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公開研究会(第 29 回地域経済研究集会)
岐路 に 直面 する 中山間地域
-存続 か再生か 縮退 か -
中 山間 地域 は、食 料生 産、水源涵 養、景 観保 全など の面 で私 たち の生 活に重 要な 役割 を果 たし
て いま す。その一 方、たと えば 広島 県の 場合、中山 間地 域の 面積 は全 体の約 70% です が、人口 は
約 12% です 。し かも 人口 減少 率が 大き く、65 歳 以上 人口 比率は 40% 近 くに 達し てお り、維 持困
難 な集 落も 増え てい ます。中山 間地 域維持 のた めに 多様 な取 り組 みが 展開さ れて いま すが、ある
地 域は 存続 可能 だと しても 、そ れが 中山間 地域 全体 につ いて 適用 でき るとは 限り ませ ん。わ が国
全 体で さら なる 人口 減少と 高齢 化が 見込 まれ るなか 、将来 を冷 静に 見据 えた 中山 間地 域対 策を 検
討 して いく 必要 があ ります 。と ころ が、実 際に 暮ら して いる 人た ちの 生活 や 資産 のこ とに も踏 み
込 まざ るを えな い な ど、中 山間 地域 問題 はき わめて 微妙 な 性 格を 備え ていま す 。その ため迂 遠な
議 論も 少な くあ りま せん。
10 年 後 、20 年 後か ら 展望 する と 、中 山間地 域でい ま何 をす べき か ──。第 一線 で活 躍中 の 研
究 者・ 論者 を交 えて ホンネ で議 論し 、 中 山間 地域 の 課題 と 方 向を 考え てみた い と 思い ます 。
材料提供者・討論者
※ 50 音 順 。 各 氏 の 略 歴 は 裏 面 を ご 覧 く だ さ い 。
荒木紀貴 氏
中国新 聞記 者 「 中国 山地 のい まと 未 来を 考え るの は地 方紙の 役割 」
作野広和 氏
島根大 学教 授 「 多様 な集 落像 と 選択 肢 と して の “ むら おさめ ”」
林
金沢大 学准 教授 「中 長期 的 視 点から 集落 の“ 縮退 ”は 避けて 通れ ない 」
直樹 氏
藤波
匠氏
日本総 合研 究所 上席 主任 研究 員 「人 口減 少は 地域 を強 くする 」
藤山
浩氏
島根県 中山 間地 域研 究セ ンタ ー研究 統括 監 「 人口 1%の 定住 増で 地域 は
存 続で きる 」
●期日●
2016年 12 月 20 日(火)
開 場 13:00
開 会 13:30
材 料提 供 13:35~
討論・ 意見 交換 15:00~
閉会 17:00
●会場●
メルパルクひろしま
6階「平成」
●定員●
先着120人程度(無料)
●主催●
地域経済研究推進協議会、中国地域シンクタンク協議会
●主催●
地方シンクタンク協議会中国・四国ブロック
●主催●
広島大学地域経済システム研究センター
※ 申込 方法 は裏 面を ご覧く ださ い。
ゲストのご紹介
あ ら き の り た か / 1973 年 、広 島 県 生 ま れ 。関 西 大 学 社 会 学 部 卒 業 。1996 年 、中 国 新 聞 社 入 社 。1960 年 代
以 降 4 回 目 に な る シ リ ー ズ の キ ャ ッ プ と し て 、 2016 年 1~ 6 月 ま で 中 国 山 地 問 題 を 担 当 。
さ く の ひ ろ か ず / 1968 年 、島 根 県 生 ま れ 。広 島 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 博 士 課 程 後 期 単 位 取 得 退 学 。島 根 大
学 准 教 授 な ど を 経 て 2014 年 か ら 現 職 。 農 業 ・ 農 村 地 理 学 、 過 疎 地 域 論 、 GIS( 地 理 情 報 シ ス テ ム ) 研 究 。
総 務 省「 地 域 に お け る 生 活 支 援 サ ー ビ ス 提 供 の 調 査 研 究 事 業 」研 究 会 座 長( 2014 年 度 )、農 林 水 産 省 鳥 獣 害
対策アドバイザー、島根県中山間地域研究センター客員研究員など。
