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Myanmar 視察 報告 - 株式会社アゴラ・ステーション
実施:2012年1月26日~28日 (株)アゴラ・ステーション 藤井 充 1 ◇視察スケジュール◇ ☆1/26(木)出発 成田10:45発→バンコク→ヤンゴン18:4 HOTEL CHATRIUM (Yangon市内)泊 ☆1/27(金)市内視察(企業及び日本語学校) ☆1/28(土)フリーその後帰国 ヤンゴン19:40発→バンコク(機中泊) ☆1/29(日)成田 07:30着 ●民主化の波は確実にミャンマーに押し寄せています。 ●ミャンマーは、只今、企業設立ラッシュ状態! はたして、オフショアの拠点として、 はたまた、パートナーとして、 ミャンマーという国が、ヤンゴンの街が、文化が、市民が、 適しているのか否か? 実際に、見て、聞いて、感じて、 判断するための視察に行ってまいりました。 2 ■ Myanmar豆知識 (外務省資料:2011年6月) ◎人口5,322万人 (ミャンマー政府 Statistical Year Book 2004) ◎首都:ネービードー ◎言語:ミャンマー語 ◎通貨:チャット (1チャット約11.8円/2012年2月2日現在) ◎主要産業:農業 ◎在留邦人:500人強 ◎在日ミャンマー人数:約8000人 ◎経済関係 ・対日貿易(2008年 ミャンマー政府) (イ)貿易額輸出 179.3百万ドル 輸入 191.0百万ドル (ロ)主要品目輸出 衣類、海産物、履物 輸入 自動車、機械類 ・日本からの直接投資212百万ドル(1988年以降現在まで の累計) ◎ミャンマーへ行くには? ミャンマーの主な空の玄関口は、ヤンゴン国際 港 (RGN) とマンダレー国際空港 (MDL) 日本 の直行便はない為、バンコク経由で入国する方 が一般的、今回のように同日到着が可能。 3 ◇ CHATRIUM Hotel Yangon ◇ ヤンゴンの中心部にある歴史的なロイヤル レイクのほとりに建つ5つ星クラスのシティ リゾート <ホテルの部屋> ホテルの部屋から眺めた景色、とても緑が多いの で、残していきたいですね。 4 ◇ 住宅事情 ◇ 市内の集合住宅 店舗なのか住宅なのか、パラボラアンテナらしきも のがみえる! 郊外に向かう途中にあった平屋の住宅 まだまだ郊外はこんな感じ(あっランボーが!) 5 ◇ 市街 ◇ 繁華街の道路は車で一杯(出勤ラッシュ)、道路は、信号、横断歩道が少ないため、 道を横断するのは命がけ! コンビニ? 路地裏のお坊さんの行列 6 ◇ 交通手段 ◇ 写真のような乗り合いバスや日本と同じようなラッ ピングバスも走っています。 タクシーはナンバープレートが赤で、一般車は黒と なっていて、色分けされています。 中古の日本車のシェアは高いが値段も高い、 20年前のマークⅡが250万円くらいするらしい (えーっ!) 7 ◇ 日本のIT企業の現地法人 (1 ) ◇ Myanmar DCRの 朝礼風景(すべて日本語で行われている) 入社一年目の社員の プレゼン風景です。 もちろん、全部日本語。 日本のTV局の取材が 入ってしたせいか、 ちょっと緊張気味! 8 ◇日本のIT企業の現地法人 (2) ◇ Myanmar DCR(システム会社)の執務室(開発現場)、一部、クライアントの要求 で、セキュリティーを強化したガラス越しの部屋もあった。 9 ◇郊外の様子 ◇ 郊外へ向かう途中。広々とした道路だが、ガタガタ。さらに進むと広大な田んぼと畑。 乾期で、牛、ヤギの放牧するだけ?田んぼは、ひび割れている。のどかな農園風景 10 ◇工場見学◇ 郊外にある工場団地の一角にある工場を見学に行きました。 