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平成27年度農林水産省行政情報システムの更改に係る 関東農政局

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平成27年度農林水産省行政情報システムの更改に係る 関東農政局
平成27年度農林水産省行政情報システムの更改に係る
関東農政局行政情報システム改修業務
仕様書
関東農政局
平成27年9月
1
目的
関東農政局行政情報システム(以下局LANシステム)は関東農政局の基
盤情報システムであり、農林水産省全体の基盤情報システムである農林水
産省行政情報システムと連携して稼働している。
本業務は、農林水産省行政情報システムが平成28年1月に更改されるこ
とに伴い、これに先だって関東農政局行政情報システムにおいて必要とな
る改修を行うものである。
2
履行場所
関東農政局
〒330-9722
埼玉県さいたま市中央区新都心2-1
さいたま新都心合同庁舎2号館
3
履行期間
契約日から平成28年1月29日(金)までとする。
4
作業内容
作業内容については、以下のとおりとする。なお、作業等に係わる費用
は全て調達金額に含まれるものとする。
また、現行局 LAN システム運用支援業務は日本電気株式会社が請け負
っており、当該業務遂行に当たっては作業実施前に日本電気株式会社と協
議を行い、作業内容・スケジュールの調整を行うこと。
( 1) 10月23日まで に 実施する事項
Notesアドレ ス 帳への 職員 番号の設定
現 行 の 関 東 農 政 局 行 政 情 報 シ ス テ ム で は 、 Notes ア ド レ ス 帳 に お
いて職員のユーザ情報及びメールアドレスを管理しており、農林水
産省本省等のアドレス帳を同期連携することでアドレス情報の共有
を 行って い る 。
しかしながら、農林水産省行政情報システムの更改後は、農林水
産省本省を含む省内一部組織のグループウェアソフトウェアが変更
されることから、当該組織に対して関東農政局職員のアドレス情報
を共有するために、農林水産省行政情報システムで導入するディレ
クトリ情報統合管理システムにおいて、省内全ユーザ情報及びメー
ル アド レス を 一元 管理するこ と となった。
関東農政局のユーザ情報を農林水産省行政情報システムで導入す
るディレクトリ情報統合管理システムにおいて一元管理するために
は、省内職員情報を一意に扱うためのキー情報(職員番号)を付与
す る 必 要 が あ る こ と か ら 、関 東農 政 局行 政情 報 シス テム の Notes ア
ドレス帳において、各職員のユーザ情報(ユーザ文書)に対して職
員 番号を 付 与 する こと。
なお、 職 員 番号 情報につい て は関東農 政局から提示 する。
また、関東農政局行政情報システムにおける今後の人事異動処理
において職員番号を付与する運用が追加されることから、人事異動
処 理 の た め の 情 報 入 力 用 シ ー ト ( 人 事 異 動 シ ー ト . xlsm) を 改 修 す る
こ と。
( 2) 10月30日まで に 実施する事項
( ア)L D AP アド レス 帳の設 定
現在、農林水産省においては、グループウェアソフトウェアとし
て IBM Domino/Notes を用 い てい るが、この 度、農 林水産 省行政 情
報システムの更改に伴い、農林水産省本省を含む省内一部組織につ
い てグ ルー プ ウ ェアソフトウェ アが 変更されるこ とと なった 。
上記に伴い、関東農政局職員から省内他組織の職員へのメール送
信 を 行 う 際 に 、 Notes ク ラ イ ア ン ト の メ ー ル 宛 先 選 択 画 面 に お い て
省内他組織のメールアドレスを検索するためのLDAPアドレス帳
( 農 林 水 産 省 行 政 情 報 シ ス テ ム の 更 改 に よ り 整 備 さ れ る も の 。) を
利 用でき る よう に する必要 があ る。
