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平成28年度 特別号 1年保健講演会(PDFファイル)

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平成28年度 特別号 1年保健講演会(PDFファイル)
平成28年7月
ほけんだより
日
京都府立宮津高等学校
~1 年生 保健講演会より~
保
健
部
特
別
号
また性についてももう一度ゆっくりと考え直し、将来の計画をイメージしていきたいと思いました。今日は貴
重な講演、本当にありがとうございました。
(女子)
✤自分では心も体も大人になった気でいるけれど、まだまだ未熟なんだと知った。判断すること、考えること、
相手を思って行動することが、これから社会に出て生活する上でも大切なことだとわかった。私は、助産師と
いう仕事にあこがれていて、今日お話をしていただいた先生がとてもかっこいいなぁと感じた。仕事とはいえ、
6 月 24日(金)1 年生並びに PTA 会員を対象に保健講演会を行いました。市立福知山市民
病院の副看護部長 高松 満里先生をお招きして、「いのちについて考える」という演題で講演をし
相手のことを考えながら1つ1つの仕事をしておられることが分かったし、命の誕生という神秘的なことに更
に興味が持て、助産師という職業により強くあこがれを感じるようになった。
(女子)
ていただきました。
赤ちゃんが生まれるときの感動、周囲の笑顔、性のトラブルに巻き込まれないための心得、生
✤人の命に関わる仕事だからこそ、幸せな時もあれば、苦しく辛い現実に直面し、どんなに慣れたとしても困惑
きたくても生きられなかった命など、先生が経験された様々な“いのちのドラマ”から、命の重
してしまうことがあるんだなぁと知りました。ただ、本人が1番大きな不安を抱えているということを知れた
み・尊さを再認識する貴重な機会となりました。また、実際に赤ちゃんの人形を抱っこする体験
ので、そんな人を一人でも多く助けてあげたいと思ったし、少しでも笑顔になってもらえるような人間になり
をさせていただいたり、助産師を目指すきっかけや高校生活での経験がどのように今に活かされ
たいと感じました。
(女子)
ているかといったお話も聞くことができました。
妊娠・出産・子育てなど、たくさんの人が支えてくれていることを、改めて感じることができ
✤今、何気なく学校に通い、ここまで生きてきたけど、ここまで来ることができたのは家族のサポートのおかげ
たのではないでしょうか。これからも、たくさんの人との出会いが待っています。人と人とのつ
です。自分が生きるためにしたいことを我慢してまで、たった1つの「僕」という命を世話してくれて本当に
ながりを大切にしながら、感謝して生きていって欲しいです。自分たちが目指す素敵な『大人』
感謝の気持ちでいっぱいです。この学習で生命が誕生する時のすばらしさ・喜びなどたくさん学ぶことができ
になれるよう、自分、そして相手の心と体を思いやった行動を心がけましょう。
ました。また、逆に辛い・悲しい話も聞きました。これら、すべてを無駄にはせず、余すことなく生かして、
「望
まない出産」をする人を減らしていきたいです。そして今日、家に帰ったら両親に「生んで育ててくれてあり
自分だったらどうするかな?
▷ 妊娠して、その赤ちゃんに障害があると分かったら。
▷ 妊娠したことが分かった途端に、彼氏が自分の前から姿を消したら。
男子は、その彼氏が自分の友だちだったらどうしますか?
がとう」と言いたいです。
(男子)
✤いのちの大切さや大人とはどのような人物かを学びました。スクリーンの資料では中絶の件数がとても多く、
又、日本の子どもは人は何回も生き返るということについて驚きました。障害を持った子どもが生まれてきた
人は「かわいい」と言っているのを聞いて、僕もそう思える人や人から信頼される人になりたいと思いました。
(男子)
みなさんの感想文を紹介しますので、振り返りながらもう一度考えてみましょう。
✤私はいとこに、小学校4年生と2年生と2歳と0歳がいます。今も0歳の子はだっこしてミルクをあげたりし
~ 感想文の紹介 ~
ています。生命を身近に感じれることはすばらしいのですが、身近に感じすぎてちょっと私にはあたり前にな
りつつあります。それは毎日一緒にいる親が一番感じていることだと思います。もし、そんな生命が一瞬で消
✤お話の中に、生まれてきたくても生まれられなかった赤ちゃんのケースがありました。軽い気持ちで妊娠して
しまう、そのことが、将来を真剣に考えてみると、なんて重みのあることだったのだろうと、私もその場面だ
ったらそう悩みます。高校生というのは複雑で、心はまだ子どもなのに、体はもう赤ちゃんを生める体に成長
してしまっているのだということは、今まで知りながら流してきたことだと痛感しました。大人とは何なのか、
えてしまったらと思うと胸が苦しくなると思いました。助産師さんは「生命を預かる仕事」
。どれだけ感動する
ことがあり、悲しむことがあるか私には分かりませんが、とてもすばらしい仕事だと思いました。手で感じる
重さは軽くとも、その中にある生命は測ることのできない重さなのだと改めて感じました。
(女子)
✤自分の母親も私が産まれた直後に「やっと会えたね」とか「君の顔が見たかったよ」とか思ったのかな・・・と思
✤「命」の重みについては、小学校の時からずっと考えてきたが、改めて高校生になって考えてみると、今まで
いました。自分は赤ちゃんを産むのは怖いな・・・痛そうだな・・・と思っています。けど、産まれた直後にそんな
とはまた違う立ち位置から考えることができました。小・中学校の時とは違い、もう自分たちは子孫を残すこ
