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3 児童養護施設入所児童等の状況
3 児童養護施設入所児童等の状況 (入所・委託児童数) ○児童養護施設の入所児童数は減少する一方,里親等への委託児童数は年々増加。(図表 49) 図表 49 児童養護施設等への入所者数 (1)乳児院 (2) 児童養護施設 (%) 90 (人) 3,500 (人) 32,000 (%) 94 92 85 3,022 3,000 90 30,000 28,183 80 75 2,500 平成 11 (1999) 17 (2005) 22 (2010) 入所率(右軸) 70 26(年) (2014) 86 28,000 26,000 平成 11 (1999) 22 (2010) 80 26(年) (2014) 入所者数 (4)里親・ファミリーホーム 440 (人) 6,000 5,629 5,000 400 350 4,000 300 3,000 250 200 2,000 150 100 1,000 50 0 17 平成 15 (2003)(2005) 17 (2005) 入所率(右軸) (3) 自立援助ホーム 450 84 82 入所者数 (人) 500 88 22 (2010) 26 (年) (2014) 0 平成 11 (1999) 17 (2005) 22 25(年度) (2010) (2013) (出典)厚生労働省「社会福祉施設等調査報告」 , 「福祉行政報告例」等 (注)1.入所率とは,入所児童定員数に占める入所児童数の割合。平成 18 年以降は在所者数不詳を除いた定員数で計算している。 2.乳児院と児童養護施設の数値は平成 21 年までは「社会福祉施設等調査報告」から,平成 22 年以降は厚生労働省調べ。里親・ファミリーホームの数値は「福祉行政報告例」 (ただし,平成 22 年は厚生労働省調べ。 ) 。 23 第 3 節 非行・問題行動 1 犯罪少年,触法少年,ぐ犯少年 ○刑法犯少年と触法少年(刑法)の検挙人員・補導人員は減少傾向。(図表 50) ○初発型非行(万引き,自転車盗,オートバイ盗,占有離脱物横領の 4 罪種をいう。)の検挙人 員はこの 10 年で減少傾向。(図表 51) 図表 50 刑法犯少年等の検挙・補導人員 (2) 触法少年 (刑法) (1)刑法犯少年 (万人) 25 (人口比) 20 20 15 15 10 10 5 5 0 0 昭和50 55 60 平成2 7 12 17 22 26 (年) (1975) (1980) (1985) (1990) (1995) (2000) (2005) (2010) (2014) 検挙人員 5 4 3 5.0 2 1 0 0.0 昭和50 55 60 平成2 7 12 17 22 26 (年) (1975) (1980) (1985) (1990) (1995) (2000) (2005) (2010) (2014) 補導人員 人口比(右軸) (出典)警察庁「少年の補導及び保護の概況」 「少年非行情勢」 (注)人口比とは,当該年齢層の人口 1,000 人当たりの人員数(触法少年については 10 歳~13 歳の人口で算出) 。 図表 51 初発型非行の検挙人員 (万人) 12 10 8 6 4 2 0 平成14 (2002) 17 (2005) 22 (2010) (%) 80 70 60 62.1 50 40 30 20 10 0 26 (年) (2014) 検挙人員 刑法犯少年総数に占める割合(右軸) (出典)警察庁「少年非行情勢」 24 (人口比) 10.0 (万人) 6 人口比(右軸) 2 問題行動 (薬物乱用) ○覚醒剤事犯,大麻事犯で検挙した 30 歳未満の者は,趨勢的にいずれも減少傾向。危険ドラッ グ乱用者は 20 代の検挙人員が各年齢層で最も多い。(図表 52,図表 53) 図表 52 薬物乱用で検挙された 30 歳未満の 者 (人) 3,000 2,500 2,000 1,474 1,500 1,000 738 危険ドラッグ乱用者の 検挙状況(平成 26 年) 人数 構成率 50 歳以上 44 7.0% 40~49 歳 121 19.2% 30~39 歳 204 32.3% 20~29 歳 236 37.4% 20 歳未満 26 4.1% 全体 631 - (出典)警察庁「薬物・銃器情勢」 (備考)危険ドラッグ乱用者とは、危険ドラッグ事犯検挙人員のうち、危険ドラッグを 販売するなどにより検挙された供給者側の検挙を除いたものをいう。 500 0 図表 53 平成 21 22 23 24 25 26 (年) (2009)(2010)(2011)(2012)(2013)(2014) 覚醒剤 大麻 (出典)警察庁「薬物・銃器情勢」 (不良行為) ○警察が補導した不良行為少年は,深夜はいかいと喫煙が大部分。近年は深夜はいかいの割合が 上昇。 (図表 54) (家庭内暴力) ○警察が認知した家庭内暴力は,この数年で急増。中学生の割合が多い。(図表 55) 図表 54 不良行為による補導人員 (万人) (人口比) 160 140 120 100 80 60 40 20 0 200 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 昭和 50 55 60 平成 2 7 12 17 22 26 (1975)(1980)(1985)(1990)(1995) (2000) (2005) (2010)(2014) 補導人員 人口比(右軸) 図表 55 (件) 1,900 1,800 1,700 1,600 1,500 1,400 1,300 1,200 1,100 1,000 平成 14 (2002) 家庭内暴力の認知件数 1,806 17 (2005) 22 (2010) (年) 25 (2013) (出典)警察庁「少年の補導及び保護の概況」 (出典)警察庁「少年の補導及び保護の概況」 「少年非行情勢」 (注)人口比は,14~19 歳の人口 1,000 人当たりの人員数で算出。 25