そ の 際 、 Notes ク ラ イ ア ン ト に 対 し て L D A P ア ド レ ス 帳 を 設 定
するためのスクリプトを農林水産省行政情報システム構築業者から
提供するので、関東農政局行政情報システムで問題なく設定が可能
か検証を行い、必要に応じて関東農政局行政情報システム保守業者
及び農林水産省行政情報システム構築業者と調整した上でスクリプ
ト の修正 を 行 い適用 する こと 。
( イ)Notesサ ーバの 切替え 事前設定
現在、関東農政局行政情報システムにおいては、現行の農林水産
省本省行政情報システムと連携して省内外のメール配送を行ってい
る。
農林水産省行政情報システムの更改に伴い、連携を行うメール配
送 サー バが 変更 とな ることか ら 、以下の設定変更 を行 うこと。
なお、作業に当たっては関東農政局行政情報システム運用支援業
務受注者及び農林水産省行政情報システム構築業者と連携・調整し
た 上で実施 する こと 。
① メー ル受 信 許可 設定
農林水産省行政情報システムの新たなメールサーバからのメール
を受信できるよう、必要な受信許可設定を行うこと。農林水産省行
政 情 報 シ ス テ ム の 新 た な メ ー ル サ ー バ の 情 報 は 当 局 か ら 提 示 す る。
② メー ル滞 留 時間 設定
農林水産省行政情報システムの切替え完了後は、本省を含む省内
一 部組 織の Notes サー バへ のメール送信 ができな くなる。
切替え完了後、関東農政局職員が誤って農林水産省本省を含む省
内 一 部 組 織 向 け に Notes メ ー ルを 送 信 し た場 合 に 当 該職 員に 不達 通
知が速やかに届くよう、メールが滞留する時間を1時間以内に短縮
す る設定 変 更 を行 うこ と。
( ウ)DNS フォ ワー ダ設定
関 東 農 政 局 行 政 情 報 シ ス テ ム の DNS サ ー バ に お い て 、 農 林 水 産
省 行 政 情 報 シ ス テ ム の DNS サ ー バ に 対 し て フ ォ ワ ー ド の 設 定 を 追
加し、農林水産省行政情報システムで利用する機能に対して、サー
バ や URL の 名 前 解決 が行えるよ う に設定するこ と。
関東農政局行政情報システム保守事業者と連携し、現行運用に影
響 を与えな いこと を 確認 した上 で設定を実施 するこ と 。
( 2 ) 統 合 ネ ッ ト ワ ー ク 回 線 の 切 替 え ( 11月 予 定 ) 完 了 後 、 12月 31日 ま
で に実施
( ア)メー ル 配送 先サー バの 変 更
関東農政局行政情報システムから省外及び省内インターネットア
ドレス向けのメール送信を行う際、農林水産省行政情報システムの
メールサーバへメール配送を行っているが、その配送先を農林水産
省 行政 情報 シス テム の新 たなメ ール サーバに変更する こ と。
サーバ情報(IPアドレス等)は当局から提示する。また、設定
変更後、省外及び省内組織へのメール送信が問題なく行えることを
確 認する こ と 。
( イ)メー ル 受信 許可設 定削除
統合ネットワーク回線切替え完了後は、現行の農林水産省行政情
報 シ ス テ ム の メ ー ル サ ー バ か ら の 受 信 許 可 設 定 は 不 要 と な る た め、
関東農政局行政情報システムにおいて当該サーバからの受信許可設
定 を削除 す る こと 。
( ウ)N T P 参照 先変更
関東農政局行政情報システムにおける時刻同期先を農林水産省行
政 情報シス テムの 新たな NTP サーバに設定変更 する こ と。
なお、 サ ー バ情報 (I Pアド レス等)は 当局から提 示 する。
また、設定変更後、時刻同期が問題なく行えることを確認するこ
と。
( エ)Notesメ ール 連携 及びアドレ ス 帳連携設 定停止
現在、関東農政局行政情報システムにおいては、省内他組織との
Notes ア ド レ ス 帳 の 同 期 連 携 に つ い て 農 林 水 産 省 行 政 情 報 シ ス テ ム
