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カメルーン共和国 - 日本スポーツ振興センター
W杯サッカーにちなんだ学校給食献立 カメルーン共和国 ゴンボ に 肉団子に野菜の煮こみをかけて食べる、カメルーンの代表的 な料理。オクラのことをカメルーではゴンボといい、オクラ をベースとした野菜ソースをかけるのでこうよびます。 バナナをくるんだドーナツ カメルーンでは「アロッコ」のようにバナナをてんぷらにす るなど、料理用バナナ(プランテン)を使った料理が多いで す。 協力:大分県中津江村立中津江小学校 真ん中が いものサラダ、右上から時計回りに カメルーンのピラフ、 ほうれん草と小えびのソテー、ゴンボ、バナナをくるんだドーナツ 自給自足の文化が根づく国 食文化の 特色は? さ ばく カメルーンは、自給自足の生活を送る、食料にめぐまれた国。砂漠か とく ちょう らサバンナ、そして熱帯雨林までアフリカの特徴的な生態系がすべて集まり、民族や 文化もさまざまです。 しょく たく さい ばい 食卓の常連は焼き畑で栽培されるキャッサバ、ヤムイモなどのイモ類やバナナ、魚 のき さき にわとり くろ ぶた 類。民家の軒先では放し飼いの鶏や黒豚が草をはみ、村を囲む森でもマンゴーやパイ ナップルなどが豊富にとれます。 たい しゃ こう しん りょう サッカー選手団は、代謝を活発にする香辛料を国 からもってきました。スパイスやミント、さらに ひつ じゅ ひん 「オームの木」は必需品。カメルーンに生えるオーム みき という木の幹を燃やして、細かくけずったものをソ ースに混ぜます。真っ黒なほろ苦いソースが選手た ちの原動力になっていたのですね。 カメルーンはどんな国? 面積 人口 首都 気候 約47.5万km2(日本の約1.3倍) 約1,618万人(2002年) ヤウンデ 沿岸地域と南部は高温多雨、中部はサバンナ 気候、北部は高温乾燥のステップ気候。地域 によって雨季と乾季の時期が異なる。 、セム族、その他 民族 ハム族(バンツー系) 言語 フランス語、英語(共に公用語) 、他各部族語 宗教 カトリック35%、プロテスタント25%、イ スラム教20%、その他伝統的宗教 えん がん ち いき かん そう かん き けい チャド ナイジェリア 中央アフリカ ヤウンデ ガボン コンゴ 独立行政法人スポーツ振興センター