...

年次通信第51号

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

年次通信第51号
平成 27 年 9 月 4 日
兵庫県立香寺高等学校 17期生
~前進~
Age is just a number
副担任 松下 喜子
それぞれの想いをぶつけた高校生活最後の夏を過ごしたであろう、17期のみんなの姿を見て、受験に向けて顔つきが変わ
ってきたなと感じています。日ノ本短期大学で行われた夏季補習には多くの人が意欲的に参加していました。夏季休業に入る直
前の年次集会に、飛び入り参加してくださった校長先生から「この夏を人生で一番頑張った夏にしてください」とのお話がありまし
た。この夏、みなさんは何に全力を注ぎましたか。
そうは言いながら私の高校生活最後の夏は、みんなにお聞かせするような劇的なドラマもなく、地味に過ごした夏でした。でも、
よく覚えているのは悩み多き夏だったということです。どうやってこれからの人生を生きていこうか、何をもって自分の活路を見出
そうかとひたすら考えていました。たくさん本も読みました。周りの同級生たちは次々に進学先を決めてそれに向けて受験勉強
をしていました。その当時私は、大学に進学することに自分の将来の姿をうまく見いだせず、その結果何の進路先も決めずに卒
業してしまいました。(みんなは決してマネをしてはいけません)
そして卒業後、半年ほどアルバイトを掛け持ちし、朝から晩までがむしゃらに働いて、すぐに渡米しました。そこでたくさんの人
との出会いがありました。韓国、中国、フランス、スペイン、イタリア、世界各国から英語を学びに来ている人たちと知り合いました。
私のルームメイトは、モデルさんみたいなフランス人でいつも違うボーイフレンドが遊びに来ていました。たくさんフランス語を教
えてもらいました。(ほとんど忘れましたが)そしてここでは書ききれないほどのたくさんの出会いや経験をすることができました。
さて、私の旅はまだ終わりません。アメリカに滞在していた時に、日本について自分は何も知らないと痛感させられました。特
に仲良くしていた韓国の友人に、「独島(竹島)の問題についてあなたはどう思う?」って聞かれた時に、私の頭の中は「独島って
何やろ??」が渦巻いていました。その時から私は自分の国についてもっと知る必要があると思い、帰国してすぐに図書館にこ
もり、日本の歴史や文化について調べました。それでもまだ気が収まらず、今度は車で西日本の旅に出かけました。中古のワン
ボックスカーの後部座席を取っ払い、お手製のベッドを作り、後ろで寝泊まりできるようにしました。目的なんてない、自分のアン
テナが反応した場所へ行く旅です。この旅でもたくさんの方にお世話になり、多くの出会いがありました。宮崎県では、ゆずの加
工工場で一日中ゆずの皮むきをしたり、熊本県ではトマト農家のお宅にお世話になり、トマトの収穫をしたり、また天草では塩づ
くりのお手伝いをしたりしました。そして門司港から、フェリーで韓国にも渡りました。
ここまで読んで、アレ?と思ったあなたはするどい。そう私はこの段階では大学にはまだ行っていないのです。私はここまでた
くさんの方にお世話になって、たくさんの方の生き方や想い、考えに触れることでようやく大学で学びたい、そして教員になりた
いという気持ちが芽生えてきました。そこから通信制の大学に入り、ひたすら計画的に勉強しレポートを
書き、テストを受け、スクーリングに行き、なんとか4年で大学を卒業し、教員免許も取得することができま
した。人生で一番勉強した4年間でした。そして、紆余曲折を経て今こうしてみなさんと出会えています。
あなたの今、この瞬間の気持ちや考え方が未来のあなたを作っていきます。自分がどう生きたいのか、
どんな人生を歩んでいきたいのか思い描いてください。想像してください。あなたの人生は、あなたしか
作れません。そして、その未来の自分に向けて今あなたにしかできないことに全力で取り組んでください。
1組
女子
この夏は、ほぼ毎日部活があり、補習がある日は午前中に補習を受け、午後から部活へ行きました。
8月に入ってからは合宿や発表会があり、1日練習も始まり、いつも帰宅するのが17時頃でした。部活