現在は、中国に押されて、生産を止めているそうですが、近くに港ができるらしく、 タイミングを見計らって、敷地を売るようです。 まだ、工場内には、材料やプレス機、研磨機が残っていました。 11 ◇日本語学校 ◇ MOMIJI &WIN Japanese School どちらも、日本人が経営しています。 実際に授業を見学しました。日本人の若い講師で、教え方も非常に上手でした。 生徒も、講師も、楽しそうな授業風景画印象的でした。 12 ◇ レストラン ◇ < FEEL ミャンマー料理> 食事は、カレーやご飯、じゃがいもや豚、とり、エビ、野菜など日本人に合う食べ物が多い。 13 ◇GIC(Global Innovation Consulting Inc.) ◇ 今回のツアーで御世話になったGICの現地事務所とローカルスタッフ 日本とミャンマーとの架け橋業務を現在展開中 14 ◇ ICT Park: Myanmar Info Tech ◇ ICT Park: Myanmar Info Techには、40社以上のローカルなIT企業が存在する 左上の模型が、将来の形。敷地内では、只今、タワーやOfficeビルを建設中! 1フロア、月10万円で30年一括借り入れいか がですか?と言われた・・・・・ 15 ◇ MyanmarのローカルIT企業 ◇ ICT Parkにて操業している企業の1つの Cytron Co.Ltd 16 ◇ 芸能レストラン(KARAWEIK PALACE )◇ 民族舞踊や音楽を楽しめるカンドーヂ湖上に優雅に浮かぶ高級レストラン> 旅行のガイドブックにも必ず載っている。 ビルマの竪琴(サウン・ガウ) 17 ◇ ミャンマーの人々(一般的な服装) ◇ ミャンマーでの一般的な服装は、男女とも に「ロンジー」という腰巻です。上は、男性 なら普通のワイシャツやスタンドカラーシャ ツ、女性はブラウスかロンジーとそろいの ブラウス。履物は草履です。 ※ここは、寺院内なので、みな裸足。 18 ◇ ミャンマーの人々 ◇ 国民の約90%が仏教徒ということで 寺院は、土曜日でも人は多い。家族や カップルで、寺院に訪れ、お祈り、休憩、 食事、思い思いに時間を過ごす。 19 ◇ 観光1 ( Chauk Gi Pagota ) ◇ ヤンゴンで一番大きな寝釈迦です。寝釈 迦の足の裏には108個の仏教宇宙観図 絵が書かれています。 手前に立っている人がわかりますか? 20 ◇観光2 ( Shwedagon PAGODA )◇ ヤンゴン中心部に存在する寺院(パゴダ、パヤー) 黄金の建物(すべて金を貼り付 けてあります。)、天辺にはダイ ヤモンドが供えつけられ、下か ら、それを眺める双眼鏡も設置 されている。 お釈迦様のおかげで、育った大木 21 ◇ まとめ ◇ Myanmarで感じた第一印象は、町も人も、非常に親しみ易いということでした。 今回の視察の目的は、オフショアの拠点として適しているかの判断をすることでした。 今、多くの企業が、いろいろな目的で、海外の拠点を捜していると思います。 その中には、アジアの新興国をはじめとした 人件費の安い国々をターゲットにしていることが多いと思います。 しかしながら、人件費が安いということだけですと、 いずれ物価が上がり、人件費が上がってくれば、引越しをしなければなりません。 これからは、共存共栄、...お互いに足りない部分を補い、 お互いに信頼関係を保てることが重要ではないかと思われます。 もちろん、他にも重要な基準はあると思いますが、 少なくとも、お金だけの関係は長くは続きませんし、限界があります。 そんなことを思いながら、ミャンマーを考えたとき、 正に良きパートナーとなるのではないかと感じました。 実現に向けてのハードルは、たくさんありますが、とても楽しい気持ちで、帰国できました。 22