...

P2-3 - 江津市

by user

on
Category: Documents
41

views

Report

Comments

Transcript

P2-3 - 江津市
2008年度江津市交換学生交流事業
江津市とコロナ・ノーコ統一校区の間で隔年に生徒を派遣しあい、ホームステイをしながら
交流を行うこの事業は、国際的な視野を持つ若者の育成を目的に平成元年から始まりました。
記念すべき10回目の派遣者たちは、約2週間の滞在中、アメリカの地で何を見、経験して
きたのでしょうか?
江東中学校1年 倉智 華蓮(写真左)
アメリカでは、家も食べ物も、何もかもが大きくて、少しうらやま
しかったです。そして何よりも人の心の温かさや優しさを感じました。
ホストファミリーの人達も、とても優しくて親切で、いつも気遣って
くれました。レイチェルが、初めて会って緊張している私に「I‘m
happy」と言ってくれた時、言葉では通じなくても、心で通じ合えると
いうことを初めて実感することができた気がしました。
私は、海外で働く夢を持っています。今回、コロナに行けて、夢へ
の道を1歩踏み出すことができたと
思います。それに、これからの勉強
への励みにもなりました。これから
も来年の交流事業を含めて、海外に
関係のある事には関わろうと思いま
す。そして英語も話せるようになっ
たら、またコロナの人達に会いに行
きたいです。 青陵中学校3年 都野 卓也(写真左)
コロナでの2週間、大変なこと、楽しいこと、本当に様々なことを
体験できました。1番大変だったことはやはり「言葉の壁」です。予
想はしていましたが、想像以上に「言葉の壁」は厚かったです。それ
でも筆談を交えるなどして積極的に話しかけることで 徐々に会話も
できるようになりました。また、ヒアリングも少しずつできるように
なりました。最初の頃は話のスピードについていくことができません
でしたが、お願いしてゆっくり話してもらい、次第に耳が慣れて話の
大筋が分かるようにもなりました。
楽しかったことは沢山ありすぎて全部は書ききれません。一日一日
がとても充実していました。特に、
中学校を訪問して、僕達が習字を
教えたり、一緒に体育の授業を受
けたりして学校の雰囲気の違いや
国民性の違いなどを肌で感じるこ
とができました。今回の経験を今
後、活かしていきたいと思います。
桜江中学校3年
三上 帰依子(写真左)
私が一番心に残っていることは
学校訪問です。CFISの昼食の
時間には生徒会の計画した『バルー
ントス』というゲームで服がビショ
ビショになってしまったけど、と
ても楽しいゲームでした。ルーズ
ベルト高校では、実際に授業を受
けさせてもらってわからないとこ
ろなど生徒に助けてもらったり、
同年代の子と話をしたりと楽しい
ひと時でした。ハラダスクールで
は小学生に折り紙や習字を教えた
り、休み時間に子供たちと一緒に
遊具で遊んだりしました。どれも
日本ではなかなか体験できない貴
重な時間を過ごさせてもらいまし
た。
このコロナ行きで4人の新しい
友達ができました。そして今回の
ホームステイでお世話になった多
くの皆さんに感謝しています。こ
の貴重な体験は一生忘れません。
本当にありがとうございました。
²°°¸®±°
2
江津中学校3年 大野 夏実 ( 写真右) わたしはコロナで過ごした約10日間、本当に幸せな時を過ごしました。
乾いた空気、大きい道路、プールがある家、すべてが江津と違っていて、
とても新鮮な気持ちになりました。私を受け入れてくれた Cortez 家の皆さ
んはとても優しく、言葉を交わすごとにファミリーとの距離が縮まったよ
うな気がしてとても嬉しかったです。
私は初め英語という言葉を喋ろうと必死でした。ですが10日間一緒に
ファミリーや色んな人と関わることで、心で聞きとることができるように
なりました。ペラペラに話せるようになったというわけではありませんが、自然に英語を受けいれられるよう
になっていました。この経験をこれだけで終わらせることなく、今後に活かしていきたいと思います。そして
マリサとの友情もこれからもずっと続かせていきたいと思います。
☆スケジュール
江津中学校3年 堀 あかね(写真左)
この交流事業に参加することになり私は、1つの目標をたて
7/28(月)出発⇒コロナ
ました。それは「失敗を恐れずに積極的に英語で話しかけるこ
7/29(火)ホストファミリーと過ごす
7/30(水)統一校区訪問・
オンタリオミルズ・映画
と」です。話しかけても通じないことがたくさんありましたが、
でもそれでもあきらめず、頑張ろう!と自分に言い聞かせてい
ました。
7/31(木)ディズニーランド
8/1(金)CFIS 中学校訪問
この2週間、私があれほど充実した毎日が過ごせたのも、ホ
プールパーティー
ストファミリーの支えがあったからだと思います。私は、ホス
8/2(土)ホストファミリーと過ごす
トファミリーと出会い、人の優しさがこんなに温かくて頼もし
8/3(日)ワイルドアニマルパーク
くて嬉しいものだというこ
8/4(月)ルーズベルト高校訪問
とに改めて気づくことがで
日本食レストラン・MCA 訪問
8/5(火)大リーグ観戦
きました。私もあんな優し
さを持って人と接すること
8/6(水)ハラダスクール訪問
ができるようになりたいで
8/7(木)送別会
8/8(金)コロナ⇒ サンフランシスコ観光
す。これからももっと英語
8/9(土)~ 10(日)⇒大阪
の勉強を頑張って、将来、
8/11(月)⇒江津
またこの事業に関わりたいです。
~同行した先生と職員から~
青陵中学校 春木二美英語教諭(表紙写真左)
江津市税務課 河野宏光主任(表紙写真右)
私たちは今回の滞在中ハラダ小学校、CFIS 中学校
今回コロナの事業には後地町出身の相山有希さんに
ゲストとして参加していただきました。相山さんは平
成6年、江東中学校2年生の時にこの交流事業に参加
され、現在は南カリフォルニア州の日本の商社に勤務
しておられます。
『中学生の時にこの事業に参加し、自分の視野を広
げることができた。またこの貴重な経験は大人になる
までは一つの点として存在していたが、大人になった
とき、これがつながり線となり、今アメリカで働く自
分がいる。この交流事業の経験は大人になってきっと
何かにつながります!!』と言われました。今回参加
した5人の生徒もコロナでの経験が自分の夢につなが
っていくことを強く願います。
とルーズベルト高校を訪問し、授業に参加しました。
授業では江津や日本についての紹介をしたり書道や折
り紙など日本文化を教えたりと大変有意義な体験をす
ることができました。
この交流事業はコロナ・ノーコ統一校区では大変大
きな企画として扱われており、私たちは多くの皆さん
に温かく受け入れていただき、たくさんの素晴らしい
体験をすることができました。今回関わっていただい
た皆さんが日本を愛し、江津を愛してくださっている
ことがわかりました。この事業を通して改めて私たち
は江津の良さに気づくことができたように思います。
3
²°°¸®±°
Fly UP