から帰ってきて疲れきっている中、課題や自主学習を予定通りに進めるのは、難しく、やり始めるのに
時間がかかりました。部活の大会も今までの練習で培ってきたものを役立てることができたので、悔い
のない合唱をすることができました。この夏が 3 年間で一番学び、得たものが多かったと思います。こ
れらの経験をこれからに向けて役立てていきたいです。
2組 女子
今年は夏休みという感じのしない夏休みを過ごしたように思います。
7月中は筝曲の最後の演奏会に向けて、
部活動に全力で取り組みました。なかなかうまくいかないこともありましたが、精一杯稽古ができました。部
活動を通して成長できたことをこれからの生活に活かしていきたいです。勉強の方は、毎日補習に行き授業を
受けました。力がついたかは分かりませんが、ここでの頑張りがこれから伸びてくることを信じ、夏休み明け
からもしっかり勉強していこうと思います。
3組 女子
夏休みの初めに、ギターマンドリン部の全国大会があり、私たち3年生は引退しました。その大会では、
とても良い賞をいただきました。3年間の集大成としての大会で、この結果が取れたのは本当に嬉しかった
です。改めて、この部活に入って良かったなと思いました。高校生活最後の夏休み、また高校生活の中で
最高の経験になりました。
4組 男子
僕はこの夏休み、とてもしんどかったです。1,2年生の時は野球部として地獄のような日々でした。顧問の三
輪先生、内藤先生には、本当に厳しく、また熱い想いで指導していただきました。そして引退をしたこの夏は、受
験生として地獄のような日々が続いています。お盆休み以外ほぼ毎日、日ノ本短期大学で行われた補習に通い
ました。しかしこの補習があるからこそ、この夏目標を持って頑張れているのだと思います。北川先生の英語長文
の補習はしんどくて、最初はリタイアしようかと迷いましたが、野球部で得た「忍耐力」のおかげでここまで頑張っ
てこれました。まだ進路実現の通過点なので、これからも勉強に前向きに励みたいです。
5組 女子
私がこの夏休みに力を入れたことは、部活動です。私は吹奏楽部で、夏のコンクールに向けて
日々練習を頑張ってきました。コンクールの舞台には、人数制限があり、舞台に立てない後輩もい
ました。でもその子達や顧問の先生方や家族の応援もあって3年間で一番良い成績を残すことが
できました。今まで部活動で頑張ってきたことをバネに、受験にも生かしたいです。
6組 女子
私は、夏休みに3日間、姫路信用金庫へインターンシップへ行かせていただきました。これまで金融業にあまり関
わりがなく、自分の通帳を作ったことがあるくらいだったため、業務内容が全く想像できませんでした。参加する当日
まで不安や戸惑いがありましたが、実際に話を伺ったり、見学をしていたら、そんな気持ちもどこかへいっていました。
そして私の想像をはるかに超えるたくさんの仕事内容がありました。銀行とは違い、地域の方との触れ合いをとても大
事にされていること、また地域の活性化にも取り組まれていることなどを知ることができました。その中でも「お客様に
手数料を“取られている”と感じられているうちは、まだまだである」と仰った言葉がとても心に残っています。たくさん
のことを体験し学ぶことができた3日間でした。
夏休みも終わってしまいました
ね~。さあ、気持ち新たに、9月
からはりきって参りましょう。
体育大会も、もうすぐ!
楽しみだにゃ~♪
兵庫県立香寺高等学校
姫路市香寺町土師547
電話(079)232-0048
香寺高等学校ホームページ
http://www.hyogo-c.ed.jp/~kodera-hs
9月の行事予定
4日(金) 就職者模擬面接
6日(日) 全商英語検定
7日(月) 国語の日
キャンパスカウン
セリング
11日(金) センター試験説明会
16日(水) 体育大会年次練習
(5・6限)
21日(月) 敬老の日
22日(火) 国民の休日
23日(水) 秋分の日
27日(日) 情報処理検定
28日(月) 立会い演説会
投票(1限)
体育大会準備
28日(月) キャンパスカウン
セリング
29日(火) 体育大会予行
30日(水) 体育大会
Fly UP