Comments
Description
Transcript
しもはただい5月号
平成28年度 神戸市立下畑台小学校 しもはただい 教育目標「支え合い 学び合い きたえ合う子」 至 誠 5月号 http://www2.kobe-c.ed.jp/smh-es/ (しせい) ある本を読んでいて「至誠」という言葉に惹かれました。「まごころで人生をおくり なさい。誰でもまごころによってうごかされます。」そういう意味がこめられています。 下畑台の子供たちの言葉づかい、しぐさ、表情などに落ち着きとやすらぎを感じてい ます。なぜ、このように豊かな心を持っているのか考えてみました。それは、それぞれ の社会の中で、子供たちが生かされているからではないでしょうか。子供たちにとって 一番身近な社会は、家庭であり、学校では学級だと思います。学校全体、また、近所の 生活、地域社会と社会は広がっていきます。 その社会にとけ込み、空気を読み、自分としての考えや行動を判断し決定して実行す る。そのくり返しの中で人間としての成長が図られていると思います。これは、子供に かかわらず私たち大人にもいえることです。 多くの子供たちが、放課後は児童館へ行き、友達と遊び、学年の枠を超えて遊ぶひと つの社会があります。私は、着任して3年目を迎えます。その間、児童館の皆様には子 供たちの成長のために果たしていただいたお力添えを忘れてはなりません。 児童館の皆さんは「至誠・まごころをもって子供に接する」そのような姿勢で子供た ちの教育にあたってくださったと、心より感謝申し上げます。 家庭、学校、児童館という社会、地域社会、それぞれの場で、日々「至誠・まごころ をもって子供に接する」ことが、先に述べた下畑台の子供たちの落ち着きとやすらぎの 表情に表れていると思います。このような「至誠・まごころをもって人に接する」姿を 子供たちにも求めていきたいと思います。そうすることが、仲間を大切にし、自分を大 切にする子供に育てていくと思います。 下畑台小学校長 森田心一