は や し な お き / 1972 年 、広 島 県 生 ま れ 。京 都 大 学 農 学 部 卒 業 、京 都 大 学 大 学 院 農 学 研 究 科 博 士 後 期 課 程 修
了 、博 士( 農 学 )。農 村 計 画 学 。東 京 大 学 大 学 院 農 学 生 命 科 学 研 究 科 特 任 准 教 授 な ど を 経 て 2016 年 10 月 か
ら 現 職 。広 島 大 学 大 学 院 社 会 科 学 研 究 科 客 員 准 教 授( 兼 任 )。主 著 と し て『 撤 退 の 農 村 計 画 』
( 共 編 著 )、
『秋
田 ・ 廃 村 の 記 録 』( 共 著 ) な ど 。
ふ じ な み た く み / 1965 年 、神 奈 川 県 生 ま れ 。東 京 農 工 大 学 大 学 院 農 学 研 究 科 修 士 課 程 修 了 。さ く ら 総 合 研
究 所 研 究 員 、日 本 総 合 研 究 所 研 究 員 な ど を 経 て 2008 年 か ら 現 職 。主 著 と し て『 地 方 都 市 再 生 論 』、
『人口減
が地方を強くする』など。
ふ じ や ま こ う / 1959 年 、島 根 県 生 ま れ 。一 橋 大 学 経 済 学 部 卒 業 、広 島 大 学 大 学 院 社 会 科 学 研 究 科 博 士 課 程
後 期 修 了 、博 士( マ ネ ジ メ ン ト )。島 根 県 中 山 間 地 域 研 究 セ ン タ ー 研 究 員 な ど を 経 て 2013 年 か ら 現 職 。2009
年 か ら 島 根 県 立 大 学 連 携 大 学 院 教 授( 兼 任 )。主 著 と し て『 地 域 再 生 の フ ロ ン テ ィ ア 』
( 共 著 )、
『 田 園 回 帰 1%
戦略』など。
第 29 回地域経済研究集会 「岐路に直面する中山間地域」
参加申込用紙
● 参加 ご希 望の 方は、12月 12日(月 )ま でに fax、電 子メ ール でお 申し 込みく ださ い。電 子メ ール の
場 合、 内容 が分 かれ ば書式 は問 いま せん (先 着 120人 程 度、 無料 )。
●「 広島 大学 地域経 済シス テム 研究 セン ター 」で検 索し てく ださ い。同セン ター のホ ーム ペー ジか
ら 、こ の用 紙を ダウ ンロー ドす るこ とも でき ます。
電話番号または電子メール ( 団 体 で ご 参 加 の 場 合 は ど な た か お 一 人 )
お 名前
団 体名 ・ 所 属・ 役職
交 流会
※ こ の 情 報 を 今 回 の 公 開 研 究 会 の 受 付 以 外 の 目 的 で 使 用 す る こ と は あ り ま せ ん 。 当 日 17:15 ご ろ か ら 5
階「 桃 」に お い て 、ゲ ス ト を 囲 ん で 簡 単 な 交 流 会 を 開 催 し ま す 。予 約 の 都 合 が あ り ま す の で 、参 加 を 希
望 さ れ る 方 は 、 空 欄 に 必 ず 「 〇 印 」 を つ け て く だ さ い 。 会 費 ( 3000 円 ) は 交 流 会 場 で 申 し 受 け ま す 。
Fax番号 (082)249-4991
電子メール
ecocres@hiroshima-u.ac.jp
(アドレスの「@」は半角にして入力してください。)
[お問い合わせ] 広 島 大 学 地 域 経 済 シ ス テ ム 研 究 セ ン タ ー
広 島 市 中 区 東 千 田 町 1 丁 目 1 - 89 電 話 ( 082) 542-6991
[ 参 考 ]地 域 経 済 研 究 集 会 は 、地 域 政 策 の 点 検・評 価 と 地 域 の 政 策 形 成 に 資 す る こ と を 目 的 と し て 、中 国
四 国 地 方 を 中 心 と し た 経 済 団 体 、主 要 企 業 、地 方 自 治 体 、シ ン ク タ ン ク 、広 島 大 学 地 域 経 済 シ ス テ ム 研 究
セ ン タ ー な ど が 連 携 し て 、 1989 年 度 以 降 年 1 回 公 開 で 開 催 し て い ま す 。
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