ような感情が抱けるのだとしたら・・・。生きることは大切だと思いました。
(女子)
とが出来る身体になっており、やろうと思えば新たな命を生み出すことができ、将来を担っていく立場にもな
ります。だからこそ、命の重みをよく考えていかなければいけないなと今回の講演会の中で強く思いました。
✤正常に生まれてこなかったと言ってはちょっと差別になりますが、そういう子が生まれてきても、かわいい、
(男子)
かわいいと言えるのが出産という経験なんだなぁと思いました。こういう事は中学校からいっぱい習ってきて
いましたが、より大切なことだと実感しました。
(男子)
✤赤ちゃんはとても周りの人から愛されているんだなと思いましたし、両親(特にお母さん)は自分が苦しくて
つらかったにもかかわらず、「大丈夫だった?しんどかったね。えらいね。
」とほめてあげるなんてさすがだと
✤私は将来、看護師や助産師になりたいと思っているので全ての話がためになる話でした。話をきいて、ほんの
思いましたし、私もそんなお母さんになりたいと思いました。また、親から自立出来ていないときは大人では
少しの行為をすることによって、自分の人生が大きくかわるくらい大切なことで、相手は自分の信頼できる人
ないと改めて考え直すことができましたし、自分で正しいか正しくないかをきちんと考えながら成長していき
を選ぶことが大切だと思いました。自分の誕生日はいつも祝ってもらえるものやと思っていましたが、この話
たいと思いました。
(女子)
をきいて、次の自分の誕生日には、両親にありがとうと改めて伝えたいと思いました。
(女子)
✤自分たちはまだまだ子どもであるのだが、理解しておかなければならない大切な話だと思った。私が今こうし
✤出産は大変ということは前から知っていたけど、今日の講演でさらに大変ということ、大切にされていること
て字を書いたり、息をしていることがキセキなのだと思うと、話の中でもあった大人の勝手な都合で命を落と
が分かりました。世の中には、幸せでない人がたくさんいるし、今を生きるのが精一杯の人がいます。でも私
す赤ちゃんたちの分まで生きることが良いことだと思った。大人になって子どもを産むことになった時、真剣
は毎日、おいしいごはんを食べ、朝早くからお弁当を作ってもらい、私の好きなもの、ことを理解してくれて
に考えて家族と支え合っていくことが必要になり、出産後には今までにないような困難に立ち向かわなければ
います。これは当たり前だと思いがちだけど、そうではないということを忘れないようにしています。二十歳
いけないのだと考えると少し不安だが、後悔のないような決断をしたい。
(女子)
の自分、10 年後の自分は何をしていますか?とよく聞かれるけど、私はまったくわかりません。だけど一つだ
け。幸せな日々を送りたいと思っています。今、自分にできることは少ないけど何か家族のためにできたらな
✤率直な感想は腹立たしいということです。話であった中絶をした人々や逃げた彼氏、中絶をすすめた彼氏の親、
と思います。
「ありがとう」という言葉を忘れずにこれからも生きていきたいし、今みたいに仲良い家庭を自分
性行為をしたことを自慢げに話す中・高生などの人々はとても自分勝手で、とても腹立たしいと思いました。
も築きたいです。
(女子)
しかし、話の中にはなかったところで悩んだり、苦しんだり、そういう葛藤があった人もいると考えると全て
自分勝手であったわけではないのかなと思いました。正しい知識を身につけ、相手を思いやることが大切だと
✤今日のお話は、聞いたことがない話やそんなに身近ではない話かと思っていたけど、案外身近なもので、私た
思いました。
(男子)
ちと同じ年代の子も中絶するという、本当に何と言っていいのか分からないけど、悲しくていたたまれない話
でした。人間との関わりから家族への感謝まで本当にたくさんのことを考えさせられました。この講演で、涙
ながらにも話してくださった先生に感謝の気持ちが止まりません。忘れずに生活していきたいです。
(女子)
✤今日話してもらった話は中高生の話が多くて正直びっくりした。中絶することが避妊だと思っていた中学生の
話が出てきたときは何の知識も知らないで罪のない赤ちゃんを殺していくのが本当に悲しかった。赤ちゃんを
殺さないためにもちゃんと知識をつけてから、考えていきたい。
(女子)
✤私は将来保育士になりたいと思っていて、今回のお話を聞いて、改めて命の大切さを実感しました。大人の勝
手な事情で途中で命をあきらめざるをえないお話を聞いたとき、思わず涙がこぼれました。どんなに小さくて
✤今回の「いのちについて考える」の講演会を終えて、とても心に響くことばかりでした。まず1番に思った事
も必死で生きようとしている命をあきらめることはとても悲しいことだし、親もつらいと思いました。だから
は「赤ちゃんがかわいそう」という事です。なぜ生きたいのに大人の事情で、勝手に中絶されなければならな
今こうして高校生活を送れていることはとてもありがたいことだと感じたし、これから子どもにたずさわる仕
いのか、本当にただ自分たちの都合でしかないと思いました。遊び半分で男女の関係を結んではいけないと思
事につけた時には 1 人 1 人を大切にして接していきたいと思いました。
(女子)
いました。また、妊娠中、出産後はとても大変だと分かりました。母親は自分の時間が無くなっても育児に力
を入れることができるのは本当に尊敬することだと思います。自分が父親という立場になったら、どんなこと
でも正面から受け止めて、助け合える、いいお父さんになりたいです。
(男子)
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