を経由して行っているが、農林水産省行政情報システムの更改に伴
い 当該アド レス 帳連 携運用 は停 止するこ ととなる。
これに伴い、関東農政局行政情報システムにおいて省内他組織と
の Notes 内部 メ ー ル の 配送 設 定を 削 除 す ると とも に 、省 内他 組織 の
ア ドレ ス帳 及 びア ドレス 帳連携 設定を削除 すること。
ま た 、 ア ド レ ス 帳連 携 停止 を Notes ク ライ アン ト に反 映す るた め
の スク リプ ト を作成 し適用 する こと。
( オ)掲示 板等 NotesDBの削除
関 東 農 政 局 行 政 情 報 シ ス テ ム に お い て 、 Notes 掲 示 板 は 農 林 水 産
省行政情報システムを経由して同期連携しているが、農林水産省行
政 情 報 シ ス テ ム の 更 改 に 伴 い 、 Notes に よ る 省 内 他 組 織 と の 掲 示 板
連 携運 用を 停止 する 。
また、省内他組織との掲示板複製に関わる設定を削除するととも
に 、当局 が 指定 する 不要 な Notes 掲示板 を削除す るこ と。
( カ)その 他
作 業 の 際 に 、 現 行 局 LANシ ス テ ム に お い て 設 定 内 容 の 確 認 や 設 定
変更が必要な場合には受注者の責任で対応することとし、稼働中の
シ ス テ ム に 影 響 が 及 ば な い よ う 、 局 LANシ ス テ ム 運 用 支 援 業 者 ( 日
本電気株式会社)と誠意をもって協議・調整を図りながら作業を行
う こと。
5
作 業時間
作業時間は、原則として平日8時30分から17時15分までと
す る。
な お 、 局 LANシ ス テ ム の 停 止 を 伴 う 作 業 、 時 間 外 に 行 う 作 業 及 び
休日に対応すべき作業を行う必要がある場合には、当局担当職員に
作 業計 画書 を 提出 し、事前 に承 諾を得るもの とする。
また、システム停止に係る作業は当局担当職員の指示に従い実施
す るも のと す る。
6
問い合わせ/障害対応
本 業 務 の 作 業 範 囲 内 で 発 生 し た 問 い 合 わ せ /障 害 に 関 し て は 、 十
分 な体制 を 確保 する こと 。
また責任 者 を定 め、障害対 応 等の体制を 明確にする こ と。
問 い 合 わ せ /障 害 対 応 に 関 し て は 、 障 害 の 種 類 、 原 因 調 査 、 復 旧
作業の切り分け、内容の報告、他の関連受注者との協議等を速やか
に 実行する こと 。
な お 、 問 い 合 わ せ /障 害 対 応 を 行 う に 当 た り 、 障 害 等 が 発 生 し た 際
に は 必 要 に 応 じ 、 局 LAN シ ス テ ム 運 用 支 援 業 者 に 相 談 及 び 情 報 提
供 を行う 。
な お、これ に 係る 費用につい て は受注者の 負担とする 。
7 情 報 セキ ュリテ ィ の確 保
(1)本業務の遂行に当たっては、担当部署から「農林水産省における
情 報 セ キ ュ リ テ ィ の 確 保 に 関 す る 規 則 」( 平 成 2 7 年 3 月 3 1 日 農
林 水 産 省 訓 令 第 4 号 ) 等 の 説 明 を 受 け る と と も に 、「 政 府 機 関 の 情
報セキュリティ対策のための統一基準」を参照し、定められている
事 項につ い て 遵守 する こと。
(2)本業務の遂行に当たっては、情報管理責任者を明確に定め、責任
者 の所属 、 氏名 等 を記載 した作 業体 制図を 提出するこ と 。
な お 、 情 報 管 理 責 任 者 と 個 人 情 報 取 扱 責 任 者 が 同 一 の 場 合 に は、
そ の旨を 記 載 する こと。
(3)本業務の遂行に当たっては、知り得た全ての事項については、契
約期間中はもとより、契約終了後においても外部に漏らしてはなら
な い。
秘密 保全 に 関する ことは 、担 当部 署の指示 に従うこ と 。
