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プレスリリース(PDF形式/313KB)
PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
関西国際センター
2016 年 2 月 24 日
国際緊急援助隊 実践的な総合訓練を兵庫県にて実施
マスコミ関係者への公開(3 月 4 日)も実施
国際協力機構(JICA)は、海外の大規模災害へ派遣される国際緊急援助隊(JDR: Japan Disaster
Relief Team) 救助チームの実践的な総合訓練を、3月3日から3月6日まで兵庫県三木市において実
施します。
海外で大規模な自然災害等が発生した場合、被災国政府からの支援要請に基づいて、日本政府
はJDRチームの派遣を決定、JICAが同チーム派遣手続きを行います。JDRチームのうち、主に地震
等で崩れた建物などに取り残された人たちの捜索・救助を目的とするのが救助チームで、1987年9
月の「国際緊急援助隊の派遣に関する法律」
(JDR法)制定以降、2015年4月に発生したネパール地
震まで計19回派遣されています。
救助チームは外務省、警察庁、総務省消防庁、海上保安庁、医療関係者、構造評価専門家、JICA
から参集した隊員(標準 70 名)で構成されており、いつ、どこで起こるか分からない災害に備え
て、JICA の主催でこれらの隊員等を一堂に集めて年 1 回訓練するのが総合訓練です。総合訓練で
は、被災国からの要請に応えて迅速かつ効果的に捜索救助活動を行えるよう、実際の派遣を想定
した 48 時間連続シミュレーションにより、海外の捜索救助現場で必要とされる知識や技術を実
践的に確認するとともに、訓練参加者の相互理解やチームワークを醸成することを目的としてい
ます。
今回の総合訓練では、JDR の活動を皆様に広く知っていただくため、訓練の一部をマスコミ関
係者に公開します。公開時には、地震災害で倒壊した建物内に被災者が閉じ込められたという想
定で、救助犬や画像探索機を使った行方不明者の捜索や、削岩機などでコンクリートを掘削し、
生存者を救出する訓練をご覧いただけます*。
* 訓練の進行度合によってはご覧になれないプログラムもありますことをご承知おきください。
【公開】
日
時: 2016 年 3 月 4 日(金) 10 時 00 分~16 時 00 分
会
場: 兵庫県広域防災センター<消防学校南グラウンド>
(兵庫県三木市志染町御坂 1-19 )
駐 車 場: 東ゲート南側臨時駐車場(無料)をご利用できます。
※兵庫県広域防災センター(兵庫県消防学校)の駐車場には駐車できません。
※取材いただける場合は、事前に下記担当宛てご一報いただければ幸いです。
【本件に関する問い合わせ先】
JICA 国際緊急援助隊事務局 担当 榎戸 陽子
TEL 03-5226-6497
PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
関西国際センター
2016 年 2 月 24 日
1 会場見取り図
東ゲート南側臨時駐車場
受付
捜索救助活動訓練会場(南グラウンド)
主催者が指定する場所からの見学となります。
2 訓練プログラム(取材を含む一般公開の対象は第 2 日目となります)
日 程
内
容
第1日
3/3(木)
派遣シミュレーション(参集、結団式、本邦出発 等)
第2日
3/4(金)
派遣シミュレーション(捜索・救助活動継続)
第3日
3/5(土)
派遣シミュレーション(捜索・救助活動継続、終了)
第4日
3/6(日)
派遣シミュレーション反省会等
3 訓練時救助チーム構成
(68名)
 団
長
1名(外務省)
 副 団 長
4名(警察庁、総務省消防庁、海上保安庁、JICA各1名)
 中 隊 長
2名(警察庁、総務省消防庁各1名)
 救助隊員
42名(警察庁14名、総務省消防庁15名、海上保安庁13名)
 医 療 班
5名(JICA)
 通 信 班
2名(警察庁)
 救助犬ハンドラー 3名(警察庁+救助犬3頭)
 構造評価 専門家 2名(JICA)
 業務調整員
7名(JICA)
以上
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