3PAR StoreServ File Controller リリースノート3.03.0a（PDF、244KB）

HP 3PAR StoreServ File Controller
リリースノート
nl
3.03.0a
HP 部品番号: C8S69-96030
2013 年 6 月
第1版
© Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
Microsoft® および Windows® は、米国における Microsoft Corporation の登録商標です。
概要
このリリースノートは、Microsoft Windows Storage Server 2012 Standard Edition で動作する HP
3PAR StoreServ File Controller バージョン 3.03.0a のリリースについて説明しています。
重要: ご使用のストレージシステムには、HP System Recovery DVD が付属しています。 この
DVD は、システムを工場出荷時の状態に復元するために使用します。 この DVD は大切に保管し
てください。
製品モデル
•
HP 3PAR StoreServ File Controller (HP ProLiant DL380p Gen8 Server ハードウェアプラット
フォームに基づく)
オペレーティングシステム
Microsoft Windows Storage Server 2012 Standard Edition
言語
•
英語
•
フランス語
•
ポルトガル語
•
ドイツ語
•
日本語
•
中国語簡体字
•
スペイン語
•
ロシア語
注記: HP 3PAR StoreServ File Controller のオンラインヘルプのローカライズ版は、2013 年 6 月
から次の Web サイトで入手できます。
http://www.hp.com/support/downloads (英語)
1. [storage] で、[Options and Accessories] を選択します。
2. [Options and Accessories for Storage] で[Storage Array Options] → [Storage Controllers] → [HP
3PAR File Controllers] を選択します。
3. お客様のモデルを選択し、さらにオペレーティングシステムを選択します。
4. ローカライズされたオンラインヘルプファイルを選択し、指示に従ってダウンロードします。
機能強化
•
HP StoreEasy メニューを Windows Server Manager Tools に追加し、HP StoreEasy デスクトッ
プショートカットとして追加。
既知の問題
全般
•
ドメインユーザーとしてストレージシステムにログインしているときに、イベント通知設定
ウィザードを開くと次のメッセージが表示されます。
Unable to restart the Event Notification service.(イベント通知設定サービ
スを再起動できません。) Check the Event Log for more detailed information
about this error.(このエラーの詳細情報は、イベントログを調べてください。)
概要
3
システムにローカル管理者 (ドメインユーザーではない) としてログインし、ウィザードを開
きます。
初期構成タスク
•
ストレージシステムによっては、[Settings > Configure iLO] に移動するときに HP Lights-Out オ
ンライン設定ユーティリティがエラーメッセージ Feature is not supported(機能はサ
ポートされていません) を表示します。 DHCP の有効化や iLO DNS 名の変更、iLO ユーザー
の追加、iLO ユーザーパスワードの変更など変更頻度の高い設定は、HP Lights-Out オンライン
設定ユーティリティの [User and Network] メニュー項目を使用して構成できます。
[Settings] メニューの下にある設定は、iLO ROM-Based Setup Utility (RBSU) を使用して構成す
る必要があります。 システム POST で RBSU を開くときに、コンソールにプロンプトが表示
されたら [F8] を押します。 オンラインユーティリティでサポートされていないグローバル設
定は、ここで構成できます。
•
[初期構成タスク] ウィンドウに次のメッセージが表示されます。
第 1 ノードの構成を完了するには、ログオフしてから、ローカルの管理アクセス許可を持つ
ドメイン ユーザー アカウントを使用して再度ログオンしてください。
このメッセージは HP StoreEasy 1000 システムをドメインに追加し、ローカル管理者として
システムに再ログインした後に表示されます。 これは、HP 3PAR StoreServ File Controller を
2 ノードクラスターではなくスタンドアロンシステムとして配備しているときにも発生しま
す。
次の手順を実行します。
1. HP 3PAR StoreServ File Controller システムで、ドメインユーザーをローカル管理者グルー
プのメンバーとして追加します。
2. ログオフしてドメインユーザーとして再ログインします。
[初期構成タスク] ウィンドウが自動的に開きます。
3.