(4)本業務の遂行に当たっては、従事する全ての者と個別に退職後も
有 効な守秘 義務契 約 を締結 する こと。
( 5 ) 本 業 務 に お い て 知 り 得 た 情 報 の 漏 え い等 の 事 案 が発 生 し た 際 には、
担当部署に速やかに電話、口頭等による報告を行うとともに、書面
にて提出すること。なお、事案の発生後は事態の収拾及び拡大防止
の措置を迅速かつ適切に行うこと。また、受注者以外の者の作業も
含 め、対処 に 係る 費用は 全て受 注者が負担 すること。
( 6 ) 受 注 者 環 境 に 本業 務 に 必 要 な 情 報 以 外を 保 持 す るこ と の な い よう 、
不 要にな っ た 情報 は適宜 、担当 部署に返却 を行うこと 。
(7)使用するソフトウェアについては、セキュリティホールに対する
セ キュ リテ ィ 対策 を行うこと 。
8 個 人情報 の取扱 いに つ いて
(1)個人情報(生存する個人に関する情報であって、当該契約に含ま
れる氏名、生年月日、その他の記述等により特定の個人を識別する
ことができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それに
よ り 特 定 の 個 人 を 識 別 す る こ と が で き る こ と と な る も の を 含 む 。)
を い う 。 以 下 同 じ 。) の 取 扱 い に 係 る 事 項 に つ い て 担 当 部 署 と 協 議
の上決定し、書面にて提出すること。なお、以下の事項を記載する
こ と。
ア 個人 情 報保 護 取扱責 任者 の 所属・氏名等 を記載し た 管理体 制
イ 個人 情 報 の管理 状況 の検査 に関する事項 (検査時 期 、検査項目 、
検査 結果 にお いて 問題が あった場合 の対応等)
(2)本業務の作業を派遣労働者に行わせる場合は、労働者派遣契約書
に 秘密 保持 義務 など 個人 情報 の 適正な取扱 いに関する 事項を明記 し、
担当部書の承認を得た上で実施すること。また、作業実施前に教育
を 実施し 、 認識 を 徹底させる こ と。
(3)個人情報を複製する際には、事前に担当部署の許可を得ること。
なお、複製の実施は必要最小限とし、複製が不要となり次第、その
内 容が絶対 に 復元 でき ないよう に破棄・消去 するこ と 。
(4)受注者は、本業務を履行する上で個人情報の漏えい等安全確保の
上で問題となる事案を把握した場合には、直ちに被害の拡大防止等
の ため必要 な 措置 を講ずると と もに、担当部 署に事案 が発生した 旨、
被害状況、復旧等の措置及び本人への対応等について直ちに報告す
る こと。
(5)個人情報の取扱いにおいて、適正な取扱いが行われなかった場合
は 、本業 務 の 契約 解除の 措置を 受けるも のとする。
9
提 出 を求 める 書類 及び 納 品物
納 品 物 と しては 、 以 下 の 物 品 を 各 2 部 平 成 2 8 年 1 月 2 9 日
( 金)まで に 納品 する こと。
また、以下の資料以外においても、本業務を遂行する上で現在の
運用と差異が生じる部分については、別途マニュアル等の作成要求
に 応じる こ と 。
納品 物 件
ア 作業 ス ケ ジュ ール
イ 作業 報 告書
ウ 上記 を 収録 した 電子 媒体
10
著作 権等
本業務において、開発したソフトウェア、開発資料の原著作権及
び 二次 的著 作物 の 著作 権は、当 局に帰属するもの とす る 。
本仕様に定めるソフトウェアの製造に関し、第三者の所有する権
利の対象となるものを使用する場合、当該著作物の使用に必要な費
用の負担及び使用承認契約に係る一切の手続きは、全て受注者の責
任 にお いて 処理 する ものとす る 。
11
その他
詳細な事項及び本仕様書に定めのない事項については、担当職員
と 受注 者が 必要 に 応じ打合 せを 行うこと とする。
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