Comments
Description
Transcript
アーチスト・イン・レジデンスin善光寺界隈実行委員会
(様式1) ながのまちづくり活動公開審査申込書 申込年月日 平成22年2月19日 受付番号 13 ①ホップコース(スタート枠) 活動部門・コース 1 企画・研究部門 2 実践活動部門 ② ホップコース ③ ステップコース ④ ジャンプコース (フリガナ)アーチスト・イン・レジデンスインゼンコウジカイワイジッコウイインカイ 団体の名称 アーチスト・イン・レジデンス in 善光寺界隈実行委員会 団体の所在地 (フリガナ) キムラ ヒトシ 木村 仁 氏名 代表者 TEL 026(296)7883 (フリガナ) 氏名 連絡先 (連絡責任者) 団体の設立年月日 平成 21 年1月 20 日 善光寺の門前町として発展してきた長野市であるが、近年他の多くの都市 に見られるように、ところどころにシャッターが降りた店舗が目立つように 設立目的 なってきた。本企画は、それらの空き店舗の有効活用を図り、現在日本の各 所にて起こっているアーチスト・イン・レジデンス(地域に根ざした居住型芸 術制作活動)の活動を長野市にも起動させ、同活動を通して善光寺界隈の町 の活性化、観光ならびに芸術文化育成の一助となることを目的としている。 平成 21 年 1 月実行委員会を設立し、21 年度における「ながのまちづくり 活動支援事業」にホップコース(スタート枠)にて活動を開始、桜枝町の空き 店舗を利用し、活動もおおむね当初の計画した通り実行することが出来た。 活動実績 また、 「ギャラリー表参道」にて、参加アーチストの個展を開催、同時に、期 間中行った市民対象のワークショップ記録作品も映像を使って同画廊内にて 発表し、長野市民新聞にて紹介された。 また、専用のホームページ (http://air-zenkouji.com/)を立ち上げ、活動 報告ならびに広報宣伝活動を行い、今後の活動につなげることが出来た。 構成員(会員)数 14名 活動のタイトル 活動の目的及び 達成目標 活動の具体的 内容 5月 6月 月 7月 次 8月 アーチスト・イン・レジデンス in 善光寺界隈 活動の目的 ・善光寺を中心とした周辺地域の活性化。 ・アーチストの生の活動に接することで美術の啓蒙活動を促し、長野市における 芸術文化の発展に寄与する。 達成目標 ・善光寺界隈の建物を生かした地域における芸術文化の活性化に寄与する。 ・招聘作家によるワークショップおよび信州大学学生によるワークショップを開 催することで、長野市における美術文化の素養を養う。 ・市民の交流が活発になり、世代間を超えたコミュニケーションを図る。 ・アーチスト・イン・レジデンス会場の確保 ・海外アーチスト滞在、作品制作 ・外から見た善光寺門前町の芸術文化について、滞在アーチストによる市民対象 のワークショップ開催、および信州大学教育学部芸術教育コース学生による補 助活動 ・信州大学教育学部芸術教育コースの学生を中心としたグループ、鋳金工房「鋳」 の活動によるワークショップ開催 ・アーチストの個展開催 (松葉屋家具店ギャラリー) ・ワークショップ作品展示 (松葉屋家具店ショウウインドウ) ・広報誌の発行 ブログによる広報活動 定例会開催 作家の公募開始 選考委員会設置 協賛企業公募 定例会開催 広報活動 作家候補者選定 アーチスト・イン・レジデンス会場確保 広報活動 インターネット契約 アーチスト招聘 ワークショップ(8 月 15 日・21 日) アーチスト個展開催(9 月 6 日~12 日 9 月 6 日オープニングパーティ実施) 10 月 信州大学教育学部芸術教育コースの学生によるワークショップ(10 月 24 日) 11 月 定例会開催 12 月 定例会開催 1月 定例会開催 2月 定例会開催 3月 定例会開催 4月 定例会開催 計 9月 画 (活動記録) (広報誌発行) アーチスト・イン・レジデンス会場計画 必要経費 (単位 科 目 金 額 謝金・賃金 109,000 旅費交通費 