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「中学生に対する防災学習実施概要」(PDF:79KB)
1 中学生に対する防災学習実施概要 (1)防災学習の目的 災害から、命を守るには、一人ひとりの市民が常日頃から防災意識をもち、防災 行動力を備えておくことが大切であります。いざ大地震が起きた時、頼りになる働 き盛りの大人たちは、昼間は勤めに出かけて街にはいません。そこで、いつも街に いて、校庭が災害時の避難場所に指定されている中学校の生徒が「命の尊さ」や、 「災害時自分や周りの人の命を守る」ために何が出来るかを学習し、自らが応急救 護など災害時の対処法などを身につけることを目的とする。 (2)実施主体 平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震を踏まえ、自助協働の精神の もとに地域の安全は自分たちの手で守るという意識や、いつでも助け合える精神を 養うため、またその技術を習得するために、中学校の総合学習の時間等を活用し教 職員、市職員、消防職団員及び地域のボランティア等が相互に協力、連携して実施 する。 (3)学習内容等 学習内容 項目 必要時間数等 自分が住んでいる街や通学路の危険箇所 防災学習要領説明 を事前にチェックさせておき、それを地図 ・ビデオ30分 に書き込みオリジナルの防災マップを作成 ・説明 20分 災害図上訓練 させることにより、自分の住んでいる街の 地図(DIG)の作成 (DIG) 実態を知る。 ・書き込み50分 ・検討 50分 心肺停止(CPA)における応急処置の仕方 応急処置訓練 (CPR/AED)を訓練用人形を使用して行いま ・CPR/AED す。 (実技及び説明50分) 震災時応急救護 三角巾を使用して傷の手当てや捻挫の固 三角巾での応急手当 訓練 定等、応急手当を行います。 ・実技30分 実施訓練 ケガ人の体位管理方法や応急担架の作 応急担架の作成/搬送 成・搬送方法を行います。 ・実技20分 作成した防災マップを基に、町会・自治 ・踏査 50分 会と協力して現場の踏査及び発表会 ・発表会50分 (4)地域社会・自治会の協力 作成した防災マップによる地域の危険箇所の踏査を地域町会・自治会の協力を 求め、連携して実施訓練を行う。