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自在ぼうきの使い方 のコピー
図説 じ ざい つか かた 「自在ぼうき」の使い方 青森県立弘前第一養護学校 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 も かた しせい 1 ほうきの持ち方と姿勢 ポイント え せんたん おやゆび 柄の先端を親指で お さぎょう 押さえます。作業 ちゅう ほか ひと まどとう 中に他の人や窓等 え あ に柄が当たってけ こわ がをさせたり壊し たりしないように するためです。 じ ざい あし せすじ の しせい みぎ ひだり は 自在ぼうきは足をそろえて背筋を伸ばした姿勢をとり、右から左へ掃く ひだりて うえ みぎて した い ち ひだり みぎ は ときには左手が上、右手が下(おへその位置)、左から右へ掃くときに みぎて うえ ひだりて した かたち も は はば は右手が上、左手が下の形で持ちます。掃き幅はだいたい90㎝で、ゴ まえ ほう は すす ミ・ホコリをふまないよう前の方へ掃き進めます。 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 は かた ば 2 フロアの掃き方 (おさえ掃き) ポイント は あと かなら 掃いた後は 必ず ゆか け 床にトントンと毛 さき かる 先を床に軽くたた けさき きつけて毛先につ お いたホコリを落と かい は します。1回掃く おこな ごとに 行い ま す。 じ ざい けさき ゆか かる お は さいご 自在ぼうきは、毛先を床からはなさないで軽く押さえるように掃き、最後 けさき ふ あ けさき ひだりあし そとがわ き ゆか に毛先を振り上げません。毛先が左足の外側まで来たらトントンと床に けさき けさき お ば 毛先をたたきつけて毛先のゴミを落とします。これを「おさえ掃き」とい います。 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 すみ は かた エル じ ば 3 フロアの隅の掃き方 (L字掃き) ポイント すみ ど かくど 隅に45度の角度 あ で当てます。 すみ は けさき かくど ど たも うし 隅を掃くときには、毛先の角度を45度に保ったまま、かかとの後ろか さき まえ お だ まよこ うご は あと らつま先より前に押し出します。そこから真横に動かします。掃いた後 ちょっかく エル じ は エル じ ば が直角( L 字)になるように掃きます。これを「 L 字掃き」といいま すみ は エル じ ば まえ は すす す。隅を掃くときには L 字掃きで前に掃き進めます。 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 しょり ぶんか 4 ゴミの処理 (文化ちりとり ) ポイント さきはんぶん ほうきの先半分を つか ぶんか 使って文化ちりと なか い りの中にゴミを入 ばこ れます。ゴミ箱を うし 後ろにずらしなが のこ と ら残らずゴミを取 ります。 あつ ぶんか ようい じ ざい みぎて え ま ゴミを集めたら文化ちりとりを用意します。自在ぼうきは右手で柄の真 なか も ひだりて ぶんか も こうほう ん中あたりを持ち、左手で文化ちりとりを持ちます。ちりとりの後方に た けさき はんぶん なか い と 立ち、ほうきの毛先の半分をちりとりの中に入れるようにしてゴミを取 さぎょうしゅうりょう ご け けさき と ります。作業 終了 後、毛かきで毛先のごみを取ります。 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 は じゅん 5 フロアの掃き 順 (図は練習用スペース たて2.4m ⑬ ⑭ ⑫ ⑪ よこ4m) ⑩ ⑨ ⑮ ゴミ ⑯ ⑧ ⑳ 21 ③ ⑦ ② ⑰ ① ⑱ ⑲ ④ ⑤ ⑥ 入り口 い ぐち しょうめん は みぎがわすみ ばんごうじゅん いっ ぽ は い まずは、入り口の正面を掃いて右側隅から番号順に一歩ずつ掃いて行 ちゅうおうがわ いっちょくせん あつ は すす きます。ゴミは中央側に一直線に集まるようにして掃き進めます。 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 じ ざい つか ちゅうい ほかん 6 自在ぼうきを使うときの注意と保管 悪い使い方 の ほうきに乗ったり けさき ふ 毛先を踏みつける 毛先を踏みつけた え お え お と柄が折れたり、 りすると柄が折れ けさき いた けさき つか いた たり、毛先が傷ん 毛先が痛んで使え つか なくなります。 で使えなくなった だいじ つか だ い じ りします。大事に 大事に使いましょ つか う。 使いましょう。 じ ざい つか けさき ゆか けさき うえ 自在ぼうきを使わないときには、毛先が床につかないように毛先を上に た ほかん ようぐ して立てかけたり、フックにつるしてかけたりして保管します。用具は だいじ つか 大事に使いましょう。 清掃種目「自在ぼうき」 青森県立弘前第一養護学校 7 自在ぼうきの使い方チェック 1.準備するもの □自在ぼうき □文化ちりとり 2.ほうきの持ち方 □両足を少し開いて、背筋を伸ばして持つ □右手が上、左手がへその前 □柄の先を親指でおさえる □ほうきの柄は順手でにぎる □毛先は自分の正面から垂直の向き 3.フロアの掃き方 (おさえ掃き) 4.部屋の隅の掃き方 (L字掃き) □毛先を床からはなさないで掃く □掃き終わりに毛先を振り上げない □一歩ずつ前に掃く □毛先を床にトントンとついてホコリを落とす □隅に毛先を45度の角度で当てる □自分のかかとの後ろから掃く □まっすぐつま先の前までほうきを出して、真横に掃く □一歩ずつていねいに掃く 5.フロアの掃き順 □入り口で自分の足が入る前に2∼3回掃いて、歩くスペースを作る □右の壁際からL字掃きで掃き進める □ゴミは一直線になるように □決められたコースを掃き、掃き残しがないようにていねいに掃く 6.ゴミの処理 □柄の中央あたりを持って上部をわきにはさむ □ちりとりは自分の前 □ちりとりの中にほうきの毛先の半分を使ってゴミを入れる □ちりとりを後ろにずらしながらゴミを入れる 7.片付け □毛かきで毛先のゴミをとる □ゴミを取り残さない □毛先が床に着かないように保管する