうちから選んで記号で記せ。 イ) 匕首(あいくち) ロ)剣 ハ)鉄槌 ニ)ピストル ホ)大砲 4)以下は1940年10月3日に日本の外務省が起草した「日ソ国交調整案」のロ項である。空欄( 4 )の中に入る言葉を以下の語群から選び、記号で答えよ。 「ソ連は日本が将来仏印(フランス領インドシナ)、蘭印(オランダ領東インド)方面に進出することを容認すべく、日本はソ連が将来アフガニスタン、ペルシャ方面(次第に よりては( 4 )を含む)に進出することを容認す」。 イ)トルコ ロ)イラク ハ)中東 ニ)パキスタン ホ)インド 5)ドイツが対英仏作戦を展開している間、ソ連はさまざまな行動を取った。以下のうち、これに当てはまらないものを選び、記号で答えよ。 イ)フィンランドに「冬戦争」を仕掛けた。 ロ)ポーランドを分割した。 ハ)ベッサラヴィアを併合した。 ニ)バルト三国を併合した。 ホ)ボスポラス・ダーダネルス海峡へ進出した。 6)1940年2月にドイツは日本に海軍武官を派遣した。その海軍武官は以下の誰か。記号で答えよ。 イ)ヴェネカー ロ)レーダー ハ)カナーリス ニ)ベック ホ)オット 7)ヒトラーは、総統指令第24号(1941年3月5日)において、日本にどこを攻撃させようとしたか。記号で答えよ。 イ)シンガポール ロ)ハワイ ハ)ウラジオストック ニ)フィリピン ホ)南京 裏面( 有 ・ 無 )