•
構成タスクを実行します。
Windows Update のデフォルト設定は「自動」です。 予期せぬ再起動でシステムが使用でき
なくなる事態を避けるため、このデフォルト設定は変更することを推奨します。 詳細につい
ては、オンラインヘルプを参照してください。オンラインヘルプは、[初期構成タスク] ウィン
ドウから起動できます。
HP 3PAR StoreServ File Controller がスタンドアロンシステムとして配備されている場合、ICT
を使用して次のどちらかに設定を変更します。
•
◦
更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する
◦
更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する
HP 3PAR StoreServ File Controller を 2 ノードクラスターとして配備している場合、言語を選
択して EULA を受け入れた後、次のエラーを示すメッセージボックスが表示されることがあり
ます。
複数のノードが見つかりました。 第 2 ノードとの通信を確立できません。
メッセージボックスには、[再試行]ボタンと [キャンセル]ボタンがあります。 これが発生する
のは、HP 3PAR StoreServ File Controller システムをオプションのネットワークアダプター付き
で注文し、これらのアダプターでネットワークインフラストラクチャに接続している場合で
す。
クイックスタートガイドで説明されているように、2 台のノードそれぞれのアダプターのポー
ト 4 間をネットワークケーブルで接続する必要があります。 このネットワークケーブルと
iLO ポートへのネットワークケーブルの接続を維持し、エラーメッセージを受信したシステム
で他のすべてのネットワークケーブルを切り離します。 次に [再試行]をクリックします。 第
2 ノードが検出されると、ケーブルは再接続できます。
4
既知の問題
•
ボリュームは仮想ディスク上に作成されるため、ボリューム作成の手順の 1 つは仮想ディス
クの選択です。 ボリュームのない既存の仮想ディスクが存在しない場合、[新しいボリューム
ウィザード] で [仮想ディスクの新規作成ウィザード] を開始して仮想ディスクを作成するため
のリンクが表示されます。 ただし、ICT から [新しいボリュームウィザード] にアクセスする
ときには、このリンクは [新しいボリュームウィザード] を閉じ、[仮想ディスクの新規作成
ウィザード] は開きません。 この問題は、[新しいボリュームウィザード] を Windows のサー
バーマネージャーから開いたときには発生しません。
ICT の [仮想ディスクの作成] タスクを使用して、[新しいボリュームウィザード] で選択できる
仮想ディスクを作成します。
•
英語以外の HP 3PAR StoreServ File Controller スタンドアロンシステムでは、ICT は [ローカル
管理者パスワードの設定] を表示しないことがあります。
次の方法でパスワードを変更します。
◦
iLO を使用してサーバーに接続します。 iLO メニューから[Keyboard]→[CTRL-ALT-DEL] を
選択します。パスワードを変更するオプションが表示されます。
◦
サーバーにログインします。 [コントロールパネル]→[ユーザーアカウント]に移動しま
す。 [アカウントの種類の変更]を選択し、[Administrator] を選択します。 [パスワードの
変更]を選択し、新しいパスワードを入力します。 [パスワードの変更]をクリックします。
システムのインストールとリカバリ
•
コマンドラインツールとインターネット印刷クライアントの機能は、デフォルトではオペレー
ティングシステムと共にインストールされません。
Windows のサーバーマネージャーを使用して、これらの機能を手動でインストールします。
1. [機能]を選択し、[機能の追加]をクリックします。
2. ([Windows Server バックアップの機能] の下にある) [コマンドラインツール]と [インター
ネット印刷クライアント]を機能リストから選択します。
3. [次へ]をクリックし、[機能の追加ウィザード]のインストールプロセスを完了します。
•
イメージ処理中に選択したタイムゾーンは保持されません。 イメージ処理ではタイムゾーン
を設定できますが、オペレーティングシステムが最初に起動するたびにタイムゾーンは常に
太平洋時間に設定されます。
システムのイメージ処理の完了後、タイムゾーンを変更してください。
インストール手順
新しいシステムのインストール方法は、『HP 3PAR StoreServ File Controller クイックスタートガイ
ド』で説明されています。
発効日
2013 年 6 月
インストール手順
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