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ザンビア共和国 - テクニカルデザイン
ザンビア共和国 Republic of Zambia 2007年10月現在 一般事情 1.面積 2.人口 3.首都 4.民族 5.言語 6.宗教 7.国祭日 8.通貨 752.61千平方キロメートル(日本の約2倍) 1,190万人(2006年:世銀)、人口増加率1.6%(2006年:世銀) ルサカ(人口約140万人) 海抜1,227m 73部族(トンガ系、ニャンジァ系、ベンバ系、ルンダ系) 英語(公用語)、ベンバ語、ニャンジァ語、トンガ語 8割近くはキリスト教、その他 イスラム教、ヒンドゥー教、伝統宗教 10月24日(独立記念日) ザンビア・クワチャ(ZMK) 為替レート 1ドル=約3,900ZMK(2007年8月現在) 補助通貨単位 100エングウェー =NGWEE 9.査証(ビザ) 10.在留邦人数 232人(2005年10月1日現在) 11.在日当該国人数 74人(2005年12月) 12.電源 ーV ー Hz 13.国際電話 国番号 260 国際通話コード 0 14.シガレット 小売価格 ー US$ (20本当り) 税率 ー% 製造数量 1,600 (百万本/年) シガレットメーカー 15.略史 年月 1964年 1973年 1990年 1991年 1996年 2002年 2006年 コンセント・タイプ 略史 独立(旧宗主国英国)、カウンダ大統領就任 第二共和制(一党制施行) 第三共和制(複数政党制移行) チルバ大統領就任(第2代大統領) チルバ大統領再選 ムワナワサ大統領就任(第3代大統領) ムワナワサ大統領再任 16.在外大使館・領事館 在ザンビア日本国大使館 Embassy of Japan in Zambia No.5218, Haile Selassie Avenue, P.O.Box34190, Lusaka, Zambia Tel:+260-211-251555/252036/252039 Fax:+260-211-254425/253488 17.駐日大使館・領事館 ザンビア共和国大使館 Embassy of the Republic of Zambia in Japan 〒142-0063 品川区荏原1丁目10-2 電話:03-3491-0121、03-3491-0122 政治体制・内政 1.政体 2.元首 3.議会 共和制 レヴィー・パトリック・ムワナワサ大統領(Levy Patrick Mwanawasa) 2006年10月3日再任(2期目)、任期5年 国民議会(一院制、議員任期5年)、158議席(うち8議席は大統領指名特別議席) (2006年12月時点の各政党の議席数) (イ)MMD(複数政党制民主主義運動、政権与党):75 (ロ)PF(愛国戦線):45 (ハ)UDA(統一民主連盟):26 (ニ)NDF(国家民主フォーカス):1 (ホ)その他・無所属:3 (ヘ)大統領任命議席:8 4.政府 (1)副大統領名 ルピヤ・バンダ(Lupiya Banda) (2)外相名 カビンガ・パンデ(Kabinga Pande) 2006年10月9日就任 2007年8月22日就任 5.内政 (1)1972年以来、一党制を敷いてきたカウンダ政権(当時)は、1980年代後半からの民主化・複数政党制要 求運動の高まりを受け、1990年に複数政党制への移行を承認。 翌1991年の総選挙では新興政党であるMMDのチルバ大統領が大勝し、政権交代もスムーズに行われたた め、アフリカにおける民主化のモデルと高い評価を得た。 編集 テクニカルデザイン 国別一般情報 ザンビア 1/4 (2)2001年12月の大統領選挙では、チルバ大統領から指名された与党MMDのムワナワサ候補が勝利し、 第3代大統領に就任。 ムワナワサ大統領は、就任に際し、自らの政権を「ニューディール政権」と称し、チルバ政権時代に横行した 汚職の追放と専門家登用による実務重視の政治の実践を最大課題とする旨宣言。 