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精神障害のある方と出会ったら (ファイル名:seisin サイズ
【うつ病とは…】 周囲が気づく変化では、『以前と比べて表情が暗く元気がない、体調不良 の訴えが多くなる、仕事や家事の能率の低下、周囲との交流を避けるように なる、遅刻・早退・欠勤が増える、朝方や休日明けに調子が悪い、趣味やス ポーツ・外出をしなくなる、死ぬことを口にする』などがあります。 早期発見、早期治療により多くの方は回復します。しかし長く続くことも あり、その場合は辛抱強く治療することが大切です。 ほぼ治る病気なので心配はいりませんが、心身のエネルギーを低下させ、 色々な病気の原因になったり、病気を悪化させたりし最悪の場合には自殺の 恐れもでてきます。 この場合は周囲のしっかりしたフォローが大切です。 障がいのある人も 共に住みよい街づくりを みんなで一緒に考えましょう! 精神障がい者編 精神障害のある方と出会ったら 困っているような方を見かけたら まずは、 「何かお手伝いしましょうか?」 佐倉市内障害関係相談機関一覧 佐倉市障害福祉課 TEL.043-484-6137 佐倉市鏑木仲田町9-3 障害者生活支援事業所 アシスト 佐倉市鏑木仲田町9-3 木の宮学園地域生活支援センター レインボー 佐倉市青菅字木ノ宮1051 ユーカリアドバイスクリニック 障害者就業・生活支援センター 就職するなら明朗塾 と声をかけてください。 佐倉市海隣寺町97 いんば中核地域生活支援センター すけっと きらり 「何かお困りですか?」など TEL.043-483-3718 TEL.043-484-6392 FAX.043-484-1742 FAX.043-483-3719 FAX.043-483-3719 TEL.043-463-1128 佐倉市上志津1340-3 FAX.043-463-1128 TEL.043-488-0441 FAX.043-488-0554 佐倉市宮ノ台2-20-1 TEL.043-463-5596 声をかける時には… 不安や緊張を感じないように穏やかな表情で声をかけ、気軽に話が できるような雰囲気を心掛けてください。 FAX.043-463-5597 佐倉市鏑木仲田町9-3 TEL.043-235-7350 戸惑っている様子がある時に、声をかけずに様子を伺っていると、 誰かに見られていると感じて不安が強くなってしまうこともあります。 ◎ゆっくり、ていねいに、具体的かつ簡潔に FAX.043-235-7351 ◎少し相手に合わせた話し方 ◎ゆっくり根気よく話を聞く 『地域での暮らしの幅を広げるために、障害者自立支援法が 見直されています。できる限り多くの方々に現状を知ってい ただき、このパンフレットが様々な場面で活用されることを 願っております。』 発行:佐倉市障害者自立支援協議会 啓発・権利擁護部会 2009年3月 協力:(財)明治安田こころの健康財団 セイフティーネットプロジェクト横浜 印刷:富里福葉苑 ◎何度も聞き返したり、問い詰めたりしない ◎必要以上に「頑張れ」などと励まさない ◎「次はうまくできますよ」などと希望がもてるような言葉 かけをしてください。 つじつまが合わないことや同じ話を繰り返す場合には… ◎不安で混乱していることが考えられます。内容の正否に関わらず話に耳を 傾けください。 ◎混乱状態が続く時には、ご家族へ連絡することを促して下さい。 ※本人の了解なしで連絡はしないでください。 ◎幻聴(周りの方には聞こえない声や音が聞こえる) や妄想(真実でないことを信じ込む)などにより、 本人の状態が心配であると思われた場合、対応に 困った場合には、相談機関などに連絡し専門家の 指示を受けてください。 ◎統合失調症とは… 脳(神経)の働きが関係していると考えられ、その働きが活発になり過ぎた 状態で、前兆期・急性期・休息期・回復期といった症状の波があります。波 の長さや発症の強弱には個人差があり、治療ではこの活発になり過ぎた状態 を適切な状態に保つために薬が使われます。 16∼40歳ぐらいまでの比較的若い年代に発病しやすく、成人100人 に1人の割合で統合失調症にかかると推測され「誰にでも起きうる病気」です。 急性期では、幻聴や妄想による混乱があり、そのイライラ感などからまれ に対外的に迷惑をかけることがありますが、きちんと治療を受け服薬を継続 することにより、暴力的・攻撃的ではなく、多くの方はむしろ物静かで几帳 面な方々です。 精神障害のある方の特徴は… ◎外見では判断しづらく周りの方から誤解を受けたり、障害が理解されず孤立 したり社会生活に慣れていない方もいます。 ◎大半が大人であり、大人としてのプライドと判断力から障害者としての扱い に抵抗を持つ方もいます。 ◎周りの方の態度や言葉や行動を気にして、被害的に感じたり、怖く感じたり する方もいます。 ◎薬の副作用により発音が不明瞭になり、言葉が聞き取りにくかったり、酔っ ていると間違われることもあります。 ◎一つのことが気になり強い不安を感じたり、一度にたくさんのことを尋ねる と混乱することもあります。 ◎具体的な解決方法などをアドバイスすることにより、安心することができる こともあります。 ◎精神障害とは… 精神障害は、統合失調症やうつ病などの病気によって意識、知能、感情、 行動などに障害があり、日常の生活や働くこと、対人関係などに様々な困難 を伴う障害があらわれます。心の病であり、身体の表面からは障害 の有無がわかりづらいのが特徴です。代表的な統合失調症とうつ病 について説明します。 治療は、過敏となった脳細胞の活動を薬物により抑え、症状の回復程度に 応じて精神療法やリハビリテーションを行うことにより多くの方は回復に向 かいます。 ◎うつ病とは… 心配や過労、ストレスが続き無理を重ねた場合や、孤独や孤立感が強くな ったり将来に希望が見い出せないと感じた時などにかかりやすくなります。 こころの「風邪ひき」のようなもので、生涯で 約15人に1人、過去1年間で約50人に1人が うつ病を経験しているといわれます。 自分で気づく症状としては、『疲れやすい、元 気がない、体がだるい、気力・意欲・集中力の低 下、沈んだ気分、食欲がなくなる、人に会いたく ない、心配事が頭から離れず考えが堂々巡りする、物事に集中できな い、物事を悪いほうに考える…』などがあります。