16,000 印刷製本費 55,000 通信運搬費 8,000 使用料 170,000 設備費 10,000 消耗品費 20,000 保険料 17,540 内 円) 訳 A 合 計 405,540 円 自己資金 名 目 金 額 会費 内 訳 7,000 寄附金・協賛金 50,000 参加者負担金 40,000 事業収益金 100,000 B 合 計 助 197,000 円 金 要 望 額 【企画研究部門】 Aの金額以下、ただし 10 万円以内 【実践活動部門】 A×0.6 の金額以下、ただし 60 万円以内 (スタート枠は 50 万円以内) A-B 要望額 208,000 円 (千円未満切り捨て) 善光寺界隈にはところどころに空き店舗が点在する。本企画は、それらの 場所をアーチストの居住空間およびアトリエとして有効に活用し、善光寺を中 心に受け継がれてきた文化の魅力を、アーチストの目を通して表現してもらう ことで、普段見慣れた門前町の歴史と文化を再認識し、町の活性化に寄与出来 ると考える。対象作家は、現代美術からクラフト作家まで間口を広げておく。 意欲ある作家を招聘し、当地にて制作活動を行ってもらい制作現場を市民に解 期待される地域 放することで美術の創造普及を図る。作家滞在期間中には、市民を対象とした や社会への具体 アートワークショップを行い、芸術文化育成を含む教育の機会を与えることが 的な効果・成果 出来る。同時に、市民同士の交流活動の一助となることが可能である。 期間終了時には、周辺のギャラリー等にてアーチストの作品及びワークショ ップによる市民の作品を公開し、さらに記録をホームページにて全世界へ公開 する。これらの活動を通して、長野市から海外へ向けた芸術文化を発信する事 が出来る。また、他の日本におけるアーチスト・イン・レジデンスの関連施設 と連携し、希望者があれば招聘して交流を図る。外国籍の作家であれば優先し、 将来海外との交流も視野に入れる。 長野市は松本市に比べ、芸術文化活動にやや遅れを生じている感が否めな い。当活動は、善光寺を主体とする門前町、長野市の歴史や文化を振り返り、 アートを通して未来に向けた新たな価値を創造して行くものである。 この活動を通してアート文化の拠点が市内に形成され、長野市在住の若者に 刺激を与えつつ相互に連絡を取りながら、横のつながりである文化ネットワー クが芽生えて行く事が期待出来ると共に、日本国内をはじめ世界に向けた長野 団体又は活動の アピール 市の文化を発信する事が可能となる。また、逆に世界からの文化情報をキャッ チする事も可能になるなど、双方向の受け皿となる事が期待される。その結果、 長野市をより世界に向かって開かれた街としてアピールすることが出来る。 世界がグローバル化した現在、また成熟した日本社会にあっては、美術文化 を地方から形成し、世界に向けて発信してゆく事が、21 世紀の我が国にとっ て重要な課題の一つとなるであろう。また、今日、政府が唱える、東アジア共 同体構想の民間部門における一助となることも視野に入れつつ、本企画はささ やかではあるが、これらの先駆けとなり、今後継続し発展してゆく事で、長野 市が豊かな社会として成長、発展して行く事を信じてやまない。 第3年度 次年度以降の活 アーチストのジャンルを広げ、幅広い層に開放し、周辺施設との連携を図る。 動内容の概要 可能であれば、アトリエとなる空き店舗の数を増やして行く。 (来年度以降も より自立したものとして活動できるべく、資金面についての計画を立てる。 本事業に応募を 希望する場合に 第3年度以降 後町小学校跡地利用計画との連携も視野に入れながら、点から面へと街全体へ 記入) の広がりを持った活動として発展させてゆく。 事業の 最終目的 本事業の最終目的は、現在、地球規模のネットワークを持ち、かつ広がりを見 せているアーチスト・イン・レジデンスを活用し、長野市の存在をアート文化の 面から世界に知らしめ、日本はもとより、東アジア、さらには全世界と交流を図 りながら、国際都市としての地位を確立することにある。