また、チルバ前政権時代の汚職に厳しく対処し、チルバ前大統領やその側近を汚職容疑で逮捕するなど、 与党内部の前政権勢力の一掃と野党有力者の取り込みにより野党を弱体化させ、政権基盤の強化を図っ てきた。 (3)ムワナワサ大統領は 2006年9月の大統領選挙においても、再選を果たし、引き続き同国の最大の課題 と言える貧困削減及び経済構造改革に取り組むことに意欲を見せている。 外交・国防 1.外交 (1)伝統的に近隣諸国との善隣関係の維持と平和外交に努めており、特に、紛争の多発する周辺地域の中 で中立政策を維持しつつ地域和平の構築に尽力してきた。 1994年にアンゴラ和平合意を仲介し、1999年にはコンゴ民主共和国の紛争に関する停戦協定のとりまとめ を行うとともに、その過程でアンゴラやコンゴ民主共和国からの難民を多数庇護しており、かかる取組は国 際社会から高く評価された。 (2)アフリカ連合(AU)、英連邦の一員として、アフリカの平和・協力の推進、国際社会との協調を外交の中 心に据えている。 南部アフリカ開発共同体(SADC)や東・南部アフリカ共同市場(COMESA)における地域協力・開発において は特に積極的な関与・役割を果している。本年8月よりSADC議長国となる。 2.軍事力 (1)予算 48.1百万米ドル(2005年) (2)兵役 志願制 (3)兵力 総兵力 18,100人(陸軍16,500人、空軍1,600人)(2005年) 経済(単位 米ドル) 1.主要産業 (農)とうもろこし、たばこ、落花生、綿花、茶、コーヒー、畜産等 (鉱)銅、コバルト、亜鉛、鉛、石炭 (工)食品加工、繊維、建築資料、肥料 (観光) 75億米ドル(2006年:世銀) 630米ドル(2006年:世銀) 6.0%(2006年:世銀) 14.3%(2006年) 2.GNI(実質) 3.一人当たりGNI 4.経済成長率 5.物価上昇率 6.総貿易額(2005年) (1)輸出 2,130百万ドル (2)輸入 2,068百万ドル 7.主要貿易品目 (1)輸出 銅、コバルト等 (2)輸入 機械類、石油等 8.主要貿易相手国(2005年) (1)輸出 南アフリカ(24.2%)、スイス(13.7%)、中国(12.4%) (2)輸入 南アフリカ(53.1%)、UAE(8.6%)、ジンバブエ(6.9%) 9.通貨 ザンビア・クワチャ(ZMK) 10.為替レート 1ドル=約3,900ZMK(2007年8月現在) 11.経済概況 (1)ザンビアは植民地時代から銅の生産に依存するモノカルチャー経済(銅が輸出額の約6割を占める)で あり、銅の生産量と国際価格の変動がザンビアの経済に大きな影響を与えてきた。ムワナワサ政権は、こ の経済構造から脱却するため、農業(広大で肥沃な未開拓地)、観光(恵まれた観光資源)の開発を中心と した産業構造改革を最優先の政策の一つとして掲げている。 (2)ザンビアの経済・社会開発上、最大の問題として挙げられるのが、貧困とHIV/AIDSの蔓延である。ザン ビアでは人口の6割以上が1日1ドル以下で生活する貧困層であり、都市部では長年に亘る経済不振により 失業者があふれ、犯罪も増加傾向にある。 また、成人のエイズ感染率が高く(約17%)、現在、国民の平均寿命は38歳にまで低下している。 特に農村部における働き盛りの年齢層の減少、エイズ孤児の増加(約60万人)は深刻である。 (3)最近のザンビア経済は、銅の国際価格が上昇したことにより好調期を迎えている。 また、2005年4月の重債務貧困国(HIPC)の完了時点到達によりわが国を始めとしたドナー各国・機関が債 務救済を行い、対外債務は著しく減少した。 しかしながら、政府の財政事情は依然厳しく、また、最近の原油の国際価格の上昇はザンビア経済にとって も大きな懸念材料となっており、最大の課題の1つである貧困削減を進めていく上では、今後も継続的な国 際社会の支援が不可欠である。 経済協力 1.