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初世紀文明の切り口からし 残酷の血、そして恐怖の指一 アルベルト
初世紀文明の切り口からし 残酷の血、そして恐怖の指一 マリオ・モッラ アルベルト・モラビアは叫ぶ 人類に未来はあるのかと・ .. 監督・撮影/アントニオ・クリマ!テ ナレーション台本/アルベルト・モラ サントラ盤/オデオン・レコード 地上最後の残酷〈カラー作品〉長篇ドキュメント 恐るべき映画が現われた。「 eクレート・ハン .0 スーパー・ヤコベツティ映画。の登炉 ティング」という題名の通リ、この衝撃的な があっても決して絶滅することがない。 ぐための儀式であり、国家の禁止令(死刑) 大地に穴をあげ\揃って地球とフアツクし、 ール l 族の男たちは、毎年シーズンの初めに 狩猟民族にとって、大地は神聖である。 -大地と交わる原住民と文明の暴力 もくリかえされる 動物対人問、そして人間対人間の聞に、いま 長篇ドキュメントのテーマは、動物対動物、 ある。生存を賭けた喰うか喰われるかの死闘 は、崇高ですらある。しかし\文明人にとっ それをはらませようとする。その壮大な光景 η狩リ々の生々しい実態で もあれば、残酷な楽しみのための虐殺も描か て、狩と遊戯にしかすぎない。ランプイ工の のコンドルの生け捕り:::。数多くの野獣が 鹿狩、イギリスのキツネ狩リ、アルゼンチン 二人の若いドキュメンタリー作家アン卜ニ れる。 リカ、アジア、ヨーロッパ\南北アメリカ、 る動物も多い。これらに対して保護と育成の 意味もなく殺され、種族の絶滅にひんしてい オ・クリマーティとマリオ・モッラは、アフ O 万メート オセアニアー南極、北極地帯にいたる全世界 とである。 考えが実を結ぴはじめたのは、ごく最近のこ を四年間にわたって長期口ケ、二 この超大作を完成させた。彼等の姿勢は、極 H をさ ヒューマンなアピールを一貫させているナレ と人間の間の共存と調和が不可能なのか、と その亜流と明確な一線を画している。何故、動物 ている時に背後に隠れていたもう一頭のライ ために車から下リ、ライオンにレンズを向け 観光客のピット・デ|二ツツは\写真を撮る のアンゴラにある自然動物保護区で起った。 事件は\一九七五年二月十八日、アフリカ ンに喰われる/ -空前のショック/自の前で人聞がライオ ル(延百二十時間分)のフィルムを廻わして、 力 H演出。や、興味本位のか事実再現 け、事実の持つ衝撃で勝負している。この点 ーション台本は\アルベルト・モラビア。い キ族が毒のついた吹矢で白人の入植者を殺す 間狩リだ。アマゾンのインディオ、グアルナ お 得 な 特 別 鑑 賞1 券 , 0 0 0円 ( 当 日 諸 問 問 発 売 中 . で H残酷ドキュメント。の元祖ヤコ。ヘツティ、ャ うまでもなく、「無関心な人々ヘ「軽蔑」など イオンに喰い殺されてしまった。妻と\九オ オンに不意を襲われ\またたく聞に数頭のラ ストの日ミリカメラに完全に-記録された。 間の惨事は\二人の現場にいあわせたツーリ の娘\二オの息子の目の前で起ったこの二分 の作品で知られるイタリアで最も高名な文学 H本物 H の迫力、そし 者"て、映画に対する深い関心を持つことても 著名。 鮮烈なメッセージと に Hヤコ。ヘッティ々を越えるものとして\こ て画面の持ったぐい稀な美しさは、文句なし 四秒に一挺製造されるライフルと一時間に -凄惨な野獣狩り・人間狩り 百六 O 万発作られる弾丸によって、アフリカ セーショナルなヒットを続けておリ、「ゴッ"卜 の作品は今\イタリアで異常ともいえるセン では毎年六千頭の象、百四 百六 O 万頭の野牛が殺されている。獲物をと O 万頭のシマウマ、 フア|ザ|・パート H 」の約二倍の興行収入 を記録している。〈上映時間一時間三六介〉 る生活を文明によって破懐されたエスキモー れようとする。アンデスの農民たちはピュー 人は\意味もなく海鳥を射ち落して憂穆を忘 -生存の死闘||そしてニアミ族の人肉 喰い みこむ六メートルのアマゾン大蛇。そして\ しかし、より残酷な行為は\人間による人 マを殺し\そのピューマに復讐される。 生きるために他の動物を倒して喰う。密林 の徒であり、自然の残酷なルールである。オ 狩リをして獲物を得るしか生さることの出来 ってインディオを虐殺している。その数毎年 というので、入植者達は無頼の私設軍隊を使 ランウータンを襲う豹。小猿を毎日数匹も呑 ブーメランでコウモリを落すオーストラリア ない未開の原住民もその提なかにいる。槍や とり\頭、の皮をはぎ、首を切る男たち。これ 七五 OO 人。捕えたインディオの性器を切り H狩リ。 の原住民。こうした原住民の狩に対する信仰 は必要なのであろうか。 人間の未来にとって、このような は、戦争ではない。残忍なひ狩リ。なのだ。 は\文明人の想像を越える。一九七五年一月 二十五日、中央アフリカのプルンジで二アミ 頭をオノで叩き割リ、その脳をすすり\肉を 族の兄弟が、自然死した父親と親戚の死体の ン博士の姿で終るこの作品のラストは\ある E ・ツィ l メ 願望と祈リがこめられている。 野性の狼と対話するドイツの にあっては珍らしいことではなく\彼等の習 喰うという事件があった。これは、ニアミ族 慣として死人から狩りの知識や技術を受けつ ( 4 6 1 長 渋 谷 東 玉 .1 . l 自 宅 丸 の 内 東I 宝 lzlEZ玉 三 . |3 7 6年 、 最 高 の 話 題 を ふ り ま い13 て日員( 土 ) ロ ー ド シ ョ ー