我が国の援助実績(2005年度までの累計)(単位 億円) (1)有償資金協力 494.97(2005年は実績なし) (2)無償資金協力 939.74(2005年 23.45) (3)技術協力実績 410.81(2005年 15.94) 2.主要援助国(2004年、単位:百万米ドル) (1)英(282.6) (2)仏(103.8) (3)米(81.8) (4)オランダ(53.6) (5)デンマーク(45.1) 編集 テクニカルデザイン 国別一般情報 ザンビア 2/4 二国間関係 1.政治関係 1964年10月24日 ザンビアを独立と同時に承認 1970年1月 駐ザンビア日本大使館を開設 1975年8月 駐日ザンビア大使館開館 2.経済関係 我が国の対ザンビア貿易 (イ)貿易額(2006年:貿易統計) 輸出 27.7億円 輸入 58.10億円 (ロ)主要品目 輸出 鉄道以外の車両及びその部品、通信機器等 輸入 銅及び銅製品、コバルト等非鉄金属及び非鉄金属製品、 たばこ及びたばこ製品 3.文化関係 (1)文化無償協力 2003年度 「リビングストン博物館に対する視聴覚教材供与」(2,020万円) 2004年度 「ザンビア国営テレビ局に対する番組ソフト供与」(1,840万円) (2)首都ルサカでは毎年日本大使杯柔道大会が開催されている。 4.在留邦人数 232人(2005年10月1日現在) 5.在日当該国人数 74人(2005年12月) 6.要人往来 (1)往(1983年以降) 年月 要人名 皇太子・同妃両殿下 1983年3月 安倍外務大臣 1984年11月 細田衆議院議員(日本・ザンビア議連会長) 1988年6月 鈴木外務政務次官 1991年7月 高円宮・同妃両殿下 1999年12月 杉浦外務副大臣 2001年7月 渡部衆議院副議長 2001年8月 矢野哲朗参議院議員 2001年9月 日本・アフリカ連合友好議連南部アフリカ訪問団 2004年7月 (団長:松下忠洋衆議院議員) 河井外務大臣政務官 2004年12月 小此木経済産業副大臣(WTO途上国会議出席) 2005年6月 財務金融事情等調査団(団長:小野晋也衆議院議員) 2005年11月 (2)来(1980年以降) 年月 1980年9月 1985年11月 1987年9月 1988年1月 1988年3月 1989年2月 1990年5月 1990年6月 1990年11月 1992年10月 1992年12月 1993年4月 1993年10月 1995年9月 1998年10月 2000年5月 2000年6月 2000年12月 2003年9月 2004年11月 2005年1月 2005年7月 編集 テクニカルデザイン 要人名 カウンダ大統領夫妻(国賓) ズル党書記長 ムソコトワネ首相 シャピ国防治安長官 ムワナンシク外相 カウンダ大統領(大喪の礼参列) チョンゴ商工相 ムカンド農業相(花博) カウンダ大統領(即位の礼) ペンザ商工相(投資ミッション) カソンデ蔵相 ムワンガ外相 ペンザ蔵相(アフリカ開発会議) テンボ外相(故福田元総理葬儀参列) ナワクイ蔵相(第2回アフリカ開発会議) カルンバ蔵相(WHO「都市と健康」神戸会議) ワルビタ外相(故小渕前総理葬儀参列) チルバ大統領 (非公式訪問、感染症対策沖縄国際会議にて基調演説) ムワナワサ大統領(TICAD III出席) マセボ地方自治・住宅大臣 (TICADアジア・アフリカ貿易投資会議出席) ムワナワサ大統領夫妻(公式実務訪問賓客)、 随行閣僚3名(ムワンザ内務相、マガンデ財務・国家計画相、ン シンゴ建設・調達相) マセボ地方自治・住宅大臣(2005年万博賓客) 国別一般情報 ザンビア 3/4 7.二国間条約・取極 1965年8月 貿易協定発効 1970年4月 青年海外協力隊取極 1971年1月 租税条約発効 8.外交使節 (1)ザンビア共和国駐箚日本国大使 三田村秀人特命全権大使(2007年9月着任) (2)本邦駐箚ザンビア共和国大使 ゴッドフリー・S・シマシク特命全権大使(2002年9月着任) 編集 テクニカルデザイン 国別一般情報 ザンビア 4/4